# SORACOM公式ブログ 日本発IoTプラットフォーム「ソラコム」の最新情報をお伝えします --- # SIMの音を聞いてみよう!?M5Stackで始める電波測定&SIMカード対応モジュラーシンセ【SORACOM Discovery 2026 ― IoT プロトタイピングコーナー】 *Published:* 2026-08-05 *Author:* shibaken こんにちは、ソラコムの柴田(shibaken)です。普段はソリューションアーキテクトとしてSORACOMをお使いいただくお客様への技術的な支援を行い、休日はギターやシンセを演奏したり、キャンプをしたりしております。 さて、先月7/7にはソラコムの年次イベント、[SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/)が開催されました。皆様お越しいただけましたでしょうか? 毎年恒例のIoTプロトタイピングコーナーに私も参加いたしまして、「SIMカードが挿せるモジュラーシンセ」を展示しました。SORACOM Air の SIM を挿した M5Stack がその場の電波強度をアナログ電圧(CV)に変換してシンセサイザーをコントロール、さらに来場者が iPad からセルラー通信経由でシンセを鳴らすことができる、というセルラー通信の電波強度調査とリモート操作を音楽で体験できる前衛的なプロトタイプ作品です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-15.png)この記事では、その仕組みと作ってみてわかったことを紹介します。 作成したプロトタイプの紹介と見どころ ------------------ ### 見どころ①: その場の電波強度を反映した、Generative な音楽演奏 デバイス(M5Stack CoreS3)は LTE-M モデムから電波強度(RSRP)を 200ms 周期で取得し、サンプル&ホールドした値を 0〜10V の CV として出力します(実装では RSRP -125〜-65dBm を 0〜10V にマッピング)。この CV をシンセのオシレーターやフィルターに入れると、会場の電波状況、例えば基地局との距離、周囲の人の密度、アンテナを手で覆ったかどうか、などがそのまま音の変化になります。 つまり「その場・その瞬間の電波」がシンセサイザーのパラメータに干渉し、動的に、かつGenerative に演奏が推移していきます。同じ音は二度と鳴りません。M5Stack の画面には CV 波形をオシロスコープ風に表示し、「電波が音になっている」ことが目で見てわかるようにしました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-16.png)### 見どころ②: Remote Command API を使った、セルラー通信経由のリモート操作 もうひとつの見どころが、来場者参加型のリモートトリガーです。iPad に表示した Web アプリのボタンを押すと、SORACOM の [Remote Command](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/remote-command/) の API([Sim:sendDownlinkUdp](https://users.soracom.io/ja-jp/tools/api/reference/#/Sim/sendDownlinkUdp)) 経由でデバイスに UDP パケットが届き、デバイスが 10ms の 0V→10V トリガーパルスを出力してシンセが発音します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/08/image-1024x771.png)(展示会場で写真を撮り忘れました。。。)「インターネット → SORACOM プラットフォーム → セルラー網 → SIM → CV → 音」という経路を、ボタンひとつで体感できます。iPadのボタンを押してからセルラー通信を介してシンセが鳴るまでのレイテンシやその揺らぎ(Jitter)も含めて、普段意識しないセルラー通信の特性を耳で感じられるようになっています。 #### 補足: SORACOMのSIM通信を利用したリモート接続構成 SORACOMはSIMカードを挿したデバイスに対してさまざまなリモート接続手段を有しています。今回のRemote Command APIを用いたダウンリンク通信はそのうちの一つで、それ以外のリモート接続構成についてはソラコムのアーキテクチャーセンターにまとまった記事がいくつかあるので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。 [遠隔操作とリモートアクセス | アーキテクチャーセンター | ソラコムユーザーサイト – SORACOM Users](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/remote-operations/) ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-14.png)### **全体構成図** ``` [来場者] ─ iPad (Web アプリ / QR コード) │ HTTPS ▼ AWS Lambda (Function URL) │ Remote Command API (Sim:sendDownlinkUdp) ▼ SORACOM プラットフォーム │ LTE-M ダウンリンク (UDP) ▼ M5Stack CoreS3 + SIM7080G CAT-M Unit (SORACOM Air SIM) │ I2C ▼ DAC 2 Unit (GP8413) ├─ CH0: 電波強度 S&H CV (0-10V) └─ CH1: トリガー CV (0V↔10V) │ 3.5mm パッチケーブル ▼ モジュラーシンセ ─ ヘッドホン/スピーカー ``` 構成要素は次の 4 つです。 - **モジュラーシンセ(とヘッドホン)**: CV を受けて実際に音を出す本体 - **M5Stack とオプション機材**: SIM を挿し、電波と UDP を CV に変換する自作モジュール - **Web アプリ**: 来場者がトリガーを送るためのボタン UI - **iPad**: Web アプリへのアクセス用端末(QR コードでスマホからもアクセス可能) ### 利用したハードウェア - [M5Stack CoreS3](https://docs.m5stack.com/ja/core/CoreS3) — ベースユニット。ESP32-S3 搭載で、タッチディスプレイに接続状態や CV 波形を表示できます。 - [M5Stack用2チャンネルDACユニット(GP8413) — スイッチサイエンス](https://www.switch-science.com/products/9506) — Grove(I2C)接続で 5V 給電から 15bit 精度の 0〜10V を 2ch 出力できる優れもの。ESP32-S3 は DAC 非搭載なので外部 DAC が必須ですが、これ 1 個で片方をトリガー CV、もう片方をピッチや電波強度の CV に使えます。1V/oct のピッチ CV に必要な精度(1 セント ≒ 0.83mV)も十分満たします。 - [M5Stack用CAT-Mユニット(SIM7080G) — スイッチサイエンス](https://www.switch-science.com/products/11052) — LTE-M モデム + SIM スロット。SORACOM Air(plan-D)を挿して利用しました。Grove(UART)接続です。 - あとはユニバーサル基板、3.5mm ジャック、出力保護用の直列抵抗(1kΩ)などでモジュラーシンセと接続する為のケーブルジャック基板を作成しました。 モジュラーシンセとはなにか ------------- ### 簡単な歴史 モジュラーシンセは、オシレーター(発振器)、フィルター、エンベロープといった機能単位の「モジュール」をパッチケーブルで自由に接続して音を作るシンセサイザーです。1960 年代に Moog や Buchla が生み出し、1990 年代半ばにドイツの Doepfer が策定した「Eurorack」規格によって小型・安価なモジュールが爆発的に増え、現在は世界中のメーカーと個人ビルダーがモジュールを作る一大エコシステムになっています。 (私個人はMakeNoise製品を愛用しています!) ### CV(Control Voltage)という共通言語 モジュール間のやりとりはすべてアナログ電圧= CV で行われます。-10Vから+10Vの範囲でモジュールによって様々な使われ方がありますが、例えば以下のような使われ方があります。 - **ピッチ CV(1V/oct)**: 電圧が 1V 上がると音程が 1 オクターブ上がる規格。たとえば`noteValue / 12.0V` をオシレーターの入力に送れば、半音単位で音程を制御できます。もちろん、微分音も含めた経過音、平均律ではない純正律ベースの音程など、中途半端な音程も鳴らせます。 - **トリガー/ゲート CV**: 0V→高電圧のパルスで”今鳴らせ”を伝える信号。エフェクトのオン・オフ、とかにも使えます。 - **LFO(Low Frequency Oscillator):** シンセのパラメーターをゆるやかに”揺らす”ための信号。音程・音量を揺らしたり、残響音のインターバルを揺らしたり、フィルターの開閉を揺らしたり、いろんな使い方があります。 - **S\\&H(Sample & Hold)**特定のタイミングで電圧を切り出し、そのあと一定時間保持する仕組みです。ランダムな電圧ソースからS\\&HでCVを取り出し、ランダムなCVを出力するのが良くある使い方です。 今回のプロトタイプは、セルラー通信をこの共通言語=CVに翻訳するモジュールと言えます。電波強度(RSRP)を 0〜10V にマッピング(≒S\\&H)して CV として出し、Remote Command API 経由の UDP パケットを受けたら 10V のトリガーCVを出す。シンセ側から見れば普通の CV ソースなので、市販のどのモジュールとも組み合わせられます ちなみにモジュラーシンセは、それ単体では音が出ないモジュールが当たり前のようにたくさんあります。今回のような”SIMカードを挿してCVを出す”ようなモジュールはさすがに見たことありませんが、 植物や他の生物からの電気的な動きを元にCVを出す、などの変態モジュールも多種多様に存在します。 やってみてわかったこと ----------- ### プロトタイピングコーナー会場(東京ミッドタウン)の電波は強い 展示会場のミッドタウンは電波強度が強く、RSRP は通常時で -70dBm 前後。自宅で測ると -100dBm 前後だったので、30dB ほども良好でした。 電波強度を音にマッピングする展示としては「会場に持って行ったら音域が変わる」ことになるため、マッピングレンジの調整パラメータを持たせておいたのが役立ちました。逆に言えば、電波状況の場所差がそのまま聴こえるのは、この楽器の面白さでもあります。 #### 補足: LTE の電波強度と、その測り方 LTE における「電波強度」の代表的な指標が **RSRP(Reference Signal Received Power)** です。基地局が送る基準信号の受信電力を dBm で表した負の値で、0 に近いほど強く、目安として -80dBm 前後なら良好、-120dBm を下回ると厳しい、といった読み方をします。似た指標に、受信品質を表す RSRQ もあります(今回のプロトタイプでは RSRP を CV に使用)。 これらの値はセルラーモデムが常時測定しており、AT コマンドなどのインターフェースで外部から取得できます。SIM7080G なら `AT+CPSI?` の応答に RSRP/RSRQ が含まれるため、今回のように M5Stack + 通信モジュールという構成のデバイスで簡単に読み出せます。Android でも OS の API 経由でモデムの測定値を取得でき、電波計測アプリが多数あります。 (iPhone でも取得自体は可能ですが、サードパーティアプリへの API 制限が Android より強く、この用途には使いづらいのが実情です。) Android の計測アプリは既存のものもいくつかありますが、私が最近 AI と作ったアプリは計測に加えて記録データの CSV 出力ができるため、「測定結果をそのまま AI に投げてレポート化する」といった使い方ができます。Androidスマホをお持ちで、電波強度測定にご興味がある方は、ぜひ使ってみてください! [![](https://opengraph.githubassets.com/12f2bcc760453208fd2d5ce45e742f2e67e4c85da753f860809fe0528e872287/shibaken-soracom/cellularChecker/releases/tag/v1.0) Release CellularChecker v1.0 · shibaken-soracom/cellularChecker LTE / 5G NR signal + GPS logger for Android (API 29+).Highlights:Real-time dashboard with LTE/NR cell identity and signal metricsPeriodic (30 s) + event-dr…](https://github.com/shibaken-soracom/cellularChecker/releases/tag/v1.0) ### コードを一切書かずに、デバイスからクラウドまで作れた 今回、デバイスの選定・M5Stack のファームウェア実装・Remote Command API を叩く Web アプリの実装とデプロイまで、**自分では一切コードを書かず、すべて Claude(Claude Code)で実装しました**。使ったツールは次の 4 つです。 - Claude Code - VSCode - PlatformIO(Arduinoベースの開発) - AWS CLI(+ AWS SAM) ファームウェアのような組み込み領域は AI 支援が効きにくいと思われがちですが、M5Stack/Arduino のようにドキュメント・ライブラリ・作例が豊富な「エコシステムが強いデバイス」であれば、かなりの部分まで AI に任せられる時代になってきました。実際には SIM7080G の AT コマンド周りや PPP 化などハマりどころもありましたが、シリアルログを貼って相談しながら進めることで、実機での試行錯誤を含めて完走できています。IoT 開発の PoC において、ラストワンマイル(デバイス上のアプリ実装)を AI で埋められるのは大きな変化だと感じます。 参考までに、最近同じスタイル(いわゆるバイブコーディング)で作ったものをいくつか挙げると: - 電波強度を測定して CSV 出力できる Android アプリ(前述) - 相対音感を鍛える自分専用の iOS アプリ - gRPC で低遅延にデータを送受信する M5Stack ファームウェア(esp-idfベース) 今後の改善や挑戦 -------- **マルチキャリア対応 SIM で「キャリアによる音の違い」を聴く** — 接続するキャリアごとに電波強度や特性が変わるので、キャリアの切り替えがそのまま音色の変化として聴こえるはず・・・? **[SORACOM Gate](https://soracom.jp/services/gate/) で 2 台のモジュラーシンセをセルラー経由で接続** — デバイス間通信で、離れた場所にある 2 台のシンセが互いにトリガーを送り合うセッションをやってみたい。 **[SORACOM Air RTC Gateway](https://soracom.jp/services/soracom-air-rtc-gateway/)を使って、離れた場所からボコーダー演奏** — 新しく発表したRTC Gatewayと統合し、セルラー通信で直接音声入力可能な仕組みに拡張したい。 **FPGA・DSP 搭載ボードで空間系エフェクトまで自作** — リバーブやディレイといったエフェクトモジュールも自作して、信号経路をまるごと手作りにしたい。HDL/HLSもAIがやってくれたりするんでしょうか・・・。 いかがでしたでしょうか。来年もセルラー通信とモジュラーシンセを組み合わせた前衛的な作品を発表できたらいいなと思っております。電波調査の実施方法や結果確認、IoTデバイスへの最適なリモート通信構成含め、IoTに関するお悩みがありましたら、ぜひ[Contact us](https://soracom.jp/contact/?_ga=2.234180254.1280412161.1784271541-1122824036.1736151647)からお問い合わせください! ― ソラコム柴田 (shibaken) --- # IoTで赤外線リモコンロボは「全地球探査ロボット」になれる…? 【SORACOM Discovery 2026 ― IoT プロトタイピングコーナー】 *Published:* 2026-07-31 *Author:* soracom-hisaya はじめに ---- ごきげんよう。最近はビールよりクラフトジンが好きなソラコムのCRE(Customer Reliability Engineer)岡田です。いま怖いものは先日の健康診断の結果です。 今回は、先日開催された [SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/) のプロトタイピングコーナーに、個人として2年ぶりに出展した作品を、一問一答形式で紹介します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-5.jpeg)作品を一問一答で解説 ---------- #### Q: これはなんですか? 一言で言うと、赤外線リモコンで動くロボット工作キットをソラコムに接続して赤外線が届かないところでも動かせるようにする、後付けIoTのコンセプト展示です。 他の展示物は日常や社内での課題などを解決したいといったタイプの展示が多いですが、これはどちらかというとソラコムに接続することで実現できる機能を(AIの力も借りながら)できるだけ全部盛りにすることを目的にしています。 #### Q: どこからどこまでが既製品なんですか? ベースにしている青くて丸っこいロボットはタミヤの[ローリングロボット工作キット](https://www.tamiya.com/japan/products/70267/index.html)です。このロボット自体は付属の赤外線リモコンで操縦できるようになっていて、軽いものを動かしたり2台のロボットで競争して遊べるようになっているようです。 後付けしたのは、M5Stackの AtomS3R-M12(以下、便宜的に「M5Atom」と表記)です。ESP32-S3を搭載し、カメラ、9軸IMU、赤外線送信機能を備えたハードウェアです。M5StackをはじめとしたESP32系のMCUはネットワーク関連を始めとした各種ライブラリやSDKが充実しているため、個人的なIoTプロジェクトでは重宝しています。 ロボットの外周を囲むように同じくタミヤの[ユニバーサルアーム](https://www.tamiya.com/japan/products/70143/index.html)を使って梁を組み、そこにM5AtomやLTE-Mモジュール、外付けバッテリーを(結束バンドや両面テープなどで)固定しています。ユニバーサルアームはネジ止めしているだけで、電源も外付けです。ロボット本体との通信はリモコンと同じ赤外線信号を出すことで実現しているので、後付けIoTというコンセプトの通り、簡単にもとのロボットの状態に戻すこともできます。 #### Q: 横から生えてる白い板はなんですか? M5Atomの(カメラを正面とした時の)左側面にある赤外線LEDの赤外線信号を反射させて、ロボットの中央上部にある制御ユニットの受光部で赤外線信号を受け取れるようにするための簡易的な反射材です。 M5Atom内蔵の赤外線LEDを使う都合上どうしてもロボット側の受光部との位置関係が悪く、これがないと「側面に壁がある時(=反射した赤外線を受信できた時)だけロボットが動く」みたいな状態でした。とはいえ赤外線LEDの外付けはしたくなかったのと、カメラの視点という配置上優先すべき事項もあったので、苦肉の策ではありますが赤外線の反射を利用するという点では意外と理にかなっていると考えています。 ちなみにこの反射材もプロトタイピング時点では牛乳パックを使用していましたが、後述のようなコメントもあったのでDiscoveryの数日前にプラ板に変更しました。 #### Q: どこに SORACOM を使っているんですか? 以下のようなサービスを利用していました。 - コネクティビティ(通信環境) - SORACOM Air for セルラー : LTE-M 通信 - SORACOM Arc : VPN (WireGuard) - データ蓄積・可視化 - SORACOM Harvest Data - SORACOM Harvest Files - SORACOM Lagoon - オンデマンドリモートアクセス - SORACOM Napter - ローコード IoT アプリケーションビルダー - SORACOM Flux #### Q: システム構成はどうなっているんですか? ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image3-1024x328.jpg)システムの構成図本体のアプリケーションはM5Atom上で動作するWebサーバーをインタフェースとして、各種タスク(画像撮影、センサデータ取得・方位計算・蓄積、赤外線送信など)を呼び出すような形で実装しました。Webサーバーなので、ローカル環境からアクセスして動作検証することはもちろんのこと、SORACOMに接続することでNapter経由でアクセスしたり、[Remote Command機能](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/remote-command/)経由でHTTPリクエストを送信することもできるという算段です。 通信経路としては SORACOM Air と SORACOM Arc を併用する構成です。展示中は基本的にはArc側のインタフェース向けにNapterで接続してカメラからの映像(JPEGの連続取得、またはMotionJPEG)を表示しつつ、Air側でも同様にNapterで接続してロボット操作時のレイテンシを体感してもらうようなデモをしていました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-7.png)コントローラーのWebUI。M5Atomで撮影した映像の表示と操作用のボタン、IMUで計測したロボットの方位を表示している。 また、本体に搭載している9軸IMUのデータをサンプリングしてSORACOM Harvest Dataにバルク送信したり、撮影した画像をSORACOM Harvest Filesにアップロードし、SlackへのポストとAIによるキャプショニングもデモとして組み込んでいました。 なおベースとなる実装(Webサーバー部分やWireGuardクライアントのパッチ実装など)は過去に開発していたものも含まれていますが、この展示向けにClaude Codeをフル活用してシステム構成を再編したり、コントローラーとなるWebUIのHTMLやIMUのデータから方角を算出する機構、デュアルスタック構成に伴う一部ライブラリの不具合のワークアラウンド実装など、多くの実装をAIに担当してもらいました。特にカメラ画像のバッファリングやIMUデータの取り扱いはハマりどころが多く、Claude Codeがなかったら実装できなかったり挫折していた機能が多々あったと思います。 #### Q: さすがに地球探査はできなさそうじゃないですか? 通信の観点ではLTE-M通信用に挿入していたのは日本カバレッジ IoT SIM (plan-D) なので日本国内でしか利用できないし、物理的には外付けしたモバイルバッテリーの重さのせいか会場の床のカーペットの上に置いただけでも走りが不安定になりました(苦笑)。 もちろん実際に地球を探査できるわけではありませんが、セルラー通信とSORACOMの各種サービスを組み合わせることで、単純な赤外線リモコンロボットの操作範囲や用途を大きく広げられることは示せました。タイトルはその可能性をスポーツ新聞の見出し風に少し大げさに表現したものとしてご理解をいただきたいと思います。 #### 閑話休題: 一昨年の展示と比較して、完成度が高くなった…? 一昨年(2024年)と言うと「知ってる?チェレステブルー」の光る棒のことですね。カラーセンサーで取得した実空間の色データをソラコムに送信し、それがソラコムのコーポレートカラーであるチェレステブルーにどれだけ近いかを表示するというデバイスでした。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-4.jpeg)SORACOM Discovery 2024の展示(PCの手前にあるペンライト)。上部にカラーセンサとM5Stampが牛乳パックを丸めた芯材に取り付けられている。個人的にプロトタイピングコーナーの展示物制作ではもっともお世話になっている某均一価格の店で販売されていたペンライトを加工したもので、上部に後付けのハードウェアを搭載したのですが、もとのペンライト自体のチープさもさることながら後付けのハードウェアのマウント部分を牛乳パックとホットボンドで作ったため「教育番組の工作のようだ」というコメントを(特に社内から)いただきました。展示ブースでは色のピックアップ用に折り紙を置いていたのもより教育番組っぽい空気感につながっていたのかもしれません。 なにはともあれ、プロトタイピングコーナーを訪れた方々が、展示を面白がったり、ワクワクしたりしてくれていればそれが一番だと思っています。 おわりに ---- 個人的にはいち社員というよりユーザーに近い感覚で展示物を制作(開発)していますが、訪れるお客様からもDiscoveryの恒例となっているこのコーナーを見ることを楽しみにしているという声や「こんなやり方があるんですね!」と気付きを得ていくお客様と接すると、いち出展者としても嬉しくなりました。足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。 ― ソラコム岡田 (hisaya) --- # クマとうさぎをAIで見分ける、庭の見守りを作ってみた【SORACOM Discovery 2026 ― IoT プロトタイピングコーナー】 *Published:* 2026-07-30 *Author:* mick こんにちは、ソラコムの三國(ニックネーム: mick)です。 2026年7月7日に開催したIoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2026」の「IoTプロトタイピングコーナー」に、社員有志の一人として作品を出展しました。テーマは、アメリカの家庭の庭を見守るIoTです。 庭に来た動物を、追い払うか、見守るか。クマなら迷わず追い払いたい。ではうさぎは? 近づいてきた動物をAIで見分けて、クマなどの侵入者にはブザーで警告し、うさぎの扱いは後から切り替えが可能。そんなプロトタイプの仕組みをご紹介します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image3-925x1024.png)*レンガ調の壁を背景に、庭に見立てた展示。クマ(侵入者役)とうさぎを、超音波センサーとカメラで見守ります* どんな作品なのか -------- 庭に設置した超音波センサーが動物の接近を検知すると、カメラが1枚撮影します。その画像をRaspberry Pi上のAIが「クマ」「うさぎ」「それ以外(背景)」に判定し、動物ごとに決めたブザーパターンを鳴らします。撮影した画像はSORACOMのクラウドに記録され、手元のダッシュボードから確認できます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image1.png) 全体構成図動きそのものは、短いループです。 ``` 超音波センサーで接近を検知 → カメラで1枚撮影 → Raspberry Pi上のAI(TensorFlow Lite)でクマ / うさぎ / 背景を判定 → 動物ごとのブザーパターンを再生 → 撮影画像を SORACOM Harvest Files へアップロード ``` なぜ作ったのか ------- きっかけは、ソラコムのアメリカチームのオフサイトミーティングでした。「自宅の庭にうさぎが迷い込むことがあって、毎年その写真を撮るのを楽しみにしている。でも、そのうさぎがコヨーテなどに捕食されてしまうことがあって悲しい」、そんな話が出ました。 そこで、うさぎと家庭の平穏を守るために、捕食者を遠ざける仕組みを考えました。庭に来た動物すべてを追い払うのではありません。「うさぎは許容し、危険な動物だけに反応する」という仕組みを考えることにしました。 うさぎはどうすべきか ---------- 最初は簡単に考えていました。追い払いたいのはクマなどの侵入者だけ。うさぎはかわいいから見守ればいい。そう決めて、クマ(侵入者)だけを検知するモデルを作りました。うさぎが来ても、何も鳴らさないと。 ところが、作りながら考え直しました。人の生活圏に慣れてしまうより、人を警戒して距離を保ってくれた方が、うさぎ自身にとっても安全かもしれない。**お互いにとって、庭には入らない方が幸せなのでは?** そう思い直して、うさぎも検知できるモデルを追加で学習させ、ダッシュボードから2つのモデルを切り替えられるようにしました。 正解が一つに決まらないテーマを、モデルの切り替えという形で残せたのは、作っていて楽しいところでした。ちなみにDiscovery当日は、うさぎを検知したときにも短く優しい音を鳴らす設定で展示していました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-4-1024x587.png)手元のダッシュボード。検知距離、クールダウン、ブザー音量、動物ごとの音、適用モデル、カメラの向きを、すべて画面から変更できます仕組み --- ### <材料> - 使用したIoTデバイス: Raspberry Pi 3 Model B、Raspberry Pi Camera Module 2、HC-SR04 超音波センサー、アクティブブザー(NPNトランジスタS8050で駆動)、Soracom Onyx – LTE™ USB ドングル - 使用したSORACOMサービス: SORACOM Arc、SORACOM Harvest Files、SORACOM Remote Command ### <AIモデル> 画像の判定には、画像認識でよく使われるMobileNetV2をベースに、手持ちの写真から転移学習させたモデルを使いました。入力は160×160ピクセル、TensorFlow Lite形式(float16量子化)に変換して約4.4MBです。判定クラスは「クマ」「うさぎ」「背景(その他)」の3つにしています。 背景クラスは、あとから足したものです。最初はクマとうさぎの2つで足りるはずでした。ところが動かしてみると、動物が何もいない机や壁を撮っても、必ずどちらかに分類してしまう。実際に、**空っぽの机を「クマ」と判定してブザーが鳴った**ことがありました。何もない場面の写真を「背景」として学習させて、この誤検知を抑えています。 ### <仕組み> 1. HC-SR04超音波センサーが、設定した距離(当日は45cm)より近くに物体を検知 2. Raspberry Pi Camera Module 2 で1枚撮影 3. Raspberry Pi上のTensorFlow LiteでクマかうさぎかをオンデバイスAI判定 4. 動物ごとに設定したブザーパターンを再生 5. 撮影画像をSORACOM Arc経由でSORACOM Harvest Filesへアップロード AIは手元に置くか、クラウドに置くか ------------------ 撮った画像を、その場で判定するか、クラウドに送って判定するか。IoTでは、この置き場所の選択が、システム全体の使い勝手を大きく左右します。しかも、あとから変えにくい選択です。 今回は、手元(Raspberry Piの中)に置くことを選びました。捕食者を追い払うという用途では、反応の速さがそのまま効果に直結します。撮影した画像をクラウドへ送り、判定結果を待っていては、その分だけ警告が遅れてしまう。判定をデバイス内で完結させることで、撮影から判定まで常駐プロセスで約0.6秒に収めました。ネットワークが一時的に不安定でも、検知と警告は止まりません。 一般には、即時の反応やオフラインでの動作が必要ならエッジAI、大きな計算資源や複数拠点をまたいだ集計や分析が必要ならクラウドAI、という使い分けになります。今回はレスポンスが重要だったのでエッジAIを選択しました。 エッジAIを選択すると今度は別の問題が出てきます。置いたあと、どうやって更新するのか。モデルは作り直したくなりますし、閾値も現場で調整したくなる。そこで、 - 設定やAIモデルはネットワーク経由で更新できるようにし、 - 検知画像はクラウドに貯めて、再学習の教師データに回せるように しました。更新の口と、画像の貯め先。どちらもSORACOMのサービスを活用しています。 SORACOMで「置いたあとも、遠隔で育てる」 ----------------------- 設定もモデルも、置いたあとにネットワーク越しで差し替えられます。現地のデバイスには触れません。 - SORACOM ArcでRaspberry PiをセキュアにSORACOMプラットフォームへ接続 - 検知距離、ブザー音量、動物ごとの音、適用モデルといった設定は、SIMタグに保存し、SORACOM Remote Commandでデバイスへ反映(デバイス側は再起動なしで設定をホットリロード) - 学習し直したAIモデルはSORACOM Harvest Filesにアップロードし、デバイスにダウンロードさせて差し替え - 検知画像も同じくHarvest Filesに記録し、ダッシュボードから一覧で確認。誤判定した画像は、次の学習データにもなります これらの操作は、専用のWebダッシュボード「Garden Monitor」(AWS Lambdaで動作)からブラウザだけで行えます。閾値の調整、監視の開始と停止、検知画像の閲覧、新しいモデルのアップロードまで、現地のデバイスに触れずに完結します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image2-1024x574.png)検知画像はクラウドに記録され、動物ラベル付きで一覧できます。溜まった画像は、そのまま次のモデル学習の教師データになります会場で「その場の背景」に合わせて鍛え直す -------------------- AIモデルは、学習に使った写真の環境に、少し引っ張られる性質があります。今回の展示ブースはレンガ調の壁とSORACOMロゴのクロスという独特の背景でした。そこで**会場設営後に、その場の背景と照明で写真を152枚撮り直し、モデルを学習し直しました**。連写用のスクリプトで、被写体を少しずつ動かしながら撮影しています。 会場では、オフィスと違ってPCとデバイスが同じネットワークに乗らないことも多いものです。そんなときは、SORACOMのオンデマンドリモートアクセス「SORACOM Napter」でデバイスに接続し、設定やモデルの反映はこれまでどおりRemote Commandで行えました。手元での再学習から会場での差し替えまで、現地作業を最小限にしてやりきれたのは、遠隔管理をあらかじめ組み込んでいたおかげです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-5-1024x603.png)*当日のデモの様子。中央がRaspberry Piと配線一式、右のノートPCがダッシュボードです* ソフトウェアは、ほぼAIが書いた ---------------- ダッシュボードのUI、SORACOMのAPIを呼び出すバックエンド、そしてRaspberry Pi上で動く監視アプリケーション。これらのソフトウェアは、ほぼすべてコーディングエージェント(Claude Code)に書かせました。**ソフトウェア部分は、実質1日程度で形になっています**。 その間、人間である私がやったことは、ブレッドボードの配線、カメラの画角合わせ、そしてモデル学習用の写真撮影くらいです。「AIの進化とともに、IoTは次のステージへ」という今年のDiscoveryのテーマそのままに、アイデアを思いついてから動くものを置くまでの距離が、確かに近くなったと感じています。 展示してみて ------ 来場されたみなさんからは、「クマとうさぎで対応を変える」という発想と、置いたあとに遠隔でモデルまで更新できる点に、多くの反応をいただきました。市販のセンサーやデバイスと自社サービスの組み合わせだけで、AIで動物を見分けて対応を変える見守りが、比較的短い期間で形になる。改めて、スモールスタートがしやすくなった時代を感じた展示でした。 今回のプロトタイプが、みなさんが自分たちの現場で試す最初の一歩のヒントになれば、うれしいです。 ― ソラコム 三國(mick) --- # SORACOM Discovery 2026開催報告 & 資料公開、SORACOM FluxにAIモデル追加、他 ほぼ週刊ソラコム 07/11-07/24 *Published:* 2026-07-28 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 厳しい暑さが続く夏本番の季節となりました。セミの声が賑やかに響き、うだるような蒸し暑さに参ってしまいそうな毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 07/15(水) - [SORACOM Flux の AI アクションに AI モデルを追加しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyonni-ai-moderuwozhui-jia-simasita-1KJKsE) - SORACOM Flux の AI アクションに Azure OpenAI・OpenAI・Google Gemini の新モデルが追加され、モデルごとに定められたクレジットを消費する形で利用できるようになりました。 - [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる OpenAI の AI モデルの消費クレジット数を改訂します](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-openai-no-ai-moderunoxiao-fei-kurezitutoshu-wogai-ding-simasu-1LS8YU) - SORACOM Flux の AI アクションで利用できる OpenAI モデルの消費クレジット数が2026年8月18日に改訂され、全モデルで消費量が増加します(例: GPT-4oは35→86クレジット)。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 07/15(水) - [顧客は通信キャリアや自動車メーカー ~ 専門領域で活躍するSAの日常とTAMの仕事とは](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/15/sa-tam-interview/) - Automotive/MVNEチームのSA・TAMへのインタビューを通じて、自動車メーカーや通信キャリア向け通信プラットフォームでは導入後の運用フェーズこそが本番であり、運用部門との信頼構築を担うTAM人材の重要性を紹介しています。 - 07/23(木) - [SORACOM Discovery 2026 開催レポート ー CEO 玉川が語る「After AI」とゲスト3社が示す現場変革](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/23/soracom-discovery-2026-keynote-report/) - 2026年7月7日開催の「SORACOM Discovery 2026」で、CEO玉川が「トークン資本」という概念を掲げAI×IoTプラットフォームへの進化を発表し、本田技研工業・アズビル・東京ヴェルディの3社がフィジカルAI時代の現場変革事例を紹介しました。 - 07/24(金) - [AIが在庫を見て自律発注するプロトタイプをAIが作ってくれた【SORACOM Discovery 2026 ― IoT プロトタイピングコーナー】](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/24/ai-autonomous-inventory-ordering-prototype-soracom-discovery-2026/) - ソラカメで撮影した在庫画像を生成AIが解析し、AIエージェントが状況に応じて(残量が多ければ単価重視、少なければ配送速度優先など)発注判断を行い自動発注するプロトタイプを、Flux・Claude Agent SDK・MCPを組み合わせて紹介しています。 [スライド](https://speakerdeck.com/soracom/)公開 ------------------------------------------ - 07/23(木) - [SORACOM Discovery 2026 セッション資料](https://discovery.soracom.jp/2026/session/) - セッション資料が公開されました。タイムテーブルからセッションごとにリンクされています。 [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 07/30(木) - [イプロスAI 2026 夏](https://ex.ipros.jp/expo/iprosai/seminar/) - 10/16(金) - [SORACOM UG東北 #9 in 八戸](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/395065/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # AI時代の「つなぐ」を再定義 ― SORACOM Discovery 2026 CTOキーノートレポート *Published:* 2026-07-28 *Author:* max こんにちは、ソラコムのテクノロジー・エバンジェリスト 松下(ニックネーム: max)です。 2026年7月7日に開催した[SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/)。そのCTOキーノートでは、「AI時代の『つなぐ』を再定義――真のIoTとリアルワールドAI」をテーマに、ソラコムの技術と新発表を紹介しました。本記事では、当日の講演の流れに沿って内容を振り返ります。 講演の冒頭では、建設現場のロボット、農場を管理するドローン、店舗運営の自動最適化などのユースケースが示されました。IoT を用いた社会変革は遠い未来ではなく、すでにお客様やパートナーが取り組んでいる領域であることを、改めて紹介しました。 センサーやカメラといったデバイスがつながり、現場のデータをAIが理解して判断し、その結果を現実世界のアクションへ戻す。生成AIの進化によって、その循環を実現するための要素が揃いつつあります。そこでソラコムは、自らを「リアルワールドAIプラットフォーム」と位置づけ、Connectivity、Data Platform、Managed AI Agent、SIMという4つの観点から、その裏側を解説しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-22-1024x569.png)ソラコムの戦略「リアルワールドAIプラットフォーム」と CTO キーノート4つの柱CTOキーノートのスライドは [Speaker Deck に掲載](https://speakerdeck.com/soracom/soracom-discovery-2026-a-1)しています。合わせてご覧ください 進化を続けるConnectivityの裏側 --------------------- 最初に、最高技術責任者 CTOの安川健太(ニックネーム: kenta)が、SORACOMの通信基盤を紹介しました。AI時代において、通信は「AIの神経網」として、重要性がますます高まっています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-6.jpeg)ソラコム安川 (kenta)SORACOMでは、セルラーコアネットワークをクラウド前提で再設計しています。セルラー標準のインターフェースを担う「Polaris」、APIなどを提供するマイクロサービス群「Dipper」、運用監視システム「Hubble」といったシステムを組み合わせ、認証、セッション管理、課金、監視を支えています。 接続数に応じた水平スケール、自動復旧、無停止でのノード交換を実現しています。なお、ソラコムグループ全体の契約回線数は、[2026年1月に900万を突破](https://soracom.com/ja/news/20260106-9million-iot-devices-connected)しました。 近年の大きな刷新が、コアコンポーネントのRustによるリニューアルです。Linuxカーネルへの依存を減らしつつ、AWS Gravitonにも対応しました。CPU効率は3倍、メモリ使用量は25%削減。ノード数を50~70%減らし、インスタンスの小型化も組み合わせた大規模クラスターの一例では、電力消費を約90%削減できると試算しています。また、特殊要件を持つ一部のVPGを除き、全ノードの移行も完了しています。 こうした基盤の進化と安定化の上で、さらなるサービス開発も進んでいます。その一つが新発表となった「SORACOM Air RTC Gateway」です。VoLTE対応モジュールの標準機能を利用し、専用の通話アプリを実装せずにVoIPプロバイダーやIP PBXへ接続できます。SIM認証と暗号化された通信路を利用でき、設備間の通話、遠隔ケア、コネクテッドカーなど、IoT機器から音声でやり取りしたい用途に適しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-17-1024x569.png)SORACOM Air RTC Gateway 全体像会場では、VoLTE接続したスマートフォンから内線番号へ発信し、SORACOM Agent(後述)と音声でAIと会話するライブデモも行われました。データ通信に加えて「声」もIoTシステムへ組み込み、AIの業務連携をさらに加速できることを、実際の動作で示した形です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image4-2.png)SORACOM Air RTC Gateway のデモをする kentaまた、冒頭で解説したクラウドネイティブなモバイルコア技術を、通信事業者へ提供する新たな事業展開も発表しました。ソラコムグループの株式会社ミソラコネクトでは、加入者管理機能をマネージドサービスへ移行する先行導入を進めています。 現場の「今」をAIが扱えるData Platformへ --------------------------- 通信の先にあるのはデータの活用です。続いて登壇したCTO of Japanの松井基勝(ニックネーム: moto)は、IoTで扱うデータを大きく2つに整理しました。SIMがいつ接続・切断したか、どの程度通信したかを示す「プラットフォームデータ」と、センサー値やアプリケーションログなどの「ユーザーデータ」です。どちらも、デバイスやシステムの状態を把握するために欠かせません。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-19.png)ソラコム松井 (moto)これらを分析する基盤が、2025年に正式提供を開始した「SORACOM Query」です。データパイプラインやストレージ、分析環境を個別に構築することなく、すでに蓄積されたデータを利用できます。データはほぼリアルタイムで更新され、ユーザーコンソールだけでなく、API、CLI、そしてMCP経由でAIからもアクセスできます。 ここでは SORACOM Query の内部構造の解説も行いました。生データをAmazon DynamoDBで保持し、変更イベントをSnowflakeへニアリアルタイムに連携します。多様な形式やデータ量、同時実行、テナントごとのアクセス分離に、両者の特性を組み合わせて対応しています。 今回、現在利用できる使用状況ダッシュボードに加え、保存したクエリやチャートを組み合わせるレポート機能、SORACOM Harvest FilesにアップロードしたCSVファイルをQueryのテーブルとして扱うユーザーテーブルが、今後のロードマップとして紹介されました。 この基盤は、社内のサービス開発やトラブルシューティングにも活用されています。AIを介することで、エンジニアだけでなく、営業やビジネス開発のメンバーにもデータ活用が広がったといいます。重要なのは可視化して終わることではありません。現実世界で今起きていることをAIが理解し、判断や自動化、次のアクションへつなげられる状態にすることです。 IoTの相談から運用まで伴走するSORACOM Agent ----------------------------- データ活用の仕組みまで揃う SORACOM ですが「どのように現場のIoT化・DXを始め、さらに続けていくのか」という大きな課題があります。 シニアソフトウェアエンジニアの河野瑛(ニックネーム: akira)からは、「SORACOM Agent」が紹介されました。IoTの導入相談からデバイス選定、設計、実装、監視、障害調査、レポート作成まで、IoTプロジェクトのライフサイクルを支援するマネージドAIエージェントです。現在はTechnology Previewとして提供されています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-21.png)ソラコム河野 (akira)一般的な生成AIとの違いは、公式ドキュメント、公開事例、IoTレシピ、認定デバイスなどを利用し、検証済みの組み合わせや、調達・接続・運用まで考慮した構成を提案する点です。 自然言語で指示するだけで、SORACOM APIを通じて各サービスを利用できる点も特徴です。講演では、IoTゲートウェイへ閉域網経由でリモートアクセスし、ログを確認して障害を調査する例が示されました。 中長期のプロジェクトを支える「Project Memory」は、目的、設計資料、運用手順、障害履歴、API仕様などを整理し、対話や自律実行を通じて更新します。SORACOM FluxからAgentを呼び出し、定期レポート、異常値の調査、ソラカメの映像確認などを運用フローへ組み込むこともできます。すなわち、使えば使うほど「あなたの現場を知っているエージェント」になることを強調しました。 AIエージェントには適切なシステム操作や設定用の権限が必要ですが、セキュリティ環境づくりには知識が求められます。SORACOM Agent の実行権限には、システム変更を伴う操作でユーザー承認を求めるHuman in the Loopと、自律実行時の最小権限を組み合わせます。実行環境を隔離し、原則としてインターネットアクセスを防ぐなど、セキュリティを前提に設計されています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image2-2-1024x569.png)あわせて、公式ドキュメントをAIエージェントから検索・参照できる「SORACOM Knowledge MCPサーバー」も発表されました。セッション当日の2026年7月7日に提供を開始し、7月10日に詳細が公開されています。 さらに、業務支援AIボット「Wisora」とSORACOM Agentの連携も紹介されました。Wisoraが利用者との対話やアクセス制御を担い、SORACOM Agentが現場データを取得します。「今日、オフィスは混んでいるか」という質問に対し、ソラカメの映像を確認して回答する例を通じて、社内文書などの静的な知識と、現場のリアルタイムデータを組み合わせる姿が示されました。 AI時代の信頼の起点としてSIMを再発見する ---------------------- Chief Engineering Officerの片山暁雄(ニックネーム: yaman)は、SIMをAI時代の「Root of Trust」、すなわち信頼の起点として捉え直しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-20.png)ソラコム片山 (yaman)AIがデバイスやロボットを介して現実世界へ働きかけるほど、接続しているデバイスは正しいのか、通信相手や取得したデータを信頼できるのかが重要になります。SIMは認証鍵と固有IDを安全に保持し、高い耐タンパー性を備えます。このSIM認証を起点に、通信やアプリケーションへのアクセスをクラウド側で制御できます。 講演では、製造・出荷時、ネットワーク経由、データやAI、物理的な侵害、通信・クラウド基盤という5つの攻撃場面を整理しました。製造時にはSORACOM Kryptonによるゼロタッチ設定、外部からのアクセスには必要な時だけSORACOM Napterを使う方法が紹介されました。 新発表のVPGトラフィックフィルタリングでは、IPアドレスだけでなくFQDN、ポート、プロトコルを条件として通信先を制限できます。許可したクラウドやAPIにだけ接続させることで、デバイスから外部へ向かう不要な通信のリスクを抑えます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-18-1024x570.png)侵害が疑われる場合は、SORACOM Queryで通信状況を確認し、SORACOM Peekでパケットを取得し、必要に応じて通信を遮断する。その調査や対応をSORACOM Agentと進める構成も示されました。個別機能を組み合わせ、検知から調査、制御までを一連の流れとして扱う考え方です。 「つなぐ」の先にあるリアルワールドAI ------------------- 今回のキーノートで語られた「つなぐ」は、モノをネットワークへ接続することだけではありません。 Connectivityによってデバイスを安全かつ安定してつなぎ、Data Platformによって現場の「今」をAIが利用できる形にする。Managed AI Agentがデータを理解し、人と協働しながら判断やアクションへつなげる。そしてSIMを信頼の起点として、その一連の流れを守る。この循環が、ソラコムの目指すリアルワールドAIプラットフォームです。 SORACOMは、技術を安全に社会へ適用するための敷居を下げ、お客様やパートナーの皆さまとともに、「世界中のヒトとモノが共鳴する社会――A World That Works Together」の実現を目指していきます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-7.jpeg)多くの方にご参加いただいた CTO キーノート(ありがとうございました!)発表内容を詳しく知りたい方へ -------------- 今回紹介したサービスや新機能の詳細は、以下の関連情報からご確認いただけます。 SORACOM AgentやSORACOM Air RTC Gatewayをはじめ、IoTとAIを組み合わせたシステムの構築・運用をご検討の方は、[ソラコムへお問い合わせください](https://soracom.jp/contact/)。構想段階の課題や、具体的な活用方法についてもご相談いただけます。 ― ソラコム松下(max) 関連情報 ---- - [CTO キーノート スライド (Speaker Deck)](https://speakerdeck.com/soracom/soracom-discovery-2026-a-1) - [SORACOM Air RTC Gateway](https://soracom.jp/services/soracom-air-rtc-gateway/) - [通信事業者向けモバイルコア技術の提供](https://soracom.com/ja/news/20260702-providing-mobile-core-technology) - [SORACOM Agent](https://soracom.jp/services/agent/) - [SORACOM Knowledge MCPサーバー](https://users.soracom.io/ja-jp/tools/soracom-knowledge-mcp-server/overview/) - [VPGトラフィックフィルタリング](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/vpg/traffic-filtering-overview/) - [SORACOM Query](https://soracom.jp/services/query/) --- # AIが在庫を見て自律発注するプロトタイプをAIが作ってくれた【SORACOM Discovery 2026 ― IoT プロトタイピングコーナー】 *Published:* 2026-07-24 *Author:* jin こんにちは、Project Manager の久住(ニックネーム: jin) です。 [SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/)で展示したプロトタイピング作品を紹介します。 [ソラカメ](https://sora-cam.com/)が在庫棚を撮り、生成 AI が残量を読み、AI エージェントが理由つきで発注する——「カメラが見て → AI が考えて → AI が買う」を人手ゼロでつなぐ、ソラカメ × [SORACOM Flux](https://soracom.jp/services/flux/) × 生成 AI エージェントの在庫管理デモを作りました。 ⚠️ 本記事の「自動発注/人手ゼロ/実発注」は、すべてデモ用 EC サイト(モックデータ)で行われたものです。実在の EC サイトでの購入・決済ではありません。 まず、できたものをご覧ください --------------- 在庫が減ると、AI エージェントが Slack に「何を・いくつ・なぜ選んだか」を日本語で添えて発注を報告します。実際の Slack では、在庫レポート(親メッセージ)→ エージェントの判断(スレッド返信)という形で残ります。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image5-1-1024x1021.png)在庫レポートに対し、エージェントがスレッドで「発注内容・選定理由・今回見送った品目」を返信します。 単なる自動化ではなく、**判断の理由まで説明する**のがこのデモの肝です。面白いのは、**同じ商品でも状況次第で逆の判断をする**ところ。2 つの発注メッセージをテキストで並べて見てください。 **ケース A:残り 2 本・余裕あり → 「賢く安く」** - `🥤 ボトルが残り2本になってたので、先に補充しておきました!` - `天然水 500ml×24(¥1,440)を1件オーダー 🛒(注文番号 order_xxxxxx)` - `→ 1本あたり¥60で在庫の中だと一番おトク。★4.3 で2日後に届くのもちょうど良い塩梅でした。` - `緑茶24本(¥1,680/1本¥70)もレビューは高かったんですが、今回は普段使いなので単価重視で見送り。` **ケース B:残り 1 本・切迫 → 「速さ優先」** - `🥤 ボトル残り1本!さすがに心もとないので最速で手配しました ⚡` - `緑茶 500ml×24(¥1,680)を1件オーダー 🛒(注文番号 order_xxxxxx)` - `→ 翌日着で在庫の中で一番速いのが決め手。切迫してるときは速さ優先です。` - `天然水24本(¥1,440)が¥240安いんですが、到着が2日後なので今回は速さを取りました 🙏` 同じボトルでも、余裕があれば**単価重視**、切迫すれば**速さ重視**と選び方が変わります。そしてこの発注は、デモ EC の管理画面へリアルタイムに反映されます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-12.png)デモ EC サイトの注文管理画面何をどうつないだか --------- 処理の流れはシンプルな一本道です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image6-1-1024x76.png)エージェントとデモ EC サイトは別々にデプロイされており、実行時に MCP でのみつながります。 オフィスの備品棚(トイレットペーパー・飲料ボトル・スナック)を題材に、この 1 サイクルが人手を介さず回ります。掃除で在庫を一時的にどけただけのケースは「発注不要」と見送るなど、誤発注の抑制も入れています。 実際の展示の様子がこちらです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image3-1-1024x576.jpg)在庫の実物(トイレットペーパー・飲料ボトル・スナック)とソラカメ、モニタにデモ EC の注文管理画面と Slack、ラップトップにデモ EC のストアフロントが表示されています どう作ったか(見る・考える・動く) ----------------- ### 見る — ソラカメ + Flux + 生成 AI で「画像から個数を数える」 在庫把握は **Flux 完結型**です。画像取得 → AI アクションで残量推定 → Slack 通知、までをすべて Flux のアクションチェーンで組み、画像解析用の自前コードや学習データは持ちません。 なお当初は重量センサーを用いる方法も検討しましたが、多様な商品を検知できる柔軟性と設置の容易さからソラカメを用いることにしました。。 AI アクションには、後段のエージェントが確実にパースできるよう決め打ちフォーマットで出力させています。判別できないときは全項目を `-1`・信頼度「低」と返させ、`0`(在庫切れ)と `-1`(そもそも判別不能)を区別できるようにしました。判別不能なら発注しない、という安全側の判断にしています。 ``` 📦 在庫レポート ボトル: <整数> / トイレットペーパー: <整数> / スナック: <整数> 信頼度: <高 | 中 | 低> / 撮影時刻: <日時 or unknown> / 備考: <特記 or なし> ``` ### 考える — 自己ホスト AI エージェントの判断ルール Slack のレポートを読み、発注要否と品目・数量を決めるのがエージェントです。本体は **Claude Agent SDK** の `query()` ループで、推論は **Amazon Bedrock** 上の Claude モデルを使いました。Slack Events API を受ける軽量な Ingress Lambda が署名検証だけして即応答し、実処理を行う Worker Lambda を非同期起動する構成です。 なおこの経路も、当初は Claude.ai の Custom Connector 接続を検討していましたが、制御と再現性を優先して**自己ホストの AI エージェント経路に確定**しました。捨てた選択肢も含めて、動かしながら決めています。 判断ルールをシステムプロンプトとして定義しました。 - **切迫度で選定基準を変える**: 残り 1 個など切迫 → 発送日数を最優先(多少高くても速さ)。残り 2〜3 個で余裕あり → 単価と評価のバランス(賢く安く) - **誤検知の抑制**: 直前まで十分あった品目が急に 0 になったら、欠品ではなく掃除・棚整理での一時退避を疑い、発注を見送る - **先回り発注**: 大量消費イベントが控えていると分かる場合は、在庫の谷を作らないよう先回りで発注する - **沈黙させない**: 処理した投稿には必ずスレッド返信し、発注時も見送り時も「何を・いくつ・いくらで・なぜ選んだか/なぜ見送ったか」を返す。これで「動かなかった(異常)」と「意図的に見送った(正常)」を運用者が区別できる 冒頭の「賢く安く」と「速さ優先」が同じボトルで逆の判断になったのは、この 1 つ目のルールが効いているからです。そもそもカタログを単一指標では選べない構造にしてあるので、状況で選び方を変えざるをえないようにしました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-13.png)どれが最適かが一目でわからないようにしました ### 動く — UCP を MCP でラップし、EC を「AI が操作できる」API に デモ ECサイトは、人間向け Web 画面と並んで AI エージェント向けのインターフェースを持たせました。Google が提唱するコマース標準 UCP(Universal Commerce Protocol)の考え方に沿ったカタログ/チェックアウトを、AI とツールをつなぐ MCP(Model Context Protocol)でラップしました。MCPサーバーに対応しているエージェントであれば検索と決済を可能にしました。 **▼ 補足: MCP / UCP / ACP / AP2 —— 自律購買のプロトコル** AI が EC を操作して買う「エージェンティックコマース」に向け、役割の異なるプロトコルが立ち上がっています。**MCP** は AI と外部ツール/データをつなぐ汎用の通信路、**UCP** は発見〜チェックアウト〜購入後まで購買ジャーニー全体をカバーする新興のコマース標準、**ACP / AP2** はそれぞれ取引・支払い承認に特化。競合というより補完関係で語られます。本デモは「UCP を MCP でラップしてエージェントに渡す」部分を、IoT センシング起点で動かして確かめたものです。 作るのも動かすのも、AI のループで(Loop Engineering) ------------------------------------ このプロトタイプは、実装も運用も AI エージェントがループを回して進めました。「AI に一発で命じる」のではなく、完了まで反復させるループそのものを設計する、最近こうしたやり方は「Loop Engineering」とも呼ばれます。 補足: 「Loop Engineering」は 2026 年に広まった言い回しで、確立した定義があるわけではありません。根っこの「行動 → 検証 → 反復」は以前からある考え方で、Anthropic も長時間駆動エージェントの基本として「Contextを集める → 行動する → 検証する → 繰り返す」を推奨しています。 - **開発ループ**: AI コーディングエージェントが、実装のたびに「起動 → MCP に直結してツール実行 → 副作用とログを確認 → テスト → passなら次へ・failなら原因特定して戻る」を人手を介さず回しました。成功条件を「テストが通る」という検証可能な形に落とすのがキモです。 - **運用ループ**: 発注エージェントが定期実行で在庫レポートを拾い、判断 → 発注 → 返信 → 状態記録 → 次サイクル予約を繰り返します。記録した状態(発注済み・処理済み)は次サイクルの判断にフィードバックされ、同じ枯渇への二重発注を防ぎます。 - **改善ループ**: 運用ループの挙動(誤検知・判断の質・ガードレールの効き・コスト)を点検し、運用ループにはルール/プロンプトの改善として、開発ループには仕様・実装の修正として戻しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image4-1-1024x474.png)ループを回すと、不具合も早く見つかります。 Ingress Lambda が Slack へ即 `200` を返しつつ裏で Worker Lambda を非同期起動する構成にしていたところ、Worker が一度も起動しない事象が発生しました。非同期ハンドラの返り値 Promise が解決した瞬間に実行環境が凍結され、`await` していない裏の invoke が取りこぼされていたのが原因です。invoke を `await` して enqueue を確定させてから応答するよう修正し(`InvocationType: Event` は enqueue 確認で即返ります)、重い import を module ロード時(cold start INIT)に先読みした結果、実測で cold 約 2,492ms → warm 82〜140ms まで改善しました。これもAIが検証して自律的に解消しました。 まとめ --- - ソラカメ + Flux + 生成 AI(Flux は SORACOM Agent で構築)で在庫を画像から把握。自己ホスト AI エージェントが UCP を MCP でラップしたデモ EC へ、判断から発注までを人手ゼロで通せることを確認しました。 - 肝は、単なる自動化ではなく状況に応じた判断(同じ商品で逆の選択)とその説明、そして誤発注の抑制まで含めて「AI が状況を読んで動く」体験を作れたこと。 - AI に IoT を作らせ、その IoT が AI に発注させるという入れ子のループを検証できました。 AIの登場によって普段開発しない人でもIoT開発に参加することが可能になりました。アイディアをお持ちの方はぜひチャレンジしていただきたいです。 ― ソラコム久住(jin) --- # SORACOM Discovery 2026 開催レポート ー CEO 玉川が語る「After AI」とゲスト3社が示す現場変革 *Published:* 2026-07-23 *Author:* soracom_staff ソラコムは2026年7月7日、年次カンファレンス「SORACOM Discovery 2026」を開催しました。今年のテーマは「AIの進化とともにIoTは次のステージへ」。会場には30を超えるスポンサーの展示と実機デモが並び、15以上のセッションを実施。来場者のみなさまが、最新の技術動向や活用事例を「聞く・見る・触れる」実践の場となりました。 本記事では、CEO の玉川、CTO の安川、CEO of Japan の齋藤が登壇した基調講演を中心にレポート形式でお届けします。 **基調講演:玉川CEOのメッセージ、競争力は「トークン資本」に宿る** ------------------------------------ ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image5-1024x683.png)代表取締役社長 CEO の玉川 憲は、ソラコムがIoT通信を軸としたプラットフォームから「AIとIoTを融合したプラットフォーム」へと進化していることを紹介しました。SORACOMのプラットフォームは、世界で900万を超えるデバイス、4万社を超えるお客様にご利用いただいており、ガートナーの2026年マジック・クアドラントでもリーダーの一社に選出されるなど、グローバルでの評価も広がっています。玉川はこうした実績に触れたうえで、講演の冒頭に「生成AI時代に、企業はどこで競争力を生むのか」という問いを据えました。 玉川は、生成AIは人類史における「知の創造」であると位置づけました。活版印刷が「知の複製」を、インターネットが「知の共有」をもたらしたのに対し、生成AIは人の領域だった「創造」に初めて踏み込んだと説明しました。さらに「AIコードエージェントの登場によって、人がコードを書く時代が“急に”終わりを迎えた」と述べ、高性能な基盤モデルを誰もが等しく“借りられる”時代には、モデルそのものが差別化要因にはならないと指摘しました。 では、どこに競争力が生まれるのか。玉川が挙げた答えが「トークン資本(Token Capital)」です。これは、人とAIがやり取りを重ねる(学習の循環=ラーニングループを回す)ほど、自社ならではのAIの知見やノウハウが資産として積み上がっていく、という考え方です。基盤モデルは誰もが同じものを使えても、そこに自社の業務やデータを重ねて育てたトークン資本は、他社には真似できない差別化になります。 ここで玉川が強調したのが、「人の価値はむしろ高まる」という点です。マイクロソフトのサティア・ナデラ氏の「人的資本は、トークン資本が育つほど価値が上がる」という言葉を引き、これからの人材は、AIに仕事を教え、任せ、その結果を監督・判断し、例外に対応する“AIのリーダー”になっていくと説明しました。AIが担う領域が広がるほど、それを使いこなす人の重要性も増していく、というわけです。 ソラコム自身も、この考え方を実践しています。組織を「少人数×AI」のチームへと再編し、「Embrace Change(変化を、抱きしめよう)」を合言葉に、この1年で大きく変わりました。社員のAI利用率は100%、プロダクトのコードはほぼ全量をAIで生成し、売上に対する販管費の比率は6ポイント低下。それでも人員は減らさず、生み出された余力をより価値の高い仕事へ振り向けています。 そのうえで玉川は、ソラコムが果たす役割を「安全な器(リアルワールドAIプラットフォーム)」と表現しました。現場のセンサーやカメラから集まるフィジカルなデータも、社内外に散らばるデジタルなデータも、安全にAIへつなぐ土台になる、という意味です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image2-1-1024x577.png)プラットフォームの進化 ーフィジカルAIの時代に欠かせない「安心・安全な通信」 --------------------------------------- 最高技術責任者 CTO の安川 健太からは、フィジカルAIの時代に欠かせない「安心・安全な通信」をテーマに、ネットワークセキュリティを高める新機能「VPGトラフィックフィルタリング」やSIMの耐タンパ性などの機能を紹介しました。加えて、SIMの新技術SGP.32を活用しSORACOMのプラットフォーム上で通信キャリアを切り替える機能「Connectivity Hypervisor」、SORACOMで培った技術をコネクテッドカー業界向けに展開する初のパッケージ「Automotive Suite」などの新サービスを発表しました。 IoT実践を始めるために ー今日からIoTデータ活用を始めるためのデバイス・サポート ------------------------------------------ CEO of Japan の齋藤 洋徳は、まず「IoTデータ活用の実践を始めること」の重要性について説明しました。ソラコムでは、これからIoTを始める方に向けたデバイスも提供しています。センチメートル級の測位を可能にする「RTKサービス」や、屋外設置にも対応する通信機能搭載のクラウド型カメラ「ソラカメPro」といった、現場のデータを手軽に取得するための新デバイスを紹介しました。あわせて、IoTシステムの構築・運用を効率化するサービス群に加え、専門コンサルタントがプロジェクトに伴走する「プロフェッショナルサポート」や、認定パートナーによる支援など、実践を後押しする体制も紹介されました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image6-1024x341.png)最高技術責任者 CTO 安川(左)、CEO of Japan 齋藤(右)**特別ゲスト:現場・製品を進化させる3社の実践** -------------------------- ### **本田技研工業株式会社 ― モビリティロボット「UNI-ONE」** 本田技研工業株式会社 UNI-ONE事業責任者の中原 大輔氏に、モビリティロボット「UNI-ONE」に搭乗してご登壇いただきました。UNI-ONEは、座ったまま体重移動するだけで全方位(360度)へ動くことができ、年齢や障害の有無を問わず利用できる「インクルーシブなモビリティ」です。大分県のハーモニーランドでは、ARグラスを装着してキャラクターと空を旅するアトラクションを提供。物理的な移動とデジタル体験を融合させたXRモビリティを実現しています。 中原氏は「わずかな遅延や断絶が没入感を壊してしまう。ソラコムの安定した通信基盤を獲得したからこそ、新しい体験が作れた」と述べました。位置情報に連動したAI音声対話ガイドや、画像認識AIによる危険エリアの自動回避などの機能もご紹介いただき、「移動を、体験に変える」を掲げ、ホンダのモビリティ技術とSORACOMの通信を掛け合わせ、「フィジカルAI」による社会変革を目指すと締めくくられました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image3-1-1024x683.png)本田技研工業株式会社 中原氏(左)### **アズビル株式会社 ― ビル空調のエンジニアリング作業をリモート化** アズビル株式会社 執行役員の安田 一彦氏は、同社のビルディングオートメーション事業のIoT化を紹介されました。これまで、空調機器の設定や動作確認といった「エンジニアリング作業」は、必ず現場で行う必要がありました。安田氏は、SORACOMの通信を活用し、LTEルーターを後付けで空調管理機器に取り付けることで、既存システムを刷新することなく「現場作業の一部リモート化」を実現したと説明しました。 作業者の移動時間の削減にとどまらず、複数現場の同時対応、安全な室内からの作業、作業内容の可視化や技術伝承、働き方に制約のある社員によるリモート支援、拠点間の負荷平準化を可能にしています。現在は全国約30の現場で実運用され、現場からは「一度使ったら手放せない」との声が寄せられているそうです。 安田氏は「人を置き換えるためではなく、人が安心して、より価値の高い仕事に集中できるDXでありたい」と語り、ビル設備業界全体の働き方改革への貢献を掲げられました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image7-1024x683.png)アズビル株式会社 安田氏(右)### **東京ヴェルディ株式会社 ―** **スポーツ×テクノロジー** 東京ヴェルディ株式会社 代表取締役社長の中村 考昭氏は、サッカーにとどまらず17競技を展開する総合型スポーツクラブとしての進化の方向性を語りました。ホームゲーム開催時は、物販のショップにソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を導入し、来場者の動線分析や混雑リスクの管理を行っています。 中村氏は、試合のない日もファンとつながり続けるための施策として、eSIMを活用したモバイル通信サービスの構想を紹介しました。通信を軸に、オンラインでファンとつながるためのコンテンツを提供するというアイデアです。 極めてフィジカルな領域であるスポーツにこそIoTやAIを組み込む余地が大きいとし、ソラコムとともに日本のスポーツビジネス産業の成長を目指したいと、力強く語られました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-9.png)東京ヴェルディ株式会社 中村氏(右)**展示・セッション** ------------ 30社を超えるパートナー企業が集結した展示コーナーでは、それぞれの強みを活かしたデバイスやソリューションが並び、その場で情報収集や相談をする多くの来場者が集まりました。ソラコムのブースでも、Discoveryで新たに発表されたサービスやデバイスを展示。ソラコム社員やユーザーグループがアイデアを形にする「IoTプロトタイピングコーナー」には、IoTシステム活用のヒントを探す方々にもお集まりいただきました。 午後のブレイクアウトセッションでは、新発表やSORACOMのアップデートを技術視点で語るCTOキーノートやIoT・AI・DX活用事例の実践者をゲストにお迎えしてご紹介しました **キーノートに関連する新発表** ----------------- 数多くの新発表がキーノートで紹介されました。詳細は[プレスリリース](https://soracom.com/ja/news/category/press)をご覧ください。 - [衛星通信とセルラー通信を統合管理、衛星IoTシステムをスムーズに構築可能に](https://soracom.com/ja/news/20260706-satellite-for-iot) - [業務現場のIoT活用をAIエージェントが支援するサービス 「SORACOM Agent」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-ai-agent-service) - [ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」、屋外現場向け通信一体型の新モデル「ソラカメ Pro」を発表](https://soracom.com/ja/news/20260707-soracam-pro) - [IoTシステムのネットワークセキュリティを強化する「VPGトラフィックフィルタリング」機能の提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260707-vpg-traffic-filtering) - [コネクテッドカーの車載通信からサービス運用までを支える 「SORACOM Automotive Suite」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-automotive-suite) - [クラウドネイティブなモバイルコア技術を 通信事業者へ提供する新たな事業展開を発表](https://soracom.com/ja/news/20260702-providing-mobile-core-technology) - [IoTデバイスの標準通話機能(VoLTE)を活用した 音声接続サービス「SORACOM Air RTC Gateway」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-soracom-air-rtc-gateway) - [プロファイル管理基盤「SORACOM Connectivity Hypervisor」の商用提供を開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-connectivity-hypervisor-ga) **おわりに** 基調講演で示した戦略は、展示・セッション・コミュニティを通じて会場全体の“実践”として体現され、ソラコムがヒト・モノ・AIをつなぐプラットフォームへと着実に領域を広げていることを実感いただける一日となりました。ソラコムは、これからもお客様・パートナーのみなさまとともに、新しい価値を創造し続けてまいります。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image4-1024x683.png) --- # 顧客は通信キャリアや自動車メーカー ~ 専門領域で活躍するSAの日常とTAMの仕事とは *Published:* 2026-07-15 *Author:* mizuho SORACOMは、IoTデバイスの通信、データ活用、運用を支えるプラットフォームです。この裏側を支えるチームはいくつかありますが、中でもAutomotive/MVNEチームは、SORACOMの通信技術を使った自動車メーカーや通信キャリア向けの専用機能を開発・提供しているプロダクトチームです。今回は、同チームのマネージャーのfactoryとソリューションアーキテクト (SA)のtoyoに、顧客支援を担当するテクニカルアカウントマネージャー (TAM) ・SAへの期待について聞きました。 ソラコムでは社員同士をニックネームで呼び合う文化があり、本記事でもニックネームで紹介します。 プロフィール - **factory**(今井):Automotive/MVNE領域の技術/開発チームのマネージャー。ソフトウェアエンジニアとして広告配信システムの開発や運用、クラウドプロバイダでのソリューションアーキテクトを経て、ソラコムに入社。8年ほどソリューションアーキテクトを務めた後、現在は開発者として仕事をしている。趣味はランニング。 追い込むようなトレーニングが好き。サウナの代わりにランで整っている。 - **toyo**(豊福):ネットワークインテグレーターでのネットワークエンジニア経験を経て、外資系モバイルコアベンダーでソリューションアーキテクト(SA)として5Gやモバイルコアネットワークのインテグレーションやプレセールスに従事。現在はソラコムのSAとして技術支援に携わる。東京都出身、2児の父。趣味はビールを飲むこと、初めて訪れる場所でのジョギング、音楽鑑賞。 **Automotive/MVNEチームとは** ------------------------ ── まず、Automotive/MVNEチームはどのようなお客様・領域を担当しているのでしょうか。 **factory**:チーム名のとおり、私たちが担当しているのは、主に『Automotive』と『MVNE』という2つの大きな領域です。まずAutomotive領域ですが、こちらは自動車メーカーのお客様が対象です。最近の車には通信機能が搭載されていて、サービスセンターとの音声コミュニケーションや、走行記録をクラウドに送信してメンテナンスに活用する仕組みなどが動いています。私たちは、そうした自動車業界の次世代のモノづくりを通信の力で支援しています。 もう一方のMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)は、通信事業を自社で展開したい、あるいはすでに展開しているお客様向けのビジネスです。ソラコムは、現在900万回線規模を支える通信プラットフォームを自社で作り上げてきました。その通信技術をお客様が自社サービスに組み込みやすいように「必要な機能(コンポーネント)」や「サービス」として切り出して提供しています。 ── 他のチームと比べたときの特徴はありますか。 **factory**:これまでソラコムは、IoTを活用して自社のDXや業務効率化を進めるお客様にサービスを提供してきた印象が強いかもしれません。一方でAutomotive/MVNEチームでは、コネクティビティサービスそのものをソリューションとして提供するお客様、つまりその先にBtoBやBtoCのサービスを持つお客様を支援している点が、大きな違いです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image1-1920x1441.jpg)**Automotive/MVNEチームにおけるSAの役割と働き方** ----------------------------------- ── toyoは、Automotive/MVNEチームでSAを担当しています。現在の役割と働き方を教えてください。 **toyo**:SAの業務は幅広く、まずはセールスと一緒に提案活動を行います。お客様の技術的な課題や運用上の課題を理解し、それをソラコムとしてどう解決できるのかを整理して提案します。提供するにあたって必要となるコストの試算や見積もり作成などもSAの役割に含まれます。 また、提案段階だけでなく、受注後のデリバリーまで深く関わるのが特徴です。PoC (概念実証) のフェーズでは、自らAWS環境を構築したり、プログラムを作成することもあります。商用向けのプロジェクトでは、エンジニア陣と連携して構築を進めつつ、お客様に伴走して運用要件や体制、監視項目などを整理していきます。 サービス開始後も、お客様からいただいた要望や運用上の課題を基に改善を継続します。システム障害が起きた際には、サポートエンジニアや今回募集しているTAMと連携して解決していきます。提案からデリバリー、運用後まで継続的にお客様を支援する役割です。 ── 担当する案件数や、1日の流れも教えてください。 **toyo**:案件数はフェーズによって変わりますが、常時2〜4社ほどを並行して支援することが多いです。1日の流れとしては、朝にチームやプロジェクトのミーティングを行い、直近の状況や課題などを共有します。その後、Slackやメールを確認し、PoCの環境構築や開発、提案資料作成、技術・運用面の調査などを進めます。午後には、お客様との打ち合わせや、TAM・エンジニアとの運用相談が入ることもあります。海外パートナーとの連携もあるため、夕方以降に打ち合わせが入る日もあります。私の場合、出社は月に1回程度、お客様訪問も月に1回程度で、基本的にはフルリモートに近い形で働いています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-3.png)**なぜ今、このチームにTAMが必要なのか** ----------------------- ── Automotive/MVNEチームでは、今回3人目のSAと、新たにTAMを募集すると伺っています。なぜ今、TAMが必要なのでしょうか。 **factory**:Automotive/MVNEチームは、2025年に立ち上がった新しいチームです。以前からこの領域への取り組みは続けていましたが、現実的なビジネスとしてローンチでき、お客様にも提供できる状態になってきたことで専門のチームが組成されました。2026年現在、商用利用が始まるフェーズに入り、導入後の運用を支えるTAMの重要性が高まっています。 ── TAMが加わることで、SAの動き方やチームの支援はどう変わりそうでしょうか。 **toyo**:SAは、お客様への提案やシステム導入に重きを置いた動き方をしています。一方で、お客様にとってはシステムを動かした後、エンドユーザーにサービスが提供され始めてからが本当のビジネスの始まりです。 導入フェーズと運用フェーズでは、お客様側の担当部門が変わることもあります。TAMが運用部門の方々と信頼関係を築いてくれることで、SAは導入側・開発側のお客様と向き合いながら、運用も含めた文脈を把握した支援ができます。 新しい提案につなげる上でも、TAMの存在は大きいです。提供する機能や価格だけでなく、運用フェーズできちんと支援できるパートナーであることも重視されます。だからこそ、TAMが入ってくれると心強いです。 ── TAMにはどの程度の技術理解が必要でしょうか。 **toyo**:プログラムやシステムの開発経験、あるいはインテグレーションやサポートの経験があると、お客様の運用担当者との会話がスムーズになり、信頼も得やすくなるかもしれません。ただ、細部まで実装レベルで理解している必要はありません。SORACOM のアーキテクチャや、お客様のシステムとのつながりをハイレベルに理解していれば、SAやエンジニアと連携しながら支援できます。 ── TAMに期待する具体的な業務としては、どのようなものがありますか。 **factory**:日々の運用では、計画作業に伴う影響確認や調整、お客様の需要予測を踏まえ、システムのスケーリングに問題がないかを確認するキャパシティプランニングのほか、SIMの発行に関するファイルのやり取りなどの細かな業務も発生します。こうした業務フローを整理し、社内のエンジニアと連携して、必要な部分は自動化しながら、運用を安定的に回していくこともTAMに期待したい役割です。 **toyo**:お客様から日々の運用に関する困りごとを気軽に相談できる存在になってもらえるとチームとして大きな力になります。お客様の状況、課題、優先度を把握・整理してチームと連携し、改善につなげる動き方を期待しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-2.jpeg)**このチームで働く面白さと難しさ** ------------------- ── このチームで働く面白さや難しさについて教えてください。 **factory**:Automotiveのお客様に関しても、MVNEのお客様に関しても、私たちが向き合っているのは、世界中の多くの人が知っているような会社です。そうしたお客様に対して、100%自社で開発・運用しているSORACOMのプラットフォームを使ってソリューションを提供することに挑戦しています。 お客様と話していると、お客様のユースケースが広がる中で、既存のプラットフォームをさらに進化させるべきポイントが見えてきます。その課題に対して、「ここをこうすれば、この世界的なお客様の問題を自分たちの技術で解決できる」と実感できることが面白さです。難しさはその裏返しで、自分たちで作っているプラットフォームだからこそ、お客様に安心して使っていただける品質・性能・運用体制を、自分たちでどこまで作り込めるかが問われます。 **toyo**:難しさと面白さは表裏一体です。一つは、開発チームとの距離が近いことです。チームの半分ほどがエンジニアで、実際にコードを書いているメンバーが近くにいます。分からないことがあればすぐに相談できますし、自分でソースコードを確認することもできます。プラットフォームの中身を深く知れる点は、とても面白いです。 また、コアネットワークや通信基盤に関わるため、多くのユーザーに使っていただけるサービスを提供できます。Automotive/MVNE領域では、技術要件だけでなく、運用、契約、法務、コストなど、考えることが多くあります。複雑ですが、いろいろな観点を踏まえて提案内容を考えるところが面白いです。 以前の案件では、導入後にお客様から直接感謝の言葉をいただき、大きなモチベーションになりました。ソラコムでは、自分たちが作ったものを提案・導入し、その結果がお客様から返ってくる感覚があります。そこは魅力の一つです。 **factory**:自分たちで作り、提案方法や戦略も自分たちで作っているからこそ、お客様からの反応がやりがいとして返ってきます。認められた実感が得られる仕事だと感じています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-1.jpeg)**こんな方に来てほしい** -------------- ── 最後に、Automotive/MVNEチームでは、どのような方がマッチしそうでしょうか。 **toyo**:モバイルコアや通信基盤の開発・運用経験を持っている方がいれば、もちろん役に立ちます。ただ、その部分は入社後にキャッチアップできると思います。個人的に大事だと感じるのは、お客様とすぐに電話で話したり、クイックに確認したりするコミュニケーションに抵抗がない方です。 運用部門のお客様と信頼関係を作れると、運用もしやすくなりますし、導入や提案もしやすくなります。月次の定例会だけでなく、必要に応じて都度相談し合える関係を作れる方だと、チームとして非常に心強いです。 ── TAM経験者以外では、どのような経験を持つ方がフィットしそうでしょうか。 **factory**:職種としては、ソリューションエンジニア、システムエンジニア、サポートエンジニアの方がフィットしやすいと思います。私たちのチームでは、「それは本当に課題なのか、お客様に直接確認した方がよいのではないか」という会話をよくします。想像だけで進めず、お客様に聞くことを大事にしています。そこでお客様に直接確認することをためらわず、「実際にはどうなのでしょうか」「なぜそうなっているのでしょうか」と聞ける人は、マッチすると思います。 **toyo**:お客様ごとの状況や、大切にすべきポイントを捉えて、社内に伝えてくれる動き方を期待しています。このお客様はこういう報告が必要だとか、詳細よりもスピーディなアップデートを重視するとか、過去の運用ではこうだったので今回はこうした方がよさそうだとか、そうした背景を踏まえて動いてくれると、SAとしてもとても助かります。 **factory**:Automotive/MVNEチームはまだ新しいチームで、TAMの役割もこれから一緒に作っていくフェーズです。決まった型を回すというより、お客様の商用サービスを安定して支えながら、ソラコムらしいTAMのあり方を定義していける方にぜひ来ていただきたいです。 テクニカルアカウントマネージャー(TAM)・ソリューションアーキテクト (SA)を募集しています 詳しくはこちら →[採用ページ](https://open.talentio.com/r/1/c/soracom/homes/2341) [募集一覧 / 株式会社ソラコム open.talentio.com](https://open.talentio.com/r/1/c/soracom/homes/2341) --- # SORACOM Agent発表、Automotive Suite提供開始、他 ほぼ週刊ソラコム 06/20-07/10 *Published:* 2026-07-14 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 7月に入り、厳しい暑さが続く季節となりました。屋外でのIoT活用や体調管理への関心が高まる時期でもあります。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 07/01(水) - [SORACOM Support Bot で高度な回答モードを利用できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-support-bot-degao-du-nahui-da-modowoli-yong-dekiruyouninarimasita-fCdBm) - SoracomAPIでアカウントデータを参照し、IoT SIMのステータスなどアカウント固有の質問にも回答できるモードが追加されました。 - [ソラカメ専用セルラーパックの月額料金を改定します](https://changelog.soracom.io/ja/sorakamezhuan-yong-serurapatukunoyue-e-liao-jin-wogai-ding-simasu-4fZlK) - 月額料金を4,950円から5,280円(税込)に改定します。2026年10月1日より適用されます。 - 07/03(金) - [API レスポンスフィールド追加のお知らせ](https://changelog.soracom.io/ja/api-resuponsuhuirudozhui-jia-noozhi-rase-1ZKpi) - SoraCam APIのレスポンスに新フィールド「ssid」が2026年7月13日より追加されます。 - 07/07(火) - [Connectivity Hypervisor の提供を開始しました](https://changelog.soracom.io/ja/connectivity-hypervisor-noti-gong-wokai-shi-simasita-2UfQ5O) - IoT SIMで複数のサブスクリプションをプロファイルとして管理し、必要に応じて切り替えられるようになりました。 - [衛星通信サービス (NTN) 対応の planNT1 が日本でも利用できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/wei-xing-tong-xin-sabisu-ntn-dui-ying-no-plannt1-gari-ben-demoli-yong-dekiruyouninarimasita-314ddm) - Skylo による衛星通信サービス対応の planNT1 を、OTA でplan01s/plan-USに追加できるようになりました。 - [マネージド AI エージェントサービス SORACOM Agent を Technology Preview として発表しました](https://changelog.soracom.io/ja/manezido-ai-ezientosabisu-soracom-agent-wo-technology-preview-tositefa-biao-simasita-2YNqaQ) - IoTプロジェクトの計画から実装・運用まで、AIエージェントが自然言語での相談を通じて支援するサービスです。 - [AI エージェントから SORACOM のドキュメントを検索できる SORACOM Knowledge MCP サーバーの提供を開始しました](https://changelog.soracom.io/ja/ai-ezientokara-soracom-nodokiyumentowojian-suo-dekiru-soracom-knowledge-mcp-sabanoti-gong-wokai-shi-simasita-3jegus) - Claude Code や Claude Desktop などのAIエージェントから、SORACOMのドキュメントやAPIリファレンスを検索できる読み取り専用のMCPサーバーです。 - [SORACOM ユーザーコンソールに使用状況ダッシュボードを追加しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-yuzakonsorunishi-yong-zhuang-kuang-datusiyubodowozhui-jia-simasita-2VoeC4) - 今月と過去2か月分の日次使用状況データをブラウザ上で確認・絞り込み・エクスポートできるようになりました。 - [SORACOM アイコンセット v2.6 を公開しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-aikonsetuto-v2.6-wogong-kai-simasita-2ZVOH6) - アイコンを3個追加したv2.6を公開しました。PowerPoint、PNG、SVG形式でダウンロード可能です。 - 07/09(木) - [日本で販売するデバイスの一部について価格を改定しました](https://changelog.soracom.io/ja/ri-ben-defan-mai-surudebaisunoyi-bu-nituitejia-ge-wogai-ding-simasita-nzOog) - LTE Cat.M モジュール「BG96 Mini PCIe」など一部デバイスの価格を改定しました。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 06/22(月) - [現場DXの突破口はここに。SORACOM Discovery 2026 注目セッション&展示](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/22/soracom-discovery-2026-dx-featured/) - 06/23(火) - [【SORACOM Discovery 2026】展示ブース紹介 第1弾:プラチナ・ゴールドスポンサー編](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/23/discovery2026-booth-1/) - 06/24(水) - [IoT活用支援の優秀企業を表彰する 「SPSアワード 2025」を発表](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/24/sps-award-2025/) - 06/26(金) - [【SORACOM Discovery 2026】問い合わせ対応をAIでどう自動化・効率化する? LINE連携の成功事例セッション & 会場で試せる最新デモの見どころ](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/26/soracom-discovery-2026-wisora/) - 06/27(土) - [【SORACOM Discovery 2026】展示ブース紹介 第2弾:シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(デバイス/ソリューション編)](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/27/discovery2026-booth-2/) - 06/29(月) - [【SORACOM Discovery 2026】展示ブース紹介 第3弾:シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(ソリューション / サービス / インテグレーション編)](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/29/discovery2026-booth-3/) - 06/30(火) - [RTK対応GNSSレシーバー「QLM29HBAA-GM」をSORACOM IoTストアで販売開始!](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/30/qlm29h-release/) - [SORACOM Discovery 2026:IoTのプロに直接相談!「展示会場:インフォメーションブース」](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/30/discovery2026-information/) - 07/03(金) - [やりたいことから IoT の始め方を探せる「SORACOM アーキテクチャーセンター」を公開しました](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/03/soracom-architecture-center-launch/) - 07/08(水) - [AI エージェントから SORACOM のドキュメントを検索できる「SORACOM Knowledge MCP サーバー」を公開しました](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/08/soracom-knowledge-mcp-server-now-available/) - 07/10(金) - [IoTデバイスに「声」をつける ―― SORACOM Air RTC Gateway のご紹介](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/10/soracom-rtc-gateway/) - [コネクテッドカーの通信課題、SORACOMはどう解くか——SORACOM Automotive Suite のご紹介](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/07/10/soracom-automotive-suite/) 外部メディア ------ - 06/25(木) - [ソラコムのAIボット「Wisora」が実現する人とAIの協働を促進するハンドオーバー機能](https://voix.jp/business-cards/wisora-ai-collaboration-feature/) - [ソラコム「Wisora」に新機能 AIと人が共同対応するハンドオーバー機能を追加](https://ascii.jp/elem/000/004/413/4413468/) - 06/30(火) - [ソラコム、RTK対応GNSSレシーバーを提供開始 cm級測位の導入を支援](https://businessnetwork.jp/article/35676/) - [高精度位置測位が可能なRTK対応GNSSレシーバーの販売開始](https://news.3rd-in.co.jp/article/2d141738-7430-11f1-81b2-9ca3ba09c411) - [フィジカルAIの本質とは?ソラコムがOODAループで解説 ロボットだけでは実現できない理由](https://robotstart.info/article/2026/06/30/382094.html) - [SORACOM、高精度測位対応のRTK GNSSレシーバー「QLM29HBAA-GM」を提供開始](https://ascii.jp/elem/000/004/414/4414570/) - 07/01(水) - [KDDIとソラコム、次世代eSIM規格「SGP.32」対応のIoT SIM提供開始へ](https://businessnetwork.jp/article/35716/) - [次世代eSIM規格「SGP.32」を活用したIoT SIMサービスの提供開始](https://news.3rd-in.co.jp/article/94cf301a-7507-11f1-a460-9ca3ba09c411) - [ソラコム、次世代eSIM規格「SGP.32」対応SIMを7月7日提供開始](https://voix.jp/biz/news-analysis/172706/) - [ソラコムとKDDI、次世代eSIM規格「SGP.32」対応IoT SIMを国内初の商用提供へ](https://ascii.jp/elem/000/004/415/4415049/) - [GRIFFYとソラコム、自然言語で画像解析する生成AI搭載の現場監視システムをレンタル提供](https://iotnews.jp/construction/274608/) - 07/02(木) - [ソラコム玉川社長「アフターAIの企業価値は“トークン資本”」にあり、AI活用レベルを上げる「安全な器」を提供へ](https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2122047.html) - [IoT通信のソラコム、AIエージェントで業務支援サービス](https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC024LR0S6A700C2000000/) - [ソラコムのAIエージェント「SORACOM Agent」で業務のIoT自動化が実現する未来](https://voix.jp/business-cards/soracom-agent-iot-automation/) - [ソラコム、自社のクラウドモバイルコア技術を外部展開](https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2122021.html) - [株式会社ソラコム、クラウドネイティブなモバイルコア技術の提供を通信事業者へ開始](https://voix.jp/mobile/soracom-cloud-native-services/) - [株式会社ソラコムが発表したIoTデバイス向け音声接続サービス「SORACOM Air RTC Gateway」の魅力](https://voix.jp/mobile/soracom-air-rtc-gateway-launch/) - [新たな音声接続サービス「SORACOM Air RTC Gateway」の登場でIoTが進化](https://news.3rd-in.co.jp/article/6d3f35c4-75d7-11f1-98fb-9ca3ba09c411) - [社内Wi-Fiの認証にSIMが使える! フルMVNO基盤を抱えるミソラコネクトならではの新提案](https://ascii.jp/elem/000/004/414/4414824/) - [ソラコム・KDDI、IoT用SIM提供 遠隔で通信設定変更](https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00785686) - 07/03(金) - [AIがIoTを作り、運用する SORACOM Agentは総合格闘技だったIoTを変革するか?](https://ascii.jp/elem/000/004/416/4416184/) - 07/07(火) - [ソラコム、LTE内蔵の屋外クラウドカメラ投入](https://www.logi-today.com/974357) - [通信機能を搭載した屋外用クラウドカメラ『ソラカメ Pro』が登場](https://news.3rd-in.co.jp/article/feb3f594-79b5-11f1-b6a0-9ca3ba09c411) - [ソラコムが提供開始する「VPGトラフィックフィルタリング」でIoTセキュリティを強化](https://voix.jp/mobile/soracom-vpg-traffic-filtering/) - [SORACOM、IoT通信をIP・ドメイン単位で制御する「VPGトラフィックフィルタリング」を提供開始](https://ascii.jp/elem/000/004/416/4416933/) - [1年でAfter AIの組織に生まれ変わったソラコム、「トークン資本」の安全な器へ:人工知能ニュース(1/2 ページ)](https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2607/07/news073.html) - 07/08(水) - [ホンダ『UNI-ONE』、通信基盤でAR体験を進化…SORACOM Discovery 基調講演](https://response.jp/article/2026/07/08/413733.html) - [「フィジカルAI」が導く産業の再定義――ソラコムが提示した「トークン資本」の正体](https://note.com/lithe_nerine2383/n/n9385109a0a04) - 07/09(木) - [AI時代もIoTはやっぱりSORACOM! そう確信できた10のポイントとは?](https://ascii.jp/elem/000/004/417/4417693/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 07/01(水) - [次世代eSIM規格「SGP.32」対応のIoT SIMを共同開発、 7月7日から順次提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260701-iot-sim-for-sgp32) - KDDIと共同開発した次世代eSIM規格「SGP.32」対応のIoT SIMを7月7日から順次提供開始します。 - 07/02(木) - [業務現場のIoT活用をAIエージェントが支援するサービス 「SORACOM Agent」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-ai-agent-service) - 専門知識不要で自然言語による指示からIoT活用を支援するAIエージェントサービスを提供開始しました。 - [コネクテッドカーの車載通信からサービス運用までを支える 「SORACOM Automotive Suite」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-automotive-suite) - コネクテッドカーの車載通信から課金・サービス運用までをワンストップで支える基盤を提供開始しました。 - [クラウドネイティブなモバイルコア技術を 通信事業者へ提供する新たな事業展開を発表](https://soracom.com/ja/news/20260702-providing-mobile-core-technology) - 自社のクラウドネイティブなモバイルコア技術を、通信事業者向けに外部提供する新事業展開を発表しました。 - [IoTデバイスの標準通話機能(VoLTE)を活用した 音声接続サービス「SORACOM Air RTC Gateway」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260702-soracom-air-rtc-gateway) - IoTデバイスのVoLTE機能を活用し、サポートセンターやAIとの通話を実現する音声接続サービスを提供開始しました。 - [プロファイル管理基盤「SORACOM Connectivity Hypervisor」の商用提供を開始、SGP.32対応IoT SIMの柔軟な運用を実現](https://soracom.com/ja/news/20260702-connectivity-hypervisor-ga) - SGP.32対応IoT SIMで複数プロファイルを柔軟に運用できる管理基盤の商用提供を開始しました。 - 07/06(月) - [衛星通信とセルラー通信を統合管理、衛星IoTシステムをスムーズに構築可能に](https://soracom.com/ja/news/20260706-satellite-for-iot) - 衛星通信とセルラー通信を統合管理できるサービスにより、衛星IoTシステムの構築を容易にします。 - 07/07(火) - [ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」、屋外現場向け通信一体型の新モデル「ソラカメ Pro」を発表](https://soracom.com/ja/news/20260707-soracam-pro) - 電源のみで即稼働できる屋外現場向けの通信一体型クラウドカメラ「ソラカメ Pro」を発表しました。 - [IoTシステムのネットワークセキュリティを強化する「VPGトラフィックフィルタリング」機能の提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260707-vpg-traffic-filtering) - IoT通信をIP・ドメイン単位で制御できる「VPGトラフィックフィルタリング」機能を提供開始しました。 - 07/10(金) - [AIエージェントが参照できる「SORACOM Knowledge MCPサーバー」を提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260708-knowledge-mcp-server) - AIエージェントがSORACOMのドキュメントやAPIリファレンスを検索できるMCPサーバーを提供開始しました。 [スライド](https://speakerdeck.com/soracom/)公開 ------------------------------------------ - 06/25(木) - [クラウド?エッジ?どっち?ロボアームと AWS サービスで考えるフィジカル AI アーキテクチャ【AWS Summit Japan 2026 | Developer Community Zone】](https://speakerdeck.com/soracom/physical-ai-architecture-with-robot-arm-and-aws-services-aws-summit-japan-2026) [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 07/30(木) - [イプロスAI 2026 夏](https://ex.ipros.jp/expo/iprosai/seminar/) - 10/16(金) - [SORACOM UG東北 #9 in 八戸](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/395065/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # IoTデバイスに「声」をつける ―― SORACOM Air RTC Gateway のご紹介 *Published:* 2026-07-10 *Author:* dai こんにちは。ソラコムの Automotive/MVNEチームでSAを担当している dai(渡邊)です。 SORACOM Discovery 2026で、新サービス「SORACOM Air RTC Gateway」を発表しました。一言で言えば、「IoTデバイスにSIMが入っていれば、それをそのまま音声通話に使える」というサービスです。この記事では「なぜ必要か」「仕組み」「特長」「活用例」を紹介します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-1-1024x577.png)[![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2021/05/ogp.png) SORACOM Air RTC Gateway – SORACOM SORACOM Air RTC Gateway IoTデバイスの標準通話機能(VoLTE)を活用した音声接続サービス SORACOM Air RTC Gatewayは、SORACOM IoT SIMを利用するIoTデバイ… 続き… soracom.jp](https://soracom.jp/services/soracom-air-rtc-gateway/) 「音声」はIoTの未開拓領域だった ----------------- SORACOMのIoT SIMを使って、センサーデータの収集、カメラ映像のクラウド送信、機器の遠隔制御 ーー これらはすでに多くのお客様が実現しています。しかし「音声通話」については、IoTシステムへの統合が難しい領域として残ってきました。 理由は明快です。音声通話には、通常のデータ通信とは別のプロトコルスタック(IMS/VoLTE)が必要で、デバイス側に専用のSIPソフトウェアを実装するか、別途の音声端末を用意するしかありませんでした。現場の機器にわざわざ音声アプリを入れる開発コスト、あるいは音声専用デバイスの追加コスト ーー これがIoTと音声の間に立ちはだかる壁でした。 でも実は、近年のIoT向けセルラー通信モジュールにはVoLTE対応製品が増えています。その能力を、SORACOMが引き受けることで使えるようにしたのがSORACOM Air RTC Gatewayです。 仕組み:SIMとIMS/VoLTEを理解する ---------------------- サービスの仕組みを理解するために、VoLTEの根幹技術であるIMS(IP Multimedia Subsystem)を簡単にご紹介します。 VoLTEによる音声通話は、一般的なIPデータ通信とは異なる経路で行われます。デバイスは電源を入れると、IMSコア(P-CSCF)に対してSIP REGISTERを送信し、SIMを使ったAKA(認証・鍵合意)によってセキュアな通信路(IPsec SA)を確立します。この認証が完了して初めて、SIP INVITEによる発着信やSIP MESSAGEによるメッセージングが可能になります。 つまり、VoLTEの安全性はSIMによる認証に支えられています。SORACOM Air RTC Gatewayはこの認証処理をSORACOMのクラウドで行い、その後お客さまが指定するVoIPプロバイダやIP PBXへと転送します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-2-1024x575.png)デバイス側に追加のソフトウェアは不要です。SIMが入っていて、通信モジュールがVoLTEに対応していれば、それだけで音声通話が使えます。 4つの特長 ----- #### デバイス側に特別なソフトウェアが不要 IMS/VoLTE対応の通信モジュールが標準搭載する音声通話機能をそのまま利用します。専用SIPアプリケーションの実装やファームウェア開発は不要で、既存のVoLTE対応デバイスから音声を利用できます。※ 通話にはマイク・スピーカーを備えたデバイスが必要です。通信モジュール単体では音声の入出力はできません。 #### SIM認証で担保された安全性 SORACOM Airによる安全な通信路の上で、IMS/VoLTE標準に基づくSIM認証を行います。認証された端末のみが音声の発着信やメッセージングを利用でき、追加のクレデンシャル管理は不要です。 #### VoIPプロバイダ/IP PBXへ接続 お客さま持ち込みのVoIPプロバイダのアカウントを設定すれば、そのプロバイダから発行される番号で発着信が可能です。VPG(Virtual Private Gateway)による閉域接続を用いれば、企業内のPBXへ安全に接続して内線・コールセンターとの通話や、社内システムと連携したAIエージェントとの音声接続も構築できます。 #### プログラマブルな設定管理 SIMグループ・SIM IDごとの接続先指定など、設定はすべてSORACOMのAPI/ユーザーコンソールから管理できます。デバイスの用途や状態に応じた、IoTならではの柔軟な音声ルーティングを実現します。 活用シーン ----- #### 現場のIoTデバイスからオペレーターへ「声」でつなぐ 駐車場の精算機、エレベーターの緊急通話ボタン、建設現場の重機、医療・介護機器 ーー これまでデータだけで管理していた現場の機器から、必要なときにオペレーターと直接音声でやりとりできるようになります。テキスト入力を介さず、現場の状況をリアルタイムに伝えられる点が、特に緊急性の高いシーンで力を発揮します。 #### AIエージェントによる24時間音声対応 生成AIの急速な進化により、音声による一次受付や異常時の初期対応をAIに任せたいというニーズが急増しています。SORACOM Air RTC Gatewayは、IoTデバイスからの音声をAIエージェントや音声AIサービスへ直接つなぐことができます。AIによる一次対応や、必要に応じてオペレーターへエスカレーションするハイブリッドな構成を構築できます。 #### eSIM Profile Orderと組み合わせた社用端末の内線化 また、eSIMプロファイルを配布・インストールする仕組みである「eSIM Profile Order」と組み合わせると、応用の幅が広がります。SORACOM Air RTC Gatewayの設定を含んだ通信プロファイルをeSIM対応のスマートフォンや業務用デバイスにインストールするだけで、その端末が内線電話や社内AIエージェントへの音声接続に対応します。IT部門が発行したQRコードを社員がスキャンするだけでeSIMがアクティベートされ、VoLTE機能で内線通話が使えるようになります。 [![](https://blog.soracom.com/ja-jp/wp-content/uploads/2024/08/ban1200x630_2408_esim-profile-order-min.jpg) ソラコム提供外のSIMでも使える、eSIM Profile Orderをリリースしました – SORACOM公式ブログ こんにちは!ソラコム ソリューションアーキテクトの渡邊(ニックネーム: dai)です。 先日開催されたSORACOM Discovery blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/2024/08/14/esim-profile-order/) > ##### ご注意事項 > > - 110・118・119等の公共緊急通報への接続には対応していません > - すべての音声セッションは、SORACOMとご契約のお客さまのアカウント範囲内で完結します --- 本サービスのご利用には事前申請が必要です。ご利用をご希望の方は、[お問い合わせフォーム](https://soracom.jp/contact/)より「SORACOM Air RTC Gatewayを利用したい」旨ご連絡ください。ご利用用途(接続先・デバイス・想定通話量など)をお伺いした上で、個別にご案内します。 IoTと音声がシームレスにつながることで、現場の課題解決はさらに次のステージへ進みます。皆さんのアイデアで、音声を使った新しいIoTのユースケースを一緒に形にしていきましょう!まずはお気軽にご相談ください。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2021/05/ogp.png) SORACOM へのお問い合わせ – IoT プラットフォーム SORACOM soracom.jp](https://soracom.jp/contact/) ― ソラコム 渡邊(dai) --- # コネクテッドカーの通信課題、SORACOMはどう解くか——SORACOM Automotive Suite のご紹介 *Published:* 2026-07-10 *Author:* dai こんにちは。ソラコムのAutomotive/MVNEチームでSAを担当しているdai(渡邊)です。 先日開催された SORACOM Discovery 2026 で、自動車業界向けの新しいソリューション「SORACOM Automotive Suite」を発表しました。本ブログでは、コネクテッドカーが抱える通信の課題を整理しながら、今回提供を開始した機能 -マルチPDNサポートと SORACOM ダウンストリーム課金プラットフォーム -について詳しくご紹介します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/07/image-1024x576.png)[![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2021/05/ogp.png) SORACOM Automotive Suite – SORACOM SORACOM Automotive Suite コネクテッドカーの車載通信からサービス運用までを支える通信運用・管理プラットフォーム SORACOM Automotive Suiteは、コネクテッドカーに求… soracom.jp](https://soracom.jp/services/soracom-automotive-suite/) コネクテッドカーは「複数の通信ニーズ」を1台で抱えている ---------------------------- コネクテッドカーに求められる通信は、スマートフォンとは根本的に異なります。1台の車両の中に、まったく性質の異なる複数の通信シナリオが同時に存在するからです。 - アプリからのコントロールや状態管理 —— ドアのロック・アンロック、バッテリー残量確認など、OEM(自動車メーカー)のバックエンドと車両をつなぐ通信 - インフォテイメントやIn-Car Wi-Fi —— 車内でドライバーや同乗者がコンテンツを楽しむ、データ消費量の多い通信 - ファームウェアやAIモデルの更新 —— OTAによる大容量ファイルの配信 - オペレータとの通話や緊急通報 —— 音声・ビデオ通話、緊急時の eCall これら4つのシナリオは、要求するネットワーク品質もデータ量もコスト構造も、まったく異なります。車両制御システムは信頼性と秘匿性が最優先、In-Car Wi-Fiはエンドユーザーが使った分だけ課金したい、ファームウェア更新は大容量を効率よく —— という具合です。 そしてさらにやっかいなのが、「これらを世界各国で10年以上に渡る車両のライフサイクルを通じて提供し続けなければならない」という点です。これら全てを一つのSIM・一つの通信モジュールで実現し、国ごとに異なる規制・ネットワーク・コスト環境に対応しながら継続運用することは、自動車メーカーやサービス事業者にとって大きな負担となっています。 SORACOM Automotive Suiteは、この課題に正面から向き合うために設計されました。 新機能1:マルチAPN – 1枚のSIMで複数の通信セッションを独立管理 ------------------------------------ 従来のIoT SIMは、1枚のSIMに対して1つのAPN(Access Point Name) を使って1つの PDN(Packet Data Network)接続を利用するのが基本でした。しかしコネクテッドカーでは、「自動車制御システム」「音声・ビデオ通話機能」「In-Car Wi-Fiインフォテインメント」が同時に、かつ独立して通信する必要があります。 **マルチAPN** は、1枚のSIMで複数の通信セッションを同時に確立できる機能です。それぞれのセッションは独立したPDN接続を持つため、以下のような運用が可能になります。 - 自動車制御システムのトラフィックはVirtual Private Gateway(VPG)経由で閉域網に接続し、OEMバックエンドと直結。外部インターネットとは完全に分離したセキュアな通信路を確保 - In-Car Wi-Fiのトラフィックはインターネットへ直接抜け、エンドユーザーの利用量を個別に計測 - 音声・ビデオ通話は独立したPDN接続で処理 これまで「複数SIMを搭載したり、用途ごとに別の通信デバイスを用意したりする」ケースもありましたが、1枚のSIMで解決できます。 また、通信宛先ごとの通信量を個別に集計する **Detailed Stats(詳細な通信量集計) 機能** と組み合わせることで、「自動車メーカーが車両にアクセスするための通信」と「エンドユーザーによるインフォテインメント等の通信」の利用量を明確に分けて扱えます。これが後述するダウンストリーム課金プラットフォームの基盤になります。 新機能2:SORACOM ダウンストリーム課金プラットフォーム – エンドユーザーへの通信課金を、OEMが自由に設計できる ------------------------------------------------------------- コネクテッドカーの通信ビジネスにおいて、OEMが本当に難しいと感じるのは「通信の課金をどう設計するか」という問題です。 - In-Car Wi-Fiを乗客が使った分だけ課金したい - 月額プランと従量プランを使い分けられるようにしたい - 通信量の上限に達したら追加データを購入できるようにしたい - 請求書発行や決済はOEM自身のブランドで行いたい これらをゼロから自社で構築しようとすると、料金計算エンジン・請求書発行・決済基盤・通信制限ロジックを個別に開発・運用することになります。 SORACOM ダウンストリーム課金プラットフォームは、これらの課題を解決します。 #### 通信宛先別の利用量計測と自由な料金モデル設計 Detailed Statsと連携し、通信宛先やユースケースごとに利用量を個別計測します。OEMは、例えば「In-Car Wi-FiはGB単位の従量課金」「音声通話は月額固定」といった、用途別の料金モデルを自由に設計できます。また、それ以外にも特定のアプリケーションに対する課金をキャンペーン等で割引したり、プレミアムオプション等でIn-Car Wi-Fiサービスを基本サービスと分けるといったサービス設計が可能となります。 #### エンドユーザーへの請求・決済 エンドユーザーへの請求書発行と、OEM独自のペイメントゲートウェイを通じた料金徴収をサポートします。エンドユーザーが目にするのはあくまでOEMのアプリ・ポータルであり、SORACOMはその裏側で課金の仕組みを担います。 #### 利用量に応じた通信制限と追加データ購入 設定した利用量の上限に達した際の通信制限や、エンドユーザーが自分でデータを追加購入できる仕組みも標準で備えています。「無料枠を超えたら速度制限、追加購入で回復」といった体験を、In-Car Wi-Fiサービスでも実現できます。 番外編:長期稼働を支えるeSIM管理 – SORACOM Connectivity Hypervisor(SGP.32) ------------------------------------------------------------ マルチPDNサポートとダウンストリーム課金プラットフォームが「車両が走り続ける間の通信」を支えるとすれば、どのキャリアのProfileで通信するかという問題は別の層にあります。 製造時に書き込んだSIMのProfileが、10年後の法規制変更や事業環境の変化に対応できるか——これはコネクテッドカーにとって避けられない課題です。SORACOMは **SORACOM Connectivity Hypervisor** を提供しています。GSMAのeSIM新規格SGP.32に準拠し、1枚のSIMに載せるProfileをOTA(Over-The-Air)で遠隔から追加・切替・削除できます。 - 出荷時はSORACOM回線でそのまま接続 - 現地規制の変更時には現地キャリアのProfileに切り替え - 廃車・転売時には不要なProfileを削除 これにより、製造から廃車まで車両のライフサイクル全体を通じた通信管理が実現します。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2026/07/connectivity-hypervisor-icon.png) Connectivity Hypervisor – SORACOM Connectivity Hypervisor は、SORACOM Air for セルラーの IoT SIM 上でプロファイルの管理を行うためのサービスです。本機能を使用することで、複数のサブスクリプション… soracom.jp](https://soracom.jp/services/air/connectivity-hypervisor/) SORACOM Automotive Suite として、ひとつのソリューションに ----------------------------------------- 今回ご紹介した機能は、SORACOMが提供してきた既存の機能と組み合わせることで、コネクテッドカーに必要な通信基盤を一元的に提供するSORACOM Automotive Suiteを構成します。 **機能****役割**SORACOM Air: Global Connectivity + マルチPDNサポート + Detailed Stats世界各国でのマルチセッション通信基盤と用途別利用量集計SORACOM Connectivity Hypervisor(SGP.32対応)eSIM/iSIMによる長期ライフサイクル管理Virtual Private Gateway自動車制御システムの閉域網接続と柔軟なアクセス制御SORACOM ダウンストリーム課金プラットフォームエンドユーザーへの料金設計・請求・決済SORACOM Enterprise Support(24時間365日障害対応)車両稼働を止めないサポート体制そして全体を通じて、OEM自身のブランドで統合されたユーザーエクスペリエンスを提供できることが、このスイートの設計思想の根幹にあります。 --- 本サービスの料金は、対象車両数・展開地域・想定される通信ユースケースに応じた個別見積りとなります。ご利用をご希望の方は、[お問い合わせフォーム](https://soracom.jp/contact/)より「SORACOM Automotive Suiteを利用したい」旨ご連絡ください。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2021/05/ogp.png) SORACOM へのお問い合わせ – IoT プラットフォーム SORACOM soracom.jp](https://soracom.jp/contact/) ― ソラコム 渡邊(dai) --- # AI エージェントから SORACOM のドキュメントを検索できる「SORACOM Knowledge MCP サーバー」を公開しました *Published:* 2026-07-08 *Author:* mike こんにちは!Customer Releiabirity Engineer の峯(mike)です。 近年、Claude Code や OpenAI Codex、 のように、Model Context Protocol (MCP) を通じて外部のツールやドキュメントを参照しながら作業する AI エージェントが広く使われるようになっています。このたび、これらの AI エージェントから SORACOM の公式ドキュメントを検索できる、「**SORACOM Knowledge MCP サーバー**」 を公開しましたのでご紹介します。 [AI エージェントから SORACOM のドキュメントを検索できる SORACOM Knowledge MCP サーバーの提供を開始しました – Soracom SORACOM サービス更新情報 AI エージェントから SORACOM のドキュメントを検索できる SORACOM Knowledge MCP サーバーの提供を開始しました。SORACOM Knowledge MCP サーバーは、Claude Code、OpenA… changelog.soracom.io](https://changelog.soracom.io/ja/ai-ezientokara-soracom-nodokiyumentowojian-suo-dekiru-soracom-knowledge-mcp-sabanoti-gong-wokai-shi-simasita-3jegus) SORACOM Knowledge MCP サーバーとは ---------------------------- AI エージェントは学習時点の知識や Web 検索で得た情報をもとに回答します。そのため最新でない情報や一次情報でない情報、人向けに要約されされた情報をもとに回答するため、度々「ハルシネーション」を起こします。これまで、IoT を実装・運用する中で、AI エージェントに対して SORACOM に関する質問をする場合にもこの問題がありました。 これを解決するために誕生したのが SORACOM Knowledge MCP サーバーです。SORACOM Knowledge MCP サーバーは、AI エージェントから SORACOM のユーザーガイド・料金ページ・IoT レシピ・API リファレンスを検索できる、読み取り専用の MCP サーバーです。AI エージェントが学習済みの知識や Web 検索に頼らず、SORACOM が公開する一次情報に絞って検索・参照できます。また、必要であれば、ページ全文を AI エージェントが扱いやすい Markdown 形式で取得できます。これにより、SORACOM に関する質問への回答のハルシネーションを抑制することが期待されできます。 接続方法 ---- SORACOM Knowledge MCP サーバーは、HTTPS エンドポイントで提供され、AI エージェントからは Streamable HTTP トランスポートで利用できます。SORACOM Knowledge MCP サーバーに認証は必要ありません。また、無償で利用できます。 Claude Code の場合: ``` claude mcp add --transport http soracom-knowledge https://knowledge-mcp.soracom.com ``` OpenAI Codex の場合: ``` codex mcp add soracom-knowledge --url https://knowledge-mcp.soracom.com ``` 接続後は、`claude mcp list` または `codex mcp list` で登録状況を確認できます。 利用できる 3 つのツール ------------- SORACOM Knowledge MCP サーバーは、次の 3 つのツールを提供します。いずれも SORACOM の公式ドキュメントを検索・取得するもので、お客様のアカウントやリソースを変更することはありません。 - **search\_soracom\_docs**: ユーザーガイド、サービス概要・料金ページ、IoT レシピなどでSORACOM が公開する情報を検索します。 - **search\_api\_docs**: API リファレンスを検索します。 - **get\_document**: URL のページ全文を取得します。 `search_soracom_docs`、 `search_api_docs` による検索は、既定でキーワード検索とセマンティック検索を組み合わせた結果を返します。曖昧な自然言語のクエリでも、意図に近いページを見つけやすくなっています。`get_document` では URL からページ全文を取得できます。AI エージェントはこれらのツールを使って、検索結果とページ全文を参照しつつ、SORACOM に関する指示や質問に対応できます。例えば、「この SORACOM API のパラメーターは何だっけ」「この機能の料金は?」といった疑問を、コンテキストを離れずに解決することができます。 まとめ --- SORACOM Knowledge MCP サーバーによって、AI エージェントが自律的に SORACOM の一次情報を検索・参照できるようになりました。IoT の実装と運用にぜひご活用ください。詳しい利用方法と注意点は [SORACOM Knowledge MCP サーバーのドキュメント](https://users.soracom.io/ja-jp/tools/soracom-knowledge-mcp-server/) を参照してください。 ― ソラコム峯 (mike) --- # やりたいことから IoT の始め方を探せる「SORACOM アーキテクチャーセンター」を公開しました *Published:* 2026-07-03 *Author:* jet こんにちは、ソリューションアーキテクトの内田(ニックネーム: jet)です。 SORACOM を使った IoT システムの設計では、通信、デバイス、クラウド連携、セキュリティ、運用監視など、考えることが多くあります。これまでも SORACOM Users のドキュメント、公式ブログ、講演資料、各種ガイドなど、さまざまな形で情報を公開してきました。 一方で、実際に IoT を始めようとすると「この機能は何か」ではなく、「こういうことを実現したい」「この課題を解決したい」という探し方をする場面が多くあります。 たとえば、デバイスの通信量を抑えたい、遠隔から安全に保守したい、複数の通信経路を使って安定性を高めたい、監視データを通知や自動対応につなげたい、といった相談です。 このようなとき、機能単位のドキュメントだけでは目的の情報にたどり着きにくいことがあります。ブログ、講演資料、SORACOM Users など参照先も複数に分かれており、どこから見ればよいのか迷いやすいという課題もありました。 そこで今回、やりたいことと条件から構成や機能を選ぶための設計ガイドとして \*\*SORACOM アーキテクチャーセンター\*\* を公開しました。 SORACOM アーキテクチャーセンターとは ---------------------- SORACOMアーキテクチャーセンターは、IoT システムの設計や実装でよくあるテーマを、目的や課題の単位で整理したガイドです。 従来のように「サービス名」や「機能名」から探すだけでなく、たとえば次のような観点から必要な構成や関連コンテンツを見つけられます。 - セルラー IoT デバイスを設計・実装したい - 通信失敗時の再試行や回復設計を整理したい - 設定情報をデバイスから分離して変更に強い構成にしたい - 通信キャリア選択や冗長化、オフロード戦略を検討したい - データ送信の通信量やデバイス負荷を抑えたい - 通信の暗号化、閉域接続、通信先制御を整理したい - 遠隔操作やリモートアクセスの構成を選びたい - 監視データを通知、分析、自動対応につなげたい それぞれのページでは、なぜその設計が必要なのか、どのような選択肢があるのか、どの SORACOM サービスや関連資料を見るとよいのかを整理しています。最初からひとつの正解を示すのではなく、目的や制約に応じて構成を選ぶための入口として使えることを目指しています。 なぜ作ったのか ------- IoT の活用範囲は年々広がっています。以前から IoT に取り組んできた方だけでなく、現場の業務改善、設備監視、遠隔保守、データ活用、AI 活用など、より具体的な目的から IoT を検討する方も増えています。 さらに生成 AI の進化によって、IoT データの活用可能性も広がっています。センサーやカメラで現場をデジタル化し、そのデータを AI で要約、分類、判断、通知につなげるような取り組みも現実的になってきました。 その一方で、IoT と AI を組み合わせるには、まず現場のデータを安全かつ継続的に取得し、必要な場所へ届ける設計が欠かせません。通信方式、デバイス構成、セキュリティ、運用監視などの基本設計が整っているほど、その後のデータ活用や AI 活用に進みやすくなります。 私たちも、これまで蓄積してきたドキュメントやブログ、講演資料、設計ノウハウをより活用しやすくするために、AI も活用しながら既存コンテンツを整理・再構成しました。人がレビューし、実務でよくある相談や設計観点に沿ってまとめ直すことで、「機能から探す」だけではなく「やりたいことから探す」ための入口を作っています。 どんなときに使えるのか ----------- SORACOM アーキテクチャーセンターは、次のような場面で活用できます。 - IoT プロジェクトの初期検討で、必要な構成要素を整理したいとき - 既存システムの通信量、安定性、運用負荷を見直したいとき - セキュリティやリモートアクセスの設計方針を確認したいとき - SORACOM のどのサービスを組み合わせればよいかを把握したいとき - ブログ、ドキュメント、講演資料など関連情報への入口がほしいとき - AI 活用の前提となるデータ収集・連携の構成を整理したいとき 特に、IoT の経験が少ない方には「何から考えればよいか」を整理する入口として、すでに IoT を運用している方には「今の構成を見直す観点」を確認するためのガイドとして使っていただけます。 まずは目的に近いテーマから ------------- アーキテクチャーセンターでは、現在以下のようなテーマを公開しています。 - [デバイス設計と実装](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/device-design-implementation/) - [設定情報の外部化](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/configuration-externalization/) - [接続性と回線戦略](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/connectivity-strategy/) - [データ送信とシステム連携](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/data-transmission-system-integration/) - [通信保護とアクセス制御](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/communication-security-access-control/) - [遠隔操作とリモートアクセス](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/remote-operations/) - [運用監視・保守](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/operations-maintenance/) たとえば「デバイスがつながらないときの回復設計を考えたい」であれば「[デバイス設計と実装](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/device-design-implementation/)」や「[接続性と回線戦略](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/connectivity-strategy/)」から、「監視データを通知や自動対応につなげたい」であれば「[運用監視・保守](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/operations-maintenance/)」から読み始めるのがおすすめです。 今後も、実際の IoT プロジェクトでよくある設計課題や、SORACOM の新機能、AI 活用の広がりにあわせて、内容を拡充していく予定です。 ぜひ SORACOM アーキテクチャーセンターをご覧いただき、IoT システムの設計や見直しにお役立てください。 [![](https://users.soracom.io/images/ask-soracom-og.png) アーキテクチャーセンター | ソラコムユーザーサイト – SORACOM Users やりたいことと条件から構成を選ぶための設計ガイド users.soracom.io](https://users.soracom.io/ja-jp/architecture-center/) ― ソラコム内田 (jet) [@uchimanajet7](https://twitter.com/uchimanajet7) --- # RTK対応GNSSレシーバー「QLM29HBAA-GM」をSORACOM IoTストアで販売開始! *Published:* 2026-06-30 *Author:* saki こんにちは、ソラコムの事業開発担当、名児耶(ニックネーム:saki)です。 2026年6月30日より、SORACOM IoTストアにて「[RTK対応GNSSレシーバー QLM29HBAA-GM](https://soracom.jp/store/34608/)」の販売を開始しました。 本製品は、**RTK(リアルタイム・キネマティック)測位に対応したアンテナ一体型のGNSSレシーバー**です。屋外の良好な環境ではセンチメートル級の高精度な位置情報を取得でき、農業機械の自動化、建設・測量、自律移動ロボットなど、精度が求められる幅広い用途に活用できます。 本記事では、RTK測位の仕組みと、QLM29HBAA-GMの特長、IoTストアでの購入・始め方についてご紹介します。 **RTK測位とは** ----------- スマートフォンのGNSS(※GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouなどの衛星測位システムの総称です)で表示される現在地は、誤差が数メートル〜十数メートル程度あります。日常のナビゲーションには十分ですが、例えばIoTのユースケースにおける農機・建機の自動操舵や建設現場での測量、自律走行ロボットの制御といった用途では、この精度では不十分です。 RTK(リアルタイム・キネマティック)測位は、位置が確定した基準局との差分処理を行うことで、こうした誤差を相殺し、屋外の良好な環境ではセンチメートル級の高精度な測位を実現する技術です。 RTK測位には、補正情報をリアルタイムで受信するためのインターネット接続が必要です。農地・建設現場・道路上など、固定回線やWi-Fiを利用できないフィールドでは、LTEによるセルラー通信を利用してRTK補正情報を受信できます。 **RTK対応GNSSレシーバー「QLM29HBAA-GM」とは** ---------------------------------- ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/QLM29HBAA-GM.jpg)QLM29HBAA-GMは、Quectel社製のRTK対応GNSSレシーバーです。GNSSモジュール・アンテナ・防塵防水ケースが一体となった完成品で、USBまたはRS-232インターフェースでホストデバイスに接続して使用できます。 ### 主な特長 1. **屋外の良好な環境ではセンチメートル級の精度を実現** 屋外の開けた環境かつRTK補正情報を受信できる環境では、数cm〜10cm程度の高精度な位置情報を取得できます。RTK測位が安定した状態(Fix)に入ると、この精度を継続して維持できます。 2. **L1/L5デュアルバンド対応でマルチパスに強い** L1周波数帯のみの受信機と比べてマルチパスの影響を受けにくく、遮蔽環境での測位安定性が向上しています。建物が多い環境や樹木が茂ったフィールドでも、安定したRTK測位を実現しやすくなります。 3. **ホストデバイスに接続するだけですぐに使える** GNSSモジュール・アンテナ・防塵防水ケースを一体化した製品です。アンテナやケースを別途用意することなく、USB(Type-A)またはRS-232でホストデバイスに接続すると、測位データの取得を開始できます。Windowsではメーカーが提供する「QGNSS」ソフトウェアで動作を確認できます。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2026/06/QLM29HBAA-GM.jpg) RTK対応GNSSレシーバー QLM29HBAA-GM – IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストア IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストアなら、IoTシステム構築に必要な専用デバイスが1個からすぐに届く、デバイス選定からクラウド連携までを解説した実践レシ… soracom.jp](https://soracom.jp/store/34608/) **RTK補正情報サービスとセットで提供** ---------------------- これまでRTK測位を始めるには、GNSSレシーバーの調達、RTK補正情報サービスの契約、インターネット接続の手配をそれぞれ個別に行う必要があり、スモールスタートのハードルが高い状況でした。 SORACOM IoTストアでは、QLM29HBAA-GMをRTK補正情報サービス(Quectel社が提供するサービスです)とセットで販売しています。商品とRTK補正情報サービスのアカウント情報が届けば、RTK測位を試すことができます。また、屋外でのRTK測位に必要なIoT SIMやセルラー通信対応のUSBドングルなども、IoTストアでまとめて購入できます。 また、SORACOMの各種プラットフォームサービスを使うことで、位置情報をクラウドに連携・可視化することも可能です。 - [SORACOM Air](https://soracom.jp/services/air/):フィールドでのRTK測位に必要なインターネット環境をセルラーで提供 - [SORACOM Harvest](https://soracom.jp/services/harvest/) / [Lagoon](https://soracom.jp/services/lagoon/):高精度位置情報をクラウドに収集・可視化 - [SORACOM Beam](https://soracom.jp/services/beam/) / [Funnel](https://soracom.jp/services/funnel/):位置データを自社のサーバーやクラウドサービス(AWS・ArcGIS Online等)へ直接転送 - [SORACOM Arc](https://soracom.jp/services/arc/):Wi-Fi環境やその他のインターネット接続からもSORACOM経由でセキュアにクラウド連携が可能 ### RTK補正情報サービスの対応エリア RTK補正情報サービスのカバーエリアは で確認できます。 ### 価格 商品初期費用月額QLM29HBAA-GM(USBタイプ)+ RTK補正情報サービス¥13,500 (税別)¥2,700 (税別)QLM29HBAA-GM(RS-232タイプ)+ RTK補正情報サービス¥13,500 (税別)¥2,700 (税別)QLM29HBAA-GM(64台一括購入)+ RTK補正情報サービス ※受注販売となり、お届けまで2~3カ月程度かかります¥9,000/台 (税別)¥2,700/台 (税別)RTK補正情報サービスの月額料金は、アカウント情報が届いた月から請求されます。利用期間の縛りはありません。 また、RTK補正情報サービスの契約期間中は、毎月350円分(6ヶ月有効)のSORACOMクーポンが付与されます。IoT SIMの基本料金やデータ通信料のお支払いに充当できます(日本カバレッジのサービスに限ります)。 **始め方** ------- QLM29HBAA-GMの初期セットアップについては、以下のスタートガイドをご参照ください。 [![](https://users.soracom.io/images/ask-soracom-og.png) RTK 対応 GNSS レシーバー QLM29HBAA-GM で高精度な位置情報を取得する | さまざまなデバイスと SORACOM | ソラコムユーザーサイト – SORACOM Users GNSS は GPS などの衛星測位システムの総称です users.soracom.io](https://users.soracom.io/ja-jp/guides/devices/qlm29h/) スタートガイドでは、以下の内容を解説しています。 - **Windows環境**:QGNSS(メーカー提供ソフトウェア)を使ったRTK測位の確認手順 - **Linux環境(Raspberry Piなど)**:NTRIP経由でRTK補正情報を受信し、RTK測位を行うサンプルコード(NMEAデータの取得)を用いた動作確認手順。また、取得した位置情報をSORACOM Harvest Dataに送信するサンプルコードも公開しています。 **まとめ** ------- QLM29HBAA-GMは、GNSSモジュール・アンテナ・防塵防水ケースを一体化したRTK対応GNSSレシーバーです。SORACOM IoTストアではRTK補正情報サービスとセットで提供しており、RTK測位を始めるために必要な機器やサービスをまとめて揃えられます。インターネット接続にはSORACOM Air for セルラーを組み合わせることで、固定回線やWi-Fiが届かないフィールド上でもRTK測位を活用できます。さらにSORACOMプラットフォームと連携することで、取得した位置情報のクラウド連携、収集・可視化まで一気通貫で構築できます。 高精度な位置情報を活用したIoTシステムの開発・評価に、ぜひご活用ください。 ― ソラコム名児耶 (saki) --- # SORACOM Discovery 2026:IoTのプロに直接相談!「展示会場:インフォメーションブース」 *Published:* 2026-06-30 *Author:* takao みなさん、こんにちは。パートナーアライアンスを担当している、細川(ニックネーム:daisuke)です。 今年もソラコム最大の年次カンファレンス「SORACOM Discovery 2026」が開催されます!今回のブログでは、スポンサー展示エリアの一角に設けられる「information(アライアンス・インフォメーションブース)」についてご紹介します。 このブースには、私 **daisuke** と、同じくパートナーアライアンス担当の井出(ニックネーム: **takao**)の2人が常駐しています。私たちは、200社を超える「SPS認定済パートナー」に、「申請パートナー」を合わせるとなんと1000社以上が集まるソラコムのパートナーアライアンスを2人で切り盛りしている、いわばソラコムのパートナー企業のケーパビリティを完全に熟知したコンシェルジュです! ソラコムブースやインフォメーションコーナーに来場いただければ、最新の導入事例と課題解決に役立つさまざまなソリューションをご提案いたします。皆さまのIoTプロジェクトに関して全方位的にご相談いただけますので、ぜひお立ち寄りください。 **ブース位置** --------- ソラコムのアライアンス・インフォメーション(information)ブース位置: **スポンサー展示エリア内 インフォメーションコーナー** ![](blob:/3825177d-cf99-4246-9837-581ab3bb4923) ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-46.png)看板はこれ! ------ 当日は、SORACOM Discovery ’26 ロゴの下に大きく「展示会場 インフォメーション」と書かれたこの看板が目印です。スポンサー展示エリアで見かけたら、ぜひお気軽にお声がけください! ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/soracom-discovery-2026-information-sign.png)**SORACOM Discovery 2026とは** ---------------------------- ### **展示会概要** SORACOM Discoveryは、IoTの最新トレンド、導入事例、そして未来のビジネスを創るテクノロジーが一堂に会するソラコム主催の大型カンファレンスです。数多くのスポンサー企業による展示やセッションが行われ、IoTビジネスの最前線を体感していただけます。 - SORACOM Discovery 2026 公式サイト( **展示会 information = パートナーアライアンス相談コーナー** --------------------------------------- AIを使ってインターネットで検索すれば情報だけならいくらでも手に入る時代になりました。しかし、「自社にとって本当に正しい選択はどれか」「自社の課題に本当に合っているソリューションは何か」という、言語化しにくい部分に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか? このインフォメーションブースは、そんな言語化しにくいモヤモヤした課題を、私たちとの会話の中で紐解きながら、一緒に最適解を探していくご相談コーナーです。 常駐する2人は、パートナー企業の強みを熟知しているだけでなく、それ以前に**IoTのプロフェッショナル**ですので、お客様の課題に対して適切なパートナーソリューションや、それらとSORACOMをうまく組み合わせた的確なシステム構成をその場でご提示できます! #### **私たち二人にお気軽にご相談してくださいね!!** **ビジネス面・複数社協業のスキーム相談なら「daisuke」にお任せ!** 私は主にビジネス面をリードしています。ソラコムと1対1の協業だけでなく、パートナー企業を含めた複数社でどのようにビジネスを組み立て、協業の座組(ビジネススキーム)をどのように作るかといった、一歩踏み込んだビジネス相談が可能です ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/download.png)**デバイスからクラウドまで技術的な全方位相談なら「takao」にお任せ!** takaoは技術に軸足を置いており、もともと製造業出身ということもあって、デバイスに関してはソラコム内でもダントツの知識を誇ります。普段からソリューションアーキテクト(SA)としてお客様の支援をしているため、IoTに関するクラウド連携やソリューション構築まで全方位的に技術相談に乗ることができます! ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/download-1.png)- **こんな方にぴったりのブースです!** - 自社でIoTを導入するために、最適なパートナー、ソリューション、デバイスを探している方(エンドユーザー様) - SORACOMを活用し、IoTの新規ビジネス立案を検討している方 - SORACOMやSPS(SORACOM Partner Space)のパートナー企業と協業・アライアンスを求めている方 **まとめ** ------- 少しでも気になった内容がございましたら、ぜひスポンサー展示エリアのインフォメーションブースにお立ち寄りください!情報収集だけでは見つからない、皆様のビジネスやプロジェクトに本当にフィットするパートナーソリューションやIoTの最新情報について、私たちソラコムメンバーと直接お話いただけます。 皆様の課題を解決するヒントをたくさんご用意して、ご来場を心よりお待ちしております。 ― ソラコム 細川 (daisuke) --- # 【SORACOM Discovery 2026】展示ブース紹介 第3弾:シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(ソリューション / サービス / インテグレーション編) *Published:* 2026-06-29 *Author:* takao こんにちは!パートナーアライアンス担当の細川(daisuke)です。 全3回にわたってお届けしてきた「**SORACOM Discovery 2026**」の展示ブース紹介ブログも、いよいよ今回が最終回となります! [第1弾のプラチナ・ゴールドスポンサー編](/ja-jp/2026/06/23/discovery2026-booth-1/)、[第2弾のデバイス編](/ja-jp/2026/06/27/discovery2026-booth-2/)に続き、第3弾となる今回は「シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(ソリューション / サービス / インテグレーション編)」をお届けします。 「IoTで実現したいアイデアはあるけれど、どう形にすればいいかわからない」「デバイスを取り付けた後のシステム構築や運用、現場への設置作業に課題がある」といったお悩みをお持ちの方は必見!クラウド連携から現場への実装、そして新たなビジネス創出まで、強力に伴走してくれるパートナー企業が勢揃いしています。 ### **💡 シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(ソリューション・サービス・インテグレーション編)** ※順不同でご紹介します。 #### **株式会社金沢エンジニアリングシステムズ** **展示タイトル:** 接続設定不要のリモート接続サービス KES P2P Link シリーズ **見どころ:** 「KES P2P Link」はLTE回線を使用し、あたかもLANケーブルを延長させたかのように、遠隔地のEthernet機器同士を接続させる画期的なサービスです。面倒な接続設定が不要になる実機デモや、導入事例を直接ご覧いただけます。 #### **クラウドテレコム株式会社** **展示タイトル:** 光回線障害でも止まらない店舗・拠点通信 **見どころ:** 万が一の光回線障害時に、自動でLTEへ切り替えて通信を止めないフェイルオーバーサービス「クラウドスケッター」をご紹介。POSレジや決済端末が絶対に止まらない、安心のネットワーク構成を実機デモで体験いただけます。 [クラウドスケッター|通信が切れても、備えておけば続く。回線自動切替 回線障害を検知しバックアップ回線へ切替。POS・決済端末・業務ツールなど止めたくない通信を守る回線自動切替ソリューション。 cloudsketter.jp](https://cloudsketter.jp) #### **旭光電機株式会社** **展示タイトル:** 省エネと保全を同時に電力・CO2見える化&設備遠隔監視(後付け)提案 **見どころ:** 大掛かりな工事は不要!既存設備を後付けでIoT化し、電力・CO2と設備I/Oのデータを収集します。SORACOM回線でクラウドへ送信し、可視化・レポート・通知・遠隔監視を行う一連の流れをデモでご紹介します。 [旭光電機株式会社:センサー・コントローラー技術開発 旭光電機株式会社公式サイト:自動ドア用コントローラーのパイオニアとして、センサー・コントローラーの技術を開拓し続けています。ロボット技術、人工衛星搭載装置、医… www.kyokko.co.jp](https://www.kyokko.co.jp/) #### **株式会社神戸デジタル・ラボ** **展示タイトル:** 現場に合わせた“ちょうどいい仕組み”をつくる **見どころ:** 倉庫や製造現場の課題は千差万別。IoTデバイス・通信・システムを柔軟に組み合わせ、既製品のパッケージではフィットしない現場に対して、最適な形で“ちょうどいい仕組み”を作り込むアプローチをご紹介します。 [![](https://static.wixstatic.com/media/6074a5_16c224fb3d674891bb68a0b22a2379cf~mv2.jpg/v1/fill/w_1287,h_709,al_c/6074a5_16c224fb3d674891bb68a0b22a2379cf~mv2.jpg) 物流・流通向けソリューション | KDL Service 倉庫業務の効率化や在庫管理の高度化、作業の標準化など、物流現場の課題解決を支援します。現場に入り込み、課題の本質を見極め、現場理解に基づいた最適なDXと運用支援… www.service.kdl.co.jp](https://www.service.kdl.co.jp/logistics) #### **TTS株式会社(田中電気株式会社)** **展示タイトル:** TTSが提供する至高のIoTサービス! **見どころ:** エッジデバイスの選定・提供からクラウド連携まで、IoTサービスをワンストップで強力にサポート!多様なデバイスのラインナップや、自由度の高いプラットフォームの実力を展示ブースで詳しくご案内します。 [あらゆる境界を超えて、人とモノをつなぐ | TTS 株式会社 私たちは、人、モノ、車両の位置情報をリアルタイムで把握・管理する総合的なGPSソリューションを提供しています。ビジネスや生活の課題に応じて製品やプラットフォームを… ![](https://tts-tech.co.jp/wp-content/uploads/2024/12/cropped-tts-favicon-32x32.png)tts-tech.co.jp](https://tts-tech.co.jp/) #### **株式会社アロット** **展示タイトル:** 「こんなことできる?」を独自の形に。構想から導入までの開発実績を紹介 **見どころ:** 「こんなことできる?」という思いつきの相談から出発し、試作を経て独自のハード・ソフトを設計開発した事例を公開!構想から導入までしっかりと伴走してきた実績をもとに、アイデアを形にするプロセスをご紹介します。 [株式会社アロット ![](https://a-lot.co.jp/favicon/favicon.ico)a-lot.co.jp](https://a-lot.co.jp/) #### **株式会社インスタテック** **展示タイトル:** IoT普及の「最後の壁」を打破!実装力で現場が回らないを解決します **見どころ:** IoTプロジェクトで意外な落とし穴となる「現場への設置」。機器のキッティングから、全国への設置施工、そして現地保守を含むサポートまで、ワンストップで提供可能なサービスを紹介。現場の「回らない」を解決します! [![](https://insta-tech.jp/wp-content/uploads/2023/10/instatech-logo-top.png) ホーム IoT Installation Service あらゆる空間にテクノロジーを インスタレ… insta-tech.jp](https://insta-tech.jp/) #### **株式会社ゼネックコミュニケーション** **展示タイトル:** IoTセンサー×カメラ映像で実現!「現場の見える化」と「遠隔監視」 **見どころ:** データ可視化プラットフォーム「IoT Station」と「ソラカメ」を連携!センサーによる数値データと、リアルタイムのカメラ映像を組み合わせた高度な遠隔監視を実現します。異常発生時の現場状況も映像で即座に確認できます。 [![](https://iot.genech.co.jp/hubfs/raw_assets/public/IoT-Station-theme/images/IoTStation-ogp.png) IoT統合管理プラットフォーム|OEM・カスタマイズ対応「IoT Station」 IoT Stationは、複数センサー・通信規格・拠点データを一元管理できるIoT統合管理プラットフォームです。OEM提供やダッシュボードのカスタマイズ、既存システム連携にも対… ![](https://iot.genech.co.jp/hubfs/favicon_256x256.ico)iot.genech.co.jp](https://iot.genech.co.jp/) #### **株式会社GUGEN** **展示タイトル:** PLCの遠隔接続・監視をわずか10分でスタート!FALCONNECT **見どころ:** 遠隔地にあるPLC(制御装置)のリモートメンテナンスやデータ収集を、なんとわずか10分で実現できるサービス「FALCONNECT」をご紹介。収集したデータは、流行りの生成AI導入時にもすぐに活用可能です! [![](https://gugen-inc-sp.com/product/pushlog/assets/images/ogp.jpg) 株式会社GUGEN 株式会社GUGENはIoT導入のための技術的な障壁を低くすることで、業務効率化や改善、商品の付加価値向上、新しいビジネスモデル構築などにつなげるアイデアの実現をサ… gugen-inc-sp.com](https://gugen-inc-sp.com/) #### **株式会社ハウディ** **展示タイトル:** 3つの「古い」に挑戦する。IoT×AIの現場改革。 **見どころ:** 現場にはびこる「古い設備」「古いシステム」「古い業務プロセス」。IoTとAIの力を掛け合わせることで、現場に眠るデータを引き出し、そこで働く人の能力を最大限に解き放つ、次世代の現場改革アプローチを提案します。 [![](https://storage.googleapis.com/production-os-assets/assets/72a4f3d8-2502-4e4b-88e7-44a507e28ce4) 株式会社ハウディ | Haudi, Inc. 株式会社ハウディのコーポレートサイト。人と地球と未来にやさしい社会を実現するためのテクノロジーソリューションを開発・提供しています。](https://haudi.jp/) #### **株式会社ミソラコネクト** **展示タイトル:** 通信を「自社の強み」に変える。パートナーと共に創る、「新しい当たり前」 **見どころ:** 通信をただのインフラではなく「自社の強み」へ。業種を問わず、自社ブランドでの通信サービス展開を実現する方法や、通信を黒子として活かしながら自社の商材価値を飛躍的に高める「共創」の仕組みをご紹介します。 [![](https://misora-connect.com/wp-content/plugins/misora-connect-customize/dist/img/common/ogimage.jpg) 株式会社ミソラコネクト | Misora Connect, Inc. ミソラコネクトは、法人向けの大容量通信から、IoT向け低容量通信、プリペイドユースまで、幅広い無線通信サービスを提供しています。信頼と技術で、通信の“新しい当たり… misora-connect.com](https://misora-connect.com/) #### **Skylo Technologies Inc.** **展示タイトル:** Extend Soracom IoT to satellite **見どころ:** セルラー通信の圏外であってもIoTをつなぎ続ける!標準規格ベースの衛星IoT通信技術により、SORACOMのコネクティビティをさらに広大なエリアへと拡張する、最先端のソリューションをご紹介します。 [Skylo – Never Lose Coverage www.skylo.tech](https://www.skylo.tech/) ### **会場でお待ちしております!** 全3回にわたって、SORACOM Discovery 2026の展示ブースの見どころをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 記事だけではお伝えしきれない魅力や、最新技術の熱気が会場には溢れています。IoTの導入を検討し始めたばかりの方も、すでに活用を進めていてさらにステップアップしたい方も、必ず新しい「発見(Discovery)」があるはずです! ぜひ当日、東京ミッドタウンの展示会場でお会いしましょう。皆様のご来場を心よりお待ちしております! - **SORACOM Discovery 2026 イベント詳細・お申し込みはこちら** 👉 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) スポンサー・展示 – SORACOM Discovery 2026 IoTに関するソリューションやサービスの展示を行っています ![](https://discovery.soracom.jp/../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/) ― ソラコム 細川(daisuke) --- # 【SORACOM Discovery 2026】展示ブース紹介 第2弾:シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(デバイス/ソリューション編) *Published:* 2026-06-27 *Author:* takao こんにちは!パートナーアライアンス担当の細川(daisuke)です。 [前回のプラチナ・ゴールドスポンサー編](/ja-jp/2026/06/23/discovery2026-booth-1/)に引き続き、2026年7月7日(火)開催のIoTカンファレンス「**SORACOM Discovery 2026**」の展示ブース紹介をお届けします! 第2弾のテーマは、シルバースポンサー / ニューフェイススポンサーの「デバイス/ソリューション編」です。 IoTプロジェクトにおいて、「現場のデータをどうやって取得し、クラウドへ安全に送るか」は重要なカギとなります。今回の展示では、最新の通信モジュールから、産業用の堅牢なゲートウェイ、そしてエッジAIを搭載したカメラやセンサーまで、バラエティ豊かなハードウェアが勢揃いします! 実機を見て、触って、各社のエキスパートに直接質問できる大チャンスです。ぜひチェックしてくださいね。 ### **📡 シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー(デバイス/ソリューション編)** ※順不同でご紹介します。 #### **渡辺電機工業株式会社** **展示タイトル:** アプリ搭載のIoTゲートウェイで遠隔監視システムを簡単に構築します! **見どころ:** 計測器、IoTゲートウェイ、クラウドまでをワンストップで提供!AWS上に構築した「見分録クラウド」による多拠点統合監視や、SORACOM Napterを活用したクラウド不要のセキュアな遠隔監視のデモを実演します。 [工場・ビルのDXに特化したIoTゲートウェイ(WGWB) | 渡辺電機工業株式会社 IoTゲートウェイ「Econo・DataChef」(WGWBシリーズ)は、工場・ビルなどの設備監視や、デマンド・エネルギーの使用量の可視化・分析を実現する独自開発のIoTエッジデバイス… ![](https://www.watanabe-electric.co.jp/../favicon.ico)www.watanabe-electric.co.jp](https://www.watanabe-electric.co.jp/econodatachef/index.html) #### **株式会社アットマークテクノ** **展示タイトル:** IoTセキュリティ対応!産業用途向けIoTゲートウェイ・ルーター **見どころ:** Arm+Linux搭載の定番「Armadillo-IoTゲートウェイ・ルーター」を展示。コンテナ型OS採用でセキュリティに強く、IPAが運用するIoT製品の認証制度「JC-STAR」にも対応可能です。現場のセキュリティ対策にお悩みの方はぜひ! [![](https://armadillo.atmark-techno.com/files/images/og/aac_ogp-image.jpg) トップ Arm+Linux搭載の組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズのWebサイトです。小型・省電力で産業用途向けのIoTゲートウェイおよびIoTボードを掲載。製… armadillo.atmark-techno.com](https://armadillo.atmark-techno.com/) #### **Seeed株式会社** **展示タイトル:** IoTを加速!省電力LTE-Mボード「Wio BG770A」 **見どころ:** 人気のWio LTEシリーズ最新版となる、省電力LTE-Mマイコンボード「Wio BG770A」がお披露目!さらに、小型気象センサー「SenseCAP S700」と組み合わせた具体的なユースケースもご紹介します。プロトタイピングから量産まで強力にサポートします。 [![](https://www.seeed.co.jp/pub/images/seeedstudio.png) Seeed Studio – AIハードウェアパートナー www.seeed.co.jp](https://www.seeed.co.jp/) #### **京セラコミュニケーションシステム株式会社** **展示タイトル:** グローバルIoTネットワークが実現する省電力IoT通信の価値 **見どころ:** 低価格・低消費電力・長距離通信を特徴とするLPWAネットワーク「Sigfox」を活用したソリューションを展開。物流分野などで活躍する位置情報トラッキングデバイスなど、対応センサーデバイスの実機展示とデモを実施します。 [![](https://www.kccs.co.jp/sigfox/shared/img/img-ogp-01.jpg) Sigfoxとは|IoTネットワーク「Sigfox」|KCCS KCCSのSigfoxのサイト。Sigfoxとはのページです。 www.kccs.co.jp](https://www.kccs.co.jp/sigfox/service/) #### **アムニモ株式会社** **展示タイトル:** カスハラ対策の決定版!名札型アムニモポータブルのライブデモ展示 **見どころ:** 法令で義務化が進む「カスハラ(カスタマーハラスメント)対策」に最適な名札型カメラが登場!すでに販売開始している同製品のクラウド連携デモに加え、過酷な環境にも耐えうる各種産業用IoT機器を併せて展示します。 [![](https://amnimo.com/wp-content/uploads/2025/12/AB12press.png) 名札型アムニモポータブルAB12 – IoT・クラウド・AIのことなら|アムニモ株式会社 ![](https://amnimo.com/favicon.ico)amnimo.com](https://amnimo.com/products/service/amnimo-portable-np-2/) #### **丸紅情報システムズ株式会社** **展示タイトル:** Wi-Fi HaLow×現場データ可視化サービス **見どころ:** 長距離・障害物にも強い新規格「Wi‑Fi HaLow」に対応したマルチゲートウェイ「SurfGate」をご紹介。また、AI分析機能やオンプレミス環境にも対応可能な収集データの可視化サービスについてもご案内します。 [マルチIoTゲートウェイ|丸紅情報システムズ エネルギーハーベスティング無線センサー技術のパイオニアであり特許を取得しているEnOceanの製品のご案内 www.marubeni-idigio.com](https://www.marubeni-idigio.com/product/surfgate/) #### **株式会社たけびし** **展示タイトル:** デバイスゲートウェイで製造設備とクラウドのデータ連携を簡単に **見どころ:** 生産設備のデータ収集や連携を驚くほど簡単にする「デバイスゲートウェイ」。なんと320種類以上の機器に対応し、設定のみで設備とクラウドを接続します。稼働監視からデータ分析まで、製造現場の課題解決に直結する展示です。 [![](https://www.takebishi.co.jp/static/icons/ogp.jpg?ts=2024-08) 株式会社たけびし 三菱電機製品を中心とした産業用電機・電子機器を取扱う技術商社・株式会社たけびしです。京都・滋賀地区を主力地盤に産業機器システム、半導体・デバイス、社会インフラ… ![](https://www.takebishi.co.jp//static/icons/favicon.png)www.takebishi.co.jp](https://www.takebishi.co.jp/) #### **三信電気株式会社** **展示タイトル:** エッジAI×IoTカメラ! **見どころ:** デバイス側(エッジ)でAI処理を行うIoTカメラソリューションを展示。手のひらサイズの超小型カメラや、Raspberry PiベースのAI推論プラットフォームなど、現場への導入しやすさを追求した実機デモは必見です。 [IoT / EMS / エッジAI / FA – エレクトロニクスの総合商社【三信電気株式会社】のオフィシャルサイト ![](https://www.sanshin.co.jp/wordpress/wp-content/themes/sanshin/img/favicon.ico)www.sanshin.co.jp](https://www.sanshin.co.jp/solution/iot/) #### **株式会社エニマス** **展示タイトル:** IoT電流計で「電気の見える化」株式会社エニマス **見どころ:** 設備ごとの電力量、電気料金、CO₂排出量までまるっと可視化!セルラー通信とSORACOMのプラットフォームを活用し、安定・セキュア・柔軟なサーバー連携を実現したIoT電流計「ENIMAS」を実際に体験いただけます。 [ENIMAS ![](https://enimas.co.jp/wp-content/uploads/2026/04/cropped-favicon_202604-32x32.png)enimas.co.jp](https://enimas.co.jp) #### **ディジインターナショナル** **展示タイトル:** グローバル対応組込みモジュール、ルータ/ゲートウェイ、遠隔管理サービス **見どころ:** 4G/5Gセルラー通信はもちろん、Sub-GHz帯域や2.4GHz接続など、あらゆる環境のIoTデータをカバー!多彩なネットワークに対応するリモートマネジメントのハードウェア、ソフトウェア、クラウド基盤を総合的に紹介します。 [製品 :: ディジ インターナショナル – Digi International 組込みエッジコンピューティングデバイス、マルチプロトコル対応無線通信モジュール、5G/4GLTEゲートウェイ/ルータ、デバイスサーバ、ターミナルサーバ、コンソールサーバ… www.digi-intl.co.jp](https://www.digi-intl.co.jp/products/) #### **TDK株式会社** **展示タイトル:** 産業機器の予知保全トータルソリューション「edgeRX」 **見どころ:** エッジAIセンサー、通信ネットワーク、分析ダッシュボードを一体化した「edgeRX Solution」を出展。現場にセンサーを設置して学習させるだけで異常検知が可能に!予知保全によるダウンタイム削減を目指す方におすすめです。 [![](https://sensei.tdk.com/wp-content/uploads/2021/05/TDK_logo-1.png) TDK SensEI ( TDK edge AI ) 機械の状態監視ソリューションは、ジャイロスコープ、加速度計、その他の方法を使用して、状態ベースの監視と予測メンテナンスを可能にします。 ![](https://sensei.tdk.com/wp-content/uploads/2024/01/TDK_Favicon_152x152_BT-150x150.png)sensei.tdk.com](https://sensei.tdk.com/ja/) ### **次回予告** 多種多様なIoTデバイスが集結する「デバイス/ソリューション編」、いかがでしたか?現場の環境や用途に合わせて最適なハードウェアを選ぶことが、IoT成功への第一歩です。当日はぜひ実機を手に取って、その性能を確かめてみてくださいね。 次回、最終回となる第3弾は「シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー紹介(ソリューション / サービス / インテグレーション編)」をお届けします! クラウド連携、システム構築、業務改善のヒントが満載の企業様をご紹介しますので、お楽しみに! **SORACOM Discovery 2026 イベント詳細・お申し込みはこちら** 👉 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) スポンサー・展示 – SORACOM Discovery 2026 IoTに関するソリューションやサービスの展示を行っています ![](https://discovery.soracom.jp/../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/) ― ソラコム 細川(daisuke) --- # 【SORACOM Discovery 2026】問い合わせ対応をAIでどう自動化・効率化する? LINE連携の成功事例セッション & 会場で試せる最新デモの見どころ *Published:* 2026-06-26 *Author:* issy こんにちは。Wisora事業責任者の石田(ニックネーム: issy)です。 2026年7月7日(火)に「SORACOM Discovery 2026」が開催されます。本記事では、AIチャットボット「[Wisora](https://wisora.jp/)(ウィソラ)」の展示や事例セッションの見どころをひと足先にお届けします。 「AIチャットボットを顧客対応に使ってみたいけれど、どこから始めればいいかわからない」「問い合わせ対応の効率化に課題を感じている」という方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。 👉[**【無料】事例セッションの詳細・SORACOM Discovery参加登録はこちら**](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-3/) **株式会社チカクの事例セッション(15:30〜16:00)は、会場にて「先着順の軽食付き」でお届けします!** 数に限りがございますので、ぜひお早めにご来場ください。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/c402e6865d58425c8c643c0e5f40a0d5/A-3.png) AIと人が繋ぐ顧客体験:チカクが実践するLINE×Wisora活用事例 – SORACOM Discovery 2026 株式会社チカクは、親のみまもりとコミュニケーションを両立させたサービス「ちかく」のLINE公式アカウントにWisoraを導入。Lステップ連携により、AIの即時回答とスタッフ… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-3/) Wisoraとは? --------- まず、Wisoraをご存知でない方に簡単にご説明します。 Wisoraは、ソラコムが提供するAIチャットボットサービスです。自社の製品マニュアル、FAQ、Webサイト、社内ドキュメントなどを学習させることで、24時間365日、問い合わせに自動で回答できるAIチャットボットを構築できます。 質問者に提供できるインターフェイスは LINE や Web サイトのチャットウィジェット(ページ上に表示される小窓)など、複数のチャネルに対応しており、すでに使っているコミュニケーション基盤にそのまま組み込めるのが特長です。コールセンター、カスタマーサポート、社内ヘルプデスクなど、さまざまな問い合わせ対応の現場で活用いただいています。 SORACOM Discovery 2026では、このWisoraの機能を気軽に試せる「展示ブースでの Wisora 体験」と、一歩進んだビジネス活用を学べる「LINEとAIを組み合わせた事例セッション」をご用意しています。それぞれの見どころを詳しくご紹介します。 【展示ブース】実際に体験できる、最新デモが初登場!その場で気軽に相談も ----------------------------------- 「AI チャットボットを自社で使うイメージがまだ湧かない」「興味はあるが品質が気になる、導入は面倒では?」という方は、まずは東京ミッドタウンの会場に足を運び、Wisoraの機能を「体感」することから始めてみませんか? 展示ブースやイベントの各所で、Wisoraの新しい可能性を体験できるスポットをご用意しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/DC2026_AI_Sen-1024x685.png)### **ソラコム社員に直接相談!「自社ならどう使う?」にお答えします** 展示ブースには、Wisoraのエキスパートが常駐しています。「自社の製品マニュアルやFAQ、Webサイトを読み込ませたらどんな回答ができる?」「初期設定はどれくらい簡単?」といった具体的な疑問に、実際の画面をお見せしながら丁寧にお答えします。 ### ****会場に行く前に、今すぐ試せる「Web体験」も!**** 現在、SORACOM Discovery 2026のイベント公式サイト右下にも、Wisoraで構築されたAIチャットボット「AI sen」が登場しています。セッション内容や会場へのアクセスなど、気になることを質問するとAIが即座にお答えします。ぜひ回答精度や応答速度を、今すぐあなたのPCやスマホで体験してみてください。 ### ****展示ブースに初登場!最新の「音声入力AIアバター」デモ**** 会場内のWisoraブースでは、Wisoraの基本的な機能のご紹介はもちろん、さらに進化した接客体験をご用意しています。今回の見どころは、AIアバターが音声入力で質問に答えるインフォメーションデモ。画面に向かって声で話しかけると、AIが即座に案内を返してくれます。テキスト入力の手間すらない、一歩進んだ次世代の顧客体験をぜひ会場で体感してください。 👉[SORACOM Discovery 2026 公式サイトはこちら](https://discovery.soracom.jp/2026/) [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) ソラコム展示 – SORACOM Discovery 2026 IoTの導入/活用を強力にサポートするSORACOMのサービスやデバイスを、豊富な事例や実機展示とともにご紹介します。 ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/detail/ex01/#ex03) 【事例セッション】 「AI×LINE」でAIと人がシームレスに連携する、一歩進んだ顧客対応モデル ------------------------------------------------ ### 「AI×LINE」でAIと人がシームレスに連携する、一歩進んだ顧客対応モデル Wisoraの基本機能や未来の可能性を会場でイメージしたあとは、それを「実際のビジネスでどう成果につなげるか」という実践ノウハウをセッションで学べます。 ### 質問を諦めて去ってしまう「見えない機会損失(サイレント離脱)」を防ぐには? Webページを見ていて、気になることがあっても、問い合わせフォームに入力して返信を待つのが面倒で「まあ、いいか」とページを閉じてしまう 。このサイレント離脱こそ、確実な機会損失です 。 特に購入の検討に感情的なプロセスが伴うサービスでは、この離脱は深刻です 。LINEからその瞬間に質問できるAIチャットボットは、こうした離脱を防ぐ強力な”最初の受け皿”になります 。 ### AIが「即答」し、スタッフが「寄り添う」という役割分担 しかし、料金やFAQの説明は得意なAIも、背景にある不安や個別の事情といった「感情に寄り添うこと」は苦手です。「母が最近もの忘れが増えてきて……」「父が一人暮らしで、何かあったときが心配で」 。こうした、背景に不安や家族への思いが込められた問い合わせに対して、AIだけで完結しようとすると、どこか冷たい印象を与えてしまうことがあります。 そこで、親のみまもりとコミュニケーションを両立させたサービス『ちかく』を提供する株式会社チカクが導入したのが、「すべてをAIに任せる」でも「すべてをスタッフが対応する」でもない、**AIと人がシームレスに連携するモデル**です 。 LINE公式アカウントの機能を拡張するマーケティングツール「Lステップ」とWisoraを組み合わせ、定型的な問い合わせにはAIが即時に自動回答し、より詳しい案内や丁寧なサポートが必要な場面では、人間のスタッフがスムーズに応対を引き継ぐ体制を構築しました。 AIは即時性と網羅性を担い、人は感情的な寄り添いと最後の一押しを担う。この役割分担によって、潜在顧客を離脱させることなく、購買へとつなげる導線が生まれました。 ### このセッションは、CX担当だけのものではない 「チャットボット」「カスタマーサポート」というキーワードを聞くと、CX担当者向けの話に聞こえるかもしれません。でも、このセッションで語られる本質は、**問い合わせ対応に関わるすべての人**にとって参考になる内容です。 営業チームが問い合わせの一次対応を担っている企業、コールセンターを内製で運営している企業、あるいは少人数でカスタマーサポートを回しているスタートアップ——どんな組織形態であっても、「限られたスタッフで、より多くのお客様に質の高い対応をする」という課題は共通しています。 AIをどこに任せ、人をどこに活かすか。その設計の考え方は、業種や規模を問わず応用できます。 ### セッション詳細 **日時:** 2026年7月7日(火)15:30〜16:00 - **登壇者:** 株式会社チカク 代表取締役 梶原健司氏、ソラコム Wisora事業責任者 石田雅人 - **特典:** 会場にて先着順の軽食付き(※数に限りがございます) セッションでは、梶原代表ご自身に、導入前の課題から意思決定の経緯、実際の運用の中での気づき、そして数字で見える成果まで、たっぷりお話しいただきます。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/c402e6865d58425c8c643c0e5f40a0d5/A-3.png) AIと人が繋ぐ顧客体験:チカクが実践するLINE×Wisora活用事例 – SORACOM Discovery 2026 株式会社チカクは、親のみまもりとコミュニケーションを両立させたサービス「ちかく」のLINE公式アカウントにWisoraを導入。Lステップ連携により、AIの即時回答とスタッフ… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-3/) SORACOM Discovery 2026への参加登録はこちらからどうぞ(無料)。 👉 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) SORACOM Discovery 2026 | IoTカンファレンス ソラコム ここでしか得られない知見と出会いを通じて、AIの進化とともにIoTは次のステージへ。2026年7月7日(火)東京・六本木で開催 ![](https://discovery.soracom.jp/./static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/) 当日、会場でお会いしましょう! ― ソラコム石田 (issy) --- # IoT活用支援の優秀企業を表彰する 「SPSアワード 2025」を発表 *Published:* 2026-06-24 *Author:* takao こんにちは、ソラコムでパートナーアライアンスを担当している、細川(ニックネーム:daisuke)です。 IoT活用を支援するソラコムのビジネスパートナープログラム「SORACOM パートナースペース(以下、SPS)」では、年間を通じて特にご活躍いただいたパートナー企業を表彰しています。 2026年6月11日「SORACOM Partner Space アワード 2025(以下、SPSアワード 2025)」の受賞企業を発表しました。 本ブログでは、受賞された企業の皆さまの受賞に至った背景、IoT導入の事例やSORACOMの活用方法などを一部ご紹介します。 SPSアワード 2025について ---------------- SPSアワードは、SPSパートナー企業の中から、年間を通じたビジネス成長、IoT導入事例の実績数と先進性、SORACOMを活用したビジネスへの貢献などの視点から、優れた取り組みを表彰するものです。 2025年度は、7社のパートナー企業が受賞されました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-1.jpeg)SPSアワード 2025 受賞企業 ----------------- ### 最優秀賞<ビジネス・オブ・ザ・イヤー> #### TTS株式会社(田中電気) SORACOMを活用したIoTビジネスの取り組みが最も高く評価され、TTS株式会社が最優秀賞「ビジネス・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。 TTS株式会社は、中古車販売・カーレンタル事業者向けに車両GPS管理システムを提供しています。支払い遅延時の遠隔エンジン制御や動態管理など、リスク管理から資産追跡まで幅広く対応し、SORACOM IoT SIMとトラッキングデバイス、クラウドサービスを組み合わせたわかりやすいサービス形態で、ソリューション導入実績を伸ばしました。 ウェブサイト: [あらゆる境界を超えて、人とモノをつなぐ | TTS 株式会社 私たちは、人、モノ、車両の位置情報をリアルタイムで把握・管理する総合的なGPSソリューションを提供しています。ビジネスや生活の課題に応じて製品やプラットフォームを… ![](https://tts-tech.co.jp/wp-content/uploads/2024/12/cropped-tts-favicon-32x32.png)tts-tech.co.jp](https://tts-tech.co.jp/) ### <セールス優秀賞> #### 株式会社オージス総研 株式会社オージス総研は、SORACOMサービスの提案・活用・導入実績が評価され、「セールス優秀賞」を受賞しました。 同社は、大阪ガス100%出資の情報子会社として、製造・金融・公益など幅広い業種に向けて、システムコンサルティングから運用・保守まで一貫したソリューションを提供しています。 自動ドアの見まもり保守サービスでは、自動ドアに搭載されたセンサーや稼働ログをクラウドへ連携し、保守サービスとして活用する仕組みを支援しました。SORACOM FunnelやSORACOM Beamを活用することで、自動ドア側に認証情報や証明書を持たせる負荷を抑えながら、AWS環境でのデータ活用につなげています。 この取り組みにより、稼働状況や異常情報をメール・レポートなどで見える化し、保守サービスの普及に貢献しています。導入拡大にもつながっています。 ウェブサイト: [![](https://www.ogis-ri.co.jp/_asset/_common/img/logo-ogis.png) 株式会社オージス総研 Daigasグループの関連企業、オージス総研のWebサイトです。オージス総研が提供している製品・サービス、研修、イベント・セミナー情報、企業情報をご紹介しています。 www.ogis-ri.co.jp](https://www.ogis-ri.co.jp/) ### <ルーキー・オブ・ザ・イヤー> #### クラウドテレコム株式会社 直近2年間で、SPS認定済パートナーとなった企業の中から、SORACOMの活用に最も貢献したパートナー企業として、クラウドテレコム株式会社が受賞されました。 クラウドテレコムは、アナログ電話のIP網移行デバイスと、SORACOM IoT SIMを活用したIoTルーターを提供しています。固定回線障害時の自動切替による冗長構成、VPG Type-Fを活用した高品質通話、自社CRM連携による自動通知などを実現し、場所を選ばない通信インフラ構築の取り組みが評価されました。 同社は「止めたくない通信」をSORACOMのSIMで守る取り組みとして、2つのプロダクトを展開しています。1つは、光回線の障害を検知し、LTEのバックアップ回線へ自動で切り替える通信冗長化ソリューション「クラウドスケッター」。もう1つは、従来のアナログ電話機をそのままIP電話網へ接続する「SIMモバビジ」です。いずれも、現場の業務を止めないための通信インフラとして、SORACOMの特長を活かしたソリューションとなっています。 ウェブサイト: [![](https://www.cloudtelecom.co.jp/images/logo.png) Cloud Telecom Inc. “クラウドテレコム株式会社の公式コーポレートサイト。「時間や場所を選ばない多様な働き方を選択できる社会の実現」に向けて便利で快適な“フリーロケーション”ソリューシ… ![](https://www.cloudtelecom.co.jp/favicon.ico)www.cloudtelecom.co.jp](https://www.cloudtelecom.co.jp/) ### <SPSイノベーター・オブ・ザ・イヤー> #### 株式会社アイ・オー・データ機器 株式会社アイ・オー・データ機器は、新しい用途や技術との組み合わせによってSORACOMの活用を広げた取り組みが評価され、「SPSイノベーター・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。 同社は、PC・家電・スマートデバイス周辺機器のメーカーとして培ってきたデバイス開発の知見を活かし、シニア向けテレビ電話サービス「memet(めめっと)」を提供しています。memetはSORACOM IoT SIMを内蔵し、インターネット工事不要で利用できるサービスです。 「かんたん、押すだけテレビ電話」をコンセプトに、利用者である親世代はボタンを押すだけで、離れて暮らす子世代とつながることができます。また、SORACOM APIを活用することで、Web上で月額契約を完結できる仕組みを構築。デバイスメーカーとして、機器提供にとどまらない新たなサービス領域に挑戦されています。 ウェブサイト: [アイ・オー・データ機器|I-O DATA スマホ・TV・パソコン周辺機器の総合メーカー アイ・オー・データ機器(I-O DATA)の公式サイトです。NAS、ハードディスク、液晶、Wi-Fi、ネットワークカメラなどの情報を… ![](https://www.iodata.jp//common/img_v2/favicon.ico)www.iodata.jp](https://www.iodata.jp/) #### 株式会社Fusic 同じく「SPSイノベーター・オブ・ザ・イヤー」として、株式会社Fusicが受賞されました。 Fusicは、福岡を拠点にIoT、AI、データ分析、クラウドなど幅広い技術を組み合わせたDX支援を行うテクノロジーカンパニーです。IoTデバイス選定からクラウド構築、データ分析、AI活用までワンストップで対応し、SORACOM IoT SIMを活用したQRコード勤怠管理システムを福岡県庁へ導入し、その後、公共分野へ横展開された実績が評価されました。 また、SORACOMのメタデータサービスを活用することで、現地作業やファームウェアのハードコーディングを抑え、デバイスごとの設定を遠隔から変更できる仕組みも実現しています。公共分野で求められる柔軟な運用にSORACOMを活かしている点も特徴です。 ※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。 ウェブサイト: [![](https://fusic.co.jp/img/OGP.png) 株式会社Fusic(フュージック)| 福岡よりシステム開発によるソリューションを 株式会社Fusicは、「OSEKKAI×TECHNOLOGY」をスローガンに、クラウド、AI・機械学習、IoT、Webアプリ開発、UI/UXデザインなど多様な技術を組み合わせ、お客さま一人ひとり… fusic.co.jp](https://fusic.co.jp/) ### <ソラカメセールス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞> #### i Smart Technologies株式会社 クラウド型カメラサービス「ソラカメ」を活用したIoTソリューションを構築し、業界の課題解決に貢献したパートナー企業として、i Smart Technologies株式会社が「ソラカメセールス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞」を受賞されました。 i Smart Technologiesは、旭鉄工グループとして年4億円の労務費削減、電力22%低減の実績をもとに、製造現場の稼働状況や消費電力の見える化サービスを展開しています。製造業向けカイゼン支援システム「iXacs(アイザックス)」にソラカメを連携し、リアルタイムな現場データの収集・分析を提供しています。 任意の設備状態に紐づくカメラ映像をワンクリックで確認できるほか、ソラカメのデータをAI解析し、メーター読み取りなどへ活用する取り組みも進められています。データと映像を組み合わせることで、製造現場のカイゼンをより実践的に支援している点が特徴です。 ウェブサイト: [i Smart Technologies株式会社 – 人には付加価値の高い仕事を 人には付加価値の高い仕事を ![](https://www.istc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/istc_1200x630.jpg)www.istc.co.jp](https://www.istc.co.jp/) ### <ソラカメセールス 優秀賞> #### 株式会社アロット 「ソラカメセールス 優秀賞」は、株式会社アロットが受賞されました。 アロットは、SORACOMを活用した給油管理・タンク残量可視化ソリューションを展開しています。さらに、ソラカメを活用した現場DXの提案にも積極的に取り組み、高速道路の降雪量遠隔監視や、建設・石油などさまざまな業界の現場へソラカメを導入されました。 同社は、現場の「あったらいいな」をIoTで具現化する開発スタイルを強みとしています。中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋様向けの降雪量自動計測では、1時間ごとに現地で雪を確認し、積雪量を確認した後、積雪計の雪を取り除いて測定値をリセットする作業を、ソラカメとAI、Webアプリを組み合わせて遠隔から確認できる仕組みに発展させました。試作から本格開発、現場導入まで一気通貫で進める取り組みが高く評価されています。 ウェブサイト: [株式会社アロット ![](https://a-lot.co.jp/favicon/favicon.ico)a-lot.co.jp](https://a-lot.co.jp/) ### おわりに SPSアワード 2025を受賞された皆さま、おめでとうございます! 今回の受賞企業の取り組みからも、車両管理、遠隔監視、通信インフラ、公共分野、製造現場、現場DXなど、IoTの活用領域がさらに広がっていることを感じます。 また、2026年6月11日のSPSパートナー会では、各社の発表を通じて、SORACOMのサービスが単なる通信にとどまらず、事業の成長、新しいサービスの立ち上げ、現場課題の解決、そしてパートナー同士の協業につながっていることを改めて実感しました。 今後もSPSを通じて、パートナー企業の皆さまの強みや取り組みをご紹介しながら、お客様のIoT活用をより力強く支援していきたいと思います。 SPS認定済パートナー、およびSORACOM認定デバイスは、以下よりご確認いただけます。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2021/05/ogp.png) SORACOM のパートナー、デバイスを探す – IoT プラットフォーム SORACOM soracom.jp](https://soracom.jp/support_partners/) SPSでは、デバイス、ソリューション、インテグレーション、テクノロジーの4つのカテゴリーで参画を受け付けています。SPSについて詳しくは [SPS紹介ページ](https://soracom.jp/partners/) をご覧ください。ビジネスパートナーとしてSPSへの参画をご検討中の企業の皆さまは、[お問い合わせフォーム](https://soracom.jp/contact/) よりご連絡ください。 ― ソラコム 細川(daisuke) --- # 【SORACOM Discovery 2026】展示ブース紹介 第1弾:プラチナ・ゴールドスポンサー編 *Published:* 2026-06-23 *Author:* takao こんにちは!パートナーアライアンス担当の細川(daisuke)です。 2026年7月7日(火)に東京ミッドタウン(六本木)で開催されるIoTカンファレンス「**SORACOM Discovery 2026**」。 今年も数多くのパートナー企業様にご出展いただき、最新のIoTソリューションやデバイス、実機デモが会場に大集結します! 展示ブースは、実際に「見て、触って、相談できる」が最大の魅力です。皆さんに余すことなく見どころをお伝えするため、今年は展示紹介ブログを**豪華3本立て**でお届けします! 第1弾となる本記事では、イベントを強力にサポートしてくださる**プラチナスポンサー・ゴールドスポンサー**各社の展示内容をご紹介します。 ### **イベント概要** - **SORACOM Discovery 2026** - 詳細・お申し込みはこちら: - **ソラコムブースについて** - ソラコム自身の展示(ソラカメ、Fluxなど)の詳しい見どころについては、[こちらの事前紹介ブログ](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/15/soracom-discovery-2026-exhibition/)でたっぷり解説しています!合わせてチェックしてくださいね。 ### **💎 プラチナスポンサー** まずは、イベントを最大級の熱量で盛り上げてくださるプラチナスポンサー3社のご紹介です!(順不同) #### **KDDI株式会社** **展示タイトル:** 「つなぐ」×「使える」×「管理する」— 実世界を動かすIoT **見どころ:** IoT回線稼働数6,900万回線超という圧倒的な実績を基盤に、衛星通信や大容量通信から、デバイス提供、AI・データ活用、運用保守までを一括で支えるKDDIのIoT。当日は最新技術の実機デモを交えて、ビジネスを前進させるトータルソリューションを体感いただけます! [![](https://biz.kddi.com//etc.clientlibs/kddi-com/clientlibs/clientlib-site/resources/ogp-1.jpg) IoT|法人向け|KDDI株式会社 KDDI 法人・ビジネス向け「IoT」のサービス一覧。KDDI IoTクラウド、KDDI IoT通信サービスをご紹介しています。 ![](https://biz.kddi.com//etc.clientlibs/kddi-com/clientlibs/clientlib-site/resources/icon-192x192.png)biz.kddi.com](https://biz.kddi.com/service/iot/) #### **JENESIS株式会社** **展示タイトル:** SORACOMサービスで作る、Edge IoT製品 **見どころ:** ソラコムのサービスをフル活用したODM(製造受託製品)や自社開発製品を展示。簡易的なPoC(概念実証)のデバイス相談から、本格的な大量生産のハードルまで、新製品のODM製造に関するあらゆるお悩みに幅広く答えてくれます。ハードウェア開発を検討中の方は必見です! [![](https://www.jenesis.jp/wp-content/themes/jenesis/image/ogp.jpg) JENESIS株式会社 JENESISはお客様との共同での要求仕様の策定から、開発・試作・量産・サポートまでワンストップでのサービスを提供します。 ![](https://www.jenesis.jp/wp-content/themes/jenesis/image/favicon.ico)www.jenesis.jp](https://www.jenesis.jp/) #### **Quectel Wireless Solutions Co., Ltd.** **展示タイトル:** IoTを加速するエンドツーエンドソリューション **見どころ:** グローバルにIoTモジュールを展開するQuectel。LTE Cat.1 bis対応のモジュール「EG800AK-JP」やGNSSを中心に、高精度RTKソリューションの活用方法を実機デモとともにご紹介します。デバイスの心臓部となる通信モジュールの最新動向をキャッチアップしましょう! [![](https://www.quectel.com/content/uploads/2024/05/quectel-logo.jpg) IoT modules, antennas, RTK corrections and certification services End-to-end IoT solutions provider of cellular modules, GNSS/Wi-Fi modules, antennas, RTK corrections, device certification and ODM services ![](https://www.quectel.com/content/uploads/2024/01/favicon-1.png)www.quectel.com](https://www.quectel.com/) ### **🥇 ゴールドスポンサー** 続いて、多種多様な業界でIoTをリードするゴールドスポンサー3社のご紹介です!(順不同) #### **スズキ株式会社** **展示タイトル:** 多目的電動台車「MITRA(ミトラ)」 **見どころ:** 電動車いすで培った技術を応用して開発中の、汎用性・走破性の高いロボットの足回り「MITRA」が登場!IoTで得られた情報をどのようにお客様向けサービスに活用し、「By Your Side」な事業を展開していくのか。モビリティ×IoTの最前線をご覧いただけます。 [![](https://image.mono.ipros.com/public/company/logo/ab3/2111861/IPROS2602243696011322173.png) スズキ株式会社 次世代モビリティ事業部 – Powered by イプロスものづくり スズキ株式会社は、1909年(明治42年)鈴木式織機製作所として創業し、1920年(大正9年)鈴木式織機株式会社として法人設立以来、着実にその歩みを止めることなく、今日ま… ![](https://mono.ipros.com/assets/images/mono/favicon.ico)pr.mono.ipros.com](https://pr.mono.ipros.com/suzuki/) #### **センチュリー・システムズ株式会社** **展示タイトル:** IoTゲートウェイご紹介 **見どころ:** IPAのIoT製品セキュリティ認証「JC-STARマーク」を取得済みの高セキュアなIoTゲートウェイを展示。セキュアエレメント搭載、車載対応、海外対応、耐環境性など、現場の厳しい要件に応える多数のラインナップから、お客様の課題にジャストフィットする機種をご案内します! [法人向けVPNルータ・IoTゲートウェイ|遠隔監視・拠点間接続 LTE/5G対応の法人向けVPNルータやIoTゲートウェイを提供。デュアルSIMによる回線冗長化や遠隔監視、拠点間接続に対応し、安定したネットワーク構築を支援します。 ![](https://www.centurysys.co.jp/favicon.ico)www.centurysys.co.jp](https://www.centurysys.co.jp/) #### **株式会社Fusic** **展示タイトル:** SORACOM SELECTEDパートナーFusic IoT×AI事例 **見どころ:** 「DX、何から始めればいいの?」という疑問に、Fusicならではの「OSEKKAI」マインドで伴走!遠隔管理、QRコード勤怠、異物検知、ソラカメ連携など、幅広いテクノロジーを駆使した技術結合力が光る事例とデモを多数展示。現場の課題解決のヒントが必ず見つかります! [![](https://fusic.co.jp/img/OGP.png) 株式会社Fusic(フュージック)| 福岡よりシステム開発によるソリューションを 株式会社Fusicは、「OSEKKAI×TECHNOLOGY」をスローガンに、クラウド、AI・機械学習、IoT、Webアプリ開発、UI/UXデザインなど多様な技術を組み合わせ、お客さま一人ひとり… fusic.co.jp](https://fusic.co.jp/) ### **次回予告** いかがでしたでしょうか?各社それぞれの強みが活きた展示やデモは、ご自身のプロジェクトの大きなヒントになるはずです。当日はぜひ各ブースに足を運んで、エキスパートに直接相談してみてくださいね! 次回、第2弾は「シルバースポンサー / ニューフェイススポンサー紹介(デバイス編)」をお届けします。どうぞお楽しみに! ― ソラコム 細川(daisuke) --- # VPG トラフィックフィルタリング提供開始、SORACOM Flux が複数画像送信に対応、他 ほぼ週刊ソラコム 05/30-06/19 *Published:* 2026-06-23 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 梅雨の晴れ間に、ソラコムからもアップデートが続々と届いています。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 06/01(月) - [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる Google Gemini 2.0 Flash および Google Gemini 2.0 Flash-Lite の提供を終了しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-google-gemini-2.0-flash-oyobi-google-gemini-2.0-flash-lite-noti-gong-wozhong-liao-simasita-3Bmoqk) - SORACOM FluxのAIアクションで選択可能だったGoogle Gemini 2.0 FlashおよびFlash-Liteの提供が2026年6月1日に終了しました。他のAIモデルへの移行が必要です。 - 06/09(火) - [SORACOM Flux の AI アクションで複数の画像を送信できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondefu-shu-nohua-xiang-wosong-xin-dekiruyouninarimasita-3Ks6Gs) - SORACOM Flux の AI アクションで、1回のリクエストで複数の画像をAIモデルに送信できるようになりました。複数カメラの比較や時系列画像の一括分析などに活用できます。 - 06/12(金) - [SORACOM Air for セルラーが利用できる国と地域を更新しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-air-for-seruragali-yong-dekiruguo-todi-yu-wogeng-xin-simasita-wD3d6) - SORACOM Air for セルラー(planX3など)が利用できる国・地域・通信キャリア・通信方式が更新されました。アルジェリア・アルゼンチンなど多数の国でサービス開始・拡充が行われています。 - 06/17(水) - [VPG のトラフィックフィルタリングの提供を開始しました](https://changelog.soracom.io/ja/vpg-notorahuitukuhuirutaringunoti-gong-wokai-shi-simasita-41uAAo) - VPGにクラウドベースのファイアウォール機能「トラフィックフィルタリング」が追加されました。IP/FQDNアドレス・ポート・プロトコル条件でIoT SIMの通信先を許可・拒否するルールを設定できます。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 06/04(木) - [AI と IoT の最新動向を1日でキャッチアップ!SORACOM Discovery 2026 注目セッションと展示の見どころ](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/04/soracom-discovery-2026-ai-featured/) - 06/15(月) - [【SORACOM Discovery 2026】事業企画・サービス開発者必見!「組み込みIoT」で現場の課題を解決する事例とセッションのご紹介](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/15/discovery2026-embedded-iot-cases/) - [IoTとAIの今を触れる・学べるソラコム展示【SORACOM Discovery 2026】](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/15/soracom-discovery-2026-exhibition/) - 06/16(火) - [初めての SORACOM Discovery:効率的な事前準備と会場の回り方](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/16/first-time-soracom-discovery-guide/) - [在庫の減りも、設備の異変も見逃さない! SORACOM Flux が複数画像入力に対応](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/06/16/soracam-flux_comparison/) 外部メディア ------ - 05/31(日) - [VPP(仮想発電所)のShizen Connect、BIPROGYなどから27億円を調達](https://thebridge.jp/2026/05/shizen-connect-raises-series-a-funding-for-vpp-platform) - 06/01(月) - [株式会社ソラコムが新たな役員人事を発表、透明性のある経営へと舵を切る](https://news.3rd-in.co.jp/article/a7c31e84-5d6a-11f1-9eb4-9ca3ba083d71) - 06/03(水) - [AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」がJR九州の「鉄道車両データ分析基盤」に採用!―内製化による車両データの本格活用を短期間で実現―](https://sgforum.impress.co.jp/article/5899) - 06/18(木) - [SORACOM Inventory を使ってIoTプロジェクトをつくる](https://qiita.com/anysonica/items/bcf205112f1a2e89803a) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 06/09(火) - [ソラコム、グローバル事業をリードするVP2名が新たに就任](https://soracom.com/ja/news/20260609-leadership) - ソラコムのグローバル事業をリードするVice President 2名が新たに就任し、グローバル展開をさらに加速する体制を強化しました。 - 06/10(水) - [GRIFFYとソラコムが連携「生成AI現場監視システム」をレンタル提供開始 CSPI2026にて初公開](https://soracom.com/ja/news/20260610-field-monitoring-system-using-genai-and-iot) - GRIFFYとソラコムが連携し、生成AIとIoTカメラを組み合わせた現場監視システムをレンタル提供開始。CSPI2026にて初公開されます。 - 06/12(金) - [IoT活用支援の優秀企業を表彰する 「SPSアワード 2025」を発表、7社のパートナーが受賞](https://soracom.com/ja/news/20260612-sps-award) - IoT活用支援の優秀企業を表彰する「SPSアワード 2025」の受賞企業7社が発表されました。ソラコムのパートナーによるIoT活用事例が評価されています。 - 06/18(木) - [AIボットサービス「Wisora」、LINE公式アカウントと連携し、対応をAIボットで自動化可能に](https://soracom.com/ja/news/20260618-ai-bot-responds-via-line) - ソラコムのWisora(AIボットサービス)がLINE公式アカウントと連携し、顧客問い合わせへの対応をAIボットで自動化できるようになりました。 [お知らせ](https://soracom.com/ja-jp/news/category/topics/) ------------------------------------------------------- - 06/08(月) - [ブロードバンドユニバーサルサービス料のご負担について](https://soracom.com/ja/news/20260608-1) [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 07/07(火) - [SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/?utm_source=corp) - [SORACOM UG Discovery Night 2026](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/394321/) - 07/30(木) - [株式会社イプロス主催「イプロスAI 2026 夏」にテクノロジー・エバンジェリストの松下が登壇します。](https://ex.ipros.jp/expo/iprosai/seminar/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # 現場DXの突破口はここに。SORACOM Discovery 2026 注目セッション&展示 *Published:* 2026-06-22 *Author:* takuya 2026年7月7日(火)、東京ミッドタウン(六本木)で開催される「SORACOM Discovery 2026」。 「自社の現場でもDXを進めたいが、何から始めればよいか分からない」「他社がIoTやAIでどんな成果を出しているか知りたい」「ベンダーの話ではなく、実際に現場で取り組んだ企業の声が聞きたい」そんな思いを持つ方にとって、SORACOM Discovery 2026 は絶好の機会です。 本記事では、現場DXを推進したい方に向けて、事例セッション・AI活用セッション・展示の見どころをピックアップしてご紹介します。 まず押さえたい:業界横断の最新導入事例を一気にキャッチアップ ------------------------------ ### 最新IoT事例11選に学ぶ!現場の成功パターンと実践のコツ [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/469c22a57fb3403bb5f6a8b0ef18bd14/C-3.png) 最新IoT事例11選に学ぶ!現場の成功パターンと実践のコツ – SORACOM Discovery 2026 業界や業種を問わずIoTの活用が広がる中、現場では何が起きているのか。本セッションでは、多岐にわたる分野の最新導入事例11選を一挙公開。各社の事例から見えた「成功パ… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-3/) 現場DXに取り組む方に最初におすすめしたいのが、ソラコムが最新事例11選を一挙紹介するこのセッションです。 製造、物流、農業、インフラ、医療など、さまざまな業種・業態の現場でIoTがどのように活用されているか。成功したプロジェクトの共通パターンや、後付けで設備にIoTを組み込む際の実践的なコツも解説されます。「うちの業界ではどう使えるのか」を考える出発点として、まず押さえておきたいセッションです。 人手不足の現場でIoTはどこまで使えるか:JR九州の実践例 ----------------------------- ### 人手不足への挑戦:車両保全を支えるIoTとクラウド内製化の道 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/9bed6b9d33034a90b3ce8b674f44e752/B-1.png) 人手不足への挑戦:車両保全を支えるIoTとクラウド内製化の道 – SORACOM Discovery 2026 労働人口が減り続ける中、JR九州では現場をいかに少人数で回すかが大きな課題です。着目したのは、最も多くの人手を要する車両保全のデジタル化。IoTとクラウドを使い「状… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/B-1/) 鉄道の車両保全という、安全性が最優先される現場でのIoT活用事例です。 九州旅客鉄道(JR九州)では、ベテランエンジニアの退職や人手不足という課題に対して、車両の状態をセンサーで常時監視し、異常の予兆を早期に検知する「状態監視保全(CBM)」への転換に取り組んでいます。さらに、クラウド基盤の内製化によって、自社主導でシステムを改善し続ける体制を構築しました。 「現場の知識をデジタル化し、人に依存しない運用体制をどう作るか」この問いに向き合っている担当者にとって、具体的な参考事例となるセッションです。 AIが現場の「目」になる:カメラ×AIで物流DXを実現 --------------------------- ### カメラ×AIで挑む「ホワイト物流」― 車両管理、自動化の壁と突破口 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/250e7f9a2662455caeb7e2a7799e6cf7/A-2.png) カメラ×AIで挑む「ホワイト物流」― 車両管理、自動化の壁と突破口 – SORACOM Discovery 2026 物流拠点の荷待ち時間や深夜の路上待機。「ホワイト物流」実現に向けた課題に対し、豊田自動織機はソラカメ×SORACOM Fluxによるナンバープレート自動読取という解決策を見… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-2/) 物流現場の慢性的な課題、ドライバーの待機時間、手作業による入退場管理、車両の滞留に対して、カメラとAIを組み合わせて解決に挑んだ豊田自動織機の事例です。 ソラカメとSORACOM Fluxを活用し、ナンバープレートを自動で読み取って車両の入退場を管理する仕組みを構築。「導入してみて分かったリアルな壁」と、その乗り越え方まで語られます。 「設備を大掛かりに変えずにできることから始めたい」「カメラを活用した自動化に興味がある」という担当者に、具体的なイメージが得られるセッションです。 AI×有人対応の組み合わせで接客体験を変える:チカクの事例 ----------------------------- ### AIと人が繋ぐ顧客体験:チカクが実践するLINE×Wisora活用事例 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/c402e6865d58425c8c643c0e5f40a0d5/A-3.png) AIと人が繋ぐ顧客体験:チカクが実践するLINE×Wisora活用事例 – SORACOM Discovery 2026 株式会社チカクは、親のみまもりとコミュニケーションを両立させたサービス「ちかく」のLINE公式アカウントにWisoraを導入。Lステップ連携により、AIの即時回答とスタッフ… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-3/) 顧客対応のDXに取り組みたい方に向けた事例セッションです。 家族間で写真・動画を共有するサービス「みてね」を運営する株式会社チカクは、LINE公式アカウントにWisora(ソラコムの生成AIボットサービス)を導入。AIによる即時回答と、必要な場面でのオペレーターによる有人対応をシームレスに切り替える、チカクが『次世代接客モデル』と呼ぶ仕組みを実現しました。 AIと人の役割分担を最適化することで、顧客満足度を高め続けるための設計が重要です。本セッションでは、その判断軸と実践例を学べます。コールセンター、カスタマーサポート、営業事務など、顧客接点の自動化に興味がある方におすすめです。 農業・害虫管理にもIoT×AI:新規ビジネスへの展開事例 ---------------------------- ### 害獣害虫を自動判別!ペストコントロール支援ビジネス成功のヒント [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/919e5c6240354b9a8f511e6c141fdd46/B-3.png) 害獣害虫を自動判別! ペストコントロール支援ビジネス成功のヒント – SORACOM Discovery 2026 人手不足や過酷な現場、専門知識の属人化をIoTとAIで解決し、なぜ新規事業を収益化できたのか。害獣・害虫駆除というアナログな業務を、テクノロジーを活用してスマートに… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/B-3/) 製造・物流にとどまらず、農業や衛生管理の現場でもIoTとAIの活用が広がっています。 株式会社RYODENは、IoTセンサーとAI画像解析を組み合わせて、害獣・害虫を自動で検知・判別するシステムを開発。従来は専門家による定期巡回に頼っていた業務を遠隔監視・自動化し、新規ビジネスとして展開しています。 「既存の現場課題をIoT×AIで解決し、新しい価値に変える」というアプローチは、業種を問わず参考になるはずです。 展示エリアで「自社に合う使い方」を探す ------------------- セッションで学んだあとは、展示エリアへ。現場DXを検討している方に特に立ち寄っていただきたい2つの展示をご紹介します。 ### ソラコム展示:事例パネルで「自分の業界」を探す [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) ソラコム展示 – SORACOM Discovery 2026 IoTの導入/活用を強力にサポートするSORACOMのサービスやデバイスを、豊富な事例や実機展示とともにご紹介します。 ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/detail/ex01/) ソラコム展示コーナーのコンセプトは「あなたのIoT活用が実例でわかる」。多様な業種・規模の導入事例がパネル形式で紹介されます。 「自分たちの業界に近い事例はあるか」「どんなデバイスや通信方式が使われているか」「どのくらいの規模・コストで始められるか」具体的な質問を持って訪れることで、担当者に直接相談する機会にもなります。PoCの壁や運用フェーズでの課題を抱えている方にも参考になる場所です。 ### Wisora展示:AIチャットボットを実際に試す [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) ソラコム展示 – SORACOM Discovery 2026 IoTの導入/活用を強力にサポートするSORACOMのサービスやデバイスを、豊富な事例や実機展示とともにご紹介します。 ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/detail/ex01/#ex03) WisoraはLINEや独自チャネルに組み込める生成AIボットサービスです。展示では、実際のデモを通じて、AIが顧客の問い合わせに答える様子や、有人対応へのエスカレーション機能を体感できます。 チカクの事例セッション(AIと人が繋ぐ顧客体験)と合わせて見ることで、「自社の顧客対応にどう使えるか」のイメージがより具体的になるはずです。 現場DXの「次の一手」を Discovery 2026 で見つけよう ---------------------------------- DXの現場では、「何をやるか」よりも「どうやって現場に定着させるか」が難しいことも多いでしょう。Discovery 2026 のセッションと展示には、他社が実際に直面した壁とその突破口がリアルに詰まっています。 業界の枠を超えた気づきが、自社の現場課題を解決する突破口になります。 SORACOM Discovery 2026の全体像と見どころについては、テクノロジー・エバンジェリストの松下(Max)が2026年5月にブログ記事を公開しておりますのであわせてご覧ください。 [![](https://blog.soracom.com/ja-jp/wp-content/uploads/2026/05/og_image.png) AIとIoT、そして物理世界が交わる「SORACOM Discovery 2026」の歩き方 – SORACOM公式ブログ こんにちは、ソラコムの松下(ニックネーム: Max)です。 2026 年 7 月 7 日(火)、ソラコムが主催する国内最大級の IoT blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/05/27/soracom-discovery-2026-entry-start/) 参加お申込みの受付はすでにオープンしています。ご参加予定の方は、気になるセッションを事前にチェックして、当日の回り方をぜひ計画してみてください。 当日は会場でお待ちしております! – ソラコム 桶谷(takuya) --- # 初めての SORACOM Discovery:効率的な事前準備と会場の回り方 *Published:* 2026-06-16 *Author:* max みなさん、こんにちは!ソラコムの松下(max)です。 「SORACOM Discovery 2026」の開催が近づいてきました。今回は、初参加の方が当日の会場をスマートに回るための効率的な手順をまとめました。事前の準備から当日の動き方までご紹介します! SORACOM Discovery とは ― 参加で得られる事と当日の持ち物 -------------------------------------- 改めて、SORACOM Discovery とは、株式会社ソラコム主催の IoT テクノロジーを中心に、AI や DX といった最新トレンドや活用事例に触れられる、年に一度のカンファレンスイベントです。 多くのセッションと展示を通じて、IoT や AI に触れる・学べるイベントとなっています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-2.png)今年のテーマは「リアルワールドAIプラットフォーム」です。 IoTがAIの神経網としてフィジカルとデジタルをつなぎ、現場の変革を加速させる未来を提示します。参加者は、基調講演や展示を通じて、IoTとAIの最新トレンドに加え、データ活用から自動化、そして After AI へと続く「真のIoT」の真価を体験・学習できます。 ### 当日の移動と持ち物 SORACOM Discovery 2026 は「東京ミッドタウン」での開催です。 [交通はこちら](https://discovery.soracom.jp/2026/access/)にも書いてありますが、都営大江戸線「六本木駅」8番出口、もしくは東京メトロ日比谷線「六本木駅」から、地下通路で直結しています。仮に雨が降っても、駅から会場までは傘無しで移動できるので便利です。もちろん晴れて欲しいと願っていますが、雨の際には折りたたみ傘の方が、会場内の移動に有利でしょう。 持ち物は以下の通りです。 - 入場用 QR コード - 名刺 - 歩きやすい服装や靴 QR コードはご登録時に発行されたメールに取得・表示方法がありますのでご一読ください。名刺は受付時や、コミュニケーション時の名刺交換で必要になります。多めにご用意いただくことをおすすめします。会場はセッションと展示会が隣接していますが、頻繁に行き来することになります。そのため、身軽なのを心がけていただけると良いでしょう。服装はビジネスカジュアルが無難です! 【まずはここ】初参加でも安心!オープニングアクト 9:50~ ------------------------------ 数あるプログラムの中でも最初におすすめしたいのが、午前9時50分スタートの「オープニングアクト」です。初参加の方でもこのイベントを最大限に楽しめるよう、IoT 自体の全体像や AI との関わりについて解説します(ちなみに私が担当します 💪)。 その後はそのまま「基調講演」をご覧ください。SORACOM のアップデートから新発表を、多くのゲスト・演出と共にご紹介します。 基調講演は11時30分に終了します。午後のセッションは午後1時30分からです。参加される方の属性や興味ポイントに合わせたおすすめのセッション紹介は、他のブログをご覧ください [SORACOM Discovery 2026 アーカイブ – SORACOM公式ブログ 2026/7/7(火) 東京ミッドタウン(六本木)で開催する日本最大級のIoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2026」の情報を公開中! blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/categories/soracom-discovery-2026/) 【展示エリア】マップのゾーン分けと、興味に合わせた回り方 ---------------------------- 展示エリアは大きく4つのカテゴリーに分かれています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-1-1024x624.png)**ソラコムブース:**AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」を中心として、クラウド型カメラサービス「ソラカメ」や、AIチャットボットサービス「Wisora(ウィソラ)」の最新情報を展示しています。**多くの IoT・SORACOM 事例を一覧でご覧いただけますので、特に初参加の方におすすめのブースです!**また、ソラコムメンバーが常時いますので、お気軽にお話ください。 **ソリューション&インテグレーションエリア**:ソラコムのパートナー企業の中でも、特定課題を解決することが得意なソリューションや、課題整理から導入まで一気通貫で支援するインテグレーションパートナーによる展示です。すでにお困りごとが明確であればソリューションのパートナーに、課題自体の発見からお手伝いいただきたい時にはインテグレーションのパートナーにご相談いただくのが良いでしょう。 **デバイスエリア**:SORACOM に対応している・SORACOM を組み込んでいるデバイスをお持ちのパートナーによる展示です。IoT における現場のデジタル化で不可欠なデバイスのプロがいますので「何をつなぎたいか」という視点で見ていただきご相談するのが良いでしょう。 **IoT プロトタイピングコーナー**:ソラコムメンバーとコミュニティ([SORACOM UG](https://soracom-ug.jp/))のメンバーによる IoT 作品展示コーナーです。SORACOM を用いて課題解決している様子を具体的にご覧いただけます。また時間帯によっては、作品製作者とも直接会話いただけることもあるので、是非ともお声がけください。 コミュニティのメンバーによるIoTプロトタイピング作品(予定)の一覧は[こちら](https://soracom-ug.jp/result-of-call-for-iot-prototyping-by-soracom-ug-2026/)です! [![](https://soracom-ug.jp/wp-content/uploads/2024/05/6655d2eb-1e4a-44ab-af2c-d390c783c5ca.jpg) Call for IoT プロトタイピング by SORACOM UG 2026 採択者発表 Call for IoT プロトタイピング by SORACOM UG 2026の採択者発表です soracom-ug.jp](https://soracom-ug.jp/result-of-call-for-iot-prototyping-by-soracom-ug-2026/) ### 展示会場の回り方 まずは一通り、展示の様子を見て回るのが良いでしょう。15分程度で見ていただけるかと思います。その次に気になったブース・コーナーを回るという二段構えです。セッションもありますので、時間を気にしつつも、展示ブースをご覧ください。 AI で作る、自分専用のスケジュール ------------------ 私なりのおすすめをご紹介してきました。ここで AI によるパーソナルな予定が作れるプロンプトをご紹介します。AI との対話で、興味のあることはもちろん、一見専門外でも役立つ情報を発見してください。 ``` 目的は、カンファレンスイベント「SORACOM Discovery 2026」の行動予定表を作ることです。 成功条件は、私が持っている興味ポイントに合ったセッション・展示が見られることと、私が見ておいた方がいいセッション・展示が盛り込まれていることです。 私は初参加の立場です。 あなたができる判断余地は、参考URL(後述)を読み込んだうえで、私に対してヒアリングをして、成功条件を満たせるように情報収集することです。一方で、情報が不足している場合は行動予定表を作らないようにしてください。また、一度作った後に私が不成功と判断した場合は、さらに情報収集・ヒアリングを心がけてください。その場合も、都度行動予定を作らず、情報収集に努めてください。 回答は簡潔に、質問はできる限り一問一答を心がけてください。 参考URL: - セッション一覧: https://discovery.soracom.jp/2026/session/ - 展示一覧: https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/ - 会場アクセス: https://discovery.soracom.jp/2026/access/ それでは開始しましょう。 ``` あらためてですが、SORACOM Discovery は7月7日(火) 東京ミッドタウン(六本木)参加無料です。6/18までのお申し込みで「[早期申し込み特典](https://discovery.soracom.jp/2026/campaign/)」もあります。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) SORACOM Discovery 2026 | IoTカンファレンス ソラコム ここでしか得られない知見と出会いを通じて、AIの進化とともにIoTは次のステージへ。2026年7月7日(火)東京・六本木で開催 ![](https://discovery.soracom.jp/./static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/) 現地で皆さんとお会いできることを楽しみにしています! ― ソラコム松下 (Max) --- # 在庫の減りも、設備の異変も見逃さない! SORACOM Flux が複数画像入力に対応 *Published:* 2026-06-16 *Author:* yuu_soracom こんにちは!クラウド型カメラサービス「[ソラカメ](https://sora-cam.com/)」と、[SORACOM Flux](https://soracom.jp/services/flux/)の事業責任者を担当しております高見(ニックネーム:yuu)です。 この度、生成AIにてデータや画像の解析を行えるSORACOM FluxのAIアクションにて、1度に複数枚の画像データを生成AIに渡して解析することが可能になりました。これにより、例えば小売業であれば10分毎にアプリ起動すれば、現在と10分前の商品棚の画像を一度に生成AIに渡して、画像の比較を基に在庫数量の変化を検知し、通知することができますし、インフラ等の設備点検業務であれば、1日に1回、定時で画像比較し前日の画像データとの違いを生成AIに解析させメールなどで報告させると行ったことが可能になります。 今回は、ソラカメとSORACOM Fluxを用いて、「現在と10分前の商品棚の画像を一度に生成AIに渡して、在庫数量の変化を検知し通知する」を実現する具体的な設定内容や手順についてブログ記事として皆さんにご紹介させて頂きます。 はじめに ---- 実現するために事前に準備する必要がある機材やライセンス等をご紹介致します。 - ATOM Cam 2 または ATOM Cam Swing(固定画角で差分検出する場合は固定画角のATOM Cam 2を推奨致します) - [ソラカメ](https://sora-cam.com/) クラウド常時録画ライセンス(保存期間はいずれでも問題有りません) - [SORACOM Flux](https://soracom.jp/services/flux/) Standard plan(Developerプランですとメッセージ集約アクションがご利用頂けません) - カメラを設置する場所にWi-Fi (2.4GHz帯)が利用できること(詳細なNW条件は[こちら](https://blog.soracom.com/ja-jp/2022/09/07/sora-cam-wifi-tips/))※通信帯域は1台につき上り1.5Mbps必要 まずは完成形のイメージからご説明致します。 --------------------- 「現在と10分前の商品棚の画像を一度に生成AIに渡して、在庫数量の変化を検知し通知する」を実現するために、作成するFluxアプリは以下のとおりです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-40-1024x209.png) それぞれのアクションが何をしているかは、①〜⑥のとおりとなります。 ① インターバルタイマーで10分間隔でFluxアプリを起動する ② チャネルを分岐させ、2つのRepublishアクションを作成し、「現在」と「5分前」の時刻をそれぞれ指定する ③ ソラカメ画像取得アクションにて、「現在」の画像を取得、「5分前」の画像取得がそれぞれ作動する。(分岐させたので2つ作動します) ④ AIアクションに渡す際には2つの静止画を同時に渡したいので、メッセージ収集アクションで、ソラカメ画像取得アクションから出力された結果(payloadと呼ばれます)を1つにまとめるために集約する。(ここで分岐させたアクションが1つに集約されます。具体的には、ソラカメから切り出した画像が一時的に格納された画像URL2つが、1つのJSON配列にまとめられます。) ⑤ AIアクションにて、生成AIに2つの画像URLを引き渡し、指定したプロンプトに基づいて解析させる ⑥ AIアクションでの解析結果を受取り、指定条件(在庫が減った場合等)にマッチする場合のみ、指定したメールアドレスにメールが送付される では、それぞれのアクションの設定方法を順を追って解説させて頂きます。 ①インターバルタイマーを設定する ---------------- まずInternal Consoleのホーム画面左上の「メニュー」から「SORACOM Flux」>「Fluxアプリ」を押してください。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-3.png)「新しいFluxアプリを作成する」を押して下さい。 「最初から作成」を押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-16.png)名前の入力欄に任意の名前をつけて下さい。なんでも構いません。概要は空欄で問題ありません。 入力したら、「作成」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-22.png)「チャネルを作成する」を押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-26.png)「インターバルタイマー」を選択し、「次へ」を押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-41.png)名前はデフォルトの「Timer Channel」のままで問題有りません。 スケジュール定義はどのくらいの頻度で設定して下さい。この例では10分に設定しています。設定したら、必ず「チャネルを作成」ボタンを押して下さい。 また、試す段階ではスケジュール定義上のボタンは「無効」にしておいてください。「有効」になっているとFluxアプリ作成中も作動してしまいます。 Fluxアプリの作成が完了したら、最後に「無効」から「有効」に変更することをおすすめします。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-21.png)次に、「アクション」タブをおして、「アクションを追加」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-42.png)「Republish」を選択し、「OK」を押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-29.png)② Republishアクションを設定する --------------------- まず1つ目のRepublishアクションを設定します。Fluxアプリが起動した「現在」(画像取得タイミング)を指定するためのアクションです。 名前は、任意の名前をつけてください。デフォルトはRepublishになっていますが、今回2つRepublishアクションを設定するので、名前が重複するとエラーになるので、何かしら識別できる名前をつけて下さい。 それ以外の設定項目は以下を設定して下さい。 1つ目のRepublishアクションでは「アクションのアウトプットを別のチャネルに送信する」を「有効」にし、チャネル名を「Output Channel」としてください。 高度な設定トグルをおして、遅延を5秒に設定します。(5分前の画像と、現在の画像の取得が並行して作動するので、現在の画像が後に出力されるように遅延させています。) `${now()}`というのはFlux上で現在時刻を指定する関数になります。詳細な記法については、[SORACOMユーザーガイド](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-payload-condition/)をご参照下さい。 入力し終わったら、「作成する」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-13.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-18.png)次に2つ目のRepublishアクションを設定します。Fluxアプリが起動した「5分前」(画像取得タイミング)を指定するためのアクションです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-4.png)上図の円筒形のアイコン(チャネル)をクリックし、「アクション」タブをおして、「アクションを追加」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-42.png)「Republishアクション」を選択して「OK」ボタンを押します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-30.png)名前は、任意の名前をつけてください。それ以外の設定項目は以下画像の通り設定して下さい。 2つ目のRepublishアクションでは「アクションのアウトプットを別のチャネルに送信する」を「有効」にし、「既存のチャネルを選択する」をクリックし、プルダウンから先程作成した既存のチャネル「Output Channel」を選択してください。(これで出力先が同じチャネルになります) `${addMinutes(now(), -5)}`というのはFluxアプリが稼働した5分前を指定する関数になります。10分前なら-10となります。 その他に数時間前を指定するなど様々な時間関数が使えますので、詳細は[ユーザーガイド](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-payload-condition/)をご確認ください。 入力し終わったら、「作成する」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-14.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-8.png)③ ソラカメ画像取得アクションを設定する -------------------- ここまでうまく進んでいれば、以下のようなワークフローが設定されていると思います。 ピンクで囲っているRepublishアクションの後ろのチャネル(円筒形のアイコン)をクリックしてください。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-6.png)ソラカメ画像取得アクションを選択して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-33.png)ソラカメ画像取得アクションの設定画面が表示されますので、以下の通り設定して下さい。 デバイスIDは、お手持ちのソラカメ(クラウド録画ライセンスが割り当てられているもの)のMACアドレスになります。 MACアドレスは、ATOM Camの底面のシールでも確認できますし、[SORACOMユーザーコンソールのデバイス一覧](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/soracom-cloud-camera-services/manage-cameras/)からもご確認頂けますので、そちらでご確認されてください。広角補正のチェックボックスはONにしていますが、つけなくても問題は有りません。ONにすることで広角レンズ撮影による歪みを補正してくれます。 チャネル名は「Soracam Image Output」とします。(任意の名前で問題有りません。)設定したら、「作成」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-27.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-39.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-9.png)④ メッセージ収集アクションを設定する ------------------- ソラカメ画像取得アクションの後ろにあるチャネル(円筒形のアイコン)をクリックします。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-5.png)アクションタブを押し、「アクションを追加」ボタンをクリックします。 メッセージ収集アクションを選択し、「OK」ボタンをクリックしてください。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-31.png)以下の通り、設定して「作成する」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-36-603x1024.png)以下の様なワークフローになっていれば、正しく設定されています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-10.png)アンカーとは集約したい対象が分岐した地点を指します。今回はインターバルタイマーの後ろにあるTimer Channelを分岐させ、現在と5分前の2つのタイミングを分岐してアクションを生成し、それぞれの画像取得を行っています。(システム上は5分前画像取得が先に実行され、遅延させたので5秒遅れて現在の画像取得が実行されます)それをAIアクションで生成AIに渡すときに同時に引き渡す必要があるため、メッセージ集約アクションで同期させて(現在の画像取得実行が終わるのを待ってから)後ろのチャネルに画像URL情報を引き渡すということを実施しています。 ⑤ AIアクションを設定する -------------- メッセージ収集アクションの後ろのチャネル(円筒形のアイコン)をクリックします。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-11.png)「アクション」タブをクリックし、「アクションを追加」ボタンをクリックします。 以下画面が表示されるので、AIアクションを選択し、「OK」ボタンを押して下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-34.png)AIアクションの設定画面が開くので、以下画像の通り設定して下さい。 AIモデルは「Gemini 2.5 Flash」を選択していますが、任意のモデルを選択頂いて構いません。今回のケースですとGemini 2.5 Flash-Liteでも十分かと思いますが、解析されたい内容に応じて、お試し頂き最適なモデルをご選定下さい。 選択する生成AIのモデルによって消費クレジットが変わりますのでご注意下さい。1枚あたりの消費クレジットはこちらのページを参照して下さい。複数枚の画像を消費した場合は 画像枚数 x 1枚あたりの消費クレジットとなります。 具体例をご紹介すると、Gemini 2.5 Flashは1枚あたりの消費クレジットは17です。今回は2枚を比較するので 2 x 17 = 34クレジットを1回のFluxアプリ起動で消費します。 <プロンプト> ※プロンプトはご利用用途に応じてご自由に変更下さい。 ``` 画像には陳列棚が映っています。上段にはりんごが、下段にはクラウドカメラの箱が陳列されています。 今回は上段にあるりんごの数をカウントし、以下JSONフォーマットで出力して下さい。 現在の画像の解析結果はcurrent_image, 過去の比較対象画像の解析結果はpast_imageとします。 JSON サンプル {"current_image":10, "past_image":8 } ``` <画像URLとラベルの設定値> 画像URLの指定はそれぞれ以下のとおりです。コピーできるように文字表記も掲載致します 画像ラベルは生成AIにプロンプトで伝える場合に、どの値を指すか自然言語で指示できるようにするために名称をラベルとしてつけるものです。 - `${payload.messages[0].imageUrl}` : 過去の比較対象画像 ※今回だと5分前の画像 - `${payload.messages[1].imageUrl}` : 現在の画像 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-35.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-12.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-15.png)<補足> ※ご関心の無い方はスキップして下さい。 なぜ`${payload.messages[0].imageUrl}`の様な表記になるか理解されたい方は、[SORACOMユーザーガイド](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-payload-condition/)をご参照ください。 簡単にご紹介しますと、1つ前のアクションチャネルに出力したデータ(JSON形式)全体をpayloadといいます。 今回は2回の画像取得アクションをメッセージ収集アクションで1つの出力に集約しているため、以下のようなJSON配列として出力されています。 JSON配列 messagesの0番目にキー”imageUrl”に5分前の画像URLが格納されており、messages1番目にキー”imageUrl”に現在の画像URLが格納されているためこのような記法になります。 `${payload.messages[0].imageUrl}`は、payloadの中のmessages配列の0番目、の中にあるimageUrlの値を意味しています。 <1つ前のメッセージ収集アクションから出力されるJSONデータ> ``` {   "messages": [     {       "deviceId": "7CDDE9xxxxxx",       "imageUrl": "https://flux-core-temporary-object-storage-jp-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/xxxxxxxx",       "exportId": "cad71b7a-8f27-416b-94da-xxxxxxx",       "datetime": "2026-06-11T02:58:39.850Z"     },     {       "deviceId": "7CDDE9xxxxxx",       "imageUrl": "https://flux-core-temporary-object-storage-jp-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/xxxxxxx",       "exportId": "a68bccc9-9ca6-4eb8-a793-3fa5377c45dc",       "datetime": "2026-06-11T03:58:39.848Z"     }   ] } ``` ⑥ Email通知アクションを設定する ------------------- AIアクションの後ろのチャネル(円筒形のアイコン)をクリックします。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-17.png)「アクション」タブをクリックし、「アクションを追加」ボタンをクリックします。 以下画面が表示されるので、Email通知アクションを選択し、「OK」ボタンを押して下さい。 ※[Email通知(高機能)アクション](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-mail-advanced/)を利用すると、通知メールに画像を添付することも可能です。(Standard planのご契約が必要) ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-37.png)Email通知アクションの設定画面が開いたら、以下の画像の通り設定して下さい。 コピーする方は以下テキストをご活用下さい。 <アクションの実行条件> ``` `payload.output.current_image < payload.output.past_image` ``` <メール本文> ``` りんごの在庫数が${payload.output.past_image-payload.output.current_image}個、減りました。 ご確認下さい。 ``` ※`${payload.output.past_image-payload.output.current_image}`は、(5分前のAIがカウントしたりんごの数) – (現在のAIがカウントしたりんごの数)という計算をして、もし現在のりんごの数のほうが低かったら(在庫が減っていたら)、メールで通知をするという実行条件を指定しています。 current\_image, past\_imageという名称はAIアクションのプロンプトでそのようなJSONのキーと値で出力するよう指示しているためです。 詳細を知りたい方は、AIアクションの後ろのチャネル(AI Output)をクリックし、メッセージ履歴タブを押して、AIからどのようなデータがJSON形式で出力されているかご確認下さい。記法などは[SORACOMユーザーガイド](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-payload-condition/)をご確認下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-25.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-23.png)Fluxアプリ設定が完了!テスト実行してみましょう。 -------------------------- うまく設定が完了すると以下のようなワークフローが完成しているはずです。 では、テスト実行してみましょう。インターバルタイマーのアイコンをクリックしてください。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-43-1024x213.png)テスト実行タブを押し、Bodyの入力フォームはそのままでいいので、「実行」ボタンを押して下さい。テスト実行が開始されます。 ※テスト実行を押すと1度だけ実行を試すことができます。イベントやクレジットはテスト実行であっても消費されます。予めご了承下さい。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-24.png)テスト実行すると、以下のようなフローチャートが画面に動的に表示されると思います。エラーがでるとエラー箇所がひと目でわかるようになっています。 このサンプルキャプチャですと、Email通知アクションにチェックボックスがついていませんが、在庫の数が減っている場合はチェックボックスがつきます。(以下画像キャプチャでは、在庫数量が減っていないためメールが送付されなかった表示です。エラーがある場合バツ印が表示されます。) ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-20.png)Email通知実行条件が満たされた場合、以下の様なメールがEmail通知アクションで送付先に指定したメールアドレスに届きます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-7.png)最後に、今回作成したFluxアプリを正式に利用開始したい場合は、インターバルタイマーを「無効」から「有効」に変更し、「変更を保存」ボタンを押して下さい。これ以降はスケジュール定義した間隔でFluxアプリが起動します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-44.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-28.png)まとめ --- いかがでしたでしょうか? 今回新しくリリースされた「一度に複数枚画像を生成AIに渡す」機能により、複数枚画像の比較を生成AIにさせることが簡単にできるようになりました。 ぜひ、人が目視で実施している点検や状況確認作業をカメラと生成AIで自動化し、業務自動化・効率化に役立てて頂ければと存じます。 また、今回ブログでSORACOM Fluxアプリの設定手順をご紹介させて頂きましたが、一人でやってみたけど途中で詰まってしまった、わからないといった方はぜひ「[SORACOMはじめてサポート](https://soracom.jp/launch-support/)」の活用をご検討下さい。月額11,000円(税込)で月2回 x 1時間のオンラインミーティングにてソラコムのテクニカルアドバイザーが個別にご相談を伺い、問題解決をご支援致します。 さらに、自分で手元で試すのはブログ記事でうまくできたけど、実際に現場で使うにあたってはプロにお願いしたいという場合は、弊社のパートナー企業による導入支援サービスをご紹介することも可能です。ご希望の場合は、お気軽にソラコムまで[お問い合わせ](https://soracom.jp/contact/)下さい。 最後に宣伝させてください!! 弊社最大のイベント「[SORACOM Discovery2026](https://discovery.soracom.jp/2026/)」が2026年7月7日(火)に東京ミッドタウン六本木にて開催されます!! [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) SORACOM Discovery 2026 | IoTカンファレンス ソラコム ここでしか得られない知見と出会いを通じて、AIの進化とともにIoTは次のステージへ。2026年7月7日(火)東京・六本木で開催 ![](https://discovery.soracom.jp/./static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/) ソラコムプラットフォームやソラカメの最新アップデート情報の発表に加えて、展示ブースで実物やデモをご覧頂けます。また、現地でしか見られないソラコムの社員や業界の専門家、IoTを活用する企業のゲストスピーカーがIoTのビジネス活用事例、最新動向、未来のビジョンについて語るセッションが多数ございます! さらにソラコムの展示ブースに加えて、30社を超えるパートナー企業の皆様の展示ブースもあり、盛りだくさんの内容となっております。 年に1回の日本最大級のIoTイベントですのでまだ参加申し込み(無償)されていない方がいらっしゃいましたら、[こちらのURL](https://discovery.soracom.jp/2026/)よりぜひお申し込みの上、お越しください。 それでは、当日会場で皆様にお会いできること楽しみにしております。 ― ソラコム高見 (yuu) --- # 【SORACOM Discovery 2026】事業企画・サービス開発者必見!「組み込みIoT」で現場の課題を解決する事例とセッションのご紹介 *Published:* 2026-06-15 *Author:* takao こんにちは!三度の飯よりラーメンが好きなソリューションアーキテクト(SA)のtakaoです。最近はこってり濃厚な家系ラーメンのスープに、ニンニクと材料が何かわからないけど赤くて辛いトッピングのやつをたっぷり入れてライスと一緒にかき込む瞬間に至上の喜びを感じています🍜🍚 さて、国内最大級のIoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2026」(以下、Discovery)が、いよいよ2026年7月7日(火)に東京ミッドタウン(六本木)で開催されます! 今年のテーマを象徴するのは、集まったデータをAIが判断し、通信を通じて現場のモノを遠隔制御・自動化する「分析するAIから、現場を制御するAIへ」という大きな潮流です。 「IoTを使って自社のサービスやプロダクトをどう進化させられるか?」「サイズや電力、コストの壁をどう乗り越えるか?」とお悩みの事業企画・サービス開発担当の皆様へ向けて、今回は**「組み込みIoT」**に焦点を当てた、外せない見どころをご紹介します! --- 実機に触れて、その場で相談!ソラコム展示(組み込みIoT) ----------------------------- 組み込みIoTとは「現場やお客様とのつながりを創れる、IoT 技術を組み込んだ製品やサービス」です。 IoTの新規事業やサービス開発において、デバイスのサイズ、バッテリー寿命、通信の安定性、そして量産化に向けたコストといった「ハードウェアと組み込みの壁」は必ず直面する課題です。 今回のDiscovery展示会場では、30社を超えるパートナー企業とソラコムが、それらの課題を解決するためのヒントが詰まった最新のデバイスやソリューションを一挙にデモ展示します。 組み込みIoTエリアでは、次世代のSIMテクノロジーである「iSIM」や、SGP.32に対応した「SORACOM Connectivity Hypervisor」といった最新の通信管理技術を搭載した実機を、直接目で見て触れることができます。 さらに、毎年大好評の「IoTプロトタイピングコーナー」では、手軽に入手できるセンサーやIoTデバイスを利用したプロトタイプが10種類以上並びます。「まずは1台から試してみたい」という開発初期のアイデアが形になる瞬間を体感してください。 展示会場には私をはじめ、ソラコムのソリューションアーキテクトやエキスパートたちが常駐しています。「うちのプロダクトにiSIMを組み込むには?」「PoCから量産へのステップの踏み方は?」など、現場のリアルなお悩みをぜひその場でぶつけてみてください! 💡 **ソラコム展示(組み込みIoT)の見どころについては、以下の別記事でもご紹介しています。あわせてご覧ください!** 👉 [IoTとAIの今を触れる・学べるソラコム展示【SORACOM Discovery 2026】](/ja-jp/2026/06/12/soracom-discovery-2026-exhibition/) --- 現場で動く!組み込みIoTの最前線がわかる注目セッション ---------------------------- 今年のDiscoveryは、”見える化のその先”で現場を動かしている実践者たちの生の声が聞ける事例セッションが目白押しです。今回は「組み込みIoT」タグがついたセッションの中から、サービス開発や事業企画に関わる方に絶対に見逃してほしくない5つのセッションを厳選してご紹介します! ### \[C-3\] 最新IoT事例11選に学ぶ!現場の成功パターンと実践のコツ (14:40〜15:00) **登壇者:内田 学(株式会社ソラコム)** 業界や業種を問わずIoTの活用が広がる中、現場では何が起きているのか。本セッションでは、多岐にわたる分野の最新導入事例11選を一挙公開します。各社の事例から見えた「成功パターン」や「後付け・組み込み」のコツなど、自社で即実践できる知見をご紹介。具体的な活用のヒントをお持ち帰りいただけます。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/469c22a57fb3403bb5f6a8b0ef18bd14/C-3.png) 最新IoT事例11選に学ぶ!現場の成功パターンと実践のコツ – SORACOM Discovery 2026 業界や業種を問わずIoTの活用が広がる中、現場では何が起きているのか。本セッションでは、多岐にわたる分野の最新導入事例11選を一挙公開。各社の事例から見えた「成功パ… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-3/) ### \[C-2\] 低価格化によって広がる高精度測位 : RTKとCat.1 bis (14:05〜14:25) **登壇者:岡田 泰幸 氏(Quectel Wireless Solutions)、堀尾 一生(株式会社ソラコム)** GNSSトラッカーの測位誤差は数メートルと言われますが、RTK技術によってその精度は飛躍的に向上します。これまでコストと通信が普及の壁でしたが、その常識が今まさに変わろうとしています。高精度なRTK GNSSと、省コストなLTE Cat.1 bisを組み合わせた最新モジュールと、広がり続けるユースケースを解説します。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/ddbb934aac704b4084be6f7ef925a2d1/C-2.png) 低価格化によって広がる高精度測位 : RTKとCat.1 bis – SORACOM Discovery 2026 GNSSトラッカーの測位誤差は、実は数メートル。RTK技術で精度は上がりますが、コストと通信が普及の壁でした。その常識が、今まさに変わろうとしています。本セッションで… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-2/) ### \[C-1\] 1台から試せる!Edge IoTを使った位置情報の活用設計 (13:30〜13:50) **登壇者:北林 正弘 氏(JENESIS株式会社)** すぐに使えるデバイスをベースに、デバイス単体で位置情報を高精度に取得するための設計ポイントを紹介するセッションです。さらに、高頻度のデータ送信にも耐える部品構成へ変更した実際の導入事例をもとに、小ロットから対応可能なカスタム内容の裏側まで詳しく解説いただきます。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/7b312bac13a0470892e7f5062ccf82f4/C-1.png) 1台から試せる!Edge IoTを使った位置情報の活用設計 – SORACOM Discovery 2026 すぐに使えるデバイスをベースに、デバイス単体で位置情報を高精度に取得するための設計ポイントを紹介します。さらに、高頻度の送信にも耐える部品構成へ変更した実際の… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-1/) ### \[B-4\] 移動の壁をなくし、ボーダレスな社会へ!UNI-ONE開発秘話と実践 (16:00〜16:30) **登壇者:小橋 慎一郎 氏、五島 正基 氏(本田技研工業株式会社)、柴田 建太郎(株式会社ソラコム)** ASIMOから続くホンダのロボティクス研究が生んだ着座型モビリティロボット「UNI-ONE」。その開発秘話から、実証実験でのIoT通信の模索、SORACOM採用の決断、マルチキャリア通信やSORACOM Napterを活用したOTA(Over The Air)の実践まで。誰もが自由に移動できる社会の実現に向けた取り組みと展望に迫ります。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/1253fb981ac947bc8c9ed8f8af7f1c65/B-4-2.png) 移動の壁をなくし、ボーダレスな社会へ!UNI-ONE開発秘話と実践 – SORACOM Discovery 2026 ASIMOから続くホンダのロボティクス研究が生んだ着座型モビリティロボット「UNI-ONE」。その開発秘話から、実証実験でのIoT模索、SORACOM採用の決断、マルチキャリア通信… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/B-4/) ### \[A-4\] サイズと機能の壁を打破!みてねGPSが挑むiSIM活用秘話 (16:20〜16:50) **登壇者:島田 祐輝 氏(株式会社MIXI)、坂本 寛幸(株式会社ソラコム)** 子どもが持ち歩くGPSにおいて「サイズ」は絶対条件です。新機能の防犯ブザー搭載で消費電力が増える中、いかにして小型化と長寿命を両立したのか。バッテリーとサイズのジレンマに対する泥臭い試行錯誤の末、最新技術である「iSIM」と新モデムの採用に行き着いたデバイス開発の裏側を、MIXI様にお話しいただきます。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/9f207f10619649c2a457372a2acb6dfc/A-4.png) サイズと機能の壁を打破!みてねGPSが挑むiSIM活用秘話 – SORACOM Discovery 2026 子どもが持ち歩くGPSにおいて「サイズ」は絶対条件。新機能の防犯ブザー搭載で消費電力が増える中、いかにして小型化と長寿命を両立したのか。本セッションではMIXI様をお… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-4/) --- まとめ:AIとIoTが「現場で動く」熱量を六本木で体感しよう ------------------------------ 事業企画やサービス開発において、最新のテクノロジーをいかにして「顧客価値(コト)」に結びつけるか。その答えのヒントや、現場を動かす情熱が、SORACOM Discovery 2026の会場には溢れています。 最新のデバイスに触れ、セッションを聴き、ソラコムのプロフェッショナルと語り合うことで、皆さんのサービス開発のロードマップがより具体的に動き出すはずです。 **【開催概要】** - **イベント名:** SORACOM Discovery 2026 - **日時:** 2026年7月7日(火)9:00〜17:00(予定) - **場所:** 東京ミッドタウン・ホール(東京・六本木) - **参加費:** 無料(事前登録制) 参加お申し込みはすでに受付開始しています。6月18日(木)までの早期申込プレゼントキャンペーンや、当日のAM来場者限定コーヒーサービスも用意されています(朝イチのコーヒー、最高ですよね)。 会場で(あるいは六本木の美味しいラーメン屋さんの行列の中で!?)皆様にお会いできるのを楽しみにしております! [SORACOM Discovery 2026 特設サイト・今すぐ無料で登録する](https://discovery.soracom.jp/2026/) [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) SORACOM Discovery 2026 | IoTカンファレンス ソラコム ここでしか得られない知見と出会いを通じて、AIの進化とともにIoTは次のステージへ。2026年7月7日(火)東京・六本木で開催 ![](https://discovery.soracom.jp/./static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/) – ソラコム 井出(takao) --- # IoTとAIの今を触れる・学べるソラコム展示【SORACOM Discovery 2026】 *Published:* 2026-06-15 *Author:* motoko こんにちは、ソラコムの黒川(ニックネーム: motoko)です。 2026年7月7日(火)、東京ミッドタウン(六本木)にて日本最大級のIoTカンファレンス「[SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/)」を開催します。 当日はゲストをお招きした基調講演や、実践的なセッションも多数ご用意していますが、本記事でフォーカスするのは「展示」です! リアルイベントの醍醐味は、実際の実機やデモを直接見て、触って、その場で気軽に質問できることです。 セッションで得た知識や最新トレンドを「自社の現場でどう活かせるか」という具体的なイメージに変えるため、ソラコム展示ブースの見どころを、ギュッと絞ってご紹介します。 「つなぐ」だけじゃない、IoTで事業を動かす【SORACOM 展示】 ---------------------------------- 今年のソラコムブースのテーマは「『つなぐ』だけじゃない、IoTで事業を動かす・変革する」です。 IoTは、製品やサービスをつなぐ技術から、業務改善・新規事業創出、そしてAIと組み合わせた価値創出へと進化しています。ソラコムブースでは、実際にIoTで成果を上げているお客様の活用事例をパネルでご紹介するとともに、SORACOMのサービスを活用した実機も展示します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/image-683x1024.jpeg)「こんな使い方があるのか」という発見から、「自社でも試してみたい」という具体的なイメージまで、実際に見て触れながら持ち帰っていただけるブースを目指しています。 現場でどんな工夫をしているのか、どうやって課題を解決したのか、展示を通じてリアルな導入のイメージを感じていただけます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/soracom-discovery-2026-exhibition-1-1-1024x683.jpg)SORACOM Discovery 2025 ブースの様子常駐するソラコム社員への相談もできますので、技術的な質問はもちろん、「IoTで何ができるか、まず話を聞いてみたい」という方もお気軽に立ち寄ってください。 実機で見て触れる、クラウド型カメラサービス【ソラカメ展示】 ----------------------------- 建設・製造・小売など、遠隔から現場を確認したいシーンでの導入が増えている[クラウド型カメラサービス「ソラカメ」](https://sora-cam.com/)。ブースでは実際の映像と操作画面をその場で体験いただけます。 今回は、セルラー通信対応の「ソラカメ屋外スターターキット」や、電源がない場所でも使える「ソラカメ屋外ソーラーキット」、建設現場向けの単管パイプ・カラーコーン取り付けアタッチメントの設置例も展示します。屋外での導入を検討している方や、現場へのカメラ導入を具体的に検討したい方は、ぜひ実機を触りに来てください。 実は当日のブースで、ソラカメに関する新しい発表があるかもしれません。 詳細はまだお伝えできませんが、こちらもお楽しみに。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/soracom-discovery-2026-exhibition-2-1024x683.jpg)SORACOM Discovery 2025 ブースの様子音声対話も!会場案内AIアシスタント【Wisora展示】 ---------------------------- AIチャットボットサービス「Wisora(ウィソラ)」は、SORACOM Discovery 2025で発表したサービスです。 自社の製品マニュアルや仕様書を学習させることで、24時間365日の問い合わせ対応を可能にするAIチャットボットで、営業支援や社内業務への導入実績も積み上がってきました。 今年は特別展示として、「Wisora」を活用した会場案内AIを用意しました。 AIアバターに話しかけると、音声で案内をしてくれるデモです。 「AIを実務に使いたいけど、どんなものかイメージが湧かない」という方にこそ、ぜひ体験していただきたいコーナーです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/soracom-discovery-2026-exhibition-2-1024x683.png)制作者と直接話せる、毎年人気のコーナー【IoTプロトタイピングコーナー】 ------------------------------------ ソラコム社員やユーザーコミュニティのメンバーが、日々の「あったらいいな」を形にしたユニークな作品を15点以上展示します。たとえば「狩猟罠を遠隔操作するシステム」「トイレットペーパーの残数をIoTで管理」といった、生活や仕事の中の小さな不便を解決しようとした作品たちです。 最大の魅力は、作った本人と直接話ができること。どんな技術を使ったか、どこで詰まったか、なぜ作ろうと思ったのか。制作者から直接聞けるので、IoTに詳しくない方でも十分楽しめますし、「自分でも何かやってみたい」というアイデアのきっかけになることも多いコーナーです。 今年の展示作品一覧も公開しています。事前に気になる作品を見つけておくと、当日制作者との会話がより楽しめますので、ぜひご覧ください。 ▼作品一覧はこちら [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) 見て、聞いて、アイディアが湧く!IoTプロトタイピングコーナー – SORACOM Discovery 2026 市販のセンサーやデバイスといった既製品を用いたプロトタイプを展示。視覚的に楽しむだけでなく実際に触ることができ、IoTの可能性をより深く理解できるコーナーです。 ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/campaign/detail/cp03/) 昨年の「狩猟罠」の作品については、制作の裏側をブログで詳しくご紹介しています。コーナーをより楽しみたい方はぜひご覧ください。 [I wanna IoT 罠!狩猟罠を遠隔操作する!(SORACOM Discovery 2025 レポート)](https://blog.soracom.com/ja-jp/2025/11/13/i-wanna-iot-wana/) 今年はどんな作品が並ぶのか、私も楽しみにしています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/06/7R401032-1024x683.jpg)SORACOM Discovery 2025 ブースの様子 まとめ --- 本記事では「SORACOM Discovery 2026」のソラコムブース展示の見どころをご紹介しました。実機に触れながら、担当者と直接話せる機会を是非活かしていただきたいと願っています。 皆様の課題に少しでもヒントになるような体験ができるよう、準備しています。 お気軽にぜひ遊びに来てください! [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) SORACOM Discovery 2026 | IoTカンファレンス ソラコム ここでしか得られない知見と出会いを通じて、AIの進化とともにIoTは次のステージへ。2026年7月7日(火)東京・六本木で開催 ![](https://discovery.soracom.jp/./static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/) --- # planXM1提供開始、Discovery 2026開催発表、他 ほぼ週刊ソラコム 05/16-05/29 *Published:* 2026-06-05 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 梅雨の合間に夏の足音が近づく季節となりました。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 05/18(月) - [[ソラカメ]屋外スターターキット(キッティングオプション付き)の提供を開始しました](https://changelog.soracom.io/ja/sorakame-wu-wai-sutatakituto-kituteinguopusiyonfu-ki-noti-gong-wokai-shi-simasita-1qevmw) - ソラカメの屋外スターターキットに、防水ケースへの組み込みからファームウェア更新まで一連の初期設定作業をソラコムが代行する「キッティングオプション」の提供が開始されました。これにより顧客は納品後にケーブル接続と電源投入のみで即座に運用を開始できます。 - 05/27(水) - [SORACOM Air for セルラーの新しいサブスクリプション planXM1 の提供を開始しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-air-for-seruranoxin-siisabusukuripusiyon-planxm1-noti-gong-wokai-shi-simasita-27o5eo) - SORACOM Air for セルラーにおいて、日本国内でLTE-M接続を利用できる新しいサブスクリプション「planXM1」の提供が開始されました。カード型SIMとeSIM(MFF2)の両形式に対応しており、低電力IoT通信向けに最適化されています。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 05/27(水) - [AIとIoT、そして物理世界が交わる「SORACOM Discovery 2026」の歩き方](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/05/27/soracom-discovery-2026-entry-start/) 外部メディア ------ - 05/18(月) - [AIの進化がもたらす「フィジカルAI」の可能性とは?](https://news.3rd-in.co.jp/article/53e81648-5293-11f1-a577-9ca3ba083d71) - [ソラコム、「IR noteマガジン」に参画 note活用でIR戦略を強化](https://ascii.jp/elem/000/004/402/4402791/) - [ソラコムがnoteでIR noteマガジンに参画し情報提供を強化](https://news.3rd-in.co.jp/article/a42a5360-5265-11f1-bf80-9ca3ba083d71) - [ヒューマノイド社会実装の最前線をテーマにした「ロボスタカンファレンス2026」受付開始 NVIDIA・Unitreeなど豪華登壇も](https://robotstart.info/article/2026/05/18/381895.html) - [Soracom-KDDI、Gartner「マネージドIoT」部門でリーダー選出 日本企業初](https://ascii.jp/elem/000/004/402/4402696/) - 05/21(木) - [2026年7月に東京ミッドタウンで開催されるIoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2026」](https://news.3rd-in.co.jp/article/69a16e98-54bf-11f1-a35b-9ca3ba083d71) - [AI×IoTの最前線、「SORACOM Discovery 2026」開催へ JR九州やホンダも登壇](https://ascii.jp/elem/000/004/403/4403916/) - [置くだけでつながるIoTで回線やネットワークに依存しない通信基盤を提供するディジ インターナショナル](https://weekly.ascii.jp/elem/000/004/397/4397375/) - 05/26(火) - [仮想発電所の基盤をつくる──Shizen Connect、シリーズAで約27億円調達 エネルギー・総合電機など6社と資本業務提携](https://kepple.co.jp/articles/m2bhyth2sb34) - [ソラコムが2026年ワイヤレスジャパンに出展、IoTとAIの未来を展示](https://news.3rd-in.co.jp/article/465ba86a-58af-11f1-9e6f-9ca3ba083d71) - [ソラコム、「ワイヤレスジャパン2026」でフィジカルAIと次世代IoTを披露](https://ascii.jp/elem/000/004/404/4404943/) - 05/27(水) - [SORACOM Lagoon 3 で firing 継続中の Alert を判定のたびにメール再通知する](https://zenn.dev/takao2704/articles/lagoon3-alert-repeat-email) - 05/28(木) - [ソラコムがIoT Connectivity Managementで高評価!次世代の技術をリードする](https://news.3rd-in.co.jp/article/f6f837dc-5a45-11f1-aafc-9ca3ba083d71) - [ソラコム、QKS Group「SPARK Matrix 2025」でリーダー認定 IoT接続管理分野で高評価](https://ascii.jp/elem/000/004/405/4405796/) - 05/29(金) - [“通信量96%削減”も! ソラコムが「組み込みIoT」や「フィジカルAI」での取り組みを紹介](https://ascii.jp/elem/000/004/406/4406088/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 05/18(月) - [メディアプラットフォームnoteの「IR noteマガジン」に参画](https://soracom.com/ja/news/20260518-new-media-for-Investors) - ソラコムが投資家向け情報発信の強化を目的に、メディアプラットフォームnoteの「IR noteマガジン」への参画を開始しました。 - 05/21(木) - [「SORACOM Discovery 2026」 東京ミッドタウン(六本木)にて、7月7日開催](https://soracom.com/ja/news/20260521-discovery2026) - SORACOM最大の年次カンファレンス「SORACOM Discovery 2026」が7月7日に東京ミッドタウン(六本木)で開催されることが発表されました。 - 05/26(火) - [ソラコム、ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2026に出展](https://soracom.com/ja/news/20260526-exhibiting-wireless-iot-trends) - ソラコムが2026年5月28日〜30日開催の「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2026」に出展し、フィジカルAIや次世代IoTソリューションを展示しました。 - 05/28(木) - [QKS Groupの「SPARK Matrix™: IoT Connectivity Management Platform (IoTCMP)2025」において、ソラコムが「リーダー」および「エースパフォーマー」に選出](https://soracom.com/ja/news/20260528-named-as-a-leader-in-iot-cmp-reserch) - QKS Groupが発表した「SPARK Matrix™: IoT Connectivity Management Platform 2025」において、ソラコムが「リーダー」および「エースパフォーマー」に選出されました。 [スライド](https://speakerdeck.com/soracom/)公開 ------------------------------------------ - 05/23(土) - [益田のみんなにも知ってもらいたい!IoT と SORACOM【SORACOM UG 広島 #11 × IWAMI TECH COMMONS】](https://speakerdeck.com/soracom/soracom-ug-hiroshima-masuda-meets-iot-soracom) - SORACOM UG 広島 in 島根で当社テクノロジー・エバンジェリストのMaxの登壇資料です。島根県益田市を拠点とする技術コミュニティ IWAMI TECH COMMONS との共催で島根益田市で開催されました。 [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 06/18(木) - [SORACOM UG 九州 #17](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/393846/) - 06/20(土) - [SORACOM UG 東海 #11](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/393419/) - 07/07(火) - [SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/?utm_source=blog) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # AI と IoT の最新動向を1日でキャッチアップ!SORACOM Discovery 2026 注目セッションと展示の見どころ *Published:* 2026-06-04 *Author:* masa_soracom 2026年7月7日(火)、東京ミッドタウン(六本木)で開催される「SORACOM Discovery 2026」。 今年のテーマは、AI と IoT、そして物理世界が交わる最前線です。 昨年の SORACOM Discovery 2025 では、ソラコム創業 10 年の節目として、IoT を AI と統合し、現実世界(フィジカル)とデジタルを AI でつなぎ、自動で判断・実行までを一気通貫で行う社会を目指す新戦略「リアルワールド AI プラットフォーム」を発表しました。 それから1年。今年の Discovery 2026 では、その構想がどのように社会実装へ進みつつあるのか、そして AI 時代の IoT にはどのような技術課題と可能性があるのかを、基調講演、AI 活用セッション、テック・開発者向けセッション、展示を通じて立体的に体感できます。 本記事では、 - 「AI・IoT の最新動向を短時間でキャッチアップしたい」 - 「リアルワールド AI やフィジカル AI という言葉の実装イメージをつかみたい」 - 「開発者・技術担当者として、これからの IoT アーキテクチャを考えたい」 という方に向けて、注目セッションと展示の見どころをピックアップしてご紹介します。 まず押さえたいのは、今年の全体像がわかる基調講演 ------------------------ 最初におすすめしたいのは、やはり基調講演です。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/42d0fbf6ae744dce8ec60673f081dc14/keynote-v2.png) 基調講演:人とAIをつなぐIoTの今と未来 ー 「フィジカル」と「デジタル」が出会うその先へ – SORACOM Discovery 2026 IoTの進化を礎に、ソラコムは「リアルワールドAIプラットフォーム」を着実に具現化しています。現場のデータ化から遠隔管理、自動化、そして After AIへの道筋。IoT が AI… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/keynote/) AI の進化により、デジタル上の情報処理は大きく変化しました。一方で、製造、物流、店舗、建設、インフラ、農業など、私たちの生活や産業を支える現場には、まだまだデジタル化されていない情報や、人の判断に依存している業務が多く残されています。IoT は、そうした現実世界の状態をデータとして捉え、AI が判断し、必要なアクションにつなげるための入り口です。 SORACOM Discovery 2026 の基調講演では、ソラコムが掲げる「リアルワールド AI プラットフォーム」が、現場のデータ化、遠隔管理、自動化、そして After AI の世界へどのようにつながっていくのかが語られます。昨年の発表を受けて、今年はその社会実装や進捗、そして技術的なチャレンジへの回答を確認できる場になるはずです。 AI と IoT の関係を大きな視点で捉えたい方は、まず基調講演から参加するのがおすすめです。 技術視点で深掘りするなら、CTO キーノート ---------------------- 基調講演で全体像をつかんだあと、技術的な観点からより深く理解したい方におすすめなのが、CTO キーノートです。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/4dfc62e491ce4d8fa1eb63018b02be9f/A-1-v2.png) CTOキーノート:AI時代の「つなぐ」を再定義 ― 真のIoTとリアルワールドAI – SORACOM Discovery 2026 AIは分析や省力化を超え「仕組みそのもの」を創造できる時代です。これからは物理世界とデジタルをつなぎ、新たな価値を見出すことがAIと私たちの次なる挑戦です。「つな… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-1/) 生成 AI の普及により、AI を業務にどう組み込むか、既存システムとどう接続するか、データをどう活用するかといったテーマは、多くの企業にとって身近な課題になりました。しかし、現実世界を扱う IoT では、AI モデルだけでなく、通信、デバイス、クラウド、セキュリティ、運用、データ基盤までを含めて設計する必要があります。 このセッションでは、AI 時代における「つなぐ」の意味を、リアルワールドAI の文脈で再定義します。単にセンサーやデバイスをネットワークにつなぐだけでなく、現場のデータをAI が扱える形にし、判断や実行へつなげていくために、IoT プラットフォームには何が求められるのか。 開発者、アーキテクト、技術企画担当者、IoT システムの設計に関わる方にとって、今年の技術的な中核を理解するうえで外せないセッションです。 AI 活用の実践例として注目したい、カメラ × AI の物流 DX --------------------------------- AI と IoT の活用を具体的な業務課題に落とし込んだ例として注目したいのが、カメラ × AI による物流 DX のセッションです。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/250e7f9a2662455caeb7e2a7799e6cf7/A-2.png) カメラ×AIで挑む「ホワイト物流」― 車両管理、自動化の壁と突破口 – SORACOM Discovery 2026 物流拠点の荷待ち時間や深夜の路上待機。「ホワイト物流」実現に向けた課題に対し、豊田自動織機はソラカメ×SORACOM Fluxによるナンバープレート自動読取という解決策を見… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-2/) 物流業界では、ドライバー不足、待機時間の削減、車両管理の効率化など、現場に根ざした課題が数多くあります。こうした課題に対して、カメラ映像や画像データを活用し、AI で必要な情報を読み取り、業務の自動化につなげる取り組みは、まさに「リアルワールド AI」の具体例といえます。 本セッションでは、ソラカメと SORACOM Flux を活用したナンバープレートの自動読み取りなど、現場業務の自動化に向けた実践で直面したリアルな壁の乗り越え方をふまえて、DX新規プロジェクト推進の秘訣を語ります。 カメラが現場の目となり、IoT がデータを届け、AI が判断し、業務プロセスの改善につながる。そうした一連の流れを具体的に理解できるセッションとして、AI 活用の現実解を探している方におすすめです。 「フィジカル AI」を設計するには? 開発者向けセッションにも注目 --------------------------------- AI を現場に組み込むとき、単に AI モデルを用意するだけでは十分ではありません。センサーやカメラから取得するデータ、エッジ側で処理すべきこと、クラウド側で判断すべきこと、通信の安定性、遅延、コスト、セキュリティ、運用性など、考えるべきポイントは多岐にわたります。「現場を AI で動かす『フィジカル AI』の組み込み設計の考え方」は、まさにその設計論に踏み込むセッションです。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/71d571cb9afd41f09a764d4a57b04447/C-5.png) 現場をAIで動かす「フィジカル AI」の組み込み設計の考え方 – SORACOM Discovery 2026 現実世界をAIで動かす「フィジカル AI」が注目される一方、エッジかクラウドか、どう設計すべきか悩む声も多く聞かれます。本セッションではロボットアームと音声AIのデモ… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-5/) リアルワールド AIを実装するには、AI を“賢いソフトウェア”として見るだけでなく、物理世界と接続されたシステム全体として考える必要があります。エッジとクラウドの役割分担、デバイスからのデータ取得、AI による判断、現場へのフィードバックをどう設計するか。 PoC から本番運用へ進めたい方、AI 活用を現場システムに組み込みたい方、IoT アーキテクチャの次の一手を考えたい開発者にとって、「フィジカル AI」の基礎と設計の考え方のヒントが得られるセッションです。 AI ネイティブな開発体制をどう作るか ------------------- AI 活用というと、ユーザー向け機能や業務自動化に目が向きがちですが、開発組織そのものを AI ネイティブに変えていくことも重要なテーマです。「人依存から AI ネイティブの体制へ:バックエンド開発の裏側」では、少人数で大規模なサービス基盤を支える開発体制や、AI を活用した開発・運用のあり方が紹介されます。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/9ce9ff0ac50e4cd09fdeac0151d4517b/C-4.png) 人依存からAIネイティブの体制へ:バックエンド開発の裏側 – SORACOM Discovery 2026 前半は「あの人がいないと回らない」からの卒業を目指し、ノウハウ蓄積や当番制を通じ、開発・運用の属人性を徹底して排した取り組みを振り返ります。後半は、その知見を… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-4/) IoT プラットフォームは、通信、認証、データ処理、API、運用監視など、多くの機能が組み合わさって成り立っています。その裏側を支える開発現場では、属人化をどう減らすか、知識をどう共有するか、AI をどう開発プロセスに組み込むかが大きな課題になります。AI を単なるツールとして使うだけでなく、開発チームの生産性や継続性を高めるためにどう活かすのか。 エンジニアリングマネージャー、バックエンドエンジニア、SRE、プロダクト開発に関わる方におすすめしたいセッションです。 サポート業務へのAIの組み込みから見る、実務への落とし込み ----------------------------- AI 活用をより身近な業務改善の観点で捉えたい方には、「自己解決や回答速度を上げる、サポート業務への AI の組み込み方」もおすすめです。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/microcms/assets/8dda5a18e4414cc1a63cdaf3c8530a9b/0ad2c256f0844a79ac74f0b39c6acfc2/C-6.png) 自己解決や回答速度を上げる、サポート業務へのAIの組み込み方 – SORACOM Discovery 2026 ソラコムでは2024年からサポートシステムに生成AIを組み込み、進化を繰り返して迅速・的確な回答提供を目指しています。このセッションではお客様が直接使えるAIとサポー… ![](https://discovery.soracom.jp/../../../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/C-6/) 企業のサポート業務では、問い合わせ対応の品質を保ちながら、回答速度を上げ、自己解決率を高めることが求められています。マニュアル、FAQ、仕様書、過去の問い合わせ履歴など、社内には多くのナレッジがありますが、それを必要なタイミングで適切に参照するのは簡単ではありません。 AI をサポート業務に組み込むことで、問い合わせ対応の初動を速くしたり、回答候補を提示したり、ユーザー自身が必要な情報にたどり着きやすくしたりできます。このセッションは、IoT に直接関わる部門だけでなく、カスタマーサポート、カスタマーサクセス、業務改善、情報システム部門の方にも参考になる内容です。 AI を“現場で使える仕組み”として定着させるには何が必要かを考えるうえで、実務に近いヒントが得られるはずです。 会場で見ておきたい展示:ソラカメで体感する「AIの目」 --------------------------- セッションで学んだあとは、展示エリアで実際のプロダクトやデモを見るのもDiscoveryの醍醐味です。今回、AI・IoTの最新動向をキャッチアップしたい方に特に立ち寄っていただきたいのが、ソラコム展示の「ソラカメ」です。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) スポンサー・展示 – SORACOM Discovery 2026 IoTに関するソリューションやサービスの展示を行っています ![](https://discovery.soracom.jp/../static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/) ソラカメは、クラウド録画カメラサービスとして、小売、建設、製造、教育、一次産業など、幅広い現場で活用されています。1台から始めやすく、設置や運用のハードルが低いことに加え、屋外利用やさまざまな現場環境での活用も広がっています。そして今年の文脈で特に注目したいのは、ソラカメがAIにとっての「目」になり得ることです。 現場の映像や画像を取得し、AIで分析し、業務判断やアクションにつなげる。これは、基調講演やAI活用セッションで語られるリアルワールドAIの考え方を、展示で具体的に体感できるポイントです。 カメラ×AIによる物流DXのセッションと合わせて見ることで、 - 「現場の映像をどうデータ化するのか」 - 「AIと組み合わせると何が自動化できるのか」 - 「自社の現場ではどのように応用できそうか」 をより具体的にイメージできるはずです。 AIとIoTが「現場で動く」時代へ ----------------- AIは、すでに多くの業務に入り始めています。 しかし、現実世界の業務を変えるには、AIだけではなく、現場の状態を捉えるIoT、データを届ける通信、判断を支えるクラウド、そして現場で使い続けられる運用設計が必要です。 SORACOM Discovery 2026は、AIとIoTが交わる今を、セッションと展示の両方から体感できる機会です。昨年発表された「リアルワールドAIプラットフォーム」が、今年どのように社会実装へ進み、どのような技術的進化を見せるのか。AI・IoTの最新動向をキャッチアップしたい方は、ぜひ基調講演、AI活用セッション、テック・開発者向けセッション、そしてソラカメ展示をチェックしてみてください。 SORACOM Discovery 2026の全体像と見どころについては、テクノロジー・エバンジェリストの松下(Max)が先日ブログ記事を公開しておりますのであわせてご覧ください。 [![](https://blog.soracom.com/ja-jp/wp-content/uploads/2026/05/og_image.png) AIとIoT、そして物理世界が交わる「SORACOM Discovery 2026」の歩き方 – SORACOM公式ブログ こんにちは、ソラコムの松下(ニックネーム: Max)です。 2026 年 7 月 7 日(火)、ソラコムが主催する国内最大級の IoT blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/05/27/soracom-discovery-2026-entry-start/) 参加お申込みの受付はすでにオープンしています。ご参加予定の方は、気になるセッションを事前にチェックして、当日の回り方をぜひ計画してみてください。 当日は会場でお待ちしております! – ソラコム服部 (masa) --- # AIとIoT、そして物理世界が交わる「SORACOM Discovery 2026」の歩き方 *Published:* 2026-05-27 *Author:* max こんにちは、ソラコムの松下(ニックネーム: Max)です。 2026 年 7 月 7 日(火)、ソラコムが主催する国内最大級の IoT カンファレンス「[SORACOM Discovery 2026](https://discovery.soracom.jp/2026/)」が東京ミッドタウン(六本木)にて開催されます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/05/image.png)画面内にとどまっていた AI(デジタル知性)が、IoT を通じて現実世界(フィジカルな現場)とつながり、具体的なシステムとして社会を動かし始める「リアルワールドAI」のフェーズを迎えています。ソラコムは、このリアルワールドAI を実現し支えるためのプラットフォームとして、通信とインフラの進化を続けています([昨年の基調講演資料](https://speakerdeck.com/soracom/soracom-discovery-2025-k-1)もぜひご覧ください)。 本記事では、今回のイベントの全体像と見どころを整理してご紹介します。お読みいただいているご本人だけでなく、ご紹介の際にもお使いください! SORACOM Discovery 2026 ― 開催概要 ----------------------------- [2025年は2000名を超える方々にご来場](https://discovery.soracom.jp/2025/)いただきました。今年も(ありがたいことに)多くの方のご来場が予想されます。また、セッションのオンライン配信は無い**「リアル会場開催」のカンファレンス**ですので、今すぐのエントリーをおすすめします! **日時**2026 年 7 月 7 日(火) ●受付開始・展示会場オープン 9:00 ●展示会場クローズ 17:00**場所**[東京ミッドタウン](https://discovery.soracom.jp/2026/access/)(東京都港区・六本木)**形式**リアル会場開催(オンライン配信はありません)**参加費**無料(事前申込制)このような関心や課題を持つ方におすすめ ------------------- 昨年発表させていただいた戦略【リアルワールドAIプラットフォーム】の進化として、今年は「《フィジカル》と《デジタル》をつないだその先、社会を動かす IoT・AI 活用事例と最新動向」を基に、以下のような課題意識や目的を持つ方に最適なセッション・展示をご用意しています。 - **自社製品・ハードウェアの「コト売り(サービス化)」で価値創りを進めたい方** - モノを売るビジネスから、通信や AI を組み合わせて継続的な価値を届けるビジネスモデルへの転換や、日本国内やグローバル展開を検討されている開発者・事業責任者の方における、IoT活用のヒントになります。 - **既存の設備を活かして、現場のデジタル化や省人化を自ら進めたい方** - 工場や現場の既存システム・機器に手を加えることなく、デバイスやセンサーを追加してリモート監視やセキュアアクセスを実現したい現場リーダーや DX 担当者に向けた、実践方法や始め方 - **最新の AI 活用と強靭な IoT インフラのアーキテクチャーを知りたいエンジニアの方** - 大容量データのやり取りや、物理世界とデジタルを安全につなぐための最新実装、およびプラットフォームの進化をキャッチアップしたい技術者 主な見どころ ------ ### 1. 現場と AI の融合・インフラの進化を紐解くセッション 今年は基調講演・CTOキーノートを含めた、14のセッションで IoT による現場のデジタル化と AI の融合をご紹介します。 [基調講演(10:00 〜 11:30)](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/keynote/)では、ソラコムの玉川、安川、齋藤とともに、社会を動かす技術を牽引するリーダーたちが登壇し、現場のデータ化から社会実装への道筋を紐解きます。 - **アズビル株式会社(執行役員 安田 一彦 氏):** 産業インフラ・ビルオートメーションの高度な制御技術と AI・IoT が融合することで、現場のリモート化や自動化がどう進化するのかという視点を共有いただきます - **本田技研工業株式会社(UNI-ONE 事業責任者 中原 大輔 氏):** パーソナルモビリティ「UNI-ONE」の事例を通じ、ハードウェアに知能と通信を「組み込む」ことで物理空間における人間の行動を拡張していくテクノロジーをご紹介いただきます。 さらに、[「CTO キーノート」(13:30~14:20)](https://discovery.soracom.jp/2026/session/detail/A-1/)の実施も決定しています。本セッションでは、AI 時代のデータプラットフォームや大容量通信、非地上系ネットワーク(NTN)など、これからの物理世界を支えるインフラの進化と具体的なアーキテクチャーを共有します。 ### 2. AIとIoT・物理世界の交わりを体験「ソラコム&スポンサー展示ブース」 展示会場では、実際に「見て、触れて、体験できる」構成を予定しています。[ソラコム展示](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/detail/ex01/)の一部をご紹介! - **後付け IoT と現場 DX のエリア:** 工場や現場のリモート監視、セキュアアクセス、Wi-Fi からセルラーへの置き換えなど、「既存設備を活かして現場を変える」ための具体的なデモ。現場をデータ化し AI の目となるカメラを用いた画像解析ソリューションや、業務支援のための AI ボット「Wisora(ウィソラ)」の展示。 - **組み込み IoT とグローバル展開のエリア:** 製品そのものに通信を組み込んでグローバルに展開するためのヒント(eSIM・iSIM の実物展示、グローバル IoT SIM から大容量向け IoT SIM の選び方など)。 - **IoT プロトタイピングコーナーなど:** ユーザーコミュニティやソラコムメンバーによる、自ら始める IoT のアイデアを形にした多彩な実機デモを設置。 もちろん、IoT と AI を融合していく[パートナーの皆様の展示](https://discovery.soracom.jp/2026/exhibition/)も数多くございます。 プラチナスポンサーである Quectel Wireless Solutions、KDDI、JENESIS をはじめとしたエキスパートの面々に直接相談し、自社の課題解決に向けた具体的な実装イメージを掴める環境を整えています。 ここでワンポイントアドバイスです。多くの方との交流があるかと思いますので、**お名刺をお忘れなく!** 参加お申し込みとキャンペーンのご案内 ------------------ [公式ページ](https://discovery.soracom.jp/2026/)では、すでに参加お申し込みの受付がオープンしています。 [![](https://discovery.soracom.jp/2026/static_assets/social/og_image.png) SORACOM Discovery 2026 | IoTカンファレンス ソラコム ここでしか得られない知見と出会いを通じて、AIの進化とともにIoTは次のステージへ。2026年7月7日(火)東京・六本木で開催 ![](https://discovery.soracom.jp/./static_assets/favicon/favicon.ico)discovery.soracom.jp](https://discovery.soracom.jp/2026/) あわせて、当日の午前(AM)からご来場いただいた方向けの限定キャンペーンとして、「[【AM 来場者限定】コーヒーサービス](https://discovery.soracom.jp/2026/campaign/)(9:00 〜、無くなり次第終了)」の実施も公開されています。9:00 の展示会場オープン直後の情報収集とあわせて、ぜひご活用ください。 SORACOM Discovery 2026 の全体像や見どころといった「歩き方」をご紹介しました。 SORACOM Discovery 2026 は、**AI と IoT が現実世界でどう実装されるかを、実例と体験を通じて把握できる場**です。ぜひ同僚、パートナー、お客様をお誘い合わせの上、ご参加ください。 ご来場の皆様に、現地開催ならではの熱気やリアルなコミュニケーションを楽しんでいただきながら、AI 時代の IoT の可能性を存分に感じていただけるように準備を進めております。 会場でお会いできるのを楽しみにしています! ― ソラコム松下([Max](https://x.com/ma2shita)) --- # Gartner® 「マネージドIoTコネクティビティサービス部門のMagic Quadrant™」でリーダーの1社と評価、JR九州の鉄道車両データ分析基盤にSORACOM採用、他 ほぼ週刊ソラコム 04/18-05/15 *Published:* 2026-05-21 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 ゴールデンウィークが明け、緑が一段と深みを増して初夏の風が心地よい季節になってきました。街中に活気が戻り、新鮮な気持ちで仕事を再開されている方も多いのではないでしょうか。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 04/28(火) - [ユーザーのパスワード変更/削除時にセッションを強制無効化できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/yuzanopasuwadobian-geng-xue-chu-shi-nisetusiyonwoqiang-zhi-wu-xiao-hua-dekiruyouninarimasita-4kK0Qo) - パスワード変更・削除時に既存セッションを強制無効化。不正アクセスリスクを低減するセキュリティ強化です。 - 05/01(金) - [サービスの料金改定および提供条件変更のお知らせ](https://changelog.soracom.io/ja/sabisunoliao-jin-gai-ding-oyobiti-gong-tiao-jian-bian-geng-noozhi-rase-1uKZfq) - 複数サービスで料金・提供条件を改定。変更内容の詳細は ChangeLog を参照ください。 - 05/12(火) - [planX3 のランデブーポイントに東京が追加されました](https://changelog.soracom.io/ja/planx3-norandebupointonidong-jing-gazhui-jia-saremasita-2C1W8g) - グローバル向けプラン X3 のランデブーポイントに東京リージョンが追加。日本・アジア太平洋エリアでのレイテンシ改善が期待できます。 - 05/13(水) - [SORACOM Flux の Webhook アクションで Google Service Account 認証をサポートしました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-webhook-akusiyonde-google-service-account-ren-zheng-wosapotosimasita-4lTevK) - Google Service Account の JSON 鍵を認証情報ストアに登録するだけで Google API への Webhook 送信が可能に。JWT クレーム設定が不要になります。 - 05/14(木) - [ソラカメ専用セルラーパック Wi-Fi ルーター (L13) の価格を改定します](https://changelog.soracom.io/ja/sorakamezhuan-yong-serurapatuku-wi-fi-ruta-l13-nojia-ge-wogai-ding-simasu-183TZm) - ソラカメ専用セルラーパック Wi-Fi ルーター L13 の価格を改定予定。詳細は ChangeLog を確認ください。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 04/24(金) - [SORACOMが「日本のサービスイノベーション2025」に選出、「Armadillo-IoTルーター A9R」をSORACOM IoTストアで取扱開始、他 ほぼ週刊ソラコム 03/28-04/17](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/04/24/soracom-biweekly-81/) - 04/28(火) - [“企画して終わり”ではない。グローバル成長を実行まで担う、ソラコムの経営企画](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/04/28/corporate-planning-interview/) 外部メディア ------ - 04/24(金) - [社内問い合わせを7割削減、Slack×AIボットで「まずAIに聞く」文化を作る秘訣](https://www.sbbit.jp/document/sp/24029) - 04/30(木) - [JR九州、SORACOMを活用して鉄道車両のデータ分析基盤を強化](https://ascii.jp/elem/000/004/399/4399164/) - [JR九州、車両データ分析基盤に「SORACOM」採用 クラウド連携で予知保全へ](https://casehub.news/category/news/content_29.html) - 05/04(月) - [なぜ組織の意思決定は遅れるのか?現場が自律的に動くアジャイルチームの作り方](https://globis.jp/article/cjiz9mn78t/#title8) - 05/07(木) - [ソラコムに聞く「後付けIoT」成功の秘訣 生産現場にAIの目を置く](https://businessnetwork.jp/article/34342/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 04/20(月) - [ソラコムグループのキャリオット、AI車両管理ポータル「Cariot Copilot」を正式リリース](https://soracom.com/ja/news/20260420-ai-supports-fleet-management) - キャリオットの AI 車両管理ポータル「Cariot Copilot」が正式リリース。車両データの可視化・自動化でフリート管理業務を効率化します。 - 04/23(木) - [Counterpoint Research「2026年 IoTコネクティビティマネジメントプラットフォームランキング」において「リーダー」に選出](https://soracom.com/ja/news/20260423-soracom-named-a-leader) - Counterpoint Research の 2026 年 IoT コネクティビティ管理プラットフォームランキングでソラコムがリーダーに選出。グローバル IoT 接続管理での高評価が認められました。 - 04/28(火) - [九州旅客鉄道の鉄道車両データ分析基盤にSORACOMを採用](https://soracom.com/ja/news/20260428-railway-data-analysis-platform) - JR 九州が SORACOM を車両状態監視・予防保全のデータ分析基盤に採用。セルラー通信で車両センサーデータをクラウドへ収集します。 - 05/12(火) - [ソラコムグループのミソラコネクト、次世代回線管理・発注基盤「Misora Connect Central」の提供を発表](https://misora-connect.com/wp-content/uploads/2026/05/Misora-Connect-Central_%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_202606.pdf) - ミソラコネクトが次世代回線管理・発注プラットフォーム「Misora Connect Central」を発表。MVNE 事業の回線管理・発注業務のデジタル化を推進します。 - 05/15(金) - [Soracom-KDDI として2026年Gartner® マネージドIoTコネクティビティサービス部門のMagic Quadrant™でリーダーの1社と評価](https://soracom.com/ja/news/20260515-named-a-leader-in-managed-iot-connectivity-services) - Soracom-KDDI として 2026 年 Gartner® Magic Quadrant™ マネージドIoTコネクティビティサービス部門でリーダーに評価。グローバルでの高い信頼性と実績が認められました。 [スライド](https://speakerdeck.com/soracom/)公開 ------------------------------------------ - 05/15(金) - [投資家様向けビジネス概要<2026年5月版>](https://speakerdeck.com/soracom/soracom-business-overview-202605) [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 05/20(水) - [実例で知る!防犯からAI活用まで、屋外現場で広がるクラウド型カメラ](https://attendee.bizibl.tv/sessions/seWzUVZUyBqD) - 05/23(土) - [SORACOM UG 広島 #11 × IWAMI TECH COMMONS〜 IoTを体験しよう〜](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/391146/) - 05/27(水) - [株式会社リックテレコム主催「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2026」に出展します](https://prd.event-lab.jp/wj2026/oguide/exhibitor/detail/884d3c540d3dc3fa590577143c0b36a4/WJWTP) - 05/28(木) - [失敗しない!IoTプロジェクトの進め方](https://attendee.bizibl.tv/sessions/seaelwimtHwv) - 05/30(土) - [SORACOM UG 山梨 #1](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/388799/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # “企画して終わり”ではない。グローバル成長を実行まで担う、ソラコムの経営企画 *Published:* 2026-04-28 *Author:* kyon 経営企画という仕事に対して、「経営に近い場所で戦略を考える仕事」というイメージを持つ方は多いかもしれません。 ソラコムの経営企画は、そこからさらに一歩踏み込みます。グローバル成長戦略を描き、M&Aや事業投資を推進し、買収後のPMIまで自ら関わりながら、次の成長を実行していくポジションです。 今回は、経営企画をリードするZackyに、ソラコムの経営企画の役割、仕事の面白さ、そしてこのポジションで得られる成長について聞きました。 ソラコムでは社員同士をニックネームで呼び合う文化があり、本記事でもニックネームで紹介します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/soracom_corporate_dev_1_1-1-1024x768.jpg)プロフィール ------ 山崎 紘彰 “Zacky” — 株式会社ソラコム 執行役員 VP of Strategy / Chief of Staff。前職では投資銀行にて資金調達やIPOアドバイザリーに従事。ソラコム入社後は、経営企画、M&A、PMI、全社横断プロジェクトなどを担当。現在はグローバル成長戦略の推進や、CEO直轄プロジェクトにも携わる。趣味は週末のパーソナルトレーニングに行って思い切り自分を追い込むことと、3歳の子供と外出すること。 経営企画の役割は、全社横断プロジェクト、M&A、そしてPMI ---------------------------------- **──まず、Zackyの現在の役割について教えてください。** **Zacky**:ソラコムの経営企画は、社長直下の戦略を推進する部門で、私が入社した2024年に新設された部署です。現在は社員は私のみ、外部パートナーや社内外の関係者と連携して業務を推進しています。大きく3つの領域を中心に担当しており、1つ目が全社横断型のプロジェクト、2つ目がインオーガニック(M&A)戦略の立案とエグゼキューション、そして3つ目がM&A後のPMI(Post Merger Integration)です。 全社横断型のプロジェクトでは、たとえば直近では「ビジョン・ミッションの刷新」を担当しました。創業時から使ってきたビジョンを、海外メンバーも一体感を持って取り組めるように進化させるべく、日本・グローバルのチームへのヒアリングと議論を重ねて刷新、新しい「Making Things Happen for a world that works together」というビジョンを発表しました。 M&Aについては、ソラコムが今後さらに戦略的成長をしていく中で、どのようなパートナーやM&A候補先があり得るのかというソーシングから、実際の実行フェーズまでトータルに関わっています。 加えて、PMIも重要な役割です。M&Aは買収して終わりではありません。買収後にどのように組織をバリューアップしていくのか、既存のソラコムメンバーとどのように連携しながら新しい成長を作っていくのか。そこまで関わるのが、ソラコムの経営企画の特徴だと思います。 単に戦略立案・分析するだけではなく、計画を実行し、次の持続的な成長を作っていく仕事です。 投資銀行から事業会社へ。専門性を、事業成長に直接活かしたかった ------------------------------- **──前職では投資銀行で資金調達やIPOアドバイザリーに携わっていた中で、事業会社、それもソラコムを選んだ理由は何ですか。** **Zacky**:投資銀行での仕事は、金融の観点から自らの専門性を高めていくという意味で非常に面白いものでした。一方で、専門性をアドバイザーとして高めるだけではなく、その専門性をどう事業に反映させ、事業成長を自分自身で作っていくのかという点に関心が強くなっていきました。 アドバイザーの立場では、どうしても事業の成長に対して外側からプロジェクトベースで関わることになります。自分自身が主体となって連続的な事業成長を作るには、事業会社に身を置く必要があると考えるようになりました。 ソラコムを選んだ理由は、大きく2つあります。 1つ目は、非常にテクノロジードリブンな会社であることです。ソラコムはクラウド上にモバイルコア(携帯電話システムの核となるシステム)を構築しており、関連する特許も100以上保有しています。こうしたテクノロジーを強みに、日本発のグローバルプラットフォームとして、事業を拡張していけるポテンシャルを強く感じました。 2つ目は、[ミッション・ビジョンやリーダーシップステートメント](https://soracom.com/ja/company/mission)を含めたカルチャーです。入社前にマネジメントや社員と話す中で、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして自立しつつ、チームとして新しい挑戦に積極的に取り組む企業文化が根付いていると感じました。その結果、自分自身が気持ちよく働けるだけでなく、この組織の一員として価値を創出できる確信を持てたことが決め手となりました 入社してみて、その感覚は間違っていなかったと思っています。 ソラコムの面白さは、カルチャーとビジネスの拡張性にある --------------------------- **──実際に入社してみて感じた、ソラコムならではの面白さを教えてください。** **Zacky**:大きく2つあります。 1つ目は、カルチャーを非常に大事にしている会社だということです。ソラコムには15個のリーダーシップステートメントがありますが、それが社員にしっかり浸透しています。 日々の業務の中でも、リーダーシップステートメントがコミュニケーションや行動に自然と根づいています。議論の場でも、「これは”Customer Centric”だろうか?」「”Think Without Boundaries”でもう一度考えよう」といった形で、実際の仕事の中で活かされている。このカルチャーの軸がぶれないからこそ、グローバルチームとも深い議論ができる。それは日々のコミュニケーションの中で特に強みだと感じています。 2つ目は、ビジネスの拡張性です。ソラコムはIoT領域でCMP(Connectivity Management Platform)を提供しており、すでに海外のリサーチ掲載やアワード受賞の実績があります。当社のプラットフォームは業界特化型ではなく、AWSのようにあらゆる業種・部門で利用できるホリゾンタル型です。さらに、AI/IoTの付加価値サービス、海外展開、新規事業など、成長領域が広がっています。 そして、創業10年のサービス運用実績と、それらを支える技術的な優位性やソフトウェアのアセットがある。だからこそ、これからの成長を自分自身の手で創り出せる実感があります。そこが、ソラコムならではの面白さですね。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/soracom_corporate_dev_2_1-3-1024x768.jpg)ソラコムの経営企画は「実行までやる経営企画」 ---------------------- **──「経営企画」と聞くと、会社によって役割がかなり違うと思います。ソラコムの経営企画にはどんな特徴がありますか。** **Zacky**:一言で言うと、ソラコムの経営企画は「実行までやる経営企画」です。 M&Aであれば、企画から実行、そしてPMIまで担います。単に戦略を描いて終わりではなく、チームやグループ会社の重要なメンバーを巻き込みながら、ソラコムグループとしての成長を担います。経営企画が司令塔としての役割に限定される会社も多いと思います。ソラコムでは、司令塔として自分自身が主体的に動きながら、周囲を本当の意味で巻き込んで、変革を主導するキーパーソンになっていくことが求められます。 グローバル成長を最重要戦略としてで考え、M&AやPMIまで形にする ------------------------------------- **──Zackyが感じる、このポジションの一番の面白さは何ですか。** **Zacky**:いくつかありますが、一番のやりがいは「グローバルに活躍できること」です。 ソラコムのグローバル展開、グローバルでの成長を最重要戦略として考え、実行していくポジションです。日本市場だけではなく、グローバルでどう事業を伸ばしていくのか。そのテーマに真正面から向き合えるのは、非常に面白いと思います。 さらに、M&Aを活用しながら成長を形作っていける点も魅力です。 M&Aは、担当業務として買収した瞬間に終わってしまうことも少なくありません。しかしソラコムでは、PMIまで関わることができます。M&Aの検討中やエグゼキューション中に考えたことを、買収後に自分自身で実行し、周囲を巻き込みながら新しいものを一緒に作っていく。 その手触り感がありますし、経営的な視座も一段階高くなるポジションだと思います。 CEOとも近い距離で、アジェンダを自ら設定する ----------------------- **──実際の業務では、M&A・提携・投資・全社横断プロジェクトなど、どのようなテーマにどう関わっているのでしょうか。** **Zacky**:全社横断プロジェクトでは、CEOの玉川やCEO of Americas/CTOの安川を含め、役員、他の社員とも連携しながら、必要に応じてタスクフォースチームを組成して進めています。 M&A・提携・投資の領域では、外部アドバイザーを活用することもありますが、あくまで主体的に推進するのは社内の私たちです。単にファイナンシャル上の数字を見るだけではなく、ソラコムのビジネスやカルチャーを踏まえたときに、どのように取り込み、どのようにバリューアップすることが適切なのかを考えます。 特に買収後は、グループ会社の役員や中核メンバーと日々会話しながら、どのように変革を進めるかをチューニングしていきます。実際の会議にも入り、現場の状況を見ながら進めていくので、非常にリアルな経営の現場に関わることになります。 意思決定のスピードと裁量は、日々感じる ------------------- **──意思決定のスピード感や裁量の大きさを感じるのはどんな場面ですか。** **Zacky**:日々感じています。 経営企画は、CEOの玉川と非常に近い距離で仕事をします。重要な意思決定があれば、Slackなどでクイックにコミュニケーションを取りながら、機動的に動いていきます。 裁量という意味でも、それぞれのプロジェクトで自らアジェンダを設定し、タイムラインを決めながら進めていきます。これは大きな裁量がないとできないことです。 もちろん責任も大きいですが、その分、自分が事業や組織の成長に直接関わっている実感があります。 身につくのは、経営的な視座とやり抜く力 ------------------- **──このポジションで働くことで、どんな視座やスキルが身につくと思いますか。** **Zacky**:1つは、経営的な視座です。 M&Aで会社を迎え入れるだけではなく、迎え入れた後にどう経営していくのか、グループとして売上や利益をどう伸ばしていくのかを考える必要があります。ソラコムにとって、今後のグローバル展開において何がベストなのか。M&Aも含めて考えていくので、経営的な視座は非常に高まると思います。 もう1つは、やり抜く力です。 ソラコムのリーダーシップステートメントの中に「Deliver Results」があります。結果を出すことを大事にするカルチャーがあるので、単に考えるだけではなく、最後までやり抜き、成果につなげる力が身につきます。 経営企画というと、戦略や分析のイメージが強いかもしれません。ただ、ソラコムではそれに加えて、結果を出すところまで求められます。そこが成長の機会だと思います。 何かしらの強みを持ち、それを起点に成長したい人に来てほしい ----------------------------- **──金融、コンサル、事業会社の経営企画など、どんなバックグラウンドの方が特にフィットしやすいと感じますか。** **Zacky**:何かしら自分自身の強みを持っていて、それをレバレッジしながら異なる分野にも成長していきたいと考える方であれば、「投資銀行でM&Aアドバイザリーの経験」「コンサルでデューデリジェンスの経験」「事業会社で予算策定や財務経理の経験」がある方など幅広いバックグラウンドの方が フィットする可能性があると思います。 M&Aが業務の一部に含まれるため、財務諸表が読めることは望ましいですが、金融、コンサルティング、事業会社の経営企画、経理財務などのご経験も活かせます。 ただ、それ以上に大切なのは、何か1つの領域で強みを持ち、その強みを活かしながら幅広い経営企画の業務に挑戦していく積極的な姿勢です。 まずは自分の強みを活かして1つの領域をやり抜き、そこから横に広げていく。そういう成長意欲のある方には、とても面白いポジションだと思います。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/soracom_corporate_dev_3-2_1-1-1024x675.jpg)経営企画ポジションに興味を持っている方へ -------------------- **──最後に、経営企画ポジションに興味を持っている方へメッセージをお願いします。** **Zacky**:ソラコムの経営企画は、グローバル成長の最前線で、戦略から実行まで関わることができるポジションです。 M&AやPMI、全社横断プロジェクトなど、経営に近いテーマを扱いながら、自分自身が主体となって事業の成長を作っていくことができます。考えるだけではなく、周囲を巻き込み、実行し、結果につなげていく。そこに面白さがあります。 金融やコンサルティングで培った専門性を事業会社で活かしたい方、事業会社での経験をさらに経営に近い場所で広げたい方、グローバルな成長を自ら推進していきたい方にとって、ソラコムは大きな挑戦ができる環境だと思います。 経営企画では、2人目のメンバーを募集しています。グローバル企業を一緒に作っていくことに興味がある方に、ぜひ仲間になっていただきたいです 。 --- ソラコムでは、経営企画ポジションを募集しています。 グローバル事業の成長戦略、M&A、事業投資、PMI、CEO直轄プロジェクトに関心のある方は、ぜひ採用情報をご覧ください。 詳しくはこちら →[採用ページ](https://open.talentio.com/r/1/c/soracom/pages/99923) --- # SORACOMが「日本のサービスイノベーション2025」に選出、「Armadillo-IoTルーター A9R」をSORACOM IoTストアで取扱開始、他 ほぼ週刊ソラコム 03/28-04/17 *Published:* 2026-04-24 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 新年度が始まって早3週間が経ちました。新しい環境にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか。私もこの時期は毎年、仕事の進め方を見直すいい機会にしています。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 03/30(月) - [サービスの料金改定および提供条件変更のお知らせ](https://changelog.soracom.io/ja/sabisunoliao-jin-gai-ding-oyobiti-gong-tiao-jian-bian-geng-noozhi-rase-1RqHgk) - 閉域網等接続サービス (VPG および一部付加機能等) につきまして、2026 年 5 月 1 日より、料金体系を月額課金から時間課金へ変更いたします。 - 改定の概要 - 1. 閉域網等接続サービス (日本カバレッジ / グローバルカバレッジ) - VPG (Type-E / Type-F / Type-F2)、および VPG 付加機能等の一部 - VPG および一部の付加機能において、料金体系を月額課金から時間課金へ変更します。あわせて料金を改定します。 - 適用開始日 - 2026 年 5 月 1 日 - 04/01(火) - [SORACOM Air for セルラー plan-D (バンドルなし、データ通信のみ) の初期費用を変更しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-air-for-serura-plan-d-bandorunasi-detatong-xin-nomi-nochu-qi-fei-yong-wobian-geng-simasita-3cjQic) - 04/17(金) - [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる Google Gemini 2.5 Pro、Google Gemini 2.5 Flash、Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Haiku のサポート終了のお知らせ](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-google-gemini-2.5-pro-google-gemini-2.5-flash-amazon-bedrock---anthropic-claude-3.5-haiku-nosapotozhong-liao-noozhi-rase-VxTYk) - SORACOM Flux の AI アクションから選択できる AI モデルのうち、Google から提供される「Google Gemini 2.5 Pro」と「Google Gemini 2.5 Flash」、Amazon Bedrock から提供される「Anthropic Claude 3.5 Haiku」は提供元の方針で廃止されます。廃止日は以下のとおりです。 - Google Gemini 2.5 Pro: 2026 年 6 月 17 日 - Google Gemini 2.5 Flash: 2026 年 6 月 17 日 - Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Haiku: 2026 年 6 月 19 日 - 詳しくは [Gemini の非推奨](https://ai.google.dev/gemini-api/docs/deprecations?hl=ja) および [モデルのライフサイクル (Amazon Bedrock)](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/bedrock/latest/userguide/model-lifecycle.html) を参照してください。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 04/07(火) - [2026年4月8日〜10日 Japan IT Weekに出展:「フィジカルAI」と「組み込みIoT」で現場が変わる!最新ソリューションをパートナー5社と共創展示](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/04/07/japan-it-week-2026-physical-ai-embedded-iot/) - 04/08(水) - [LTE Cat.1 bis対応の産業用IoTルーターを提供開始、plan-D / plan-DU で iPhone の衛星経由のメッセージが利用可能に、他 ほぼ週刊ソラコム 03/07-03/27](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/04/08/soracom-biweekly-80/) - 04/15(水) - [グローバルプラットフォームを日本で自社開発、ソラコムのエンジニアのリアル](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/04/15/engineers-interview/) - 04/16(木) - [開発不要で現場の機器をクラウド連携「Armadillo-IoTルーター A9R」をSORACOM IoTストアで取扱開始](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/04/16/armadillo-a9r-release/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 03/31(火) - [IoTプラットフォーム「SORACOM」が、「日本のサービスイノベーション2025」に選出](https://soracom.com/ja/news/20260331-selected-as-a-service-innovation) - 株式会社ソラコムは、公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が主催する「日本のサービスイノベーション2025」に、IoTプラットフォーム「SORACOM」が選出されたことをお知らせします。 - 「日本のサービスイノベーション2025」は、サービス産業の生産性向上を目的に、優れたサービス革新の最前線事例を公表するものです。サービス産業生産性協議会が手掛ける日本サービス大賞や日本版顧客満足度指数(JCSI)調査などの活動を通じて得られた多様なサービス事例の中から、顧客満足度や効率性の向上に加え、事業を通じて社会課題を解決する優れた91事例が選出されています。 - SORACOMは、あらゆるモノをインターネットやAIに「つなぐ」ための通信と、IoTシステムの開発・運用・データ活用に必要なサービスをワンストップで提供するAI/IoTプラットフォームで、200以上の国や地域でご利用いただけます。 - 今回の選出にあたっては、ソラコムとの契約のみでマルチキャリアによる安定した通信をグローバルに利用できる利便性と、IoTに必要な機能を組み合わせることで専門知識がなくても短期間でシステムを構築・運用できる点が評価されました。さらに、IoTを活用したい企業が集うコミュニティの運営を通じて、企業の枠を超えた人材育成や新産業の創出に寄与していることも、社会全体のデジタル化を推進する取り組みとして高く評価されています。 - ソラコムは、これからのコンセプトとして、現場《フィジカル》と社内外データ《デジタル》のすべてをAIにつなぎ、実世界を動かす力にしていく「リアルワールドAIプラットフォーム」を掲げています。引き続き「AIとIoTテクノロジーの民主化」を通じて、IoTを軸に最新技術をより使いやすく提供することで、多くの活用事例とイノベーションの創出を目指します。 - 04/06(月) - [ソラコム、Japan IT Week・DX Weekに出展 組み込みIoTやフィジカルAI、IoTの最新トレンドを紹介](https://soracom.com/ja/news/202060406-exhibiting-iot-trends) - 株式会社ソラコムは、2026年4月8日(水)から4月10日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week【春】」および「Japan DX Week【春】」(主催:RX Japan)に用途別に体験できる2つのブースを出展することをお知らせします。 - 本出展では、製品や設備に通信を組み込む「モノのサービス化」や、AIによるモノの自律制御(フィジカルAI)といった最新トレンドをテーマに、これから必要となるIoT通信の要件や付加機能、現場で活用が進むIoTの実践事例を紹介します。 - 04/10(金) - [ミソラコネクトが、社内問い合わせ対応に 生成AIボット「Wisora」を導入](https://soracom.com/ja/news/20260410-ai-bot-handles-internal-inquiries) - 株式会社ソラコムは、ソラコムグループの株式会社ミソラコネクト(本社:東京都文京区、代表取締役社長 森田 暢達)が、社内の問い合わせ対応を効率化するため、生成AIボットサービス「Wisora(ウィソラ)」を導入したことをお知らせいたします。 - ミソラコネクトは、NTTドコモ網を活用したフルMVNOとしてモバイル通信サービス「M-Air」を提供しています。同社ではオペレーション部門が顧客向け業務と営業部門からの社内問い合わせの双方に対応しており、限られた人員体制での業務負荷が課題となっていました。 - 顧客ごとに契約内容が異なるため1件の確認に時間がかかり、マニュアルを整備しても、忙しい営業担当は資料を探すより詳しい人に直接確認する方が早いと考えるケースが多く、問い合わせは減らない状況でした。社内のナレッジ共有や問い合わせ対応は属人化しやすく、「マニュアルがあっても参照されない」「問い合わせが特定の担当者に集中する」といった課題は、業種を問わず多くの企業で共通して見られるものです。 - Wisora採用の理由 - 同社では、AIベースの類似サービスとも比較検討した結果、普段使い慣れたSlack上で「話しかける感覚」で質問できる手軽さと、専門知識がなくてもオペレーション担当者自身でボットを作成・運用できる管理画面の分かりやすさを評価し、Wisoraの採用を決定しました。 - 業務マニュアルからシステム仕様書まで幅広いドキュメントを学習させ、導入初期には回答精度の調整や運用ルールの整備も行いながら運用を進めた結果、月あたりの社内問い合わせ数は導入して半年後には約7割減少し、人に聞く前にAIボットに確認するという新しい業務フローが社内に定着しつつあります。 - 「Wisoraは人に聞く感覚とほぼ変わらずに答えが返ってくるうえ、担当者だけで設定を完了できる手軽さがありました。導入後は”まずWisoraに聞く”という流れが自然に定着し、今では社内の良き相棒のような存在です。今後は社内ナレッジボットとしての精度をさらに高め、将来的には顧客向けサポートへの展開も見据えています」 - 株式会社ミソラコネクト オペレーション部長 塚本 亮氏 - 導入の詳細は事例ページをご覧ください。 [お知らせ](https://soracom.com/ja-jp/news/category/topics/) ------------------------------------------------------- - 03/30(月) - [一部サービス提供条件改定のお知らせ](https://soracom.com/ja/news/20260330-1) [スライド](https://speakerdeck.com/soracom/)公開 ------------------------------------------ - 04/08(金) - IoT活用の今を知る!現場の最新事例20選を紹介 - Solutions Architect: takao - 04/08(金) - 15分でわかる「フィジカルAI」今知っておきたい基礎と今後の活用のカギとは - Technology Evangelist: max - 04/08(金) - モノ売りとコト売りを両立!成功事例に学ぶ、顧客接点を生むビジネス変革とIoTの関係 - Technology Evangelist: max [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 04/22(水), 23(木), 24(金) - [海外展開を見据えたとき、デバイス選定で最初に確認すべきこととは?](https://attendee.bizibl.tv/sessions/seRS4KZ8qIaR) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # 開発不要で現場の機器をクラウド連携「Armadillo-IoTルーター A9R」をSORACOM IoTストアで取扱開始 *Published:* 2026-04-16 *Author:* saki こんにちは、ソラコムの事業開発担当の名児耶(ニックネーム:saki)です。 2026年3月18日(水)より、SORACOM IoTストアにて「Armadillo-IoTルーター A9R Cat.1 bis+WLANモデル スターターキット」の取り扱いを開始しました。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2026/03/AIoT_A9R_Cat1bisWLAN_oblique_02.jpg) Armadillo-IoTルーター A9R Cat.1 bis+WLANモデル スターターキット – IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストア IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストアなら、IoTシステム構築に必要な専用デバイスが1個からすぐに届く、デバイス選定からクラウド連携までを解説した実践レシ… soracom.jp](https://soracom.jp/store/34231/) 本製品は、RS-485(Modbus RTU)機器や接点入出力(DI/DO)デバイスなどの現場機器を活用しながら、**デバイス側のプログラム開発なしでクラウド連携・可視化を実現できる**点が特長です。 本記事では、Armadillo-IoTルーター A9Rの特徴と、実際の活用方法をご紹介します。 Armadillo-IoTルーター A9Rとは ----------------------- ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/image-1.png)Armadillo-IoTルーター A9Rは、北海道・札幌市を拠点とする株式会社アットマークテクノが製造する、産業用途向けのIoTルーターです。LTE Cat.1 bis通信に対応しており、工場・倉庫・テナントビルなど、有線LAN環境の整備が難しい現場でのIoT化を想定して設計されています。 SORACOM IoTストアで提供を開始した[Armadillo-IoTルーター A9R Cat.1 bis+WLANモデル スターターキット](https://soracom.jp/store/34231/)には、SORACOM Air 日本カバレッジ IoT SIM(plan-K2)が同梱されているため、別途SIMを用意することなく、開封後すぐに通信を開始できます。 ### 開発不要で現場機器をクラウドにつなぐ「クラウドI/Oマネージャー」 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/image-2.png)Armadillo-IoTルーター A9Rの大きな特徴が「クラウドI/Oマネージャー」機能です。RS-485(Modbus RTU)や接点入出力(DI/DO)に対応した機器と接続し、データの収集・送信や制御設定を、**デバイス側のプログラム開発なしにWeb UIから完結**できます。 SORACOM HarvestやSORACOM Lagoonと組み合わせることで、**データ収集・蓄積・可視化までを追加開発なしで構成可能**です。 RS-485機器の設定(スレーブIDやレジスタアドレスなど)もWeb UIから行えるため、現場での配線と設定のみで運用を開始できます。 RS-485で接続する機器は、Modbus RTUに対応している必要があります。 ### タフな環境にも対応する省電力設計 シャットダウンモード・スリープモードを搭載しており、ソーラーパネルやバッテリーと組み合わせた自立給電型システム(※各コンポーネントは別途用意が必要)にも対応しています。 動作温度範囲は−20℃〜+60℃で、屋外ボックス内への設置や厳しい環境下でも安定した運用が可能です。 ### JC-STAR★1対応:長期運用を支えるセキュリティ Armadillo-IoTルーター A9Rは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営するIoTセキュリティ要件適合評価・ラベリング制度「JC-STAR」の★1に適合しています。 継続的なソフトウェアアップデートにより新たな脅威への対応が行われる設計となっており、長期稼働を前提とした産業用途に求められるセキュリティ水準を満たしています。IoTデバイスに対するセキュリティ要件の強化が進む中、調達時の判断材料として活用できます。 活用例:電力量モニターをSORACOM Lagoonで可視化 ------------------------------ SORACOMのIoTレシピでも活用例を紹介しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/image.png)[![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2026/03/ban600x400_makers-recipe_Armadillo-IoT-A9R.jpg) IoTで電力量モニターを可視化 – SORACOM (ソラコム) IoT DIY レシピ IoTシステムの構築手順や必要機材をオンラインで公開。IoTの始め方や全体像を学びたい方や、IoTへ取り組みためのテーマを探している方に最適です。 soracom.jp](https://soracom.jp/recipes_index/34240/) 本レシピではModbus RTU対応の電力量モニターを例に紹介しますが、RS-485(Modbus RTU)に対応した機器であれば同様の構成で適用できます。 Modbus RTU対応の小型電力量モニタ「KM-N1-FLK」とCT(変流器)をArmadillo-IoTルーター A9RのRS-485端子に接続し、クラウドI/Oマネージャーでレジスタアドレス(取得するデータの位置)をWeb UIから設定することで、電圧・電流データをSORACOM Harvest Dataへ定期送信できます。 その後はSORACOM Lagoonのダッシュボードでグラフ表示するだけで、可視化が完了します。所要時間の目安は約120分です。 既設の電線に後付けできるCT(変流器)を利用するため、大規模な工事は不要です。工場・倉庫・テナントビルなど、有線LANを引きにくい拠点における省エネ管理や異常検知に応用できます。 おわりに ---- 上記では電力量モニターを例に紹介しましたが、RS-485(Modbus RTU)や接点入出力を備えた機器であれば、同様の構成で監視をクラウド化できます。温度・湿度センサー、流量計、PLCなど、既設機器のデータを活用したIoT化にも適しています。 Armadillo-IoTルーター A9Rは、**既設の現場機器を活用しながら、開発なし・短時間でクラウド可視化を実現できるIoTルーター**です。 「専任のエンジニアを置かずに設備の遠隔監視を始めたい」「既存設備を活かしながらIoT化を進めたい」といったニーズに適した構成の製品です。 商品の詳細・ご購入は、以下の商品ページをご確認ください。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2026/03/AIoT_A9R_Cat1bisWLAN_oblique_02.jpg) Armadillo-IoTルーター A9R Cat.1 bis+WLANモデル スターターキット – IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストア IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストアなら、IoTシステム構築に必要な専用デバイスが1個からすぐに届く、デバイス選定からクラウド連携までを解説した実践レシ… soracom.jp](https://soracom.jp/store/34231/) ― ソラコム名児耶 (saki) --- # グローバルプラットフォームを日本で自社開発、ソラコムのエンジニアのリアル *Published:* 2026-04-15 *Author:* kyon 数百万回線のIoTデバイスが日々つながるプラットフォーム。ソラコムでは、その通信基盤から課金システム、管理コンソールまで、すべてを自社のエンジニアが開発・運用している。 その中身は、通信の専門家だけが扱う世界ではない。大量トラフィックをさばくバックエンド設計、リアルタイムデータの可視化、グローバル対応のUI や課金システム──Webエンジニアにも馴染みのある技術と、通信ならではの技術が掛け合わさった、これまでの開発経験がそのまま活きるフィールドがここにある。 2024年に入社したShogoとSubaruに、入社して感じたことを聞いた。ソラコムでは社員同士をニックネームで呼び合う文化があり、本記事でもニックネームで紹介する。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/2604_soracom_engineering_team01-1024x684.png)ソラコムで働くエンジニアのshogo(左)と、subaru(右)**プロフィール** ---------- **Shogo** ── スペイン語、英語、日本語の3言語を話すトリリンガル。前職はIoTスタートアップでゲートウェイのファームウェア開発やデータ分析を担当。2024年9月入社。IoTデバイスから届くデータをグラフやダッシュボードで可視化するサービス「SORACOM Lagoon」や、データの蓄積・管理を担う「SORACOM Harvest」の開発を手がける。データプラットフォームチームに所属。ペルーと日本にルーツを持つ。趣味は写真撮影とゲームで、自宅のスマートホーム化もこっそり進めている。 **Subaru** ── 前職ではKubernetes関連のインフラシステム開発に従事。それ以前もルーター、スイッチ、プライベートクラウドなどネットワーク系の開発を幅広く経験。2024年10月入社。SORACOMの中でも、IoTデバイスが無線通信を通じてインターネットにつながる際の入口にあたるデータ通信基盤の開発を担当する。自動車などの特定業界向けの機能開発を行うチームに所属。 **サービスを「使う側」から「作る側」へ** ---------------------- **── ソラコムで働こうと思ったきっかけは?** **Subaru:** ソラコムの携帯電話通信ネットワークの核となるシステム「モバイルコア」について解説しているブログ記事を読んだのがきっかけです。最初はIoTデバイスを作っている会社だと思っていたのですが、通信の根幹にあたるシステムから自社でソフトウェアとして開発・運用していると知って、おもしろそうだと興味が湧きました。その記事を書いたエンジニアと面接で話す機会があり、技術的な方向性に共感できたので入社を決めました。 **Shogo:** 前職でSORACOM IoT SIMを使ってソリューションを開発していたので、会社の存在は知っていました。転職にあたって重視していたのは3つ。IoT分野で引き続きスキルを磨けること、主に英語で働ける国際的な環境であること、そして好きなGo言語で開発できること。ソラコムはそのすべてに合致していました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/2604_soracom_engineering_team02-1024x684.png)**── 入社後、その期待は満たされていますか?** **Shogo:** はい。私のいるデータプラットフォームのチームには、様々な国のエンジニアが参加しています。なので、ミーティングもドキュメンテーションも、日々のSlackでのやりとりも主に英語が使われています。 ソラコムでは、開発する機能ごとに適したプログラミング言語が使われていますが、私の担当システムのコードの多くはGo言語で書かれています。何より、以前デバイス側の開発者として「こういう機能がプラットフォームにあれば便利なのに」と思っていたことを、今度は自分が作る側として取り組めている。ユーザーだったからこそ、開発者の気持ちがわかるんです。 **Subaru:** 私もまさにやりたかったモバイルコアの開発に携わっています。入社前に読んだあのブログ記事の世界に、今自分がいるという感覚です。 **Webの技術が活きる場所、通信ならではの面白さ** --------------------------- **── ソラコムのエンジニアリングの面白さは?** **Shogo:** 私が担当しているダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」は、Grafana Labs社のダッシュボードツール「Grafana」をベースにしたサービスです。IoTデバイスから届くデータをリアルタイムにグラフ化したり、アラートを設定したりできる。やっていることは、Webのフロントエンドやデータ可視化の仕事にかなり近いですね。IoTと聞くと専門的に感じるかもしれませんが、実際にはWebエンジニアの経験がそのまま活きる部分が多いですよ。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/2604_soracom_engineering_team04-1024x684.png)**Subaru:** 私の担当は通信基盤なので、一見すると専門的に聞こえるかもしれません。でも実際には、大量のトラフィックを効率よくさばく仕組みや、可用性の高いシステムをどう設計するかといった課題が中心で、Webサービスのバックエンド開発やインフラ構築と共通する考え方が多いです。 前職との共通点でいうと、上から仕事が降ってくるのではなく、課題を自分で見つけて改善していくスタイルは同じです。違いは、Web系の技術知識に加えて通信の知識が求められること。その掛け算が、ソラコムのエンジニアリングの特徴であり、面白さだと思います。 セルラー**通信システムの経験がなくても飛び込める理由** ----------------------------- **── 仕事で難しさを感じることはありますか?** **Subaru:** 通信ネットワーク特有のプロトコル(通信の手順やルールを定めた規格)には、確かに難しさがあります。私もネットワーク系の開発経験はありましたが、セルラー通信は初めてで、最初はわからないことだらけでした。 ただ、チームにも同じような背景のメンバーがいるんです。通信を最初から専門にしていた人ばかりではなく、Web系やインフラ系から来た人も多い。だから「ここがわからない」と言いやすい空気がありますし、新しい社員だからという区別もなく、みんなで持ち寄ってディスカッションする文化ができています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/2604_soracom_engineering_team05-1024x684.png)**Shogo:** デバイス側からクラウドベースの開発への切り替えは、最初は慣れないこともありました。ただ、ソラコムにはメンター制度があって、私の場合はオーストラリアからリモートで働いているエンジニアがメンターについてくれました。コードの複雑な部分も丁寧に教えてもらえましたし、技術的なフォローは手厚いです。 **── チームのコミュニケーションはどのようにされていますか?** **Subaru:** 私のチームはマネージャーの下に4名のエンジニアが参加しています。朝会があり、カジュアルに担当の仕事の状況などを共有します。Slackで非同期にやり取りするのが基本で、緊急時はすぐにミーティングを設定する。この柔軟さはうまく機能しています。 **Shogo:** 私のチームはコミュニケーションはすべて英語で行っています。他のチームも参加する場、例えば全社会議では、ドキュメントが英語と日本語の両方で用意されていて、情報格差が生まれないよう配慮されています。ディスカッションでも日本語と英語が並行して進むことがあり、言語の壁を感じさせない工夫が会社全体に根づいていますね。 プロジェクトの進め方としては、各チームにプロジェクトマネージャーやプロダクトオーナーがいて、負荷が偏る前にコントロールしてくれます。メインの業務以外にもハッカソンなどの機会があり、興味があるプロジェクトに手を挙げて参加できる。ソラコムでは「プロアクティブ」に動くことが大切にされていて、自発的にチャレンジできる環境です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/2604_soracom_engineering_team06-1024x684.png)**ソラコムのエンジニアリングが気になる人へ** ------------------------ **── 最後に、ソラコムに興味をお持ちのエンジニアにメッセージをお願いします。** **Shogo:** シンプルに言うと、ソラコムでの仕事は楽しいです。開発に情熱を持ち、問題解決を楽しめる方、特にIoTや通信分野に興味がある方にとっては、非常にやりがいのある環境だと思います。私はリモートワークを中心に働いていますが、オフィスでのオフラインイベントやチームで集まるイベントがあり、メンバー一人ひとりが積極的に交流しようとする文化も根づいています。 **Subaru:** ソラコムはIoTプラットフォームの会社ですが、私のようにIoTそのものよりも通信基盤の開発に興味がある方にとっても良い選択肢です。数百万回線を支えるシステムを自社で開発している会社は多くないので、他にはない面白さがある。Web系やインフラ系のバックグラウンドがあれば、通信の知識がなくても十分にスタートできます。実際、私もセルラー通信は未経験からの挑戦でした。新しい技術領域に飛び込んでみたい人にこそ、検討してほしいですね。 --- ソラコムでは、エンジニアを募集しています。 詳しくはこちら → [エンジニア採用ページ](https://soracom.com/ja/hr/team/engineer) --- # LTE Cat.1 bis対応の産業用IoTルーターを提供開始、plan-D / plan-DU で iPhone の衛星経由のメッセージが利用可能に、他 ほぼ週刊ソラコム 03/07-03/27 *Published:* 2026-04-08 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 4月に入り各所で桜の開花が始まりましたね。先日プライベートで山間部に行った際に山桜がきれいに咲いていました。お花見に行きたい今日この頃。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 03/11(水) - [SORACOM Flux でエラー発生時に別のチャネルへ通知できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-deerafa-sheng-shi-nibie-notiyaneruhetong-zhi-dekiruyouninarimasita-20uLeg) - SORACOM Flux で、アクション実行中にエラーが発生した場合に、エラー内容を別のチャネルに送信できるようになりました。 - これまでは、エラーが発生すると後続の処理は実行されませんでした。今回のアップデートで、エラーハンドリング用のアクションをトリガーして通知したり、複数のアクション結果を統合したりできます。 - この機能で、エラー発生時の対応を柔軟に設定し、より効率的に運用できます。 - 詳細は [アクションのエラーをチャネルに送信する](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/send-action-errors-to-channel/) を参照してください。 - [plan-MC のセッション履歴が SORACOM ユーザーコンソールで確認できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/plan-mc-nosetusiyonlu-li-ga-soracom-yuzakonsorudeque-ren-dekiruyouninarimasita-NyETe) - SORACOM ユーザーコンソールで、plan-MC のセッション履歴を確認できるようになりました。IoT SIM 詳細画面の「セッション詳細」タブを開くと、セッションの情報や履歴を確認できます。 - 詳しくは、[セッション履歴を確認する](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/air/view-stats/#%e3%82%bb%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e5%b1%a5%e6%ad%b4%e3%82%92%e7%a2%ba%e8%aa%8d%e3%81%99%e3%82%8b) を参照してください。 - 03/17(火) - [【リマインド】SORACOM プラットフォームクーポンの個人のお客様への提供終了 (2026 年 3 月 31 日)](https://changelog.soracom.io/ja/rimaindo-soracom-puratutohuomukuponnoge-ren-nooke-yang-henoti-gong-zhong-liao-2026-nian-3-yue-31-ri-k2VsA) - [SORACOM Flux の簡易物体検知アクションで検出対象の物体を指定できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-nojian-yi-wu-ti-jian-zhi-akusiyondejian-chu-dui-xiang-nowu-ti-wozhi-ding-dekiruyouninarimasita-qRiA8) - Flux の簡易物体検知アクションにおいて、検出対象の物体を指定できる機能が追加されました。 - これまで簡易物体検知アクションでは、対応するすべての物体クラスに対して検出を判定していましたが、今回のアップデートで、検出対象物体クラスを指定することで、特定の物体クラスのみを検出対象にできます。 - また、フィルターは複数指定できます。これで、特定の物体クラスに絞った検出を行うことで、より効率的なデータ処理が可能になります。 - 詳しくは、[Flux の簡易物体検知アクション](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-simple-object-detection/) を参照してください。 - 03/18(水) - [Armadillo-IoTルーター A9R Cat.1 bis+WLANモデル スターターキットの販売を開始しました](https://changelog.soracom.io/ja/armadillo-iotruta-a9r-cat.1-bis-wlanmoderu-sutatakitutonofan-mai-wokai-shi-simasita-38TPAk) - 株式会社アットマークテクノ製の「Armadillo-IoT ルーター A9R Cat.1 bis+WLAN モデル スターターキット」の取り扱いを、SORACOM IoT ストアで開始しました。 - 主な特長 - Armadillo-IoT ルーター A9R Cat.1 bis+WLAN モデルは、センサーやデバイスをインターネットに安全・確実に接続するための省電力の産業用 IoT ルーターです。 - 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) が運用する、IoT 製品に対する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR)」の基準★1 に適合しているため、高セキュリティな製品として長期運用できます。 - 省電力機能として「シャットダウンモード」と「スリープモード」を搭載するほか、デバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」に対応しています。リモートから稼働監視ができるほか、ソフトウェアアップデートやデバイス再起動も実行できます。遠隔地に設置した IoT ルーターも常に最新の状態に保てます。 - また、「クラウド I/O マネージャー機能」を搭載しています。IoT ルーター本体を開発することなく、AWS や Microsoft Azure といったクラウドサービスと連携し、RS-485 や接点入出力の制御を実行できます。これによって、実用的な IoT ソリューションを少ない工数で実現します。 - 専用の Web UI (ブラウザベースの GUI 設定ツール) から各種の設定を操作できます。4G (LTE) や WLAN などのネットワーク設定をはじめ、デバイスのソフトウェアアップデートや再起動などの操作もできます。クラウド I/O マネージャー機能も、このツール上で設定できます。 - 03/19(木) - [SORACOM Flux アプリテンプレートに「複数のソラカメで静止画を撮影してメール通知」を公開しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-apuritenpuretoni-fu-shu-nosorakamedejing-zhi-hua-wocuo-ying-sitemerutong-zhi-wogong-kai-simasita-2WptRu) - SORACOM Flux は、センサーやカメラなどから取得した IoT データをもとに、通知や生成 AI による分析といった処理を組み合わせて、業務の効率化や自動化を実現する IoT オートメーションサービスです。SORACOM Flux のアプリテンプレート機能を利用すると、代表的なユースケースに最適化されたテンプレートを選択するだけで、IoT アプリを作成できます。IoT アプリは、パラメータ調整だけでカスタマイズできます。 - 今回、新しくアプリテンプレート「複数のソラカメで静止画を撮影してメール通知」を追加しましたのでお知らせします。 当テンプレートでは、複数のソラカメから静止画を取得して SORACOM Flux で画像を集約し、画像をメールに添付して通知します。 - このテンプレートの概要、概算費用、具体的な利用方法については、[IoT テンプレートギャラリー](https://iot-template-gallery.soracom.jp/) を参照してください。 - 03/24(火) - [plan-D (SMS 機能付き) の国際 SMS に利用限度額を設定します](https://changelog.soracom.io/ja/plan-d-sms-ji-neng-fu-ki-noguo-ji-sms-nili-yong-xian-du-e-woshe-ding-simasu-4F8VOM) - SORACOM Air for セルラー plan-D (SMS 機能付き) の国際 SMS (国内から海外通信キャリア宛) には、これまで利用限度額がありませんでした。2026 年 4 月 1 日より、月額 20,000 円 (税別) の利用限度額を設定します。 - 対象 - plan-D の SMS 機能付き IoT SIM - 既存回線および新規開通回線のすべてに自動適用されます - 変更内容 - 国際 SMS の利用額が月額 20,000 円 (税別) に達すると、当月の国際 SMS の送信ができなくなります - 利用限度額は回線ごとに設定され、変更はできません - [plan-D / plan-DU で iPhone の衛星経由のメッセージが利用可能になりました](https://changelog.soracom.io/ja/plan-d-plan-du-de-iphone-nowei-xing-jing-you-nometusezigali-yong-ke-neng-ninarimasita-0KKIg) - 本日 (2026 年 3 月 24 日) より、iPhone 14 以降のユーザーを対象に、SORACOM Air for セルラー plan-D / plan-DU で衛星経由のメッセージが利用可能になりました。 - 衛星経由のメッセージでは iMessage および SMS を利用できます。 - 料金 - 衛星経由の SMS には通常の SMS 送信料金が適用されますが、当面の間は無料で利用できます。料金に変更が生じる場合は、当社ホームページでお知らせします。 - iMessage の利用料や衛星経由のメッセージの詳細については、[Apple のニュースルーム](https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/12/messages-via-satellite-is-now-available-in-japan/) を参照してください。 - 注意事項 - plan-D / plan-DU はカード型の IoT SIM のみ提供しています。対象デバイスについてはお客様で確認してください。 SMS に関しては plan-D の SMS 機能付きの IoT SIM のみ対応です。 - 03/25(水) - [SORACOM Beam の Web サイトエントリポイントの転送先にパスを設定する機能を追加しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-beam-no-web-saitoentoripointonozhuan-song-xian-nipasuwoshe-ding-suruji-neng-wozhui-jia-simasita-1T9ew) - SORACOM Beam の Web サイトエントリポイントで、転送先にパスを設定する機能を追加しました。 - - これまでは、転送先としてプロトコル、ホスト名、ポート番号のみを指定できました。 今回のアップデートで、転送先にパスを含められるようになりました (例: `https://example.com/base` )。 転送先にパスを設定すると、そのパスの後ろにデバイスからのリクエストパスが追加されます (例: デバイスが `/path1` にリクエストすると、`https://example.com/base/path1` に転送されます)。 - WebSocket のように Web サイトエントリポイントのみで利用されるプロトコルで、転送先のパスが固定されている場合などに、デバイスごとのパス設定が不要になります。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 03/10(火) - [IoT リファレンスアーキテクチャ:多拠点とAWSのプライベート接続](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/10/on-prem-to-aws-over-private-network/) - 03/11(水) - [MWC26レポート:AECC遠隔運転デモと会場トレンド](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/11/mwc2026-aecc/) - 03/12(木) - [経済産業省出身の桑原智隆氏が戦略アドバイザーに就任、「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定、他 ほぼ週刊ソラコム 02/07-03/06](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/12/soracom-biweekly-79/) - 03/16(月) - [見回り負担を9割削減、AIで熊も追い払う─IoTと鳥獣対策](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/16/wildlife-management-using-iot/) - 03/17(火) - [問い合わせ対応に追われる毎日、AIチャットボットでどう変わる?―4社の事例で解説](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/17/effective-ways-to-use-ai-chatbots/) - 03/25(水) - [ロケットとクラウド、専門性が違う2人が選んだソリューションアーキテクトという仕事](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/25/solutionarchitects-interview/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 03/12(木) - [SORACOMのビジネスパートナープログラムに、新たに3社の認定済パートナーが参画](https://soracom.com/ja/news/20260312-certified-iot-partners) - 株式会社ソラコムは、IoT活用を支援するソラコムのビジネスパートナープログラムである「SORACOMパートナースペース(以下、SPS)」に株式会社アクセルトレーナー、ディジインターナショナル株式会社、株式会社346の3社が、新たに認定済パートナーとして参画したことを発表します。 - <SPS認定済ソリューションパートナー> - 株式会社アクセルトレーナー - 脱炭素施策に取り組む企業や自治体に向けて、CO2排出抑制や自動車事故削減に寄与する「アクセルトレーニング」の習慣化を支援しています。専用車載器を車両に装着し、加減速などの運転データを取得・採点する「アクセルトレーナー」サービスを提供。高得点を継続的に目指すことで、安全運転と燃費改善の両立を実現します。オプションで日報作成や車両のリアルタイム位置把握などの車両管理機能も備えています。車載器にはSORACOM IoT SIMを採用し、取得データをクラウドへ安定的に送信することで、効率的な運用とデータ活用を支えています。 - 企業サイト: - <SPS認定済デバイスパートナー> - ディジインターナショナル株式会社 - ビジネスおよびミッションクリティカルなIoTコネクティビティ製品・サービスを世界で提供するリーディングプロバイダです。高度なセキュリティと堅牢な信頼性を備えた通信基盤により、厳しい環境下でのインフラ構築・運用を支援しています。LTEや5G、FirstNet®認定ソリューション、プライベートLTE、SD-WANなど幅広い技術に対応し、デュアルSIMフェイルオーバーやeSIM、各種インターフェースを備えた製品を展開しています。SORACOM IoT SIMと海外ローミングを組み合わせることで、国内で構築したシステムを欧州・中国を含む海外へ展開し、グローバルなIoTインフラの実現を支援しています。 - 製品・ソリューションサイト: - 企業サイト: - 株式会社346 - 「優れた製品で人と産業社会を豊かに」をミッションに掲げ、日本の製造業の競争力再興に取り組むハードウェア開発メーカーです。産業機器やロボティクス、医療機器など多分野において、企画・デザイン・設計開発から量産までを一貫して支援し、意匠性と品質を両立した製品化を実現しています。エンジニアやデザイナーが密に連携する体制により、構想段階から事業化までをスピーディーに推進します。IoT端末化を支援する際にはSORACOM IoT SIMを活用し、設置環境に依存しないセルラー通信による迅速なクラウド接続と、PoCから量産まで見据えたセキュアな遠隔監視・制御基盤の構築を実現しています。 - 製品・ソリューションサイト: - 企業サイト: - 03/18(水) - [設備や電力の遠隔管理を開発不要で実現、LTE Cat.1 bis対応の産業用IoTルーターをSORACOM IoTストアで提供開始](https://soracom.com/ja/news/20260318-iot-router-supporting-lte-cat1-bis) - 株式会社ソラコムは、産業用IoTルーター「Armadillo-IoTルーター A9R Cat.1 bis+WLANモデル」とSORACOM IoT SIMがパッケージになったスターターキットを、2026年3月18日よりSORACOM IoTストアにて提供開始します。 - 本製品は、IoTデバイス向け通信規格であるLTE Cat.1 bisに対応した省電力の産業用IoTルーターです。LTE Cat.1 bisは、実用的な通信速度と省電力性を特徴とするセルラー通信規格で、センサーデータの定期送信やIoTデータ収集・遠隔監視、デバイス内のソフトウェアのリモートアップデートなどに適しています。 - 製造業や建設、インフラ管理などの現場では、設備の稼働状況や電力使用量の遠隔モニタリングへのニーズが高まっています。一方で、既存設備へIoTを導入する際には、専用ソフトウェア開発や通信環境の構築が課題となるケースがありました。 - 本製品は、こうした課題に対応するために設計されています。標準搭載されているクラウドI/Oマネージャー機能により、IoTルーター本体の開発をすることなく、RS-485 / Modbus RTU接続機器のデータの収集やAWSやMicrosoft Azureとのクラウド連携を実現します。 - 動作温度範囲 −20℃〜+60℃の幅広い産業用途でのユースケースで導入いただけます。シャットダウンモードやスリープモードによる間欠動作にも対応し、省電力での運用ができるほか、市販のソーラーパネルとバッテリー等を組み合わせた自立給電型システムとしての利用も可能です。さらに、IoTセキュリティ適合性評価制度「JC-STAR」の★1に適合しており、継続的なソフトウェアアップデートにより長期的に安全な運用を支援します。アットマークテクノのデバイス管理サービス「Armadillo Twin」と連携することで、遠隔地に設置されたルーターの稼働監視やアップデート管理もクラウドから実施できます。 - 本製品の提供開始にあわせて、SORACOM IoT DIY「IoTで電力量モニターを可視化」も公開しました。本レシピでは、Armadillo-IoTルーター A9RとModbus RTU対応の小型電力量モニター「KM-N1-FLK」を組み合わせ、遠隔地の電力使用状況をモニタリングする手順を紹介しています。取得したデータはIoTプラットフォームのサービスを利用して収集し、ダッシュボードとして可視化できます。 - 03/26(木) - [ソラコムグループのミソラコネクト、マクニカと産業IoT向けにチップSIMの共同提供開始](https://misora-connect.com/wp-content/uploads/2026/03/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%81%A8%E3%83%9F%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%88%E3%80%81%E7%94%A3%E6%A5%ADIoT%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%AB%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%9ASIM%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E6%8F%90%E4%BE%9B%E9%96%8B%E5%A7%8B-1.pdf) - [AIボットサービス「Wisora」、Slack連携を強化 同一ワークスペースに複数ボットの追加が可能に](https://soracom.com/ja/news/20260326-multiple-specialized-ai-bots) - 株式会社ソラコムは、生成AIボットサービス「Wisora(ウィソラ)」において、作成した複数のAIボットをSlackの同一ワークスペースに追加できる機能の提供を開始しました。 - Wisoraは、企業が保有するWebページやドキュメントなどの情報をAIボットに学習させ、問い合わせ対応や情報検索を支援するサービスです。ウェブサイトやPDFなどの資料を登録するだけで、企業独自の知識を持つAIボットを短時間で構築できます。1つのアカウント内で複数のボットを作成し、それぞれに異なる学習リソースを設定できるため、部門や用途に応じた専門ボットの運用が可能です。 - このたび、複数のAIボットをSlackの同一ワークスペースに追加できるようになりました。例えば、社内規程を学習した総務ボット、福利厚生に詳しい人事ボット、社内システムのナレッジを持つITボットを作成し、同じSlackワークスペースに配置、利用者がメンションで質問するだけで、各分野に特化した回答を得ることができます。また、ウェブサイトやウィジェットでは、同じドメインにある製品ページ毎に異なるボットを導入することが可能です。 - あわせて、AIによりPDFの読み取り精度を高めるオプション機能「PDF AI読み取り」の提供を開始しました。スキャン画像上の文字や装飾文字など、標準的なOCRでは読み取りが難しいPDFでも、より正確に学習させることができます。またPDFに含まれる画像の意味を解釈して文字起こしができます。これによりスクリーンショットが含まれるマニュアル等の学習精度も向上します。 [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 04/08(水)〜10(金) - [RX Japan株式会社主催「Japan IT Week 」に出展します](https://www.japan-it.jp/spring/ja-jp/search/2026/directory/directory-details.%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%20%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%A0.org-c583de3a-20b0-4756-8ea2-28e68ee7ff88.html#/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # 2026年4月8日〜10日 Japan IT Weekに出展:「フィジカルAI」と「組み込みIoT」で現場が変わる!最新ソリューションをパートナー5社と共創展示 *Published:* 2026-04-07 *Author:* takao みなさん、こんにちは!パートナーアライアンスを担当している、細川(ニックネーム:daisuke)です。😊 桜の季節、新しいプロジェクトが動き出す時期ですね! 今回は、2026年4月8日(水)から3日間にわたり、東京ビッグサイトで開催される日本最大級のIT展示会「Japan IT Week」への出展についてお知らせします。 今回のソラコムブースでは、強力なタッグを組む**パートナー企業5社**と共に、IoTの最新トレンドを詰め込んだ展示をご用意しています。 特に注目していただきたいのが、今回の2大テーマです! 1. **「組み込みIoT」**: 通信機能を製品に標準装備し、データ通信量や消費電力を極限まで最適化するノウハウを公開。 2. **「フィジカルAI」**: ロボット等の自律制御を見据え、大容量かつセキュアな通信を基盤とした次世代のIoT活用法をご提案。 ソラコムブースに来場いただければ、最新の導入事例と課題解決に役立つさまざまなソリューションをご提案いたします。皆さまのIoTプロジェクトに関して全方位的にご相談いただけますので、ぜひお立ち寄りください。 ### ソラコムのブース位置 **東京ビッグサイト 西4ホール(小間番号:W20-69)** --- ### **Japan IT Weekとは** 「Japan IT Week」は、日本最大のシステム開発・運用・保守に関する総合展です。ソフトウェア受託開発、IoT、組込み・エッジコンピューティングなどの最新技術が企業や産業に変革をもたらす中、これらの製品・サービスを有する企業が一堂に集結し、活発なビジネスマッチングが行われます。 **展示会概要** - **会期**: 2026年4月8日(水)〜10日(金) - **会場**: 東京ビッグサイト - **公式サイト**:[ https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/about/itweek.html](https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/about/itweek.html) ※Japan IT Week ウェブサイトより抜粋 --- パートナー各社の展示内容を一部ご紹介 ------------------ 今回、ソラコムブースで共に展示を行うパートナー5社をご紹介します。 ### 三信電気株式会社 (認定済デバイスパートナー) 「カメラがその場で判断する」次世代の現場DXをテーマに、エッジAIの真髄を展示します。 - **カメラ内でAI推論を行う「オンデバイス処理」!** - **生映像を流さない、プライバシーに配慮した高セキュリティ構成!** - **「reCamera」や「NVIDIA Jetson」を活用した超低遅延のリアルタイム検知!** ### 富士ソフト株式会社 (認定済デバイスパートナー) 定評のある「+F」シリーズの通信端末を活用した、多種多様なIoTソリューションを展示します。 - **実績豊富な「+F FS040W」などのモバイルルーター活用術!** - **デバイスからクラウドまで一気通貫のIoT導入支援!** - **ビジネスシーンに即応するスピーディな導入パッケージ!** ### 旭光電機株式会社 (認定済デバイスパートナー) 製造現場のデジタル化を強力に推進する、2つのエッジデバイスを披露します。 - **「SmartFitPRO」で既存設備の稼働状況をサクッと可視化!** - **「wattXplorer」による、今求められる電力・CO2排出量の見える化!** - **LTE回線直結で、現場の「今」をダッシュボードへリアルタイム送信!** ### ディジインターナショナル株式会社 (認定済デバイスパートナー) グローバルで信頼される「Digi XBee」シリーズを中心とした、ワイヤレスソリューションを展示。 - **「Digi XBee XR 920」など、長距離・高信頼の無線通信を実現!** - **IoTゲートウェイ「Digi IX15」による、セルラー接続の統合管理!** - **産業グレードの堅牢なデバイスで、過酷な環境下のIoTを支える!** ### ミソラコネクト (申請パートナー) 独自の回線サービス「M-Air」を展開し、IoT接続の新たな選択肢を提案します。 - **「M-Air」による、柔軟でコストパフォーマンスに優れた回線利用!** - **現場のニーズに合わせた最適な通信プランの提案!** - **スタートアップならではの機動力でIoT導入をバックアップ!** --- まとめ --- 最新の「フィジカルAI」から「組み込みIoT」の最適化ノウハウまで、IoTの「今」をギュッと凝縮したブースになっています。 また、ブース内には**ミニシアター**を設置! ソラコムメンバーやパートナー各社によるプレゼンテーションを終日開催しますので、短時間で効率的に最新トレンドをキャッチアップしていただけます。 さらに、嬉しい来場者特典もご用意しています!🎁 - **リッチな特製トートバッグ**: 「通勤にも使える!」と評判の、しっかりした作りのバッグです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/04/Gemini_Generated_Image_6i8j0x6i8j0x6i8j.png) ※画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。 - **オリジナルチロルチョコ**: 休憩のお供にどうぞ! 少しでも気になった内容がございましたら、ぜひ西4ホールのソラコムブースにお立ち寄りください。皆様のIoTプロジェクトを成功に導くヒントを、私たちと一緒に見つけましょう! 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 ― ソラコム 細川 (daisuke) --- # ロケットとクラウド、専門性が違う2人が選んだソリューションアーキテクトという仕事 *Published:* 2026-03-25 *Author:* kyon クラウドのコンサルティングを提供していた人。ロケットのシステムを開発していた人。まるで異なるキャリアの2人が、同じ「ソリューションアーキテクト(SA)」というポジションで働いている。 IoTのプロジェクトには、通信、クラウド、デバイス、セキュリティ、業務設計──あらゆる技術領域の知見が求められる。ひとつの専門性だけでは完結しない。だからこそ、異なるバックグラウンドを持つ人材が活きる場所でもある。 ソラコムのSAチームで働くMorisとTakaoに、この仕事のリアルを聞いた。ソラコムでは社員同士をニックネームで呼び合う文化があり、本記事でもニックネームで紹介する。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom_solution_architects_1-1024x684.png)**プロフィール** ---------- **Takao** ──前職は大手製造業で個体燃料ロケットのシステムインテグレーションに従事。機体内部の計測システムや地上通信系の開発を担当した後、本社部門でIoT基盤・IoTデバイスの開発に携わる。現在はパートナー企業向けのSAとして、技術支援やビジネスマッチング、ウェビナーの企画・登壇、コミュニティ活動まで幅広く手がける。東京都出身。三度の飯よりラーメンが好きでテレマークスキーを練習中。 **Moris** ── 前職は日系コンサルティングファームでWebアプリの開発やコンサルティングに従事。CI/CDやインフラ周りも含めた開発基盤の構築を経験。それ以前にはスマートメーターのプロジェクトやスマートネットワーク製品の開発にも携わり、IoT領域への関心を持ち続けていた。現在はストラテジックSAとして大企業の案件を担当。大阪府出身。趣味で狩猟(銃猟, 罠猟)をしておりIoT技術を活かせないか模索中。 **ソリューションアーキテクトの仕事とは** ---------------------- ── まず、SAの仕事を教えてください。 **Moris:** お客様の課題に対して、SORACOMのサービスをどう組み合わせれば解決できるかを設計する仕事です。前職のコンサルティングファームでやっていたこととも似ている部分があります。お客様の要件をヒアリングして、ソリューションを提案して、実現まで伴走する。ただ、IoTの場合は通信、クラウド、デバイスと考慮すべきレイヤーが多いので、コンサル時代よりも守備範囲がぐっと広がりました。 それと、前職ではWebアプリやクラウド周りが中心でしたが、IoTはもっとリアルワールドに近いレイヤーで仕事をします。物理的なデバイスがあって、セルラー網があって、その上にクラウドがある。現実世界とデジタルの接点でソリューションを考える面白さは、この仕事ならではだと思います。 **Takao:** IoTは技術の総合格闘技のようなものだと言われています。通信はもちろん、デバイスもクラウド、アプリも必要。ひとつの技術に特化するのではなく、あらゆる技術の引き出しの中からお客様のニーズに最適な組み合わせを見つけ出す。しかも、技術的に正しいだけではなくて、コスト面でもビジネス的にも成立するものにしなければいけない。SAは技術面だけでなくビジネス的な観点も含めたアーキテクチャを検討する必要があるので、開発をメインでやっていた頃よりも守備範囲はかなり広いですね。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom_solution_architects_2-1024x684.png)── Morisは大企業のプロジェクトを担当されていますね。どんな案件が多いですか? **Moris:** 大企業がIoTを本格導入するときには、数千〜数十万台規模のデバイスをどう管理するか、通信をどう設計するかという大きなアーキテクチャの問題が出てきます。たとえば自社の製品に通信を組み込んで、付加価値をつけたコネクテッド製品を展開したいメーカーが、データ活用のためのシステム連携や、運用後の回線管理をどう構築するか。専門分野であり、経験豊富なメンバーがいないケースではお客様が判断に迷うこともある領域なので、SAがしっかりサポートして、ビジネスの成功につなげるのが重要な役割です。 **Takao:** 私はパートナー向けのSAなので、少し動き方が違います。ソラコムには1,000社以上のパートナー企業がいて、それぞれが独自の製品や技術を持っています。あるパートナーのビジネスを別のパートナーの技術と組み合わせることで、新しい価値が生まれることもある。そういうマッチングや仕掛けづくりも含めて、技術とビジネスの境界を行き来する仕事ですね。さらにコミュニティ活動や外部登壇といったマーケティング的な動きも担っています。前職の製造業では会社の外に出て発信する機会はほとんどなかったので、大きな変化でした。 **異業種からの転身。「自分の経験は活かせるのか?」** ---------------------------- ── お二人とも、前職とは異なる分野にチャレンジしていますよね。 **Takao:** はい。前職ではロケットのインテグレーションをしていました。ロケット内部の計測システムや地上との通信系を担当していたので、センシング、通信、電子回路といった基礎技術は共通する部分が多いです。ただ、転職のきっかけはロケットのキャリアの後に担当していた、本社部門でのIoTプラットフォームの自社開発の経験にあります。2018年頃から内製のIoTプラットフォーム開発に携わっていたのですが、ソラコムのような便利なIoT向けのサービスが成長してきて、実際に使ってみたら、自分たちがやりたかったことのほとんどがカバーできていた。「これなら自分で作るより、このプラットフォームで顧客を支援する側に回った方が楽しそうだし、世の中へのインパクトが大きい」と感じて応募しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom_solution_architects_3-1024x684.png)**Moris:** 私はもともとスマートネットワーク製品の開発をしていて、デバイス同士が通信するシステムに関わっていました。スマートメーターのプロジェクトにも携わったことがあり、IoTには以前から興味がありました。その後コンサルティングファームに移ってWebアプリ開発やインフラ構築を経験しましたが、やはりIoTをもう一度やりたいという気持ちがあった。もうひとつの動機として、プロダクトをしっかり成功させているビジネスはどういう仕組みで動いているのかを知りたかったんです。ソラコムはプロダクトをほぼ全て内製していて、それが開発のスピードや品質につながっている。実際に中に入ってみて、その実感は強まっています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom_solution_architects_4-1024x684.png)── SAチームには、どんなバックグラウンドの方がいますか? **Takao:** 本当に様々です。日系メーカーでコネクテッド製品の企画・開発をしていた人、システムインテグレーターでモビリティや設備などのお客さま案件に参加しシステム設計をしていた人、外資IT企業のプロフェッショナルサービスで導入支援をしていた人、通信機器の分野で製品開発やアーキテクチャ設計をしていた人。何らかのエンジニアリング的なバックグラウンドを持っている人がほとんどですが、出身領域はみんな違います。IoTやセルラー通信の経験がある人は、実は一部です。 **プラットフォーム企業のSAだからこそ得られるもの** ---------------------------- ── ソラコムのSAならではの面白さは? **Moris:** プラットフォームを提供している会社なので、本当に多様なお客様やプロジェクトに触れられます。製造業、モビリティ、インフラ、スタートアップ──業界も規模も課題も全部違う。それぞれに対応するには幅広く、かつ深い知識が必要です。ある範囲について理解が深まったと思っても、社内やお客様と話しているときに全く別の範囲の知識が足りないことに気づく、ということがよくあります。デバイスからセルラー網、TCP/IP、クラウドまで。広く深く知っておかないといけない。それが大変でもあり、一番面白いところでもあります。 **Takao:** 裁量の大きさと、チャレンジの幅ですね。人数が多くないので自分で考えて動く場面が多いですし、技術支援だけでなくマーケティングやウェビナー企画まで手を広げられる。あと、転職して感じたのは、Likabilityの高い人が多いということ。一緒に働いていて楽しい人が集まっていると思います。風通しが良いので社内の必要な情報を取りに行ける環境で仕事ができるのも気持ちがいいですね。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom_solution_architects_5-1024x684.png)── お客様に向き合う際に心がけていることは? **Moris:** ヒアリングと事前準備のバランスですね。準備しすぎて実際の要望と違えば無駄になりますし、準備不足だと的確な提案ができない。大企業の案件は波があって、一気に忙しくなる時期と落ち着く時期がありますが、いずれのフェーズでもこのバランスを意識しています。 **Takao:** お客様に寄り添うことです。関係性ができている方には率直に意見を伝えますが、まだ関係が浅い段階では、まずはやりたいことをしっかり聞くところに時間をかけます。技術的に正しい答えを押しつけるのではなく、お客様と一緒に最適解を見つけていくプロセスが大事だと思っています。 **ソラコムのSAが気になっている人へ** --------------------- **Moris:** 自分のスキルの幅を広げたい人にはとても魅力的な環境です。プログラミングだけ、ネットワークだけ、ではなく、デバイスからクラウドまで横断的に知識を得ていける。コンサルやプロフェッショナルサービスの経験がある人なら、顧客対応のスキルをそのまま活かしながら、IoTという新しいドメインで技術力を高められます。他にはなかなかないプロダクトやビジネスに関わりたい人にもおすすめです。 **Takao:** IoTでビジネスを作るのは、技術的にもビジネス的にも簡単ではありません。無限にある技術の組み合わせの中から、お客様にとっての最適解を導き出す。そこにやりがいを感じられる人、ひとつの専門領域にとどまらず守備範囲を広げることに積極的な人と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。 --- *ソラコムでは、ソリューションアーキテクトを募集しています。* *詳しくはこちら →*[ *ソリューションアーキテクト(SA)採用ページ*](https://soracom.com/ja/hr/team/solution_architect) --- # 問い合わせ対応に追われる毎日、AIチャットボットでどう変わる?―4社の事例で解説 *Published:* 2026-03-17 *Author:* kyon 2026年2月18日にオンラインセミナー **「今日から使える!AIチャットボットのはじめ方」** を開催しました。本セミナーでは、当社のAIボットサービス[ **Wisora(ウィソラ)**](https://wisora.jp/) の事業責任者・石田が登壇し、チャットボットが業務に役立つ4つのパターンを紹介し、チャットボット導入について操作デモを交えてご紹介しました。 本記事では、当日の内容をダイジェストでご紹介します。 **<追加開催決定!>** 本セミナーを追加開催します。実際の操作画面やデモも交えて解説します。本レポートの内容をさらに詳しく知りたい方は以下からお申し込みください。 [![](https://contents.bizibl.tv/company/session/thumbnail/2026-03-17-e042b7392953ecb1.ehae9534h5.png) 今日から使える!AIチャットボットのはじめ方セミナー|株式会社ソラコム AIチャットボットの基本から活用方法を1時間で解説。事例やデモを通じて、問い合わせ対応や社内業務の効率化にどのように活用できるのかを、わかりやすくご説明します。 ![](https://contents.bizibl.tv/systems/icon.png)attendee.bizibl.tv](https://attendee.bizibl.tv/sessions/selxs8it3FEj) **チャットボットで仕事はどう楽になる?** ---------------------- セミナーの冒頭では、そもそもチャットボットとは何か、導入すると何が変わるのか、という基本からお話ししました。 チャットボットは、一言でいえば **「24時間365日休みなく働く、会社のデジタル窓口」** です。社外ではカスタマーサポートやFAQ対応、社内ではヘルプデスクやナレッジ共有といった場面で活躍します。 現場では「同じ質問に何度も答えている」「マニュアルがあるのに活用されない」「あの人がいないと分からない」「資料を探すだけで時間が過ぎていく」――こうした課題を抱えているケースが多く、チャットボットはまさにこれらを解決する手段になります。 ### **シナリオ型 vs AI型 ― どう違う?** チャットボットには大きく分けて2つのタイプがあります。 **シナリオ型(ルールベース)** は、あらかじめ用意された選択肢を辿って回答にたどり着く仕組みで、駅の券売機をイメージすると分かりやすいかもしれません。定型的な質問には強い一方、想定した設問にしか回答できない、記事や選択肢が増えるとメンテナンスが大変になるという課題があります。 **AI型(自然文で質問できる)** は、言葉の意味や文脈を理解して回答するタイプで、ホテルのコンシェルジュに近いイメージです。複雑な質問やユーザーが自由に入力するケースに柔軟に対応できます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/wisora_blog_2-1024x575.png)### **AIチャットボットがもたらす3つの変化** AI型の導入で実現できるのは、次の3つの「ない」です。 - **待たせない** ― 24時間365日、即座に回答 - **探させない** ― 膨大な情報の中からAIが最適な回答を自動で検索 - **属人化させない** ― 誰が対応しても均一な品質の回答を提供 **活用イメージが湧く!4つの実践ストーリー** ------------------------ 続いて、社内・社外それぞれの利用シーンで、実際にAIチャットボットがどのように活用されているかを4つの事例でご紹介しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/wisora_blog_3-1024x578.png)### **事例① 社内ヘルプデスク ― 株式会社ミソラコネクト** **「あの資料どこ?」の検索と、社内の「回答待ち」を減らす** 社内には膨大な規約やマニュアルがあるのに、目的の1行が見つからない。分からないから「詳しい人」に聞く――しかし聞かれた側も作業の手を止めて回答しており、**組織全体の生産性が低下する”目に見えないコスト”** が発生していました。 Wisoraの導入では、マニュアル(PDF等)を事前整形なしでそのままアップロードして学習させ、SlackやTeamsと連携。社員はいつものチャットツール上で **@wisora宛にメンションするだけ** で、ボットがガイドラインや規定をもとに即座に回答してくれます。 これにより「検索時間」と「回答対応時間」の両方が削減され、いつものコミュニケーションツールが **「社内の知恵袋」** に変わりました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/wisora_blog_4-1024x578.png)### **事例② カスタマーサポート ― Nature株式会社** **シナリオ型からAI型へ!ボットがもう一人のスタッフとして機能** スマートリモコンを提供するNature様は、2つの課題を抱えていました。1つは **「情報量のジレンマ」**。過去に拡充してきたサポートのウェブ記事は、逆に増えるほどにユーザーが目的の情報を見つけにくくなる「埋もれたナレッジ」になりつつありました。もう1つは **「シナリオ型FAQボットの限界」**。シナリオ型は定型質問に強い一方、質問の揺れや増え続ける記事に合わせた保守が課題に。繁忙期には問い合わせ数が5倍になることもあり、より効率的な解決方法を探していました。 Wisoraへの移行で、これらの課題を一気に解決しています。 - **既存記事の活用:** 記事URLを渡すだけの簡単学習で、「埋もれたナレッジ」をユーザーが簡単に活用できるように - **シナリオ設定からの解放:** AIが文脈を理解し、膨大な記事の中から「最適な回答」を自動で提示 - **もう一人のサポートとして:** 質問者の約半数がボットを利用し、そのうち7割が自己解決。深夜・休日の問い合わせもボットだけで対応 - **Zendesk連携:** WisoraのAPIを活用してZendeskに組み込み、既存のサポート基盤とシームレスに統合 Nature様のプロダクトはコンシューマー向けのため、サポートへのお問い合わせは土日祝も届きます。Wisora 導入前は、営業日のみの対応だったため、休み明けに問い合わせが溜まっているということがありましたが、導入後は改善されたそうです。 ボットが「ツール」ではなく、頼れる **「チームメンバー」** になった事例です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/wisora_blog_5-1024x575.png)### **事例③ マーケティング・ECサイト ― 株式会社チカク** **「わざわざ聞くほどでも…」が招く機会損失 ― ユーザーの”小さな迷い”を逃さず、選ばれる理由に変える** チカク様が直面していたのは2つの課題です。1つは **サイレント離脱**。メールやフォームから届く声はごく一部で、「聞くほどではないけど、解消されないと買わない」というお客様が存在していました。もう1つは**レンタルプランの新規開始**に伴う問い合わせの急増。多くのお客様のご質問に、しっかりコミュニケーションを取りながら回答するスタイルを継続しながら、効率化するため、既存の公式LINEアカウントにチャットボットを組み込んで使える改善策を検討していました。 Wisoraの導入で、サポート担当者自身で作成、育てられるボットを実現しています。 - **エンジニアの専門知識は不要:** サポートメンバーだけで簡単にボットを作成でき、公式アカウントのメニューに組み込める使いやすさ - **ボット公開スピード:** 短期間で導入でき、スピーディに設置できる - **いつでもすぐに聞ける:** お客様が疑問に思ったことをすぐに聞けるので、安心感にもつながる 独力でボットの作成・公開・運用までやり切れる **「簡単さ」が決め手** となった事例です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/wisora_blog_6-1024x575.png)### **事例④ 営業サポート ― 当社(ソラコム)の自社事例** **営業支援AIがチームの学びを変える** 最後に、私たちソラコム自身の活用事例もご紹介しました。当社が直面していた課題は3つです。 - **サービスの多角化・複雑化:** 通信のみならずクラウド、デバイスと広範囲にプランやサービスが拡充し、回答には高度な知識が必要に。1件あたりの回答時間が増加 - **お客様の増加:** 問い合わせ数も比例して増加し、お客様と対面して対応すべき時間が削られる状況に - **回答品質のバラツキ:** 回答作成者によって案内する内容に濃淡が生じていた そこで「先回りのAI活用」として、過去に回答したメール履歴をそのまま学習データに活用しました。お客様の質問(Q)と営業の回答(A)がそのままQ&Aになっているため、直近3,000件のメールを学習させるだけで準備は完了。WisoraのAPIを使い、問い合わせが届くと即座にボットが **回答ドラフトを自動作成** する仕組みを構築しました。営業担当者は問い合わせを開くとドラフトがすでにあるので、校正して送信するだけです。 **導入効果:** - 初回回答時間を **20%短縮** - 対応工数を **30%削減** - **学び方の変革:**「まずはAIに聞いてみよう」という文化がチームに定着し、新人教育でも活躍 ### **成功の秘訣は「スモールスタート」** 4つの事例に共通するのは、最初から満点を目指さないことです。問い合わせが多い項目に絞って小さく始め、ログを見ながらAIを育てていく――この「スモールスタート」のアプローチが、定着と成果につながるポイントです。 **デモンストレーション:Wisoraを実際に触ってみる** ------------------------------ セミナー後半では、Wisoraの操作デモをお見せしました。「エンジニアいらず」をコンセプトに、現場の担当者の方が自分で作れる手軽さを体感いただけたかと思います。 ### **かんたん学習** - **Webサイト学習:** URLを入力するだけで、サイト内のページを自動クロールして学習 - **ファイル学習:** PDF・Word・Excelなどをドラッグ&ドロップするだけ。Boxとの連携機能を使えば、フォルダを指定するだけで学習完了 Q&A形式へのデータ加工などは不要です。今あるドキュメントをそのまま使えます。 ### **柔軟な公開方法** - **ウィジェット:** 生成された1行のHTMLタグをWebサイトに埋め込むだけ - **公開ページ:** 専用URLを発行して、すぐにチャット画面を公開 - **Teams/Slack連携:** 管理画面から設定するだけで、社内チャットツール内でボットを利用可能 ### **運用・管理のしやすさ** - **ハルシネーション対策:** 回答の厳密度を「厳格(学習データのみ)」と「推奨(Web知識も活用)」から選択でき、用途に応じたコントロールが可能 - **キャラクター設定:** 「営業っぽく」「カスタマーサポートっぽく」などの役割やトーンを、プログラミング不要の日本語の指示文で設定 - **ログ分析:** ユーザーの質問・AIの回答・Good/Bad評価を確認し、回答精度の継続的な改善に活用 ### **セキュリティ** IPアドレス制限やシングルサインオン(SSO)にも対応しており、社内限定公開などセキュアな運用も安心です。 **Q&Aセッションから ― いただいたご質問** ----------------------------- 当日のQ&Aでいただいた質問の中から、特に関心の高かったものをご紹介します。 **Q. Teams連携はどのプランから使えますか?** Teams連携は **Proプラン以上** で利用可能です。Slack連携はStarterプランからお使いいただけます。 **Q. 学習させたデータがAIモデルの学習に使われることはありますか?** ご安心ください。Wisoraに学習させたデータは、OpenAIやGoogle等のAIモデルの再学習(再利用)には使用されない仕様です。 **Q. 無料トライアルで作った環境は本契約に引き継げますか?** はい、7日間の無料トライアルで作成した環境や学習データは、そのまま有償プランへ移行してご利用いただけます。 **Wisoraの特徴まとめ** ---------------- 改めて、本セミナーでお伝えしたWisoraの特徴を整理します。 **特徴****内容****AI型 + ハルシネーション対策**AI型の柔軟な対話力を持ちながら、回答の厳密度をコントロールできる仕組みでシナリオ型の確実性も兼備**エンジニア不要の操作性**URL入力・ファイルのドラッグ&ドロップで学習完了。データ整形やプログラミングは一切不要**自然言語でのカスタマイズ**ボットの役割やトーンをコード不要の日本語指示で設定可能**データプライバシー**学習データがAIモデルの再学習に使用されない設計。IPアドレス制限・SSO対応**利用人数に依存しない料金体系**ユーザー数課金ではなく、リクエスト数ベースのシンプルな料金プラン**多様なチャネル連携**Web、Slack、Microsoft Teams、LINE、Boxなど幅広いプラットフォームに対応**まずは試してみませんか?** ---------------- チャットボットは「ツール」ではなく、頼れる **「チームメンバー」** になり得ます。専門知識がなくても、Webサイトやドキュメントがあればすぐに構築・運用が可能です。 Wisoraは **7日間の無料トライアル** をご用意しています。まずはスモールスタートで、その効果を実感してみてください。 👉[ **7日間無料トライアルを始める**](https://wisora.jp/trial/) ご質問やご相談は[お問い合わせページ](https://wisora.jp/contact/)からお気軽にどうぞ。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/wisora_blog_1-1024x578.png) --- # 見回り負担を9割削減、AIで熊も追い払う─IoTと鳥獣対策 *Published:* 2026-03-16 *Author:* kyon 農作物被害や人身被害のリスクが指摘される鳥獣問題。一方で、その対策を担う狩猟者は減少傾向にあります。環境省の統計によると、狩猟者登録数はピーク時の約50万人から約20万人規模まで減少し、60歳以上が過半を占めています。 限られた人員で、広範囲に点在する罠を管理し、安全を確保するにはどうすればよいのか。 この問いに対し、株式会社ソラコムと[株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック](https://www.j-world.co.jp/)(以下、JWP)は、IoTとAIを活用した実践事例を紹介する**共催セミナー「深刻化する鳥獣被害に挑むIoT×狩猟の最前線」**を開催しました。本記事では、その内容をレポートします。 **現場の「非効率」をIoTで置き換える** ---------------------- 最初のセッションでは、ソラコムの井出より、IoTの基本的な考え方と地域課題への応用事例を紹介しました。 IoTとは、センサーやデバイスをクラウドにつなぐことで、**人手に頼らずデータを集めたり、現場を動かしたりする仕組み**のことです。ソラコムは、この仕組みに必要な「デバイス」「通信」「クラウド」をプラットフォームとして一括で提供しており、屋外でもつながるセルラー通信やSigfoxといったIoT向けの長距離無線通信を展開しています。 紹介された事例のひとつが、養豚場での飼料残量管理です。従来は、人がサイロの横の梯子に登り、壁を叩いて音の変わる位置から残量を推測していました。危険で手間のかかるこの作業を、センサーに全面的に置き換えた事例です。この作業をセンサーで自動化することで、「転落リスクの低減」、「確認工数の削減」、「在庫管理の精度向上」を実現しました。 こうした「危険・非効率な見回り作業をセンサーに任せる」というアプローチは、鳥獣対策の現場でも応用できます。罠猟では、仕掛けた罠に獲物がかかっているかどうかを確認するために、山間部に点在する全ての罠を定期的に巡回する必要があります。高齢化が進む現場にとって、この見回り負担は深刻な課題です。 **「罠猟は餌付けが8割」──現場のプロが語る鳥獣対策のリアル** --------------------------------- 続いて登壇したJWPの佐々木氏は、鳥獣被害の実態と狩猟の基礎を、現場の感覚を交えて解説しました。 鳥獣被害は「農林被害」「生活環境被害」「人身被害」の3つに大別されます。被害額は一時減少傾向にありましたが近年再び増加に転じており、シカとイノシシによる農作物被害が特に深刻です。 対策の基本は「守る(柵で侵入を防ぐ)」「離す(藪を刈り、動物の隠れ場所をなくす)」「捕る(罠や銃で捕獲する)」の3ステップ。この中で最もノウハウが求められるのが「捕る」の段階です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/chojyu_seminar_1-1024x722.png)佐々木氏が特に強調したのは、箱罠を使ったイノシシ捕獲における「餌付け」の重要性でした。 「箱罠の場合、餌付け、馴らしこそが勝負の8割を決めます。初めは、動物は警戒して箱の中に入ってくれません。周りに餌を撒いて誘引して、だんだん箱の周辺に餌付けして、徐々に箱の奥に餌を集めて誘導していく。箱の奥で餌を完食したら、初めてトリガーをセットして狩猟の体制に入ることができます」 イノシシは学習能力が高く警戒心が強いため、いきなり捕獲しようとしても成功しません。時間をかけて罠に慣れさせるプロセスが不可欠であり、テクノロジーが担うべき役割は、現場知を置き換えることではなく、補完する役割が求められます。 **見回り工数90.7%削減──IoT検知デバイス「ワナベル」の実力** ------------------------------------ そのニーズに応えるのが、JWPが開発したIoT検知デバイス「ワナベル」です。後半のセッションでは、技術担当の佐藤氏からその仕組みと導入成果が共有されました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/chojyu_seminar_2-1024x576.png)### **シンプルだから確実に動く** ワナベルの仕組みは明快です。罠の扉が落ちたりワイヤーが引かれたりする**物理的な動き**を利用して、デバイスに付いたマグネットが外れます。これによりセンサーが作動し、低消費電力の広域無線であるLPWA通信(Sigfox)を通じてクラウドへ通知が送られ、管理者にメールが届きます。 カメラ映像から「何かが通った」ことを推測する方式と異なり、罠が実際に作動したという事実を検知する点が特長です。佐藤氏も「物理的に作動したという確実性の部分で評価をいただいている」と語りました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/chojyu_seminar_3-1024x572.png)### **大阪府での実証:見回り36時間→3.4時間に** 農研機構の「スマート農業実証プロジェクト」として大阪府のある自治体で導入した結果、見回りにかかる工数は**36時間から3.4時間へ、90.7%の削減**を達成しました。 「かかっているかわからない罠を全て巡回する」という空振りの作業がなくなり、通知が来た罠だけを確認すればよくなったことで、限られた人員でも効率的な捕獲活動が可能になったのです。 なお、ワナベルは自治体だけでなく個人のハンターも導入可能です。佐々木氏によれば「ご自身で狩猟されている方から直接問い合わせをいただき、地元の仲間と使われるパターンも増えている」とのことでした。 **AIが熊を見つけて追い払う──リンゴ農家を守る「目」と「音」** ---------------------------------- セミナー後半の大きなテーマが、近年特に社会的関心が高まっている「熊被害」への対策です。 ### **農作業中に熊と遭遇する──青森の切実な現実** JWPの本社がある青森県では、リンゴ畑や水田で作業中に熊に襲われる被害が深刻化しています。農作物の食害だけでなく、人命に関わるリスクが常にあります。熊被害の対策は環境や地域の自治体の方針などによって異なりますが、基本的には捕獲、もしくは追い払いを強化することになります。JWPは、「追い払い」強化のための、AIによる自動検知と威嚇を組み合わせたシステムの実証実験について紹介しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/chojyu_seminar_4.png)<JWP事例:エッジAI(Nvidia Jetson Orin Nano)を活用したクマの検知・忌避システム(青森県)> ### **「安価で手に入る部材」で組んだシステム構成** このシステムの設計思想は明確で、**特殊な機材に頼らず、入手しやすい部材で構成する**ことを重視しています。 - **頭脳(AI処理):** NVIDIA製の小型AIコンピュータ「Jetson Orin Nano」 - **目(映像入力):** 市販のUSB接続型カメラ - **威嚇装置:** パトライト(回転灯と警報音の一体型) - **通信:** ソラコムのセルラー通信と、USB接続のスティック型通信端末を利用し、画像をクラウドへ送信 - **電源:** ソーラーパネルとバッテリーによる自立型(電源のない畑でも稼働) 動作の流れもシンプルです。カメラが畑を常時監視し、物体検出モデル(YOLO)が映像から「熊」や「鳥」などをリアルタイムに識別。検知した瞬間にパトライトが激しく光り警報音を鳴らすと同時に、検知時の画像が管理者のスマホやPCにメールで届きます。 ### **弘前市のリンゴ畑3箇所で実証──熊が逃走する決定的瞬間** 青森県弘前市のリンゴ畑3箇所に設置して行われた実証実験では、期間中、検知後に熊が速やかに畑外へ移動する様子が複数回確認されました。まず、熊がリンゴの搾りかすを食べている様子が映っています。そこにシステムが反応し、ライトと警報音が作動。佐藤氏はこう説明しました。 「ライトと警報が鳴ったところで、熊が気づいてびっくりしている写真です。この後すぐに、藪の方に逃走したというような……追い払いの様子を確認することができました」 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/chojyu_seminar_5-1024x486.png)<撮影された熊は、パトライトの点灯とアラートにより逃走。追い払いに成功した> ### **追い払いだけではない──「今、畑に行っても大丈夫か」を判断できる** このシステムの価値は、熊を追い払うことだけにとどまりません。農家にとっては\*\*「今この瞬間、畑に行っても安全か」を判断するツール\*\*にもなっています。 「家まで警報が聞こえるということで、『今は畑に行くのをやめよう』と警戒できた、というお声もいただいています」(佐藤氏) 警報が鳴れば畑への出発を見合わせ、鳴っていなければ安心して向かえる。テクノロジーが「追い払い」と「人間の安全確保」の両方を同時に実現したことが評価されています。 **まとめ:泥臭い現場知と最先端技術の融合** ----------------------- 本セミナーで印象的だったのは、「罠猟は餌付けが8割」という現場の泥臭いノウハウと、IoTやAI物体検知といった最先端技術が、対立するものではなく**互いを補い合っている**という点です。 どれほど高度なセンサーやAIがあっても、獣の行動を理解した上で罠を仕掛け、餌付けをするといった仕事には人間の知見が必要です。一方で、広大な山林に点在する罠の見回りや、いつ現れるかわからない熊の監視は、テクノロジーが得意とする領域です。 見回り工数の9割削減、AIによる熊の追い払い成功──これらの成果は、テクノロジーが地域の課題を解決する力を持っていることを示しています。 ソラコムは、こうした現場のIoT実装を通信プラットフォームの面から支えています。鳥獣対策に限らず、「現場の見回りや監視をIoTで効率化したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 --- *ソラコムでは、このようなIoTの仕組みを利用したい企業に、必要となる業界・用途で実績をもつパートナーをご紹介しています。また、仕組みから開発したい企業にIoT通信の選択をご紹介しています。まずは*[*ソラコムにお問合せ*](https://soracom.jp/contact/)*ください。* --- # 経済産業省出身の桑原智隆氏が戦略アドバイザーに就任、「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定、他 ほぼ週刊ソラコム 02/07-03/06 *Published:* 2026-03-12 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 3月に入り、日ごとに暖かさを感じる日が増えてきました。街を歩いていると、少しずつ春の気配を感じる場面も多くなってきましたね。年度末で忙しくされている方も多い時期かと思いますが、体調に気をつけつつお過ごしください。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 02/10(火) - [Amazon での SORACOM IoT SIM カード plan-D の新規提供を終了しました](https://changelog.soracom.io/ja/amazon-deno-soracom-iot-sim-kado-plan-d-noxin-gui-ti-gong-wozhong-liao-simasita-2HBREQ) - Amazon.co.jp において、SORACOM IoT SIM スターターガイド (IoT SIM 付きパッケージ) の販売を終了いたしました。 - なお、SORACOM IoT SIM スターターガイド (IoT SIM 付きパッケージ) に含まれていた SORACOM IoT SIM カード plan-D については、SORACOM ユーザーコンソールや SORACOM IoT ストアからは、引き続き plan-D を購入できます。 - [SORACOM ユーザーコンソール](https://auth.soracom.io/login/) で購入する方法については、[ユーザーコンソールで IoT SIM を申し込む / デバイスを購入する](https://users.soracom.io/ja-jp/guides/getting-started/buy/#%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%82%b6%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bd%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%a7-iot-sim-%e3%82%92%e7%94%b3%e3%81%97%e8%be%bc%e3%82%80--%e3%83%87%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%82%92%e8%b3%bc%e5%85%a5%e3%81%99%e3%82%8b) を参照してください。 - [SORACOM IoT ストア](https://soracom.jp/store/13380/) でも購入できます。 - [バッチ処理でサブスクリプションの追加に対応しました](https://changelog.soracom.io/ja/batutichu-li-desabusukuripusiyonnozhui-jia-nidui-ying-simasita-1DLcwU) - [バッチ処理](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/batch-operation/) は、SORACOM ユーザーコンソールで CSV ファイルをアップロードし、実行するアクションを選択することで、多数の IoT SIM に対して特定の操作を繰り返し実行できる機能です。 - 今回のアップデートで、バッチ処理が SORACOM API の [Sim:addSubscription](https://users.soracom.io/ja-jp/tools/api/reference/#/Sim/addSubscription) に対応し、複数の IoT SIM に対して一括で [サブスクリプションコンテナ](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/air/additional-subscription/) を追加できるようになりました。 - 詳しい使用方法については、[バッチ処理](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/batch-operation/) のドキュメントを参照してください。 - 02/20(金) - [SORACOM Flux に新しいアクション「Email 通知アクション (高機能版)」を追加しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-nixin-siiakusiyon-email-tong-zhi-akusiyon-gao-ji-neng-ban-wozhui-jia-simasita-2QHzUY) - SORACOM Flux に新しいアクション「Email 通知アクション (高機能版)」を追加しました。 - 「Email 通知アクション (高機能版)」では、指定されたメールアドレスにメールを送信する際に画像を添付できます。その結果、Soracom Cloud Camera Services (SoraCam) で撮影した画像や AI 分析を利用した画像をメールで確認できます。 - 本機能は、Standard プランおよび Enterprise プランで利用できます。 - 詳しくは、[Email 通知アクション (高機能版)](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-mail-advanced/) を参照してください。 - 02/24(火) - [VPG アウトバウンドルーティングフィルターの設定画面を改善しました](https://changelog.soracom.io/ja/vpg-autobaundoruteinguhuirutanoshe-ding-hua-mian-wogai-shan-simasita-1YcRZC) - SORACOM ユーザーコンソールの VPG (Virtual Private Gateway) アウトバウンドルーティングフィルター設定画面に、プリセットフィルターやラベル表示などの機能を追加しました。フィルタールールを簡単に設定できるだけでなく、設定済みのルールの内容も把握しやすくなりました。 - 02/25(水) - [SORACOM Flux アプリテンプレートに「複数 SIM を Ping で死活監視して Email 通知」を公開しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-apuritenpuretoni-fu-shu-sim-wo-ping-desi-huo-jian-shi-site-email-tong-zhi-wogong-kai-simasita-3OSOxG) - SORACOM Flux は、センサーやカメラなどから取得した IoT データをもとに、通知や生成 AI による分析といった処理を組み合わせて、業務の効率化や自動化を実現する IoT オートメーションサービスです。SORACOM Flux のアプリテンプレート機能を利用すると、代表的なユースケースに最適化されたテンプレートを選択するだけで、IoT アプリを作成できます。IoT アプリは、パラメータ調整だけでカスタマイズできます。 - 今回、新しくアプリテンプレート「複数 SIM を Ping で死活監視して Email 通知」を追加しましたのでお知らせします。 このテンプレートの概要、概算費用、具体的な利用方法については、[IoT テンプレートギャラリー](https://iot-template-gallery.soracom.jp/) を参照してください。 - [IoT SIM の OTA アップデート状況確認 / 再実行機能をユーザーコンソールに追加しました](https://changelog.soracom.io/ja/iot-sim-no-ota-atupudetozhuang-kuang-que-ren-zai-shi-xing-ji-neng-woyuzakonsorunizhui-jia-simasita-2hw8W4) - SORACOM ユーザーコンソールの IoT SIM 詳細画面に「OTA アップデート」タブを追加しました。OTA (Over-the-Air) アップデートの実行状況を確認し、必要に応じて再実行できます。 - 「OTA アップデート」タブでは、以下の操作ができます。 - OTA アップデートの一覧表示: IoT SIM に対して実行された OTA アップデートの一覧を、ステータス / 開始日時 / 最終更新日時とともに確認できます。 - 詳細ステータスの確認: 各 OTA アップデートをクリックすると、キャンペーン全体の進行ステータスや送信済みスクリプト数などの詳細情報を確認できます。 - 失敗した OTA アップデートの再実行: ステータスが「failed」の OTA アップデートに対して、ユーザーコンソールで再実行 (リトリガー) できます。IoT SIM がオンラインの場合は即時再実行され、オフラインの場合は次回オンライン時に自動的に再実行されます。 - 03/01(日) - [日本で販売するデバイスの一部について価格を改定しました](https://changelog.soracom.io/ja/ri-ben-defan-mai-surudebaisunoyi-bu-nituitejia-ge-wogai-ding-simasita-3pUo92) - 03/02(月) - [SORACOM Flux の AI アクションで利用可能な AI モデルの提供終了予定について](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-ke-neng-na-ai-moderunoti-gong-zhong-liao-yu-ding-nituite-3Z6Eh2) [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 02/13(金) - [パラマウントベッド「眠りCONNECT」にSORACOMを採用、「充レン」にSORACOMを採用、他 ほぼ週刊ソラコム 01/17-02/06](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/02/13/soracom-biweekly-78/) - 03/04(水) - [設定不要で始めるLTE Cat.1通信|SWD01が25%オフ!](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/04/swd01-discount-202603/) - [自分の仕事が、社会を支えている実感ー外資クラウド営業がIoTの会社を選んだ理由](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/03/04/sales-interview/) 外部メディア ------ - 02/17(火) - [「IoTのソラコム」から「社会のOS」へ 10年で海外売上45%を遂げたCEOの“IoT×AI戦略”](https://enterprisezine.jp/article/detail/23592) - 02/19(木) - [藤本誠之さん出演!「この企業に注目!相場の福の神」ゲスト:ソラコム(147A・東証グロース)2026.2.19](https://www.radionikkei.jp/fukunokami/20260219.html) - 02/20(金) - [プラットフォーム側から現場視点となったことで見えてきたAI活用 「Cariot」が提示する次世代の車両管理ソリューション](https://ascii.jp/elem/000/004/372/4372390/) - 02/23(月) - [Zerobus Ingestの一般提供開始](https://www.databricks.com/jp/blog/announcing-general-availability-zerobus-ingest-part-lakeflow-connect) - 03/05(木) - [フィジカルとAIをつなぐOODAループはもう実装可能 ソラコムとセンシンロボティクスが語る「リアルワールドAIプラットフォーム」](https://ascii.jp/elem/000/004/377/4377770/) - 03/06(金) - [JICPA主催インタビュー企画 株式会社ソラコム社における有価証券報告書の定時株主総会前開示に向けた取組みと今後の展望](https://jicpa.or.jp/news/information/2026/20260306aib.html) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 02/13(金) - [ソラコムグループのキャリオット、新機能を搭載した AI車両管理ポータル「Cariot Copilot」のパブリックベータ版を公開](https://soracom.com/ja/news/20260213-ai-agents-manage-vehicle-management) - 株式会社ソラコムは、グループ会社の株式会社キャリオット(本社:東京都港区、代表取締役社長 齋藤 洋徳)が、サービス展開するクルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド「Cariot(キャリオット、以下Cariot)」において、AI車両管理ポータル「Cariot Copilot(キャリオット コパイロット)」のパブリックベータ版を提供開始したことをお知らせします。 - リリースの背景 - 車両管理業務は、車両手配や点検、安全運転管理やアルコールチェック、経費精算など多岐にわたります。 - そのような中、Cariotは、「自律的に業務代行するAI Agentと人間の共創によって、人間が価値ある時間に集中できる状態」を目指して、AIがもう一人の車両管理担当者のように管理者に寄り添って業務を支援する「Cariot Copilot」の開発を進めてまいりました。 - 一方、業務効率化のためにSaaSを導入する企業が増えるに伴い、複数のツールを使い分ける負荷や、操作方法の習得、膨大なデータからの分析など、「システムを活用して効果を出すための業務」が管理者の新たな負荷となっている現状があります。 - 今回のパブリックベータ版では、この「ツールの使いこなし」という構造的な課題を解決するための機能強化を行いました。 - 「Cariot Copilot」パブリックベータ版の特徴 - 「Cariot Copilotは、専門的な操作やSQLなどの知識は一切不要です。まるで車両管理のコンシェルジュに話しかけるように、「あの車の来月の車検はいつですか?」「最近燃費が悪化した車両を教えてください」など、日本語で指示を与えるだけで、AIがデータを安全に取得・統合し、わかりやすい形で結果を表示します。 - 不明点がすぐに解消できる「ナレッジアシスタント」 - Cariotのマニュアルを学習したAIが、仕様や使い方に関するユーザーの質問に答えます。従来のマニュアルの検索機能から一歩進んで、表記ゆれなどのあいまい検索に対しても意図を汲み取り、機能や操作方法を即座に提示します。 - プロンプト例:「スマホを機種変した時には何をすればいいの?」 - 複雑な設定作業を伴走する「セットアップアシスタント」 - お客様独自の組織体制や運用ルールに合わせた柔軟なカスタマイズを、AIがナビゲートします。設定箇所の特定や最適な設定手順を具体的にガイドすることで、管理者の作業工数を削減します。 - プロンプト例:「速度超過が起きた時に、管理者だけでなくドライバー本人にもメール通知が飛ぶように設定したい」 - 可視化だけでなく具体的な分析・改善まで担う「分析アシスタント」 - 蓄積されたデータを集計・可視化するだけでなく、一歩踏み込んだ「考察」に関してもアシストします。社内報告用の試算や、改善案の裏付けとなる視覚的なレポート作成も代行します。 - プロンプト例:「直近3か月の稼働率を計算し、低稼働な車両を3台削減した場合のコスト削減効果を試算して。上層部への報告用にグラフも作成して」 - テストユーザーの募集 - 本機能リリースにあたり、テストユーザーとしてご協力いただける企業様を募集します。 - ご興味のある方は、以下のお申し込み条件・注意事項をご確認の上、以下よりお問い合わせください。 - お申し込み条件・注意事項 - 車両5台以上の企業様に限ります。 - 新規のお客様の場合はCariotをご契約いただく必要があり、Cariotのライセンス料金が発生します。 - 既にCariotをご使用中のお客様は、パブリックベータ版ご提供中に限り無料でご使用いただけますが、注意事項などがありますので詳しくはお問い合わせください。 - テストユーザーとしてアンケートやフィードバックにご協力ください。 - 上記を全て承諾いただきお申し込みいただいた場合は、正式リリース時の料金・制限を優遇いたします。 - テストユーザーのお申し込み: - 02/16(月) - [ソラコム、経済産業省出身の桑原智隆氏が戦略アドバイザーに就任](https://soracom.com/ja/news/20260216-senior-executive-advisor) - 株式会社ソラコムは、経済産業省出身で官民を横断してオープンイノベーションの創出やスタートアップエコシステムの成長に関わってきた桑原 智隆氏が、当社戦略アドバイザーに就任したことをお知らせします。 - 桑原氏は1998年に通商産業省(現 経済産業省)に入省し、エネルギー、自動車産業、情報政策、経済産業政策、成長戦略などを担当しました。内閣官房日本経済再生総合事務局企画官、在サンフランシスコ日本国総領事館領事などを歴任し、産業政策および国際的な政策実務に幅広く携わってきました。その後、スタートアップやベンチャーキャピタルでの事業経験を経て、2024年に再び経済産業省に入省し、スタートアップ・イノベーションの推進に携わりました。 - ソラコムは、日本、米国、英国の3拠点を軸に、AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」をグローバルに展開しています。SORACOMのサービスは、大企業からスタートアップまでさまざまな規模の世界中の企業やプロジェクトのビジネス革新やビジネス創出で活用されています。 - 桑原氏の戦略アドバイザー就任により、ソラコムは同氏の知見を活かし、テクノロジーの民主化が進む事業環境において、既存産業の成長と新たな市場の創出を支援していきます。IoTがあらゆる産業のインフラを支える基盤であるという考えのもと、事業戦略の高度化やパートナーシップの拡大、スタートアップエコシステムとの連携強化を通じて、国内外でのイノベーション創出とグローバル展開を一層推進していきます。 - 02/17(火) - [ソラコム、「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定](https://soracom.com/ja/news/20260217-startup100) - 株式会社ソラコムは、日本取引所グループの株式会社JPX総研が2026年3月9日から算出・配信する、日本を代表する高成長スタートアップ100社で構成する株価指数「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定されたことをお知らせします。 - [JPXスタートアップ急成長100指数](https://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-startup100/index.html)(JPX Startup 100)は、高い成長性を示しているスタートアップ企業を対象にした指数です。東証グロース市場および同市場からの市場変更後、一定期間内の企業の中から、成長性を示す売上高成長率と時価総額成長率を指標とし、JPX総研により銘柄が選定されます。 - ソラコムは、IoT通信を軸にAIを融合させたプラットフォーム「SORACOM」を提供しています。「テクノロジーの民主化」を掲げ、世界中のイノベーションに貢献すべく、グローバルな視点で事業を展開してきました。2024年3月の東証グロース市場上場以降も、株式会社キャリオット、株式会社ミソラコネクトをグループに迎えるなど、継続的な価値向上に努めています。2025年には、現実世界のあらゆるモノをAIにつなぐ「リアルワールドAIプラットフォーム」の戦略を発表し、IoTデータとデジタルデータをAIにつなぎ込み、ビジネスの変革を加速する取り組みにも注力しています。 - 今回の銘柄選定では、売上高成長率と時価総額成長率に基づき行われております。当社では、この選定を達成できた背景として、着実に成長しているリカーリング収益をベースにした安定成長、および投資とのバランスを考慮した経営方針が寄与したものと認識しております。また、グローバル展開の拡大、アフターAI企業への変革といった成長戦略も、選定を裏付ける重要な要素となったと考えております。 - 02/25(水) - [ソラコム、「建築・建材展 2026 」に出展、 建築現場・施設管理の見回りや進捗確認を遠隔から支援](https://soracom.com/ja/news/20260225-iot-exhibition-for-construction) - 株式会社ソラコムは、2026年3月3日(火)から3月6日(金)まで東京ビッグサイトで開催される、建材や設備に関する総合展示会「NIKKEI MESSE ー建築・建材展 2026 ー」(主催:日本経済新聞社)に出展することをお知らせします。 - ソラコムブースでは、SORACOMのIoTプラットフォームでの施設管理の効率化、省人化などの具体的なIoT活用事例とともに、建築現場をはじめとするさまざまな現場で導入が進むソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を展示、ご紹介します。 - 02/26(木) - [MWC2026のGSMA Pavilion/AECCブースにて、コネクテッドカー向け次世代通信技術のデモを展示](https://soracom.com/ja/news/20260226-network-demonstration-for-connected-car) - 株式会社ソラコムは、2026年3月2日から開催される「Mobile World Congress 2026(以下、MWC 2026)」のGSMA Pavilion内「Fusion Demo Partner Pod」のAECC(Automotive Edge Computing Consortium)のブースに、ソラコムが開発・実証に協力しているコネクテッドカー向け次世代通信プラットフォーム「IRIGATE」についてのデモンストレーションを展示することをお知らせします。 - AECCは、業界横断型のコンソーシアムとして、コネクテッドカーのデータ通信に関する新たなネットワーク要件を策定し、次世代モビリティに求められる技術革新を推進しています。MWC 2026では、3つの自動車向けユースケースを展示します。 - 「IRIGATE」は、AECCにおいて、車のライフサイクル全体での柔軟で安定した通信の提供を目指し、自動車メーカーが中心となって開発しているコネクテッドカー向けの新しい通信プラットフォームです。クラウド上のIRIGATEコアとIRIGATE端末が接続を確立することで、認証、課金、ルーティングなど、通信事業者と同等の管理と運用を可能にします。ソラコムは、クラウド上に迅速に展開できるモバイルコアの技術を提供しています。 - 03/03(火) - [Starlink衛星通信でクラウド型カメラサービス「ソラカメ」の活用範囲を拡大](https://soracom.com/ja/news/20260303-use-camera-via-satellite-connection) - 株式会社ソラコムは、資源循環インフラの構築に取り組む株式会社JOYCLE(本社:東京都港区、代表取締役社長 小柳 裕太郎)が沖縄県竹富町・竹富島で実施した実証実験において、ソラコムのクラウド型カメラサービス「ソラカメ」と、KDDI株式会社が提供する衛星通信サービス「Starlink Business」を組み合わせた遠隔映像監視の有効性を実証したことをお知らせします。 - 本実証は、通信・電源インフラが限られる離島環境において、社会インフラとしての設備をいかに遠隔から安定的かつ省人化で運用できるかを検証するものであり、ソラカメにとっては、通信環境に制約がある場所での運用に際し、従来のWi-Fiやセルラー通信に加え、衛星通信を用いた映像活用の可能性を確認する取り組みとなりました。 - JOYCLEは、離島や災害時における廃棄物処理や資源循環の課題に対し、発電・通信・処理を島内で完結できる分散型インフラ「JOYCLE BOX」の社会実装を進めています。 - 竹富島での実証実験では、平時の海洋ごみ・生活ごみの処理および、ごみの減量・資源化を実現するとともに、災害時など非常時においても継続的な運用が可能であることが明らかになりました。 - 03/04(水) - [IoTデータ収集や遠隔監視の用途に最適な LTE Cat.1対応USBドングルの特価キャンペーンを実施](https://soracom.com/ja/news/20260304-multi-os-compatible-iot-devices) - 株式会社ソラコムは、IoTデバイスの導入を考えている方を対象に、Windows/Linux/macOS/iOS/AndroidなどのマルチOSで利用できる、LTE Cat.1対応USBドングル「Speedway Plus SWD01」をお買い求めやすい価格でお試しいただけるキャンペーンを、2026年3月4日(水曜日)から3月31日(火曜日)まで実施します。 - IoTの現場では、通信まわりの初期設定が導入時の負担となる場合があります。製品によってはドライバのインストールやAPNなどの設定が必要となり、現場での設置や機器の入れ替え時に作業の手間がかかることも少なくありません。Speedway Plus SWD01は、そうした運用上の負担をできるだけ減らすことを重視して設計されています。 [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 03/11(水)〜13(金) - [やりたいことから選ぶ IoTデバイス入門セミナー](https://attendee.bizibl.tv/sessions/secplBTibNH3) - 03/18(水), 19(木), 23(月) - [4つのポイントでわかる!通信を組み込んだ製品づくりの始め方セミナー](https://attendee.bizibl.tv/sessions/sehFHedR8VsL) - 03/24(火) - [日経クロステック主催「建設DX 2026 Spring」にテクノロジー・エバンジェリストの松下が登壇します。](https://events.nikkeibp.co.jp/event/2026/nxt260324/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # MWC26レポート:AECC遠隔運転デモと会場トレンド *Published:* 2026-03-11 *Author:* dai こんにちは。ソリューションアーキテクトの渡邊です。 スペイン・バルセロナで開催された MWC Barcelona 2026 に参加してきました。MWC はモバイル業界のイベントとして知られていますが、近年は AI、ロボティクス、モビリティなど、さまざまな産業の技術が交差する場へと変化しています。 本記事では、ソラコムが参加した GSMA Fusion / AECC の展示内容と、会場を見て回って感じたトレンドについてレポートします。 MWC Barcelona 2026 概要 --------------------- MWC(Mobile World Congress)は、スペイン・バルセロナの Fira Gran Via で開催される、世界最大規模のモバイル・通信関連イベントです。世界中の通信キャリア、ネットワークベンダー、クラウド企業、スタートアップなどが集まり、最新の通信技術や IoT ソリューションが展示されます。 なお、ソラコムは前年のMWC2025でもAECCの展示に参加しており、その際の展示内容については以下の記事でも紹介しています。 [![](https://blog.soracom.com/ja-jp/wp-content/uploads/2025/03/ban1200x630_2503_mwc2025-aecc.jpg) MWC25 レポート: ソラコムの初出展とAECCの取り組み – SORACOM公式ブログ こんにちは。ソリューションアーキテクトの渡邊です。前回ベルリンで開催されたAECC (Automotive Edge Computing blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/2025/03/19/mwc2025-aecc/) ここ数年でMWCの展示内容は大きく変化しており、かつてはスマートフォンの新機種発表が中心でしたが、現在は - AI - IoT - 自動車 - ロボティクス - Edge Computing など、より広い産業領域へと広がっています。 今回のMWCでもその傾向はさらに強まり、特に AI と Physical AI(AIとロボティクスを組み合わせた実世界システム) の展示が多かったことが印象的でした。 GSMA Fusion / AECC 展示 --------------------- 今回ソラコムは AECC (Automotive Edge Computing Consortium) の一員として、GSMA Fusion のデモエリアで展示を行いました。 展示されたのは、AECC のご紹介と QoD (Quality on Demand) をテーマとする 3つの PoC です。 1. AECC Automotive Edge Computing (AECC のご紹介) 2. Adaptive Communication (SGP.32を使った通信プロファイルの切り替え) 3. Remote Driving Using Multiple Connectivity (本展示) 4. Premium Communication (ユースケース / 状況に合わせた QoS の適用) デモに関する資料は、こちらからご覧いただけます。 [![](https://aecc.org/wp-content/uploads/2023/02/Group_-2.png) Mobile World Congress 2026 – Automotive Edge Computing Consortium Adaptive Communication Multi-Carrier Switching in Adaptive Communications Remote Driving Using Multiple Connectivity MWC 2026: Multiple C… aecc.org](https://aecc.org/mobile-world-congress-2026/) このうちソラコムは 3. Remote Driving Using Multiple Connectivity のデモに参加しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-3.png)### Remote Driving Using Multiple Connectivity 今回のデモでは、コネクテッドカーにおける複数通信回線を活用した Remote Driving(遠隔運転)の通信基盤を紹介しました。遠隔運転を支える通信基盤では、特に次の3つの要素が重要になります。 - 低遅延 - 安定した帯域 - 高い信頼性 しかし、モバイル通信は場所や電波状況によって品質が変動するため、単一回線では安定した通信品質を維持することが難しいケースがあります。そこで今回のデモでは、車両側に IRIGATE Device を配置し、 - Wi-Fi (運転者のスマートフォンによるテザリングを想定) - Ethernet (メーカーやディーラーの通信機器を想定) - USB 接続 (メーカーやディーラーの通信機器を想定) など複数の通信経路を同時に利用しながら、最適な通信経路を選択する仕組みを紹介しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-2.png)### IRIGATE アーキテクチャ IRIGATE は、車両とクラウドを接続するための通信基盤です。以下のコンポーネントによって構成されています。 - 車両側 IRIGATE Device - クラウド側 IRIGATE Core SORACOM の提供する IRIGATE Core では、IRIGATE Device 上の Link Selector と連携しながら、 - 認証 - ルーティング - 通信制御 などを実行します。 これにより、通信状況に応じて - 複数キャリアの回線を切り替える - 複数回線を束ねて帯域を確保する といった柔軟な通信制御が可能になります。 ### 展示の様子 今回の展示はスペースの関係もあり、実車ではなく動画デモ形式で紹介しました。展示には、自動車メーカー、通信事業者、車載ソフトウェア企業など、コネクテッドカーに関わるさまざまな分野の来場者が立ち寄りました。技術的な観点からディープな議論ができたことが印象的でした。 今回のデモで来場者の関心を集めたポイントの一つが、 「同じデモ環境を別の国・都市でもそのまま再現できる」 という点でした。例えば、東京で遠隔運転の通信構成を検証して成功した場合、その構成をそのまま別の都市でも再現できる、という点です。 IRIGATE のアーキテクチャでは、車両側に IRIGATE Device を搭載し、現地のネットワークに接続するだけで、クラウド側の IRIGATE Core と連携した通信制御を利用できます。そのため、東京で成功した通信構成を、デバイスを持ってくるだけでバルセロナでもその他の都市であっても同じ形で再現することができます。 この点をご説明すると、「なるほど、現地の通信キャリアにも依存しないのか」という反応を示す来場者が多く、通信環境の違いを吸収しながら同じシステムを展開できるアーキテクチャのメリットを、直感的に理解していただけたように感じました。 また特に多かったのが、 「この仕組みはすでに商用で使えるものですか?」 という質問です。今回のデモは遠隔運転をテーマにしていたこともあり、実際のサービスとしていつ頃利用できるのかという点に関心を持つ来場者が多かったように感じました。 遠隔運転そのものは、安全性や法整備などの観点から、すぐに広く商用サービスとして展開されるものではありません。一方で、IRIGATEのように複数の通信回線を柔軟に活用する仕組み自体は、コネクテッドカーにおけるさまざまなユースケースで活用できる可能性があります。そのため、展示では遠隔運転のデモをきっかけに、車両通信のアーキテクチャや通信の信頼性をどのように確保するかといったテーマについて議論が広がる場面が多くありました。 展示を通じて、コネクテッドカー分野において「通信の信頼性」をどのように確保するかが、実装レベルで求められているテーマであることを強く感じました。 会場で感じたトレンド ---------- MWC会場を見て回って感じたトレンドとして、特に印象的だったのは次の2つです。 ### 1. Physical AI / ロボティクス 今年のMWCでは、人型ロボットや四足歩行ロボットの展示が会場の複数ホールで多く見られました。会場のあちこちでロボットが実際に歩いたり作業を行ったりするデモが行われており、AIとロボティクスを組み合わせた「Physical AI」というテーマが強く打ち出されている印象を受けました。 多くの展示では - AI - センサー - 通信 - Edge Computing といった技術を組み合わせ、工場、物流、スマートシティなど実世界での活用を意識したアプリケーションが紹介されていました。 通信イベントというよりも、ロボティクスやAIの展示会のように感じる瞬間もあり、MWCのテーマがここ数年で大きく広がっていることを実感しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-7.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-4.png)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-1.jpg)### 2. Automotive / Mobility コネクテッドカー、V2X (Vehicle-to-Everything:車両と周囲の車両・インフラ・ネットワークなどが通信する仕組み)、Edge Computing など、通信技術と自動車産業を組み合わせた展示が多く見られました。自動車メーカーだけでなく、通信事業者やクラウド企業もこの分野のソリューションを積極的に紹介しており、モビリティ分野がMWCにおける重要なテーマの一つになっていることを感じました。 MWCはもともとモバイル業界のイベントですが、現在では自動車産業やロボティクスなど、さまざまな産業との接点が広がっていることを実感しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-3.jpg)![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-2.jpg)まとめ --- 今回のMWCでは、AI、ロボティクス、モビリティといった分野が急速に融合していることが明確に示されていました。その中で、通信は単なるネットワークではなく、これらのシステムを支える「産業インフラ」として重要な役割を担っています。 AECC や GSMA Fusion の取り組みは、こうした産業横断のエコシステムを実現するための一つの方向性を示していると言えるでしょう。MWCは毎年さまざまな発見があるイベントですが、今回も通信技術が多くの産業と結びつきながら進化していることを実感する機会となりました。 – ソラコム渡邊 (dai) --- # IoT リファレンスアーキテクチャ:多拠点とAWSのプライベート接続 *Published:* 2026-03-10 *Author:* masa_soracom こんにちは。ソラコムでソリューションアーキテクト(お客様への技術支援)を担当している服部です。IoT のプライベートネットワーク設計では、拠点数の増加と運用ガバナンスが設計を複雑にするため、以下のようなご相談をよく頂きます。 - IoT の現場とクラウドをつなぐプライベートネットワーク接続の基本形を知りたい。 - IoT のプライベートネットワークの構成上のポイントは何か? - SORACOM では何が出来るのか? 本記事では、**よくお問い合わせ頂く AWS クラウドを例にして AWS 公式リファレンスアーキテクチャを出発点に、多拠点 IoT を“拠点追加と運用負荷”の観点で破綻させないための設計パターンとして、SORACOM で実現するプライベートネットワーク接続のアーキテクチャと構成上のポイント** を整理します。 なお、このようなプライベートネットワーク型構成は、通信業界では「閉域網」や「閉域接続」などと呼ばれます。通信業界で言うところの「閉域網」とは?SORACOM ではどう実現しているか?については、以下のブログで解説しておりますので、併せてご参照ください。 [![](https://blog.soracom.com/ja-jp/wp-content/uploads/2024/05/ban1200x630_2405_private-network.jpg) 閉域網とは?IoTデバイスとデータを保護する方法とSORACOM – SORACOM公式ブログ こんにちは!IoTの世界ではセキュリティが非常に重要なテーマです。お客様から「ソラコムって "閉域" blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/2024/05/28/what-is-private-network/) 一般的なオンプレミスとクラウド上の分析環境をプライベートネットワーク接続するアーキテクチャ --------------------------------------------- まずは **理解のベースを揃えるために、一般的なオンプレミスとクラウドのプライベートネットワーク接続のアーキテクチャを見ながら、構成上のポイントを確認** していきましょう。以下は、オンプレミスのデバイスやサーバーから、AWS 上の S3 にプライベートネットワーク経由で分析データを保存するアーキテクチャのシステム構成図です。 ### システム構成図とアーキテクチャの目的 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-1024x387.png)本アーキテクチャの目的は以下の通りです。 - 製造拠点や研究拠点、事業所などオンプレミスのデバイスやサーバーからプライベートネットワークを通じてクラウドに分析データを定期アップロードする - オンプレミスとクラウド間の通信はプライベートネットワーク内で閉じた通信とする - システム構成内の単一障害点を極力排除する - サーバーレスな設計によりランニングコストと運用コストを抑えたアドホックな分析環境を構築する - BI ツールもウェブサービスとして利用することで高機能な分析環境を迅速に立ち上げる このアーキテクチャは、AWS のウェブサイト \[目的別 クラウド構成と概算料金例\] で紹介されている、”[データ分析基盤を AWS クラウドで構築(基本編)](https://aws.amazon.com/jp/cdp/analytics-report-advanced/)” と “[オンプレミスと AWS を VPN を⽤いて プライベート接続したい](https://aws.amazon.com/jp/cdp/private-connection/)” とを組み合わせたものです。また、AWS を例にしましたが、Microsoft Azure や Google Cloud などでも同様の構成をとることができます。これで、上記のアーキテクチャの目的は達成できます。また、大容量で安定した通信が必要な場合はインターネット VPN の代わりに専用回線の導入を検討してコストとパフォーマンスのバランスをとることもできます。 ### 構成上のポイント このときのプライベートネットワーク構成のポイントを簡単にまとめます。 1. オンプレミスとクラウド間のプライベート接続 - VPN ルーターの冗長化 ( Active/Standby, HA機能が利用可能な機種の選定 ) や VPN 接続 (そのためのインターネット回線) 経路の冗長化、それらを適切に利用するためのネットワーク設計を実施する 2. オンプレミスのデバイスの、プライベートネットワーク内での AWS サービスの名前解決 - Amazon S3 などの AWS サービスのためのインターフェイス VPC エンドポイントを作成する - Route 53 の \[プライベートホストゾーン\] を構成する (Amazon S3 ではオンプレミス側からの リージョン DNS 名による名前解決のために必要) - Route 53 の VPC リゾルバーで \[インバウンドエンドポイント\] を作成する - 単一障害点を回避するために VPC エンドポイントや Route 53 インバウンドエンドポイントは 2 つ以上の アベイラビリティゾーンを使用する - オンプレミス側で、AWS サービスの名前解決を Route 53 インバウンドエンドポイントに転送する DNS フォワーダーを構成する 3. オンプレミスのデバイスへの、AWS IAM アクセスキーの永続的な配備を避けるために、IAM ロールを割り当てる - 例として、AWS SSM ハイブリッドアクティベーションを適用 オンプレミスとクラウド間の通信を、インターネットを経由しないプライベートネットワーク内で完結させる場合、このように AWS サービス の DNS 名の名前解決を考慮したシステム構成が必要になります。 拠点数が少なく拡張予定が無い場合や既存ネットワークが整備されている場合は、従来の VPN 構成でも十分に要件を満たすケースがあります。一方で IoT プロジェクトでは、多数の拠点を短期間で接続する必要があるため、セルラー通信を利用した接続方式が適するケースも多く見られます。 SORACOM で実現するプライベートネットワーク接続を通じたオンプレミス IoT デバイスからの AWS 接続 -------------------------------------------------------- それでは、SORACOM を利用する場合はどうでしょうか。前述のリファレンスアーキテクチャの目的と対応はそのままに、多拠点への展開で求められる「拠点追加の容易さ」と「運用ガバナンス」を、クラウドへのプライベート接続と SIM 運用のレイヤーでシンプルにする構成を示します。AWS 内のシステム構成は先程の例示した構成とほぼ同じですね。SORACOM との接続ポイントに違いがあります。 ### システム構成図とアーキテクチャの目的 各拠点のオンプレミスにあるデバイスやサーバーは LTE ルーターや IoT ゲートウェイに接続します。分析データの定期アップロードには、AWS CLI や AWS SDK などが利用できます。現場ユーザーは、特に意識することなく指定された宛先にデータを送信します。 LTE ルーターからの通信は、暗号化された無線区間や専用回線接続で構成されるセルラーネットワークを経由して SORACOM に到達します。SORACOM では VPG というお客様専用のネットワークゲートウェイを利用することによって、お客様の Amazon VPC と SORACOM の VPC がプライベートネットワーク接続を構成しています。VPG には外部通信のフィルタリング機能が具備されており、インターネットに抜ける経路を無効化することもできれば、特定の通信をフィルタリングすることもできます。 Amazon VPC に到着後は、冒頭の一般的なアーキテクチャと同様に、インターフェイス VPC エンドポイントを経由して S3 にアクセスします。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/image-1-1024x427.png)IoT プロジェクトではプライベート接続のアーキテクチャの目的にしばしば ”追加の要求” が現れます。 - 製造拠点や研究拠点、事業所などオンプレミスのデバイスやサーバーからプライベートネットワークを通じてクラウドに分析データを定期アップロードする - **複数の地理的に分散した拠点をクラウドに接続する** (\*追加の要求:**「拠点追加のスケール」**(地理的分散) ) - オンプレミスとクラウド間の通信はプライベートネットワーク内で閉じた通信とする - **ネットワーク敷設のリードタイムを最小化しフィールドテストのトライアルから本番稼働可否への検証サイクルを迅速化する** (\*追加の要求: **「立ち上げ速度」**(現地作業・回線調整の削減) ) - システム構成内の単一障害点を極力排除する - サーバーレスな設計によりランニングコストと運用コストを抑えたアドホックな分析環境を構築する - BI ツールもウェブサービスとして利用することで高機能な分析環境を迅速に立ち上げる - **現場ユーザーの運用負担を最小化しつつセキュリティレベルを確保する** (\*追加の要求: **「運用ガバナンス」**(端末・SIM・通信の統制) ) これは、**一般的なオンプレミスとクラウドのプライベート接続のアーキテクチャと比べて IoT プロジェクトでは 分散した大小様々な拠点に対してプライベート接続を導入する必要がある** という背景のためです。こうした “追加の要求” を実現するためにアーキテクチャの目的が複雑化しており、そうした “追加の要求” を実現するためには、各拠点にプライベート接続を導入するための工数や現場が担う運用負担をいかに最小化しつつ構成するかが重要となります。 この観点において、追加された要求: 「拠点追加のスケール」は、まさにセルラー通信網が日本全国やグローバルで利用できるメリットによって活かされます。そして特に**「立ち上げ速度」と「運用ガバナンス」は、拠点ごとに VPN 装置と回線敷設工事を手配・設定を積み重ねる方式だと運用負担が厳しくなる領域ですが、SORACOM の IoT プラットフォームが活かせるポイントであり、プライベートネットワーク接続と SIM 管理機能を組み合わせることでシンプルに対応が可能** です。 ### 構成上のポイント 続いて、SORACOMを利用したプライベートネットワーク構成のポイントを簡単にまとめます。 1. オンプレミスとクラウド間のプライベート接続 - お客様の Amazon VPC と SORACOM の VPC の間のプライベートネットワーク接続は、AWS とのプライベート接続サービス SORACOM Canal を利用 - SORACOM Canal では、VPG とお客様の Amazon VPC の間で VPC ピアリング接続や AWS Transit Gateway 接続などのプライベート接続を構成。いずれも **システム担当者が意識することなく AWS が提供する冗長化設計を前提とした高い可用性を利用できる** - SORACOM Canal や VPG は **ユーザーコンソールで数時間とかからずセルフサービスで構築が完了するため、工事の日程調整や現地作業が不要** - SIMの差し替え利用を防ぐための IMEI ロック(特定の端末だけが IoT SIM を使用して通信できるように制限する機能) や想定していない通信量の発生を監視するためのイベントハンドラー (通信量をモニタリングし監視通知する機能) を設定し、**不正や異常な利用を中央監視する** 2. オンプレミスのデバイスの、プライベートネットワーク内での AWS サービスの名前解決 (基本的な設定内容は前述の一般的な構成と同様です\*) - Amazon S3 などの AWS サービスのためのインターフェイス VPC エンドポイントを作成する - Route 53 の \[プライベートホストゾーン\] を構成する (Amazon S3 ではオンプレミス側からの リージョン DNS 名による名前解決のために必要) - Route 53 の VPC リゾルバーで \[インバウンドエンドポイント\] を作成する - 単一障害点を回避するために VPC エンドポイントや Route 53 インバウンドエンドポイントは 2 つ以上の アベイラビリティゾーンを使用する - SORACOM の機能 “カスタム DNS” を対象の SIM グループで設定し、オンプレミスのデバイスによる AWS サービスの名前解決を Route 53 インバウンドエンドポイントに転送する **←ここだけ先程と異なります\*** 3. オンプレミスのデバイスへの、AWS IAM アクセスキーの永続的な配備を避けるために、IAM ロールを割り当てる - 冒頭の “一般的なオンプレミス環境” の場合と同様に、AWS SSM ハイブリッドアクティベーションを適用 - SORACOM での具体的な構成方法は以下のブログ記事を参照してください。 [![](https://blog.soracom.com/ja-jp/wp-content/uploads/2022/11/canal.png) 閉域網内でのAWS Systems ManagerによるIoT機器のリモートアクセスの構成と注意点 – SORACOM公式ブログ IoTデバイスへのリモートアクセスというのは、IoTプロジェクトでもよくある要件です。その上で、セキュアなリモートアクセスを実現する手段の一つとして、閉域ネット blog.soracom.com](https://blog.soracom.com/ja-jp/2022/11/29/soracom-canal-aws-ssm/) - SIM 認証に基づくセキュア・プロビジョニングサービス SORACOM Krypton を使用することで、オンプレミスのデバイスに対して、あらかじめ指定した IAM ロールの一時認証情報を Amazon Cognito Identity Pools から動的に払い出すことも可能 [![](https://users.soracom.io/images/ask-soracom-og.png) Getting Started: Cognito のクレデンシャルを取得し S3 からファイルをダウンロードする | SORACOM Krypton | ソラコムユーザーサイト – SORACOM Users SIM の認証技術を応用して IoT デバイスの初期設定を支援 users.soracom.io](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/krypton/cognito/) 以上のように、SORACOM の通信とサービスを活用頂くことで、IoT プロジェクトでよくある要求事項に対応しながらオンプレミス (現場) の IoT デバイスからお客様の AWS までをインターネットを介さずに接続する構成が実現できます。 #### 関連ドキュメント *関連ドキュメント* ・[SORACOM Canal を使用して閉域網で接続する (Amazon VPC ピアリング接続)](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/canal/peering/) ・[IoT SIM に IMEI ロックを設定する](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/air/set-imei-lock/) ・[イベントハンドラー](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/event-handler/) ・[IoT SIM のカスタム DNS を設定する](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/air/configure-custom-dns/) ポイント解説:プライベートネットワーク内での名前解決の流れ ----------------------------- プライベートネットワーク接続の設計でつまずきやすいのが AWS サービスの名前解決 (DNS) です。通信経路が正しくても、DNS 設計に不備があると「S3 に届かない」「疎通が不安定」といった事象が起きます。ここでは、構成や設定上のポイントと実際の名前解決の流れを整理します。 ### 構築・設定のポイント 構成要素設定項目効果ユーザーガイドへのリンクVPC\[DNS ホスト名\] および \[DNS 解決\] を有効化するRoute 53 VPC Resolver (以前の Amazon Provided DNS) を有効化し、VPC 上に DNS サービスを稼働する。これにより、プライベートホストゾーン への DNS クエリに応答できる。[https://docs.aws.amazon.com/ja\_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/resolver.html](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/resolver.html)VPC – エンドポイント接続対象の AWS サービスの \[インターフェイスエンドポイント\] を \[プライベート DNS 名\] を有効化して作成する**\*1**インターネットを経由せずプライベートサブネットから AWS サービスにアクセスを提供する。 \[プライベート DNS 名\] を有効化することで、VPC 内からの AWS サービスのパブリック DNS 名へのリクエストがプライベート IP アドレスに解決できるプライベートホストゾーンと関連付ける。[https://docs.aws.amazon.com/ja\_jp/vpc/latest/privatelink/privatelink-access-aws-services.html#interface-endpoint-private-dns](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/privatelink/privatelink-access-aws-services.html#interface-endpoint-private-dns)Route 53\[プライベートホストゾーン\] を作成し、S3 のパブリック DNS 名を VPC エンドポイント固有の DNS 名として解決するエイリアスレコードを設定する**\*2**プライベートネットワークを通じて、オンプレミスなど VPC 外からの AWS サービスのパブリック DNS 名へのリクエストがプライベート IP アドレスに解決できる。[https://docs.aws.amazon.com/ja\_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/hosted-zone-private-considerations.html](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/hosted-zone-private-considerations.html)Route 53 – VPC リゾルバー\[インバウンドエンドポイント\] を作成するプライベートネットワークを通じて、オンプレミスなどVPC 外から Route 53 VPC Resolver へ DNS クエリを転送するためのエンドポイントを提供する。[https://docs.aws.amazon.com/ja\_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/resolver-forwarding-inbound-queries.html](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/resolver-forwarding-inbound-queries.html)SORACOM – SIM グループSIM グループに \[カスタム DNS\] として VPC Resolver のインバウンドエンドポイントを設定するセルラー通信の確立時に、IoT デバイスに DNS サーバーとして、 VPC Resolver のインバウンドエンドポイントを通知する**\*1** エンドポイントのセキュリティグループでは、インバウンドアクセスの 53/TCP と 53/UDP を許可してください **\*2** AWS サービスそのものではなく、アプリケーションサーバーで独自の DNS 名による名前解決を行う場合はプライベート IP アドレスに名前解決する A レコードを作成してください ### 実際の名前解決時のシーケンス 上記の表では、主に構築と設定時の項目とその効果について説明しました。これを設定フェーズとすると、実際の名前解決のフェーズ(制御フェーズ) とその後のデータ通信フェーズが存在します。そのシーケンスを図示したものが以下になります。このシーケンスのすべてが、VPG および SORACOM Canal による AWS とのプライベートネットワーク内で完結しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/mermaid-diagram-2026-03-03-152019-1024x631.png)### まとめ オンプレミスとAWSのプライベートネットワーク接続のアーキテクチャを題材として、IoT 特有の追加の要求事項 { 「拠点追加のスケール」,「立ち上げ速度」, 「運用ガバナンス」 } が、SORACOM の活用でどのようにスムーズに構成できるかをご説明しました。 SORACOM の活用といってもシステム構成が特殊な形に変化するわけではなく、お客様の AWS から見ると、SORACOM の IoT プラットフォームも AWS (のVPC) であり、AWS VPC 同士のプライベートネットワーク接続におけるリファレンスアーキテクチャやベストプラクティスの大半を適用できることがお分かり頂けたかと思います。 分散した拠点、多数の IoT 機器であっても、SORACOM をハブとしてシンプルなプライベートネットワーク接続が構築できることは、構築時も運用保守時も大きなメリットになります。オンプレミス (現場) とクラウドのプライベートネットワーク接続の基本的なアーキテクチャとして参考になれば幸いです。 ― ソラコム服部 (masa) --- # 自分の仕事が、社会を支えている実感ー外資クラウド営業がIoTの会社を選んだ理由 *Published:* 2026-03-04 *Author:* kyon 「IoTプラットフォーム」と聞いて、具体的な仕事のイメージが浮かぶ人はまだ多くないかもしれない。クラウドやSaaSとどう違うのか。IoTは、ハードウェアとクラウドをつなぎ、現実世界のデータをビジネスに変える領域だ。製造、物流、インフラ、モビリティ──あらゆる産業でデバイスのネットワーク化が進む中、確実に拡大し続けている市場でもある。 実際にソラコムのセールスチームでは、AWS、Oracle、IBMといった外資クラウド企業の出身者たちも活躍している。なぜ彼らは「IoTの会社」を次のキャリアに選んだのか。入社して何が変わったのか。セールスチームのSakaとTeppeiの2人に聞いた。ソラコムでは社員同士をニックネームで呼び合う文化があり、本記事でもニックネームで紹介する。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom-sales-1-1024x684.png)**プロフィール** ---------- **Saka** ──前職はAWSでパブリッククラウドのセールス。現在はコンシューマープロダクトの大規模な回線数を扱う案件や、ガス・鉄道などインフラのデジタル化プロジェクトを担当。東京出身、2児の父。終業後や休日はサウナやテニスにハマっている。子供がハマっているのはウルトラマンのソフビ集め。 **Teppei** ──前職はOracleでパブリッククラウドの営業。現在はIoT需要が急拡大する新興産業領域で、大規模なデバイス展開プロジェクトを担当。北海道出身、3児の父。趣味は、マンチェスター・ユナイテッドのサッカー観戦と、息子との親子バンドでベースを弾くこと。 **「IoTの営業」って、実際は何をしているのか** -------------------------- ── まず、今の仕事について教えてください。 **Saka:** IoTプラットフォーム「SORACOM」の営業をしています。2人とも、Strategic Salesというチームにいて、大型案件に深く関わりながら、IoTの活用が見込まれる特定の業種・業界に対して戦略を立てて提案しています。私の場合は、子どもの見守りデバイスのようなコンシューマーデバイス、ガス・鉄道などインフラのデジタル化といったユースケースにフォーカスしています。 **Teppei:** 私はEV充電や決済など、IoTデバイスの需要が急速に伸びている新興産業の領域を担当しています。デバイスに当社のSIMを組み込んでもらい、それを大量に展開できる企業を探して、どうすれば市場に広がるかを一緒に考えながら提案しています。 ── 外から見ると「SIMを売る営業」に見えるかもしれませんが、実態は違いそうですね。 **Saka:** そうなんです。たとえば見守りデバイスの案件では、デバイスの開発段階から入って、回線管理の設計まで一緒にやっています。ガスや鉄道のインフラ案件では、現場の遠隔監視をどう実現するかという話なので、お客さまの課題を伺い、アーキテクチャの提案まで踏み込みます。お客様にとっての「IoTの実現」を丸ごと支援するイメージです。 **Teppei:** EV充電の分野は、この数年で急速にプレイヤーが増えた分野です。私が入社した頃はまだ当社の事例は多くありませんでしたが、市場拡大を見据え、自分で業界を調べて、仮説を立てて、取引先を開拓していきました。国が支援する分野は、短期間でビジネスをローンチして拡大することが求められますが、SORACOMならそのスピード感で支援可能です。加えて、数千〜数万台のデバイスが動く世界なので、セールスとしてのやりがいも大きな分野です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom-sales-2-1024x684.png)**AWSやOracleから、なぜソラコムへ** ------------------------ ── 前職との共通点と違いは? **Saka:** 前職もソラコムも「プラットフォーム」を売るという点は共通しています。極端に言えば、営業がいなくてもお客様自身で使い始められる。ただ、ソラコムはまだ組織が小さいので、営業が関わるべき顧客や領域が圧倒的に多いんです。前職では情報システム部門とのやりとりがメインでしたが、今は事業部門や新規事業の担当者など、ビジネスそのものを動かしている人たちと直接話す機会が多いですね。 **Teppei:** 前職ではパブリッククラウドの営業をしていました。新規が9割で、広く浅くフォローするスタイル。ソラコムでは担当する顧客数は少ないですが、その分ひとつひとつに深く入れます。業界の構造を理解して、仮説を立てて、戦略的にアプローチできる面白さがあります。 ── ソラコムを選んだ決め手は何でしたか? **Saka:** 「もっと現場に近い仕事がしたい」というのが一番大きかったです。前職では売上や組織規模が大きく、お客様との接点も分業・限定的でした。ソラコムでは、自分が提案したものが実際にデバイスとして世の中に出て、人々の生活を支えている。その手触りがほしかったんです。 あとは、セールスだけじゃない仕事ができること。当社では、毎年7月に年次カンファレンスを開催して、お客さまをお招きして技術動向や先進的な事例をご紹介します。私自身セッションに登壇してモデレーターを担当したり、マーケティングチームと一緒にセミナーを企画したり、ウェブページの作成に関わったり。自分のスキルの幅を広げたいと思っていたので、それが実現できる環境でした。 **Teppei:** 売上目標に邁進する営業スタイルに加えて、より戦略的な役割にも挑戦したいと感じていました。もう少し裁量を広げて、営業という枠を超えた仕事がしてみたかった。ソラコムの面接では5〜6人と話す機会があって長かったんですが、その分いろいろな人の考え方に触れられて、「ここなら面白い働き方ができそうだ」と感じました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom-sales-3-1024x684.png)**セールスとエンジニアが同じチームに。SATという新しい体制** --------------------------------- ── 2025年秋から組織体制が変わったと聞きました。 **Saka:** はい。セールスとしてはチームは変わらないのですが、プロダクト別に「SAT(ストリームアラインドチーム)」という体制が始まりました。これまでは営業とエンジニアリングが完全に別組織で、エンジニアは機能別のチームに分かれていたんですが、今はセールス、BD(ビジネスデベロップメント)、SA(ソリューションアーキテクト)、サービス開発エンジニアが小さなひとつのチームで目標を共有し、議論しています。 ── 具体的にどう変わりましたか? **Saka:** 以前は「お客様からこういう要望があります」とエンジニアに伝えて、エンジニアチームで優先度をつけて進める仕組みでした。今は同じチームにエンジニアがいるのでセールスと開発の距離が近くなりました。お客様の声をダイレクトに共有でき、「これ、すぐ対応できるよ」という話がその場で進むこともあります。 **Teppei:** 前体制から継続して、SAが隣にいるのも大きいですね。アーキテクチャの相談をしながら提案を組み立てられるので、お客様への提案のスピードと質が上がりました。BDがデバイスの調達や回線の料金設計を担当してくれるので、営業が全部ひとりで抱える必要がない。チームで顧客に向き合う感覚です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom-sales-4-1024x684.png)**「指示待ち」ではなく「自分で仕掛ける」営業** ------------------------- ── ソラコムで働く面白さをひとことで言うと? **Teppei:** 「会えない人に会える、任せてもらえる仕事がある」ですかね。スタートアップのCTOクラスの方と直接やりとりする機会がありますし、まだ若くても重要な顧客を任せてもらえる。セミナー登壇のような、前職では経験できなかったチャレンジもできます。組織が大きくなっていく過程をリアルタイムで経験できているのも面白い。 **Saka:** 「自分が出したフィードバックがプロダクトに反映される」ことですね。前職では営業とエンジニアの距離が遠くて、お客様の声を伝えても製品に反映されるまでのプロセスが見えなかった。ソラコムでは、お客様のリクエストが実際に新機能やサービス改善につながることが多くて、その開発サイクルに自分が関われている実感があります。 ── 働き方についてはいかがですか? **Saka:** 基本はフルリモートで、フレックスタイム制です。子どもが2人いるので、保育園のお迎えの時間に「この時間は対応できません」と言えば尊重してもらえますし、必要に応じて夜にまた仕事に戻ることもできます。転職活動中に妻が2人目を妊娠したんですが、「育休も取れるよ」と言ってもらえたのは大きかったです。 **Teppei:** 私も3人の子どもがいるので、在宅勤務を維持できることは転職の条件でした。妻とも相談して、働く環境が変わらないことを確認してからソラコムに決めました。育休や子どものイベントでの休暇取得にも理解のある企業文化なので、子育て中の人にとっては安心感がありますね。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/03/soracom-sales-5-1024x684.png)**多様なバックグラウンドが、チームの強みになる** -------------------------- ── チームにはどんな経歴の人がいますか? **Saka:** クラウド、ネットワーク、ビジネスアプリケーション、通信キャリア出身など、本当に様々です。全員がIoTや通信の専門家というわけではない。でも、それがむしろ強みになっています。お客様の課題に合わせて「この領域ならあの人に聞こう」と社内で知見を借りられるので、一人で全部分かっている必要はないんです。分からないことがあれば、Slackで気軽に聞ける雰囲気です。 **Teppei:** 入社した時に「自分だけが知らない」という状態にならないのは安心感がありますね。みんなそれぞれ違う領域から来ているので、お互いに教え合う文化がある。Sakaとはクラウド業界出身同士で共通言語がありますし、キャリア出身の人からは通信の深い知識を学べます。 **ソラコムが気になっている人へ** ------------------ **Teppei:** 「もう少し裁量の大きい仕事がしたい」と感じている人には、すごく合う環境だと思います。まだ誰も開拓していない業界を自分で切り拓いて、それが会社の得意分野になっていく。そういう経験ができる場所です。 **Saka:** やりたいことを言えば誰かが反応してくれるし、チャレンジさせてもらえる空気がある。変化は大きいけど、それを楽しめる人にとっては確実に成長できる場所です。セールスの枠を広げたい人にとっては、大きな成長機会があります。「自分で仕掛けたい」と思っている人なら、きっと面白いと感じてもらえるはずです。 --- *ソラコムでは、セールスチームのメンバーを募集しています。* *詳しくはこちら →*[ *セールス採用ページ*](https://soracom.com/ja/hr/team/sales) --- # 設定不要で始めるLTE Cat.1通信|SWD01が25%オフ! *Published:* 2026-03-04 *Author:* saki ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/02/1200x630_2602_campaign-1024x538.jpg)こんにちは、ソラコムの事業開発担当の名児耶(ニックネーム:saki)です。 2026年3月4日(水)より「**LTE Cat.1 USBドングル Speedway Plus SWD01お試し特価キャンペーン**」を開始しました。 セルラー通信の導入ハードルを下げたい方に向けて、**通常価格より25%オフ**でご提供します。 本記事では、キャンペーン概要とあわせて、本製品の特長や活用シーンをご紹介します。 キャンペーンの概要 --------- - キャンペーン期間:2026年3月4日(水) 0:00 ~ 3月31日(火) 23:59 のご注文分 - 対象デバイスとキャンペーン価格(税込): - **LTE Cat.1 USBドングル Speedway Plus SWD01** - **キャンペーン価格:7,260円**(通常価格:9,680円)**【25%OFF】** ※IoT SIMは付属しません。別途お買い求めください。 ※対応サブスクリプションや制限事項については[商品ページ](https://soracom.jp/store/32566/)をご確認ください。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2025/06/swd01.jpg) LTE Cat.1 USBドングル Speedway Plus SWD01 – IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストア IoTデバイス通販 – SORACOM (ソラコム) IoTストアなら、IoTシステム構築に必要な専用デバイスが1個からすぐに届く、デバイス選定からクラウド連携までを解説した実践レシ… soracom.jp](https://soracom.jp/store/32566/) SORACOM IoTストアまたはSORACOMユーザーコンソールでのご注文時に、キャンペーン価格が自動的に適用されます。 なお、期間内であっても在庫がなくなり次第終了となります。 Speedway Plus SWD01とは? ---------------------- ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/02/image-1024x683.png)Speedway Plus SWD01は、LTE Cat.1の通信方式に対応した USB型のセルラー通信デバイスです。 一言で言えば、**「SIMを入れて、ホストデバイスに挿すだけでセルラー通信が使えるUSBドングル」** です。 ### 通信の初期設定を、できるだけシンプルに IoTの現場で意外と負担になるのが、通信まわりの初期設定です。 一般的なセルラーデバイスでは、ドライバ設定やAPN設定が必要な場合があり、現場での設置や機器の入れ替え時に手間がかかることも少なくありません。 Speedway Plus SWD01は、そうした運用上の負担をできるだけ減らすことを重視して設計されています。 SIMをドングルに挿入し、ホストデバイスのUSBポートに接続するだけで、セルラー通信を利用できます。 特別な設定作業を前提としないため、現場スタッフによる設置・交換作業を簡素化できます。 ### **主要OSに対応、既存構成を変えずに導入可能** SWD01はWindows / Linux / macOS / iOS / Androidに対応しています。(対応OS詳細は[商品ページ](https://soracom.jp/store/32566/)をご確認ください) Raspberry Piではネットワークインターフェースとして認識されるため、既存のネットワーク構成を大きく変更することなく、セルラー通信を追加できます。 通信速度(理論値)は以下の通りです。 - 下り最大:10Mbps - 上り最大:5Mbps センサーデータの周期送信やログのアップロード、リモート管理(SSHなど)を想定した低容量IoT向けの通信仕様です。 ### 実運用を想定し、筐体内組み込みや省スペース設置に配慮した設計 コンパクトな本体サイズ(約34 × 51 × 11mm)と、柔軟なUSBケーブルを採用した設計により、省スペースな筐体や装置内への組み込みにも適しています。 USB Type-C端子を採用し、USB Type-Aポート向けの変換アダプターも同梱されているため、さまざまなホストデバイスで利用できます。 動作温度範囲は−10℃〜+55℃です。屋内や筐体内設置など、環境が管理された条件での利用を想定しています。 **ご利用にあたっての注意点** 本製品はSORACOMのIoT SIM専用です。APNの変更やサブスクリプション追加、CHAP認証など一部機能は対応しておりません。詳細は [商品ページ](https://soracom.jp/store/32566/) をご確認ください。 こんな用途におすすめです ------------ - Raspberry Piを使ったセンサーのデータ送受信 - 決済端末や入退館管理システムなど、常時通信が必要なデバイス - 有線回線が引けない場所での通信手段として - モバイルルーターを使わず、シンプルな構成で通信を行いたいケース 検証用途に限らず、実運用環境でホストデバイスに組み込んで利用されるケースも想定されています。 おわりに ---- Speedway Plus SWD01は、セルラー通信の設定負担を抑えながら導入できるUSBドングルです。 今回のキャンペーンでは、通常価格 9,680円のところ、**25%OFFの7,260円**でお試しいただけます。 セルラー通信の導入ハードルを下げたい方、USBドングルというシンプルな構成を試してみたい方は、ぜひこの機会にご検討ください。 ― ソラコム名児耶 (saki) --- # パラマウントベッド「眠りCONNECT」にSORACOMを採用、「充レン」にSORACOMを採用、他 ほぼ週刊ソラコム 01/17-02/06 *Published:* 2026-02-13 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 2月も中旬に差し掛かり、少しずつ春の気配を感じる季節になってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 01/28(水) - [SORACOM Flux のバウンディングボックスアクションで多角形を設定できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-nobaundeingubotukusuakusiyondeduo-jiao-xing-woshe-ding-dekiruyouninarimasita-jZCSc) - SORACOM Flux の [バウンディングボックスアクション](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-bounding-box/) が多角形の枠線設定に対応しました。これまでは四角形のみでしたが、今回のアップデートで、指定した URL の画像に対して柔軟に境界を示す枠線を付与できます。 - バウンディングボックスアクションは、指定した URL の画像に対して境界を示す枠線を設定します。この枠線を設定することで、後続のアクションで画像を使用する場合に、画像内の処理対象を明示的に知らせることができます。枠線の形状は、四角形または多角形を選択できます。 - たとえば、複雑な形状の領域を指定して、AI アクションで「赤枠内の物体を検知してください」といった指示を出すことで、画像内の特定の領域に対する分析を行えます。 - バウンディングボックスアクションは、Standard プランおよび Enterprise プランで利用できます。 - 02/02(月) - [SORACOM Beam の MQTT エントリポイントでメッセージのコピーを SORACOM Harvest Data に保存できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-beam-no-mqtt-entoripointodemetusezinokopiwo-soracom-harvest-data-nibao-cun-dekiruyouninarimasita-1h2sYE) - SORACOM Beam の MQTT エントリポイントに新機能が追加されました。この機能で、MQTT ブローカーに送信されたメッセージのコピーを SORACOM Harvest Data にも同時に保存できるようになりました。 - 新機能の概要 - 新たに追加された機能では、MQTT ブローカーへの転送に加えて、メッセージが mqttTopic (トピック名) と mqttPayload (メッセージ内容) を属性とする JSON 形式で SORACOM Harvest Data に保存されます。この機能を利用することで、データの可視化やデバッグ作業がより効率的に行えるようになります。 - 利用方法 - この機能を利用するには、以下の手順を実施してください。 - SORACOM ユーザーコンソールの MQTT エントリポイント設定で「Copy to SORACOM Harvest Data」を有効化する。 - または、SORACOM API や CLI を使用して fork.SoracomHarvest を true に設定する。 - 同じ SIM グループで SORACOM Harvest Data を有効化しておく必要があります。 - [plan-MC の通信量履歴を SORACOM ユーザーコンソールで確認できるようになりました](https://changelog.soracom.io/ja/plan-mc-notong-xin-liang-lu-li-wo-soracom-yuzakonsorudeque-ren-dekiruyouninarimasita-1soqbe) - SORACOM ユーザーコンソールで、plan-MC の IoT SIM の通信量履歴を確認できるようになりました。IoT SIM 詳細画面の「通信量履歴」タブを開くと、過去の通信量の推移を確認できます。コストの把握や予算管理、通信量の急増や異常の早期検出に活用してください。 - 02/03(火) - [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる Google Gemini 2.0 Flash、Google Gemini 2.0 Flash-Lite、Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.7 Sonnet のサポート終了のお知らせ](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-google-gemini-2.0-flash-google-gemini-2.0-flash-lite-amazon-bedrock---anthropic-claude-3.7-sonnet-nosapotozhong-liao-noozhi-rase-2XuQQo) - SORACOM Flux の AI アクションから選択できる AI モデルのうち、Google から提供される「Google Gemini 2.0 Flash」と「Google Gemini 2.0 Flash-Lite」、Amazon Bedrock から提供される「Anthropic Claude 3.7 Sonnet」は提供元の方針により廃止されます。廃止日は以下のとおりです。 - Google Gemini 2.0 Flash: 2026 年 3 月 31 日 - Google Gemini 2.0 Flash-Lite: 2026 年 3 月 31 日 - Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.7 Sonnet: 2026 年 4 月 28 日 - 詳しくは [Gemini の非推奨](https://ai.google.dev/gemini-api/docs/deprecations?hl=ja) および [モデルのライフサイクル (Amazon Bedrock)](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/bedrock/latest/userguide/model-lifecycle.html) を参照してください。 - これに伴い、廃止日以降、SORACOM Flux アプリの AI アクションで当該モデルを利用している場合、その AI アクションは無効化されます。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 01/20(火) - [複数IoTデバイスの通知を1通に集約!SORACOM Flux「メッセージ集約」機能が登場!](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/01/20/flux-message-collection/) - 01/27(火) - [契約回線数が900万を突破、アプリテンプレート「ソラカメ動画を Harvest Files 経由で解析・通知する」を公開、他 ほぼ週刊ソラコム 12/27-01/16](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/01/27/soracom-biweekly-77/) 外部メディア ------ - 01/23(金) - [IssueHunt株式会社主催、25歳以下の若年層向けのバグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty 2026 Spring」での、バグバウンティプログラム提供企業が決定!](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000241.000039740.html) - 01/27(火) - [生成AIが建設現場のIoTの運用を大変革 顧客の声に営業がプロンプトで応える](https://ascii.jp/elem/000/004/362/4362308/) - 01/29(木) - [「深刻化する鳥獣被害に挑む IoT×罠 の最前線」オンラインセミナー開催 ソラコム](https://www.jacom.or.jp/ryutsu/news/2026/01/260129-87174.php) - 02/03(火) - [フィジカル AI 時代に向けた、AWS IoT Greengrass における巨大ファイル配信手法](https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202602/iot-greengrass-massive-file-delivery/) - 02/05(木) - [IoTデータ活用に不可欠だったリアルタイム分析環境をSnowflakeで実現した「SORACOM Query」 待ち望んでいたAIとIoTを結びつけ未来を加速](https://www.snowflake.com/ja/customers/all-customers/case-study/soracom/) - 02/06(金) - [老舗計測器メーカー「渡辺電機工業」が取り組む、ワンクリックでIoTゲートウェイにアクセスできるソリューション](https://ascii.jp/elem/000/004/367/4367645/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 01/20(火) - [パラマウントベッド社の見守り支援システム「眠りCONNECT」、宅療養環境でも利用できるサービスにSORACOMを採用](https://soracom.com/ja/news/20260120-iot-for-sleep-monitoring) - 株式会社ソラコムは、パラマウントベッド株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 木村 友彦)の見守り支援システム「眠りCONNECT」に新たに追加された、Wi-Fiが整っていない環境でも利用できるラインアップにおいて、AI/IoT通信プラットフォーム「SORACOM」が採用されたことをお知らせします。 - パラマウントベッドの「眠りCONNECT」は、睡眠計測センサーを中核とした、利用者の睡眠状態などを遠隔で確認できるシステムです。これまで「眠りCONNECT」は、Wi-Fi環境が必要で主に介護施設を中心に提供されていました。 - 新ラインアップでは、「モバイルデータ通信ユニット」と睡眠計測センサーを接続するだけでセルラー通信が可能となるため、Wi-Fi環境が整っていない介護施設や在宅などでも「眠りCONNECT」を活用できるようになりました。専用アプリ「Viewer」を利用すれば、スマートフォンやPCなどから簡単に情報の確認や設定変更が行えます。 - 「眠りCONNECT」の宅療養環境でも利用できるラインアップの通信基盤には、SORACOM が利用されています。IoT向けの柔軟な料金体系、ユーザーコンソールやAPIを用いた回線管理の容易さ、クラウドとのデータ連携、またデータ転送支援サービス「SORACOM Beam」によるデータ通信量の最適化などが評価され採用されました。 - 将来的な拡張においても、SIMの調達や回線管理をユーザーコンソールやAPIで対応できる点を確認済みです。 - ソラコムは、IoT分野での知見を基に、通信面での運用を技術的に支援する予定です。 - 01/26(月) - [AIボットサービス「Wisora」、利用時の透明性を高める「ディスクレーマー機能」を提供](https://soracom.com/ja/news/20260126-add-a-disclaimer-to-ai-bot) - 株式会社ソラコムは、生成AIを活用したボット作成サービス「Wisora(ウィソラ)」において、AIボットの利用開始時に、利用規約や情報利用に関する注意事項を表示する「ディスクレーマー機能」を、2026年1月26日より提供開始します。 - 本機能により、Wisoraの管理画面から簡単な設定を行うだけで、AIボットの利用開始時に、利用条件や情報利用の前提を示す画面を表示できるようになります。これにより、AIボット利用時の前提条件を分かりやすく提示し、サービス提供時の透明性を高めることが可能になります。 - Wisoraは、社内外のドキュメントやWebサイトを取り込み、生成AIを活用して最適な回答を提供するボット作成サービスです。AIやシステムに関する専門知識がなくても利用を開始できる点が特長で、ブラウザ上の画面からPDFやOfficeファイル、Webページなどを読み込ませるだけの簡単な操作・設定により、自然言語による質問に対する回答を生成できます。 - 作成したAIボットは、Webページへの埋め込みやウィジェットとして設置でき、製品・サービスに関する問い合わせ対応やサポートサイトなど、さまざまな用途で利用されています。従来型のFAQボットと比べ、質問内容に柔軟に対応でき、利用者の意図に寄り添った回答を提示できる点が評価されています。 - Wisoraの利用拡大を受け、Webサイトなどで提供されるAIボットを、利用者が安心して利用できるよう、このたび「ディスクレーマー機能」を提供開始しました。 - これまで、ボットの利用開始時に利用規約や情報利用に関する説明を表示したい場合には、Webサイト側での独自開発や個別の実装が必要でした。本機能の提供により、Wisoraの管理画面から簡単な設定を行うだけで、利用開始時に表示する内容を設定し、ユーザーに確認を求めることが可能になります。 - これにより、Webサイトでの問い合わせ対応やサポートサイトなど、外部に提供するAIボットのユースケースを、利用条件の提示を含めて、短期間で簡単に実現できるようになります - 02/03(火) - [モバイルバッテリーシェアサービス「充レン」にSORACOMを採用](https://soracom.com/ja/news/20260203-mobile-battery-sharing-service) - 株式会社ソラコムは、JUREN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 李 展飛)が提供するモバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」において、AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」が採用されたことをお知らせします。 - 「充レン」は、駅構内や商業施設など街中に設置されたスタンドを通じて、モバイルバッテリーを「借りて・使って・どこでも返せる」体験を提供するシェアリングサービスです。借りる時間から翌日24時まで330円というリーズナブルな価格設定と利便性の高さから、利用者を着実に拡大してきました。 - 本サービスでは、スタンドに表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、LINE上で利用登録を行うことで、クラウド上でユーザーとスタンド、対象のバッテリーが紐付けられます。登録完了後、クラウドからスタンドへ指示が送られ、該当するバッテリーのロックが遠隔で解除されます。利用後は別のスタンドへの返却も可能で、返却情報は自動的にクラウドへ反映されます。 - このようにIoTを活用することで、「借りる・使う・返す」という一連の流れを意識することなく、スムーズなユーザー体験を実現しています。 - SORACOM採用の理由 - 「充レン」では、全国に分散して設置されるスタンドを効率的に運営するため、スタンドやバッテリーの状況をリアルタイムに把握し、サービス改善に活かせる仕組みが求められていました。 - 各スタンドにはSORACOM IoT SIMが組み込まれており、スタンドの充電状況や、バッテリーの貸出・返却・在庫といった管理情報がクラウドへ送信されます。SORACOM IoT SIMは、日本国内でNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯電話ネットワークに対応しており、設置環境が異なる場所でも安定した通信を選択できる点が特長です。 - また、SORACOMのユーザーコンソールを活用することで、設置場所ごとにSIMをグルーピングして管理でき、通信量や回線状況の把握を効率的に行えます。さらに、SORACOMのAPIをクラウドシステムと連携させることで、SIMの通信開始や管理を一括で制御でき、スタンド数の増加にも柔軟に対応できる運用基盤を構築しています。 - 02/05(木) - [SORACOM Flux、カメラ×AIの活用を加速、 分析対象をより正確に指定しAIの分析精度や運用性を向上](https://soracom.com/ja/news/20260205-analyze-camera-images-using-ai) - 株式会社ソラコムは、IoTシステムの自動化や AI を活用したアプリケーションを構築できるサービス「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、カメラ映像を活用した現場業務の自動化をより柔軟に実現するため、カメラで撮影した画像内の分析対象を指定する「バウンディングボックスアクション」機能を拡張し、多角形の枠線設定に対応しました。これにより、対象枠(バウンディングボックス)をより柔軟に指定でき、AIでの分析精度や運用性の向上に加え、解析のために現場環境を変更する必要がなくなり、カメラxAI活用の導入障壁を下げます。 - SORACOM Fluxは、センサーやカメラなどから取得したIoTデータをもとに、通知や生成AIによる分析といった処理を組み合わせることで、現場で発生する業務の効率化を実現するIoTオートメーションサービスです。プログラミングの知識がなくても、ブラウザ上の操作だけで設定できることから、現場主導のデジタル化を支援する仕組みとして活用が進んでいます。 - SORACOM Fluxでは、イベントトリガー、条件分岐、アクション、出力先など、アプリケーションを構成する各要素をユーザー自身が設計します。バウンディングボックスアクションは、カメラで撮影した画像の中で対象エリアを枠線で囲んで指定し、生成AIで分析する際の分析対象を設定できる機能です。 - 今回、多角形の枠線設定に対応したことで、AIで分析する範囲をより細かく指定でき、意図したエリアだけを的確に分析できるようになります。斜めに設置されたカメラ映像や広角の映像では、分析対象エリアが四角形では囲いにくい場合がありますが、多角形での指定により、棚や売り場など直線では囲みきれない形状や、複数に分かれたエリアなども柔軟に指定できるようになりました。 - 例えば、売り場の映像に対して、惣菜コーナー、特売コーナーなど売り場の見たい箇所を複数指定して在庫状況や人の滞留状況をAIで分析し、通知することができます。製造業や建設現場においては、立ち入り不可エリアへの不正侵入の有無の通知、また、建物管理においては、駐車場敷地内の複数のエリアを指定して、総合的な駐車状況の通知など、現場の確認作業を減らす用途にも活用できます。 - バウンディングボックスアクションは、SORACOM FluxのStandard プランおよび Enterprise プランで利用できます。 [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 02/21(土) - [kintone Café 和歌山 Vol.6 @田辺 (SORACOM UG共催)](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/381055/) - 03/03(火)〜06(金) - [日本経済新聞社主催「建築・建材展」に出展します](https://messe.nikkei.co.jp/exhibitor/info/AC/ja/25369/) - 03/11(水)〜13(金) - [やりたいことから選ぶ IoTデバイス入門セミナー](https://attendee.bizibl.tv/sessions/secplBTibNH3) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # 契約回線数が900万を突破、アプリテンプレート「ソラカメ動画を Harvest Files 経由で解析・通知する」を公開、他 ほぼ週刊ソラコム 12/27-01/16 *Published:* 2026-01-27 *Author:* takuya こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。 あけましておめでとうございます。本年も「ほぼ週刊ソラコム」をよろしくお願いいたします。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。 アップデート ------ 変更の詳細については [ChangeLog](https://changelog.soracom.io/ja/) を参照ください。 - 01/06(火) - [新たに SORACOM Flux アプリテンプレート「ソラカメ動画を Harvest Files 経由で解析・通知する」を公開しました](https://changelog.soracom.io/ja/xin-tani-soracom-flux-apuritenpureto-sorakamedong-hua-wo-harvest-files-jing-you-dejie-xi-tong-zhi-suru-wogong-kai-simasita-1NWhLW) - SORACOM Flux は、センサーやカメラなどから取得した IoT データをもとに、通知や生成 AI による分析といった処理を組み合わせて、業務の効率化や自動化を実現する IoT オートメーションサービスです。 - SORACOM Flux のアプリテンプレート機能を利用すると、代表的なユースケースに最適化されたテンプレートを選択するだけで、IoT アプリを作成できます。IoT アプリは、パラメータ調整だけでカスタマイズできます。 - 今回、新しくアプリテンプレート「ソラカメ動画を Harvest Files 経由で解析・通知する」を追加しましたのでお知らせします。 このテンプレートの概要、概算費用、具体的な利用方法については、[IoT テンプレートギャラリー](https://iot-template-gallery.soracom.jp/) を参照してください。 - [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet が 2026 年 3 月 1 日にサポート終了となります](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-amazon-bedrock---anthropic-claude-3.5-sonnet-ga-2026-nian-3-yue-1-ri-nisapotozhong-liao-tonarimasu-1Qd4Os) - SORACOM Flux の AI アクションから選択できる AI モデルのうち、Amazon Bedrock から提供される「Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet」が 2026 年 3 月 1 日にサポートを終了します ([Amazon Bedrock のモデルのライフサイクル](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/bedrock/latest/userguide/model-lifecycle.html#versions-for-legacy) を参照してください)。 - これに伴い、2026 年 3 月 1 日以降、Flux アプリの AI アクションで当該モデルを利用している場合、その AI アクションは無効化されます。 Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet を利用している場合は、2026 年 3 月 1 日までに別の AI モデルへの切り替えをご検討ください。 - 01/09(金) - [SORACOM Flux の AI アクションに Google Gemini 2.5 Flash-Lite を追加しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyonni-google-gemini-2.5-flash-lite-wozhui-jia-simasita-16Nx3a) - [SORACOM Flux](https://soracom.jp/services/flux/) の [AI アクション](https://users.soracom.io/ja-jp/docs/flux/action-ai/) で、[Google Gemini 2.5 Flash-Lite](https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models?hl=ja#gemini-2.5-flash-lite) を選択できるようになりました。 - AI アクションで選択できる AI モデルへのリクエスト数は「クレジット」で管理されます (\*)。Google Gemini 2.5 Flash-Lite では 1 リクエストごとに 4 クレジットを消費します。 - (\*) ライセンス (API キー) 持ち込みに対応した AI モデルはクレジットを消費しません。 - 今回対応した Google Gemini 2.5 Flash-Lite は、この「クレジット」を使用して利用できる AI モデルです。1 リクエストあたりの消費クレジット数は、以下のとおりです。 - モデル - Google Gemini 2.5 Flash-Lite 4 - 消費クレジット - クレジット - Google Gemini 2.5 Flash-Lite は動画に対応する AI モデルです。AI モデルへのインプットとして動画を指定した場合は、動画利用分のクレジットも消費されます。消費クレジットについては、[アクションと消費するクレジット](https://soracom.jp/services/flux/#:~:text=%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82-,%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%B6%88%E8%B2%BB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88,-%E4%BB%A5%E4%B8%8B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3) を参照してください。 - 01/15(木) - [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3 Opus の サポートを終了しました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-amazon-bedrock---anthropic-claude-3-opus-no-sapotowozhong-liao-simasita-1lyWRy) - 2025 年 10 月 15 日の [SORACOM Flux の AI アクションで利用できる Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3 Opus が 2026 年 1 月 15 日にサポート終了となります](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-no-ai-akusiyondeli-yong-dekiru-amazon-bedrock---anthropic-claude-3-opus-ga-2026-nian-1-yue-15-ri-nisapotozhong-liao-tonarimasu-4ByKiI) でお知らせした通り、SORACOM Flux の AI アクションから選択できる AI モデルのうち、Amazon Bedrock から提供される「Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3 Opus」のサポートを終了しました。 - これに伴い、Flux アプリの AI アクションで当該モデルを利用していた場合、その AI アクションは無効化されています。 引き続き AI アクションを利用する場合は、別の AI モデルへの切り替えをお願いいたします。 - [料金見積もりツールがグローバルカバレッジに対応しました](https://changelog.soracom.io/ja/liao-jin-jian-ji-moriturugagurobarukabaretuzinidui-ying-simasita-1DJhbG) - ソラコムの [料金見積もりツール](https://calculator.soracom.io/products) が、グローバルカバレッジの料金見積もりに対応しました。これまで日本カバレッジの見積もりにのみ対応していましたが、グローバルカバレッジの見積もりも行えるようになりました。 - グローバルカバレッジ向けの見積もりは、米ドル (USD) で表示されます。消費税の扱いはサービスによって異なります。 - 国やゾーンを選択して利用料金を自動算出する機能はありません。料金見積もりツールは、日本で提供している IoT SIM や SORACOM サービスを想定した見積もりとして利用してください。 - 料金見積もりツールについて詳しくは、[見積書を作成する](https://users.soracom.io/ja-jp/guides/getting-started/use-calculator/) を参照してください。 - 01/16(金) - [SORACOM Flux アプリで生成されたデータの保持期間が Standard プランと Enterprise プランで延長されました](https://changelog.soracom.io/ja/soracom-flux-apuridesheng-cheng-saretadetanobao-chi-qi-jian-ga-standard-puranto-enterprise-purandeyan-chang-saremasita-3dnhVS) - SORACOM Flux アプリで生成されたデータの保持期間が変更されました。利用しているプランに応じた保持期間が適用されます。 - 保持期間の変更内容 - これまで SORACOM Flux アプリで生成されたデータ (実行履歴、メッセージ、アクション実行結果など) の保持期間は、プランにかかわらず 7 日間でした。今回の変更で、プランごとに以下のとおり設定されます。 - Developer プラン: 7 日間 - Standard プラン: 40 日間 - Enterprise プラン: 保持期間についてはお問い合わせください - Standard プランおよび Enterprise プランを利用しているお客様は、これまでより長期間データを保存できるようになり、より柔軟なデータ管理が可能になります。 - 注意事項 - 保持期間を超えたデータは自動的に削除されます。 [Blog記事](https://blog.soracom.com/) ----------------------------------- - 12/26(金) - [SORACOM が 第5回 日本サービス大賞の総務大臣賞を受賞、Hondaのモビリティロボット「UNI-ONE」に採用、他 ほぼ週刊ソラコム 11/29-12/26](https://blog.soracom.com/ja-jp/2025/12/26/soracom-biweekly-76/) - 12/29(月) - [「SGP.32」で変わるIoT回線管理―運用負荷を減らし、“回線を選べる”世界をどう実現するのか](https://blog.soracom.com/ja-jp/2025/12/29/c3-summary/) - 01/07(水) - [AI チャットボットとは?機能の整理と導入の検討ポイント](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/01/07/ai-chatbot-overview-features-and-adoption-points/) - 01/14(水) - [フィジカル AI とは? リアルワールドを動かす AI の設計と実装](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/01/14/physical-ai-updatable-architecture/) - 01/15(木) - [ラズパイで作るWi-Fiアクセスポイントとトラフィック計測の実践 ― systemd-networkd 利用](https://blog.soracom.com/ja-jp/2026/01/15/how-to-make-wifi-ap-by-raspberry-pi-using-systemd-and-hostapd/) 外部メディア ------ - 01/13(火) - [ソラコムの玉川CEOが語る、リアルワールドAIプラットフォームで挑む次の10年](https://news.mynavi.jp/techplus/article/20260113-3967618/) [プレスリリース](https://soracom.com/ja-jp/news/category/press/) --------------------------------------------------------- - 01/06(火) - [ソラコム、契約回線数が900万を突破](https://soracom.com/ja/news/20260106-9million-iot-devices-connected) - 株式会社ソラコムは、グループ全体の契約回線数(\*1)が、900万を突破したことをお知らせします。本契約回線数は、ソラコムが提供するAI/IoTプラットフォーム「SORACOM」の回線に加え、グループ会社である株式会社ミソラコネクトが提供する通信サービスの回線を合算したものです。 - IoTは、製造、エネルギー、インフラ、物流、小売など、幅広い分野で社会や事業を支える基盤へと進化し、AIの活用により、デジタル技術はフィジカルな世界との融合が始まっています。今回、900万回線を突破した主な要因は、この新たなIoT需要の高まりに加え、モバイルワーカーや大容量データ通信に強みを持つ株式会社ミソラコネクトを連結子会社化したことや、好調なアメリカ事業の成果などがあげられます。 - SORACOMは、フィジカルとデジタルをつなぐAI/IoTプラットフォームへ - ソラコムは昨年、現実世界のデータをAIによって価値へと変換する戦略として「リアルワールドAIプラットフォーム」を発表しました。この戦略のもと、IoT通信を軸にしながら、フィジカルとデジタルをつなぐAI時代のIoT基盤として、サービスの進化を続けています。 - IoTデバイスから得られるデータは、AIによる分析や判断と組み合わさることで、単なる可視化を超え、業務の最適化や自動化へと活用領域が広がっています。データ分析基盤「SORACOM Query」は、AIを統合することで、SORACOMの回線管理データやIoTデータを柔軟に活用できる環境を提供し、現場でのデータ活用を支えています。 - また、AI活用の裾野を広げる「AI/IoTの民主化」という観点では、IoTシステムの自動化を実現する「SORACOM Flux」や、ソラカメの映像に直接生成AIによる分析をおこなうことができる「ソラカメAI」にAIを統合し、製造業、小売業、物流業など、さまざまな業界の現場主導のAI活用を支援しています。すでに、大塚倉庫株式会社では、[カメラと生成AIを活用した 倉庫の侵入検知システム](https://soracom.com/ja/news/20250509-developed-ai-based-intrusion-detection-system)が稼働しており、生活協同組合コープさっぽろでは、[売場の惣菜の在庫状況を、カメラと生成AIで自動測定し通知する仕組みとして活用](https://iot-usecase.com/coopsapporo/)が始まっています。 - 近年の導入事例からは、IoTが単独のシステムではなく、事業やサービスを横断的につなぐ基盤として活用されている様子がうかがえます。 - 大崎電気工業株式会社では、[社会インフラを支える電気計測器の高度化にIoTが活用](https://iot-usecase.com/osaki/)されています。日本ゼオン株式会社では、[スマート工場化により、製造現場におけるデータ活用](https://iot-usecase.com/zeon/)が進んでいます。また、本田技研工業株式会社が開発した[モビリティロボット「UNI-ONE」においても、SORACOMの通信が採用](https://soracom.com/ja/news/20251208-use-cases-for-mobility-robots)され、人と製品、サービスをつなぐ役割を担っています。アメリカでは、Riddell のアメリカンフットボールのヘルメットのセンシングを支援しています。 - フィジカルAI時代を支える大容量データ通信への対応 - AI時代のIoTでは、小容量のセンサーデータに加え、モビリティやロボットなど、映像や大量の時系列データ、点群データなどの大容量データを扱うユースケースも見えてきています。こうしたニーズに応えるため、SORACOMでは、1TB超えのデータも扱える大容量通信プランの提供も開始しました。グループ会社の株式会社キャリオットでは、総務部門の車両管理・安全運転管理業務を変革するため、AIドライブレコーダーを提供するStreamax社と協業し、普及を推進しています。 - また、2025年8月1日にグループ会社の株式会社ミソラコネクトの事業を開始しました。ミソラコネクトは、モバイルワーカー向けや、大容量データ通信に強みを持つNTTドコモのフルMVNOとして、SORACOMが培ってきた技術力を活かしながらサービスを展開しています。ミソラコネクトの事例として、沖縄アスコン株式会社では、[デジタルサイネージ用途での通信に採用](https://misora-connect.com/service/usecase/m9cf0o3ece9ptq8q.html)されています。日本連合警備株式会社では、[警備通信や防犯カメラ用途として活用](https://misora-connect.com/service/usecase/8jhahjwwdxmiprid.html)されています。 - (\*1) AI/IoTプラットフォームSORACOMにおける、海外法人からの提供を含む SORACOM Air の総回線数(SORACOM Air for セルラー、Sigfox、LoRaWANを含む)と、株式会社ミソラコネクトの回線数を合算。 [今後のイベント](https://soracom.com/ja-jp/news/category/seminar-event/) ----------------------------------------------------------------- - 02/04(水)-06(金) - [深刻化する鳥獣被害に挑む IoT×罠 の最前線 ~見回り負担を9割減らす監視システムと、AIを活用した最新クマ対策~](https://attendee.bizibl.tv/sessions/seJr1U4tjvsB) - 02/07(土) - [SORACOM UG 石川#3](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/375328/) - 02/21(土) - [kintone Café 和歌山 Vol.6 @田辺 (SORACOM UG共催)](https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/381055/) 他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、[X のハッシュタグ #SORACOM](https://x.com/search?q=%23SORACOM) で Post いただけると幸いです。[\#ほぼソラ](https://x.com/search?q=%23%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BD%E3%83%A9&src=typed_query&f=top) でも大丈夫です! それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya [@okeee0315](https://x.com/okeee0315) --- # 複数IoTデバイスの通知を1通に集約!SORACOM Flux「メッセージ集約」機能が登場! *Published:* 2026-01-20 *Author:* yuu_soracom 皆様、こんにちは。ソラコムでクラウド型カメラサービス「[ソラカメ](https://sora-cam.com/)」とIoTオートメーター「[SORACOM Flux](https://soracom.jp/services/flux/)」の事業責任者をしております、高見(ニックネーム:yuu)です。 この度2025年12月26日に、SORACOM Fluxに新たな機能「メッセージ収集」がリリースされましたので本記事にてご紹介させて下さい。本機能はSORACOM FluxのStandard planにてご利用頂けます。ご利用料金については、[こちらのページ](https://soracom.jp/services/flux/)をご参照下さい。 どんなときに使える機能なの? -------------- 現在、SORACOM FluxではSORACOM Air(IoT向け通信回線)やソラカメ等のカメラを含めたIoTデバイスからの情報収集し、それをトリガーに生成AIによる解析や様々なアクション(通知やデバイス制御等)を実施することができます。 具体的な例として、カメラを用いたメーター自動読み取り等のIoTアプリケーションをSORACOM Fluxを使って実装するユースケースを考えてみましょう。 ソラカメから対象となるメーターの画像を定期的に取得し、生成AIで解析して一定のしきい値を超えた場合に、メール等で通知するといったワークフローが設定されることになります。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-9-1024x576.png) しかし、当然実際の現場に導入する場合は対象となるメーターは1つとは限らず複数ある場合が一般的です。その場合、これまではカメラ4台それぞれのメーターの値を読み取り、判定した結果通知がメールが(またはWebhook)4通がユーザーに通知される仕様でした。 メッセージ収集機能を使うと、どう変わる? -------------------- 今回リリースされたメッセージ収集機能を使うことで、結果通知を1つにまとめて送付することができるようになります。 これにより、例えば巡回点検担当者の方が、、複数メーターの計測値や、しきい値判定の結果(OK/NG等)をパッと確認することが可能になり、業務効率化に貢献します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-9-1024x576.png)実際の操作画面をご紹介します -------------- SORACOM Fluxにおいて、Fluxアプリを作成する画面「Flux Studio」の画面で確認してみましょう。 以下の画面キャプチャが実際にメッセージ収集機能を活用した、Fluxアプリのワークフロー設定画面です。右から2番目の紫色のボックスが「メッセージ収集」アクションです。 点線で四角く囲われているのは、この範囲のアクションが複数カメラ分ループ処理されていることを指しており、メッセージ収集アクションの対象となる区間であることを表しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-8-1024x149.png)上記Fluxアプリは以下のようなイベントソース、アクションが左から右に設定されています。 1. イベントソースとしてインターバルタイマー(定期実行)を利用 2. Republish アクションで 1回のアクションで複数台のカメラへのアクション指示を実行。ここで、カメラが4台あった場合、5秒間隔を開けて(間隔は設定可能)4回アクションがループ処理されます。 3. ソラカメ画像取得アクションで静止画を取得 4. AIアクションにて、生成AIによる画像解析を実施 5. (省略可能)カメラ名称を通知文に出力するため、SORACOM APIアクションを実行して対象のカメラ名称を取得 6. ここでメッセージ収集アクションを実行。 上記2~5の処理結果が4台分来るまで待機し、全てのカメラの実行結果が来たら収集して後ろの通知アクションへ回す処理をします。 7. 最後に通知アクションで対象メールアドレスにメール通知(1通にまとめて送付される) 全てのアクションが正しく処理されると、以下のようなメール通知を受け取ることができます。 このメール通知の例では、カメラ2台にそれぞれ映っている車両台数をAIでカウントして、1通のメールにまとめて通知しています。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-10.png)以上が、この度リリースされたSORACOM Fluxの「メッセージ収集」のご紹介でした。 今回は利用例として、ソラカメを用いたメーター巡回点検自動化を挙げましたが、例えばスケジュールタイマーを利用して特定の日時に複数SIMの状態変更をするといったIoT SIMの運用自動化にもご活用頂くことももちろん可能です。 今後はメッセージ収集機能を含めたFluxアプリテンプレートも随時追加し、SORACOM Fluxですぐ使えるテンプレートをご紹介している[IoTテンプレートギャラリー](https://iot-template-gallery.soracom.jp/)にも反映させて頂く予定です。 ぜひ、IoTアプリケーションを手軽に作れる[SORACOM Flux](https://soracom.jp/services/flux/)をご利用頂ければと思います。今後とも、宜しくお願い致します。 ― ソラコム高見 (yuu) --- # ラズパイで作るWi-Fiアクセスポイントとトラフィック計測の実践 ― systemd-networkd 利用 *Published:* 2026-01-15 *Author:* max こんにちは、ソラコムのテクノロジー・エバンジェリスト松下(ニックネーム: Max)です。 Raspberry Pi(以下、ラズパイ)を Wi-Fi アクセスポイント化することは、IoT のエッジコンピューティングの開発や通信計測の現場でよくあるケースです。 過去にもラズパイの Wi-Fi アクセスポイント化([ブリッジパターン](https://blog.soracom.com/ja-jp/2022/10/31/how-to-build-wifi-ap-with-bridge-by-raspberry-pi/)・[NAPT パターン](https://blog.soracom.com/ja-jp/2022/10/31/how-to-build-wifi-access-point-with-napt-and-traffic-counter-by-raspberry-pi/))を紹介しましたが、[Raspberry Pi OS](https://www.raspberrypi.com/software/operating-systems/) の 12(bookworm 以降)ではネットワーク管理が [systemd](https://systemd.io/) ベースになっており、より簡素にできるようになりました。 本記事では、ラズパイの Wi-Fi アクセスポイント化を「**ブリッジ(L2)**」と「**NAPT(L3)**」の2パターンを解説します。 全体構成:パターンの選択 ------------ 2つのパターンにおいて共通の構成としては、ラズパイの Wi-Fi をアクセスポイントとし、インターネットへの出口(バックホール)は有線 LAN とします。また、ネットワーク管理は NetworkManager ではなく **systemd-networkd を利用**します。その上で、用途に合わせて以下のいずれかの構成を選択します。 #### 1. ブリッジパターン(L2ブリッジ) 有線LAN(eth0)とWi-Fi(wlan0)を仮想ブリッジ(br0)で結合します。 - **メリット**: Wi-Fi 端末が上位ルーターから直接 IP アドレス を取得するため、既存ネットワークと同じセグメントで通信可能。 - **デメリット**: 接続端末毎に IP アドレスが必要。 #### 2. NAPTパターン(L3ルーター) ラズパイをルーターとして動作させ、eth0 と wlan0 を別セグメントにします。 - **メリット**: Wi-Fi 側のネットワークを独立させることができ、上位ネットワーク側の IP アドレス消費が1つで済む。 - **デメリット**: 二重ルーター構成になる。 構築手順 ---- Raspberry Pi 自体のインストールやセットアップは割愛します。 **構築時の注意事項** 設定作業はラズパイ本体自体で行うのがよいでしょう。作業中の設定変更やミスでネットワークが切断される可能性があるからです。リモートから行う場合は有線 LAN 経由を強くおすすめします(Raspberry Pi Imager での書き込み時に Wi-Fi 設定を入れなければ Wi-Fi は使われません)。 ### 共通手順:不要サービスの停止とインターフェース確認 NetworkManager の干渉を防ぎ、不要なサービスを停止します。 ``` cat << _EOT_ | sudo tee /etc/NetworkManager/conf.d/99-unmanaged-devices.conf [keyfile] unmanaged-devices=interface-name:eth0;interface-name:wlan0;interface-name:br0 _EOT_ sudo systemctl restart NetworkManager sudo systemctl mask wpa_supplicant sudo systemctl disable --now dhcpcd ``` NetworkManager に、管理対象外のネットワークインターフェースを指定して、再読み込みします。さらに、wpa\_supplicant と dhcpcd を停止しておきます(dhcpcd はインストールされていない場合もあるため失敗する可能性もありますが無視してかまいません)。 ネットワークインターフェースの確認コマンドは networkctl(8) の `status` サブコマンドです。都度使っていきましょう。 ``` $ networkctl status eth0 ...(略)... Address: 192.168.4.118 (DHCPv4 via 192.168.4.254) fd24:9eed:b2cd:4a67:ba27:ebff:fee6:bf8c fe80::ba27:ebff:fee6:bf8c ...(略)... Jan 11 13:58:37 hostapd systemd-networkd[1883]: eth0: Found matching .network file, based on potentially unpredictable interface nam> Jan 11 13:58:37 hostapd systemd-networkd[1883]: eth0: Configuring with /etc/systemd/network/10-eth0.network. Jan 11 13:58:37 hostapd systemd-networkd[1883]: eth0: DHCPv4 address 192.168.4.118/24, gateway 192.168.4.254 acquired from 192.168.4> Jan 11 14:00:36 hostapd systemd-networkd[1922]: eth0: Link UP ``` ここからは採用パターンによって分岐します。 ### ブリッジパターン(L2ブリッジ) `eth0` と `wlan0` を接続する `br0` を作成と、`eth0` を `br0` に参加させます。なお、この時点では `wlan0` は `br0` に参加させる設定はしません。`wlan0` を `br0` に参加させるのは、後述の hostapd です。 ``` cat << _EOT_ | sudo tee /etc/systemd/network/10-br0.netdev [NetDev] Name=br0 Kind=bridge _EOT_ cat << _EOT_ | sudo tee /etc/systemd/network/10-br0.network [Match] Name=br0 [Network] DHCP=yes ConfigureWithoutCarrier=yes _EOT_ cat << _EOT_ | sudo tee /etc/systemd/network/10-eth0.network [Match] Name=eth0 [Network] Bridge=br0 _EOT_ sudo systemctl enable systemd-networkd sudo systemctl restart systemd-networkd ``` `sudo systemctl restart systemd-networkd` の直後、 `eth0` への割り当て IP アドレスが解放されて `br0` に IP アドレスが割り当てとなります。DHCP 環境の場合はアドレス変更となる可能性があるため、その場合は SSH 接続が切れます。リモートからのセットアップ時には特に気を付けてください。 ブリッジの確認は `bridge(8)` の `link` サブコマンドでできます。 ``` $ bridge link show master br0 2: eth0: mtu 1500 master br0 state forwarding priority 32 cost 19 ``` #### 手順のポイント `10-br0.network` の `ConfigureWithoutCarrier=yes` は必須です。これを忘れると再起動時に `br0` が作られず、ネットワーク接続ができなくなる可能性があるからです。[ブリッジのデフォルト挙動](https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/latest/systemd.network.html#ConfigureWithoutCarrier=)が `eth0` の準備完了(例えば IP アドレス取得)後に `br0` が立ち上がるのですが、`eth0` は `br0` 内なので `DHCP=yes` にしてたりすると `eth0` の準備が完了せず、 `br0` が立ち上がらないためです。 `br0` を固定 IP アドレスにしたければ `10-br0.network` の `[Network]` を以下のようにします。その際も `ConfigureWithoutCarrier=yes` にすることをおすすめします。 ``` [Network] DHCP=no Address=192.168.1.100/24 Gateway=192.168.1.1 DNS=192.168.1.1 DNS=8.8.8.8 ConfigureWithoutCarrier=yes ``` ブリッジパターンの設定は以上です。引き続き hostapd の設定をします。 ### NAPTパターン(L3ルーター) `eth0` と `wlan0` の設定を行います。 ``` cat << _EOT_ | sudo tee /etc/systemd/network/10-wlan0.network [Match] Name=wlan0 [Network] Address=192.168.200.1/24 DHCPServer=yes IPMasquerade=ipv4 [DHCPServer] DNS=8.8.8.8 DNS=1.1.1.1 _EOT_ cat << _EOT_ | sudo tee /etc/systemd/network/10-eth0.network [Match] Name=eth0 [Network] DHCP=yes IPForward=yes _EOT_ sudo systemctl enable systemd-networkd sudo systemctl restart systemd-networkd ``` 確認は `networkctl(8)` で行えます。 #### 手順のポイント DHCP サーバーは systemd-networkd [内蔵のサーバー](https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/latest/systemd.network.html#%5BDHCPServer%5D%20Section%20Options)を利用します。配布 DNS サーバーアドレスは手書きしています。例のように `DNS=` は[複数指定可能](https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/latest/systemd.network.html#EmitDNS=)です。`eth0` が持ってる DNS サーバーアドレスを使いたいなら [systemd-resolved](https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/latest/systemd-resolved.service.html) を使うようにしてください(ここでは割愛します)。 `10-eth0.network` の `IPForward=yes` は必須です。これを設定するとカーネルパラメーターの `net.ipv4.ip_forward` を `1`(= 転送可)にしてくれます。`sysctl(8)` の手動実行は不要です。 `eth0` の IP アドレスを固定化したいときは、ブリッジパターンで紹介している `10-br0.network` を参考に `10-eth0.network` の `[Network]` を記載してください。その際 `IPForward=yes` を必ず入れるようにしましょう。 ### 共通手順:hostapd Wi-Fi アクセスポイントとなる hostapd のインストールから設定手順です。この設定で - SSID= `traffic_monitoring0` - WPA2-PSK/パスフレーズ= `TrafficMonitor0` というアクセスポイントが立ち上がります。 なお、これはブリッジパターンの時の設定です。**NAPT パターンの場合は後述の「NAPT パターン時の hostapd.conf 設定ポイント」をご覧ください。** ``` sudo apt install -y hostapd cat << _EOT_ | sudo tee /etc/hostapd/hostapd.conf ssid=traffic_monitoring0 wpa_passphrase=TrafficMonitor0 channel=3 interface=wlan0 bridge=br0 driver=nl80211 hw_mode=g ieee80211n=1 country_code=JP wpa=2 wpa_key_mgmt=WPA-PSK wpa_pairwise=CCMP rsn_pairwise=CCMP _EOT_ sudo chmod 600 /etc/hostapd/hostapd.conf sudo systemctl unmask hostapd cat << _EOT_ | sudo SYSTEMD_EDITOR=tee systemctl edit hostapd.service [Unit] BindsTo=sys-subsystem-net-devices-wlan0.device [Service] ExecStartPre=/usr/sbin/rfkill unblock wlan _EOT_ sudo systemctl enable hostapd.service sudo systemctl start hostapd.service ``` ブリッジパターンであれば `bridge(8)` で `br0` に `eth0` と `wlan0` が参加しているのがわかります。 ``` $ bridge link show master br0 2: eth0: mtu 1500 master br0 state forwarding priority 32 cost 19 3: wlan0: mtu 1500 master br0 state forwarding priority 32 cost 100 ``` #### NAPT パターン時の hostapd.conf 設定ポイント NAPT パターンでは `hostapd.conf` の中の `bridge=br0` という行を削除してください。それ以外はブリッジパターンと共通です。書いてある場合、hostapd の起動に失敗します。`hostapd.conf` の当該行を削除してから `sudo systemctl restart hostapd` として hostapd を再起動してください。 #### 手順のポイント hostapd.conf の設定項目は[こちら](https://android.googlesource.com/platform/external/wpa_supplicant_8/+/master/hostapd/hostapd.conf)を見るのがよいでしょう。 wpa\_passphrase は平文です。 `wpa_passphrase(8)` コマンドで難読化(暗号化ではない)できますが、あくまで難読化です。まずは `sudo chmod 600 /etc/hostapd/hostapd.conf` といった基礎をやっておきましょう。 `hostapd.service` で hostapd 起動前に `rfkill(8)` を `rfkill unblock wlan` と実行するようにしています。これを忘れると Wi-Fi インターフェースが使えない場合があります。必ず実行するようにしましょう。また、`wlan0` の存在に紐づいて hostapd が起動するようにしています(linkのup/downではないので注意)。 トラフィック計測 -------- ブリッジパターン、もしくは NAPT パターンによるアクセスポイント化ができれば `eth0` と `wlan0` を対象にトラフィック計測ができるようになります。 ### pmacct による流量計測 [pmacct](http://www.pmacct.net/) はトラフィック計測ソフトウェアです。例えば以下のようにすると、Wi-Fiアクセスポイントとして構成されている `wlan0` インターフェースを通過したトラフィック(通信量)を計測できます。 ``` sudo apt install -y pmacct sudo pmacctd -P print -r 10 -i wlan0 -c src_host,dst_host,dst_port ``` 10秒毎に、以下のように画面へ出力されます。 ``` SRC_IP DST_IP DST_PORT PACKETS BYTES 192.168.4.107 255.255.255.255 9478 1 68 192.168.4.200 224.0.0.251 5353 2 178 192.168.4.107 224.0.0.251 5353 7 3803 fe80::ea2e:8f0:f386:7b10 ff02::fb 5353 7 3943 192.168.4.117 224.0.0.22 0 3 120 fe80::4ee:fcff:fe38:f427 ff02::16 0 3 228 192.168.4.117 224.0.0.251 5353 4 536 fe80::4ee:fcff:fe38:f427 ff02::fb 5353 4 616 ``` ここでは単純に画面に表示するようにしましたが、pmacct は SQLite といった DB 保存もサポートしています。詳細は[トラフィック計測ツール “pmacct” の結果をSQLiteに保存する](https://zenn.dev/ma2shita/articles/181c60d2700462)をご覧ください。 ### tcpdump/Wireshark でトラフィックを確認する トラフィックの確認なら `tcpdump(8)` でパケットを取得し、[Wireshark](https://www.wireshark.org/) といったツールで見るというのが良いでしょう。ラズパイ上で以下のように tcpdump を実行して pcap ファイルを作成します。 ``` sudo tcpdump -i wlan0 -s 0 -n -w packet.pcap # 終了は CTRL+C ``` 得られた pcap ファイルを Wireshark で開くと、以下のように確認できます。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-7-1024x601.png)### セルラー通信側のトラフィック確認なら「SORACOM Peek」 ここではWi-Fiデバイスのトラフィックをラズパイ上で計測する方法を紹介しました。 IoTにおいては、Wi-Fi以外にもLTEや5Gといったセルラー通信も利用されます。その場合は、SORACOMプラットフォーム上でIPパケットをキャプチャできる「[SORACOM Peek(ピーク)](https://soracom.jp/services/peek/)」をご利用ください。 SORACOM PeekはSIM(=通信回線)単位、もしくはVPG(=ネットワーク)単位でキャプチャができ、そのフォーマットは pcap 形式であるため、先ほど紹介したWiresharkで解析できます。 詳細は[オンデマンドパケットキャプチャ「SORACOM Peek」](https://soracom.jp/services/peek/)をご覧ください。 [![](https://soracom.jp/wp-content/uploads/2021/05/ogp.png) SORACOM Peek – SORACOM SORACOMPeek オンデマンドパケットキャプチャ SORACOM Peek (以降、Peek) は、IoT SIM を利用するデバイスの通信時に SORACOM プラットフォームを通過する IP パケットを… soracom.jp](https://soracom.jp/services/peek/) まとめ --- Raspberry Pi OS(12 / bookworm 以降)における、Wi-Fi アクセスポイント構築手順と、トラフィック計測について紹介しました。systemd を使うことでより簡潔になります。しかし、再起動時にも安全に起動するテクニックは試してみないとわからない部分が多いため、 Tips として共有しました。 トラフィックが見えることで開発が進みやすかったり、またトラブル解消につながります。このような環境を持っておくことで安定的なIoTシステム構築ができるのではないでしょうか。 ― ソラコム松下 (Max) --- # フィジカル AI とは? リアルワールドを動かす AI の設計と実装 *Published:* 2026-01-14 *Author:* max こんにちは、ソラコムの松下(ニックネーム: Max)です。 2025年12月に米国/ラスベガスで開催された AWS re:Invent 2025 にて、AI がサイバー空間を飛び出して、現実世界(リアルワールド)を動かしていく「**エッジ・フィジカル AI とAWS との関係性**」について、ロボットアーム([SO-101](https://huggingface.co/docs/lerobot/so101))と [AWS IoT Greengrass](https://aws.amazon.com/jp/greengrass/) を用いたデモを交えて解説しました。 [プレゼンテーションの様子は YouTube で公開](https://youtu.be/1DgGZ__dw1g)されていますが、ここでは全体概要やセッションでお伝えしきれなかった情報をご紹介します。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-6.png)「フィジカル AI」とは何か? --------------- フィジカル AI とは、現実世界をセンサー等で**観察**し、AIが状況を**判断**して行動を**決定**し、ロボット等の機器操作として**実行**するという AI の使い方であり、考え方(コンセプト)です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-5-1024x582.png)[セッション動画の 4分15秒](https://www.youtube.com/watch?v=1DgGZ__dw1g&t=255s)~ の解説スライドを日本語訳したものフィジカル AI は、人間の行動モデルの1つである [OODA ループ](https://ja.wikipedia.org/wiki/OODA%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97)(観察・判断・決定・実行)の一部または全部をデバイスと AI で担います。**「ロボット+AI」はその一例に過ぎません。**本質はセンサーやアクチュエーターと連携し、AI が物理的な環境を判断・決定して動かしていくものです。 また、フィジカル AI は「どこで実行・推論するか」という**アーキテクチャーの分類**であるローカル・エッジ AI やクラウド AI とは異なります。エッジ AI はフィジカル AI の技術要素の一つですが、すべてではありません。要件によっては**クラウド AI でもフィジカル AI は実現可能**です。 #### フィジカル AI と IoT の関係性 フィジカル AI と IoT は密接な関係にあります。 OODA ループ “観察・判断・決定・実行” のうち、判断と決定は AI が担います。残る観察と実行を担うのが IoT です。現実世界をセンサーやカメラでデータ化したり、AI の実行計画(プラン)に基づいてロボットや機器を操作します。**AI という “脳” に対する入出力、すなわち五感や手足が IoT** であり、フィジカル AI において IoT は不可欠です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-4-1024x575.png)#### フィジカル AI 、3つの設計要素 現在私たちが使っている AI の多くは、チャットボットやエージェントといった「画面の中の AI」でした。しかし、フィジカル AI はセンサーやカメラで現実世界を見て、モーターで物体を動かすことで、私たちと同じ物理空間で活動します。この「身体性」を持つ AI を実現するためには、以下の3つの要素が設計の柱となります。 - **Responsiveness(応答性):** 目の前の変化に、瞬きする間に反応すること。 - **Autonomy(自律性):** クラウドの返答を待たず、その場で判断して行動すること。 - **Collaboration(協調性):** 人間の意図を汲み取り、安全に共生すること。 決め打ち制御から、状況で動くロボットへ:VLA というアプローチ -------------------------------- 「ロボット+AI」を例に、フィジカル AI の効果を見てみましょう。 現在のロボット制御はどうしているのかといえば、人間がすべての動作をコードで記述したり、決まった動きを教えるティーチングによる「決め打ち制御(ルールベース)」が主流です。この手法は物体の位置が少しズレただけで動作が破綻します。そのため、ロボットが動きやすいように人間が位置調整をしているというのが現状です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image2.gif)【ルールベース】1回目と2回目で物体の位置が異なるため、2回目は失敗するそこで登場するのが **VLA(Vision-Language-Action)モデル**です。 VLA はカメラ映像(Vision)と指示(Language)から直接「次にどう動くべきか(Action)」を生成します。観察・判断・決定・実行をすべてカバーしています。 セッションでは「黒い物体を見つけたら、片付け場所に移動する」という学習をした AI によるデモを紹介しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image7.gif)【VLA 利用】カメラで物体を観察し、AI が位置を判断して掴んでいるVLA に不可欠なカメラは、画面外の左側から机の上を撮っています。一般的な Web カメラです。そのほかの環境は以下の通りです。 - Raspberry Pi 5 / 8GB + Raspberry Pi OS - SO-101 (ロボットアーム) - [LeRobot](https://github.com/huggingface/lerobot) (オープンソースのロボット操作・学習フレームワーク) - [ACT](https://huggingface.co/docs/lerobot/act) (模倣学習アルゴリズム) 本デモはプロンプトを渡す VLA ではなく、模倣学習(人が教えた行動を真似る手法)を利用しましたが、ルールベースとは異なった AI によるデバイス操作の効果を感じていただけたかと思います。さらに、[OpenVLA](https://github.com/openvla/openvla) 等では「右の赤い立方体を左の箱に片付けて」といったプロンプトと現場の状況を基に AI が判断し、アーム操作を実行する「意図による自律動作」が可能です。 リアルワールドを動かすためのアーキテクチャー:100ms の壁 ------------------------------- 物理世界を扱うシステム設計において、重要な要件の1つが「遅延(レイテンシ)」です。たとえば自動販売機のボタンを押した際、人間が「反応がない」と感じ始めるまでの時間は、およそ[**100ms(0.1秒)**](https://www.nngroup.com/articles/response-times-3-important-limits/)という目安があります。 「フィジカル AI = エッジ AI」と思われがちな理由の1つに、この応答速度があります。クラウドにデータを送って結果を待つ数秒の遅延は、操作時の違和感に直結します。そのため、できる限りデータが生まれた場所(エッジ)で処理して応答時間を短縮するという考え方が、この背景です。 使い勝手の面で応答速度が重要なのは間違いありませんが、では、クラウドは本当に遅いのでしょうか?それを確かめるデモも行いました。 #### ローカルとクラウドの遅延比較デモ 二つのロボットアームは同期して動きます。その間を直接接続(左)、クラウド経由(右)で行った場合の遅延を比較したものです。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image5.gif)クラウドの方は、ラスベガス(US/西海岸)から US/東海岸のサーバーを折り返して通信しています。ping での RTT(往復時間) は 120ms ~ 130ms です。日本と US/西海岸間でも同様の RTT となります。これはネットワークだけで、アプリケーションレベルまで観察すると 500ms ~ 600ms の遅れが見受けられましたが、これは、**わざと遠いサーバーを指定した=ワースト寄りのケースとして紹介しました。** 実は、同一リージョン内であれば ping の RTT が 30ms ~ 40ms 程度、アプリケーションレベルでも 150ms 程度の遅延に収まることもあります。このことから、**遅延の期待値をコントロールできれば、クラウド AI でもフィジカル AI の実現は可能**です。 ここでのポイントは、以下にまとめられます。 - 遅延の許容範囲を明確にする(過度な追求をしない) - 計測をすること つまり「フィジカル AI = エッジ AI」と安直に考えるのではなく、本当にエッジ AI が最適な解なのか?を検討することが重要です。 フィジカル AI の本質:モデルの優劣よりも「更新可能であること」 --------------------------------- なぜ、エッジでの推論をテーマにしながら、セッションの中でわざわざクラウド AI との比較を提示したのかというと、そこには、アーキテクチャーを設計する上で最も重要な視点があります。 フィジカル AI を本格的に運用するフェーズにおいて、真に問われるのは AI モデル単体の賢さ(優劣)ではありません。「**フィジカル AI を実現する “知能” = モデルを、いかに更新できるか “Updatable”**」こそが本質です。 #### なぜ更新可能であるべきか? ここはセッションで割愛した部分になりますが、ご紹介します。 物理世界は不確実性が高く、現場の環境変化や新しいタスクの追加など、絶えず変化します。従来のような「決め打ち」すなわち**更新をしない戦略によって、変化に対応できず競争力を失う**のは、ITの歴史が物語っています。 重要なのは、現時点での最高の AI モデルを選ぶことではなく、**AI を更新できる仕組みを持つこと**です。これにより、常に最新の最適解を適用し続けられます。この「更新できる仕組み」こそクラウド AI の強みであり、フィジカル AI においてクラウド AI の利用を検討すべき理由です。 エッジでフィジカル AI を実装するならば、**クラウド AI 並みに更新できる仕組みが不可欠**です。 AWS IoT Greengrass がもたらす「クラウドの更新性をエッジへ」 --------------------------------------- エッジにおいて「クラウド AI 並みの更新性」を具現化する1つの方法が AWS IoT Greengrass (以下、Greengrass) です。 Greengrass の実体は [AWS IoT Core](https://aws.amazon.com/jp/iot-core/) 上で動く Greengrass 管理システムと、AWS IoT Greengrass Core という Linux や Windows 上で動くソフトウェアとのサーバー&クライアントです。Greengrass は、AI モデルや推論ロジックを “コンポーネント” という単位でまとめて管理、配信できます。コンポーネントには Docker コンテナも指定でき、「デバイスへのコンテナ配信システム」という使い方もできます。 [デモ](https://youtu.be/1DgGZ__dw1g?t=2162)では Hugging Face 上の VLA モデルをコンテナ化し(1/docker build)、Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) にアップロード(2/docker push)。Greengrass からのデプロイ指示(3a)で AWS IoT Greengrass Core が動いている Raspberry Pi がコンテナをダウンロード(3b/docker pull)して、VLA モデルを更新しました。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-3-1024x580.png)更新性を実現する要素「通信環境」 ---------------- 「AIをクラウド並みに更新し続ける」という戦略を実現するための重要な要素が、現場とクラウドをつなぐ**通信環境**です。 どれほど優れた VLA モデルを準備し、デプロイの仕組みを整えても、現場がオフラインであれば更新は途絶えてしまいます。フィジカル AI において通信は単なるインフラではなく、**AI の鮮度を保つためのライフライン**です。 デモで使った Raspberry Pi の通信環境には LTE 通信を使い、確実なネットワークを確保して臨みました。具体的には、 [LTE USB ドングル SORACOM Onyx](https://soracom.jp/store/7326/) と [SORACOM IoT SIM の plan01s](https://soracom.jp/services/air/global_coverage/) を使っています。ちなみにこの様子やコマンドなどは別ブログ「[LTE USB ドングル(アダプタ) SORACOM Onyx を Raspberry Pi OS(trixie) / NetworkManager で動かす](https://qiita.com/ma2shita/items/be358424d04b22f3c2ec)」をご覧ください(登壇裏話もあります!) 物理世界(リアルワールド)の通信環境は常に不安定です。その不確実性を考慮し、**いかなる状況でも「AI を入れ替えるための経路」を確保し続ける**こと。この通信の設計までを含めて考えることが、フィジカル AI のアーキテクチャーを完結させる重要なポイントです。 まとめ:AI を画面から解き放つ ― フィジカル AI --------------------------- フィジカル AI は、単なる技術トレンドではありません。デバイスという五感と手足をこれまで以上に活かして、現実世界の物理的な課題を解決するための、新しいコンピューティングの形です。 その AI を AWS IoT Greengrass といった更新するための仕組み、そして安定した通信環境によって常に更新し続けるというサイクル自体が、リアルワールドを動かすフィジカル AI のアーキテクチャーであると私は考えています。 **AI を画面から解き放ち、現実世界を動かす原動力へ** ― ソラコムの戦略「[リアルワールド AI プラットフォーム戦略](https://blog.soracom.com/ja-jp/2025/08/05/soracom-discovery2025-keynote-report/#co-index-2)」のキーワードとして、これからもフィジカル AI について解説していきたいと考えています! #### 資料一覧 - AWS re:Invent 2025 セッション動画: - [Designing local generative AI inference with AWS IoT Greengrass (DEV316)](https://youtu.be/1DgGZ__dw1g) - 関連技術ドキュメント: - [AWS IoT Greengrass (AWS 公式)](https://aws.amazon.com/jp/greengrass/) - [LeRobot (オープンソースのロボット操作・学習フレームワーク)](https://github.com/huggingface/lerobot) - [SO-101 (ロボットアーム、Hugging Face Docs)](https://huggingface.co/docs/lerobot/so101) - [ACT (模倣学習アルゴリズム、Hugging Face Docs)](https://huggingface.co/docs/lerobot/act) - SORACOM 関連情報: - [SORACOM Onyx LTE USB ドングル](https://soracom.jp/store/7326/) - [SORACOM IoT SIM plan01s](https://soracom.jp/services/air/global_coverage/) - [LTE USB ドングル(アダプタ) SORACOM Onyx を Raspberry Pi OS(trixie) / NetworkManager で動かす (Qiita)](https://qiita.com/ma2shita/items/be358424d04b22f3c2ec) - 応答時間に関する参考情報: - [Response Times: 3 Important Limits (NN/g)](https://www.nngroup.com/articles/response-times-3-important-limits/) ― ソラコム松下 (Max) / X: [@ma2shita](https://x.com/ma2shita) --- # AI チャットボットとは?機能の整理と導入の検討ポイント *Published:* 2026-01-07 *Author:* max こんにちは、ソラコム松下(ニックネーム: Max)です。 2022年11月の ChatGPT の登場から生成 AI が急激に注目され、ビジネス活用が進んでいるのはご存じの通りです。さらには生成 AI が元々持っている情報と、社内の情報を組み合わせることで「自組織の知識」としての AI 利用が広がっています。 この応用例の1つが「**チャットボット**」です。本記事では、改めてチャットボットの全体像や機能の整理、そして導入の検討ポイントをまとめてご紹介します。 AI チャットボットとは ------------ チャットボットとは、**人間との対話を自動的に行ってくれるソフトウェア**の事です。 生成 AI 登場以前のチャットボットは、決められた応答をするルールベース型(シナリオ型)が主流でした。あらかじめ「A と言われたら B と返す」という条件や選択肢を設定しておく仕組みで、定型対応向けとして使われていました。 **AI チャットボットは、裏方に生成 AI を利用したチャットボット**です。生成 AI が入力文を理解し、また、生成 AI が持つ膨大な知識を基に応答できます。**ルール以外の入力にも対応できるのが利点**です。 こういった背景から、チャットボットの応用範囲を定型業務以外にも広げられるようになったのが、AI チャットボットです。 **ボットの語源** ボット(Bot)はロボット(Robot)が語源と言われています。ロボットがハードウェアといった物理的な形状を持つ存在であるのに対し、ボットはネットワークやコンピューター上で動く「実体のないソフトウェア」を指す言葉として派生しました。 また、インターネットの黎明期にチャット上で自動応答するプログラムを、親しみを込めて(あるいは短く呼ぶために)「ロボット」の後ろ半分を切り取って「ボット」と呼ぶようになったのが始まりとも言われています。 もちろん言葉の変遷には諸説ありますが、現在では「目に見える機械=ロボット」、「システムの中のプログラム=ボット」という使い分けが一般的に定着しています。 AI チャットボットの利用範囲と対話方法 -------------------- 前述の通り、生成 AI によってチャットボットの業務範囲が広がっています。 - 【社外向け】お客様からの問い合わせ対応、利用者の操作指示やアシスト、パーソナライズ情報の提供など - 【社内利用】社内規定やマニュアルの検索、ITヘルプデスクや総務の省力化、社員教育支援など チャットボットとの対話の窓口(インターフェース)は**専用のチャットページ**や、ウェブページに「**ウィジェット**」(ページに貼りつける小窓)として提供する方法があります。 内部利用の場合は上記で紹介したインターフェースの他に、**Slack や Microsoft Teams といったコミュニケーションツール**にチャットボットを一人のユーザーとして招き入れ、対話の窓口にするという手法もあります。 導入の検討プロセス --------- AI チャットボットの導入には、大きく4つの検討事項があります。1つずつ見ていきましょう。 ### 検討1:活用スタイルの選択:AI を「表」に出すか「裏」に置くか? AI チャットボットをどのような業務に適用するのか?という大きな目的はもちろん設定する必要がありますが、もう1つ考える事が「活用のスタイル」です。実は大きく2つの方向があります。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-1-1024x577.png)- A) 利用者/疑問を持った人が自ら解決する「**直接対話型**」 - AI を「表」に出し、**利用者が AI と直接やり取りして疑問を解消するスタイル**です。24時間365日の対応で、利用者はいつでも問い合わせられる即時性と、提供側には無人化という効果が見込めます。一方でAI の回答精度が重要で、ハルシネーション対策や回答不能時の動線設計が必要です。 - B) 担当者/回答する人の判断や回答作りを支援する「**業務支援型**」 - **担当者の資料検索や回答案作成を支援するスタイルです**。AI の情報処理能力と人間の柔軟な対応を融合し、担当者による確認や補正により情報の正確性が担保できるのが利点です。AI は担当者の「裏」に控えてるイメージです。最終判断は人間が行うため、即時性や無人化には繋がりません。 活用のスタイルにおける検討ポイントは**「即時性」と「正確性の担保」**です。 AI チャットボットの回答を利用者に再検証してもらえるような場合は、正確性の担保を利用者にも負担してもらう代わりに、即時性を提供するという考え方ができます。例えば社内向け AI チャットボットの利用者は社員であるため「回答は必ずチェックしましょう」としておきつつ、いつでも問い合わせられる直接対話型の利便性と回答の省力化を提供できます。 逆に、問い合わせ者が常に正確な情報を期待している場合は業務支援型、すなわち人間のチェックや文面整形が効果的です。ゼロから回答を作るよりも早く正確な内容が期待できます。 このように AI チャットボットに期待されている「**回答までの時間**」と「**期待されている正確性**」を見積もることが重要です。 ### 検討2:学習と精度、ハルシネーション対策 生成 AI は自身が持つ知識が膨大であり、また、自身の知識を掛け合わせて回答するため何でも知っているように見えますが、これは一般的な知識に限定されています。さらに、知識を組み合わせて回答する過程で、誤った情報をもっともらしく生成してしまう「ハルシネーション(Hallucination:幻覚)」を起こす可能性もあります。 生成 AI が持つ知識に加えて、社内の固有情報や専門知識に対応させるには、学習が不可欠です。学習量が多ければ精度が高まり、それ自体がハルシネーション対策となります。さらには、誤った回答をするよりも、憶測をせずに「情報がない」と正直に回答し、人間や他の機能へつなげたほうが望ましいケースもあるため、わからないと回答させる機能の有無も導入検討の1つでしょう。 AI チャットボットにおいては「**学習**」と「**憶測回答の抑制**」この2点が検討ポイントとなります。 ### 検討3:利用者との窓口「インターフェース」の設置 様々なインターフェースを持っていることが AI チャットボットの有効活用につながります。 AI チャットボットの利用範囲と対話方法でも触れましたが、改めて整理すると以下の通りです。 - チャット専用ページ - 既存ウェブページのウィジェット - コミュニケーションツールへの組み込み **<チャット専用ページ>** ブラウザで専用の URL にアクセスするだけで利用できる形態です。既存のウェブページに手を加えることがないため、最も簡単に導入できる方法です。AI チャットボットのサービス提供側が専用ページを運用する機能(マネージド・ウェブページ)を備えていれば、サーバーが不要で運用の負担も軽減できるため、チャット専用ページを検討するなら抑えておきたい機能です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image.png)チャット専用ページの例**<ウィジェット>** 既存のウェブページに張り付く形態です。ウェブサイトのデザインや操作性を維持したまま、AI チャットボットの機能を追加できます。ウェブページの改修が発生するので、その手間やコストがあること留意しておきましょう。プログラムコードのサンプル提供やカスタマイズの程度を確認することに加えて、ウェブページで導入済みのライブラリや HTML 構造(DOM)との競合有無もチェックしておきたい点です。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image-2-1024x692.png)ウィジェットの例 ()**<コミュニケーションツールへの組み込み>** これまで紹介したウェブページとは異なり、Slack や Microsoft Teams といったサービス上で、 AI チャットボットが1人のユーザーのように振舞う形態です。チャットボットにメンションと共に質問を送ったり、特定のチャンネルで質問をすると回答が返ってくる利用方法となります(下図はソラコムの AI チャットボットサービス「Wisora」に対して Slack 上でメンションを送った例)。 ![](/ja-jp/wp-content/uploads/2026/01/image5.png)コミュニケーションツールへの組み込みの例コミュニケーションツールのプラグイン形式での導入がほとんどです。よってツール管理者との調整が必要ですが、普段利用しているツールから問い合わせられるのは、AI チャットボットツールの利用促進につなげやすいと言えます。 ここまで3つの利用形態を紹介しました。 社外へ公開したい場合は、ブラウザだけで利用できるチャット専用ページやウィジェットが適しているでしょう。社内利用であればコミュニケーションツールへの組み込みが考えられる他、認証付きチャット専用ページという選択もあります。 **誰に使ってもらいたいのかを明確にする**ことが、インターフェースの選択ポイントとなるでしょう。 ### 4:ログと改善プロセス AI チャットボットは導入がゴールではありません。使い続けてもらうためには、効果測定と改善プロセスも不可欠です。そこで確認すべき機能が**ログやメトリクスです。** ログは主に問い合わせ内容と、AI チャットボットの回答結果が必須項目です。加えて、回答へのフィードバック(良かった・悪かった)やユニークな問い合わせ者の特定、そして問い合わせあたりの会話数といったメトリクスの取得によって、どのくらい利用されているのか・どの程度で解決できていそうか把握できる他、これにより今後学習させた方がいい内容やプロンプト調整のヒントになります。 この分析自体も生成 AI に任せたいところです。そこで CSV や JSON といったフォーマットによる**エクスポート機能**も確認しておきたい点です。 まとめと、ソラコムの AI チャットボット「Wisora」 ----------------------------- 生成 AI によって、チャットボットはルールを超えた自然な受け答えができるようになり、様々な業務に使えるからこそ、検討したいポイントを解説しました。 1. 直接対話型か、業務支援型か 2. 学習操作が容易か、憶測回答の有効化や抑制が可能か 3. インターフェースは豊富か、誰に使ってもらうのか 4. 改善プロセスのための情報が得られるか ここで挙げたのは一部です。AI チャットボットの導入自体の簡便性はもちろん、デザインのカスタマイズや AI の回答スタイルの設定、SSO(シングルサインオン)対応、回答精度を AI で自動解析するなど、機能面はもちろんですが、カタログや仕様書だけでは判断しづらい「実際の使い勝手」も含めて検討を進めることが重要です。 ### ソラコムの AI チャットボット「Wisora」 ソラコムの AI チャットボット「[Wisora](https://wisora.jp/)」(ウィソラ)は**本記事で挙げた機能を揃えています。**また、[7日間の無償トライアル](https://wisora.jp/trial/)を通じて、AI チャットボットの構築・学習から運用までを実際にお試しいただけます。 [![](https://wisora.jp/images/trial/wisora_service_og.png) 無償トライアル|7日間無料でPro相当を体験 – Wisora Wisoraの無償トライアルはクレジットカード登録なしで7日間、すぐにご利用可能です。Webサイトやファイルを学習させたAIボットの構築・運用を実際に体験いただけます。 wisora.jp](https://wisora.jp/trial/) すべての機能をお試しいただきたいのですが、特に以下をご確認いただくと、Wisora のご理解が深まります。 - 利用者向けのインターフェースの実装と使い勝手(特にウィジェットやコミュニケーションツール組み込みを検討されている方) - 学習のさせ方と回答結果への反映具合 - ログのチェック AI チャットボットの全体像と機能の整理、そして導入の検討ポイントをご紹介しました。 皆さんの普段の業務に「チームの一員」として AI チャットボット、そして Wisora の利用をご検討ください! ― ソラコム松下 (Max) ---