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SORACOM Conerence"Discovery"2017 / 見どころ紹介 3

SORACOM Conerence

ソラコムの年次カンファレンス「SORACOM Conerence”Discovery”2017」開催までいよいよ1週間となりました。いよいよ締め切り間近です。まだお申込みでない方は、すぐにお申し込みください。

さて今日はキーノートセッションについて書いてみたいと思います。

昨年2016年の”Discovery”のキーノート

昨年は、“Discovery”開催にあわせて、4つのニュースを発表させていただきました。

  • SORACOM グローバル対応
    SORACOM の全てのサービスがグローバルの 120 を超える国と地域で使用できるようになりました。同時に、日本のお客様を対象にSORACOM Global PoCキットを提供開始しました。
  • 新サービス「SORACOM Door」
    SORACOMプラットフォームからお客様のシステムを仮想専用線で接続するサービスです。これまでも、専用線接続(SORACOM Direct)、プライベート接続サービス(SORACOM Canal)はありましたが、閉域網サービスが一つ加わりました。
  • 新サービス「SORACOM Gate」
    SORACOM Air for セルラーで接続された IoT デバイスとのデバイス LAN 接続サービスを提供します。SORACOM Canal,Direct,Doorでの閉域網接続を前提に、デバイスにプライベートIPアドレスで直接アクセス、遠隔メンテナンスが可能となるサービスです。
  • LoRAWANの実証実験キット受付開始
    IoT/M2M に適した省電力広域通信技術LoRAWAN™の PoC キット受付を開始しました。

2017年”Discovery”のキーノートは?

今年のキーノートは、前半はソラコムCEO玉川より、IoT通信SORACOMプラットフォームを軸に、IoTテクノロジーの最新動向や、お客様事例のアップデートをご紹介した後、後半はみずほフィナンシャルグループ 常務 山田氏、パナソニック コネクティッドソリューションズ社 常務 江坂氏、ローソン 理事執行役員 野辺氏をゲストをお迎えし、「IoTとビジネスイノベーション」をテーマに、パネルセッションをお届けします。

今回のゲストスピーカーの会社名を聞くと、IoTとの組み合わせは意外に見えるかもしれません。しかし、今年になってIoT関連のニュースでお見かけした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

みずほフィナンシャルグループは、この5月に、FinTechをはじめとするIoTの活用による新たな事業創出・提供にむけた取り組みを行う新しい合弁会社設立のニュースを発表されました。
また、この1月には、SORACOMを利用た、決裁プラットフォームの研究も開始、ブロックチェーンに関する取り組みの発表など、金融業界でのテクノロジー活用に大変積極的に取り組まれているようです。

【FinTech】新たな事業創出を目的とする合弁会社設立に向けた協議の開始について
【FinTech】IoT決済に関するプラットフォーム構築に向けた研究開発の開始について

パナソニック コネクティッドソリューションズ社は、パナソニックグループ全体のB2Bソリューション事業成長の中核を担う顧客密着型事業を目的にこの2017年4月に発足しました。元日本マイクロソフトの樋口会長を初代社長に迎え、他にも元SAPの馬場氏などIT業界から様々な実績のある人員を登用、IoTやAI技術の活用を本格化させています。

日本マイクロソフトの樋口会長、パナソニックへ異例の出戻り(日本経済新聞)
パナソニックがIoT時代に向けて組織改革。元SAPジャパンの馬場渉氏が参画(インプレス家電watch)

まさにIoTという言葉がバズワードから実用に移行する、その最前線に挑戦されている方々のパネルセッション、どんなお話が伺えるのかとても楽しみです。

おまけ

ちなみに、現在SORACOMでは、アルファベット順に「Air」「Beam」「Canal」「Direct」「Door」「Endorse」「Funnel」「Gate」「Harvest」まで9つのサービス提供しています。次の新サービスがでるとしたら「I」???

“Discovery”2017 会場でお待ちしています!

ソラコム 田渕