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SORACOM FluxがAmazon Novaに対応、ATOM Cam Swing専用LANアダプターを販売開始、他 ほぼ週刊ソラコム 12/14-01/03

こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。

あけましておめでとうございます。年末年始はゆっくり休んでリフレッシュできましたでしょうか。本年もほぼ週刊ソラコムをよろしくお願いします。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。

アップデート

変更の詳細については ChangeLog を参照ください。

  • 12/18(水)
    • SORACOM Flux の AI アクション が Amazon Bedrock – Amazon Nova に対応しました
      • SORACOM FluxAmazon Bedrock – Amazon Nova に対応しました。本日から、SORACOM Flux の AI アクション で、「Amazon Nova Micro」、「Amazon Nova Lite」、「Amazon Nova Pro」を選択できます。
      • AI アクションで選択できる AI モデルへのリクエスト数は「クレジット」で管理されます (*)。たとえば、Google Gemini 1.5 Flash では 1 リクエストごとに 4 クレジットを消費します。今回対応した Amazon Nova は、この「クレジット」を使用して利用できる AI モデルです。
      • (*) ライセンス (API キー) 持ち込みに対応した AI モデルはクレジットを消費しません。
      • 今回対応した Amazon Nova の 1 リクエストあたりの消費クレジット数は、以下のとおりです。
      • <table>
      • モデル 消費クレジット
      • Amazon Bedrock – Amazon Nova Micro 2 クレジット
      • Amazon Bedrock – Amazon Nova Lite 3 クレジット
      • Amazon Bedrock – Amazon Nova Pro 30 クレジット
      • </table>
    • SORACOM Flux の AI アクションの Azure OpenAI (GPT-4o) の消費クレジット数を改訂しました
      • SORACOM Flux の AI アクション で選択できる AI モデルへのリクエスト数は「クレジット」で管理されます (*)。たとえば、Amazon Bedrock Anthropic Claude 3 Haiku では 1 リクエストごとに 10 クレジットを消費します。
      • (*) ライセンス (API キー) 持ち込みに対応した AI モデルはクレジットを消費しません。
      • このたび SORACOM Flux の AI アクションで選択できる Azure OpenAI (GPT-4o) の消費クレジット数を以下のとおり改訂しました。
      • モデル
        • Azure OpenAI (GPT-4o)
      • 変更前
        • 150 クレジット
      • 変更後
        • 86 クレジット
  • 12/23(月)
    • ATOM Cam Swing 専用 LAN アダプターを販売開始しました
      • ソラカメ対応カメラ ATOM Cam Swing で利用可能な「ATOM Cam Swing 専用 LAN アダプター」の販売を開始しました。この LAN アダプターを使用すると、ATOM Cam Swing を Wi-Fi 環境だけでなく、通信品質が安定する有線 LAN 環境で利用できます。
      • たとえば、以下のようなケースで有線 LAN を利用すると、Wi-Fi と比べて安定した通信品質を確保できる可能性があります。
        • 工場などで機械や設備からノイズが発生しているようなケース。
        • 店舗などで設置場所の Wi-Fi 電波強度が弱いケース。
        • 多数の Wi-Fi ルーターが設置されていて電波干渉が起きているケース。
        • ひとつのアクセスポイントにデバイスの接続が集中しているケース。
  • 12/25(水)

Blog記事

外部メディア

プレスリリース

  • 12/18(火)
    • 生成AIモデルを活用したIoTアプリケーションを開発できる「SORACOM Flux」が、「Amazon Nova」に対応
      • 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoTアプリケーションをローコードで開発できる「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、利用できる生成AIモデルとして、Amazon Web Servicesが2024年12月に発表した基盤モデル「Amazon Nova」に対応したことをお知らせします。
      • SORACOM Fluxは、センサーやカメラなどのデバイスから送信された数値データや画像、外部データを元に、アラート通知や外部システムへの連携、デバイスの制御をおこなうIoTアプリケーションをローコードで開発できるサービスです。生成AIモデルによる分析・意思決定を含むアクションを組み合わせることで、高度なIoTアプリケーションの構築も可能です。ソフトウェア開発の専門知識がなくとも、AIを活用したIoTアプリケーションを速やかに構築できることから、2024年7月よりサービス開始してから、様々な業界で利用が始まっています。
      • SORACOM Fluxでは、最新の生成AIサービスをご利用いただけるようアップデートしており、この度、Amazon Bedrock上のAmazon Nova Micro、AmazonNova Lite、Amazon Nova Proを、IoTアプリケーションに組み合わせる生成AIモデルとして選択可能になりました。本日時点ではテキストと画像に対応(*1)し、今後動画にも対応予定です。
  • 12/23(月)
    • ソラカメ、首振り機能付き対応カメラの 専用LANアダプターを提供開始
      • 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を、Wi-Fiに加えて有線LANでも利用可能にする「ATOM Cam Swing 専用 LANアダプター」を2024年12月23日より提供開始します。
      • ソラカメ対応カメラの「ATOM Cam Swing」の大きな特長は首振り機能で、設置後に遠隔からカメラのアングルを変更できます。水平方向に360度、垂直方向に180度角度の首振りができ、死角がほぼありません。フルHDの高解像度、カラーナイトビジョン、赤外線LEDによる夜間撮影、IP65対応の完全防水防塵性能、カメラ内蔵のAIと連携した自動追跡機能などの特長があります。リーズナブルな導入コストで、広い撮影範囲をカバーできることから、、スーパーマーケットなどの小売店舗や、製造、工場、建設の分野で、離れた場所から現場を確認できる手段として導入台数が増えています。
      • この度、ATOM Cam Swingが、Wi-Fiだけではなく、専用LANアダプターの提供により、利用いただく場所や用途によって安定した通信環境で利用したいケースで、有線LANでの接続を選択できるようになりました。
      • 利用シーンとしては、設置場所にWi-Fiがないケース、物流倉庫等で本カメラが利用するWi-Fiの2.4GHz帯をすでに業務端末に割り当てていて使えないケースが想定されます。また、工場などで機械や設備からノイズが発生し電波干渉していまうケース、店舗などの現場で設置場所のWi-Fi電波強度が弱い、またはひとつのアクセスポイントに端末の接続が集中しているケースでは、有線LANの利用によりより安定した通信環境を確保し、ソラカメをよりスムーズに導入いただけます。
  • 12/25(水)
    • 日経CNBC「トップに聞く」出演のお知らせ
      • 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、マーケット・経済専門のTVチャンネルである日経CNBCの番組「朝エキスプレス」内のトークコーナー「トップに聞く」に、代表取締役社長の玉川憲が出演することをお知らせいたします。
      • 日経CNBCは日本経済新聞社と米国4大ネットワークのひとつであるNBCの子会社CNBCが中核になって開局したマーケット・経済専門チャンネルです。「トップに聞く」は、旬の上場企業や団体のトップをゲストに迎え、成長戦略や競争環境について深く掘り下げるロングインタビューのコーナーです。番組内では、IoTプラットフォームの事業と成長戦略について、生放送でお話しする予定です。

今後のイベント

他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Post いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!

それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315