こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
まだまだ寒いですが来週になれば暖かくなりそうな予報。暖かくなったら九州にバイクでツーリングに出掛けようと計画中です。とはいえ旅行は緩い計画しか立てない派なので決めるのは宿くらいです。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 02/25(火)
- SORACOM API の TLS v1.0/1.1 サポート終了のお知らせ
- セキュリティ強化および最新のセキュリティ基準への対応を目的として、SORACOM API における TLS (Transport Layer Security) v1.0 および v1.1 のサポートを、2025 年 3 月 31 日をもって終了します。
- TLS v1.0 および v1.1 は、古い暗号化プロトコルであり、セキュリティ上の脆弱性が指摘されています。本変更以降、SORACOM API へのアクセスには TLS v1.2 以降を利用してください。
- SORACOM API へのアクセスに使用しているシステムやライブラリが TLS v1.2 以降に対応しているかどうかを確認いただき、必要に応じて設定変更などの対応をお願いします。
- SORACOM API の TLS v1.0/1.1 サポート終了のお知らせ
- 03/04(火)
- SORACOM Flux の料金プランを改訂しました。
- 2024 年 12 月 11 日に お知らせ したとおり、SORACOM Flux の新料金プランの適用を開始しました。
- 新料金プランでは、「Developer」「Standard」「Enterprise」の 3 つのプランを利用できます。プランに応じて、作成できる Flux アプリ数、イベント数のバンドル、およびクレジット使用量のバンドル、通知の制限や利用できる機能が異なります。 なお、これまでの Free プランのお客様は Developer プランに移行しています。
- 4 つの Public Beta 機能を正式リリースに変更しました
- これまで Public Beta として提供してきた以下の 4 つの機能を、正式リリース (Released) に変更しました。
- Unified Endpoint
- SORACOM Beam の Web サイトエントリポイントにおける WebSocket 通信
- SORACOM Binary Format v1
- Lagoon 3 の Expression
- これまで Public Beta として提供してきた以下の 4 つの機能を、正式リリース (Released) に変更しました。
- SAM ユーザーのパーミッション構文とスイッチユーザーの信頼ポリシー構文で使える sourceIp 変数と ipAddress 関数が IPv6 アドレスに対応しました
- SORACOM Access Management (SAM) の パーミッション構文と、スイッチユーザー の信頼ポリシー構文では、IP アドレスを指定してアクセスを許可/拒否できます。具体的には、`sourceIp` 変数と `ipAddress` 関数を利用します。
- 今回のアップデートでは、この sourceIp 変数と ipAddress 関数が IPv6 アドレスに対応しました。SAM ユーザーやスイッチユーザーを利用する際、これまでの IPv4 アドレスに加えて、IPv6 アドレスを使用してアクセスを管理できます。
- SORACOM Flux の料金プランを改訂しました。
- 03/06(木)
- IPv6 を利用して SORACOM API にアクセスできるようになります
- SORACOM では、IPv6 への対応を進めています。その一環として、2025 年 3 月 20 日より、IPv6 を利用して SORACOM API にアクセスできるようになります。
- IPv6 によるアクセスを明示的に指定すると、IPv6 で SORACOM API を利用できるようになります。明示的に指定しない場合は、これまで通り IPv4 で SORACOM API を利用できます。
- IPv6 でアクセスした場合、監査ログには IPv6 アドレスが記録されます。
- SORACOM Napter のアクセス元 IP アドレスレンジには、IPv6 アドレスを指定できないため、IPv6 を利用すると Napter は利用できません。
- IPv6 を利用して SORACOM API にアクセスできるようになります
- 03/07(金)
- SORACOM プラットフォームクーポンの個人のお客様への提供を終了します
- IoT SIM の基本料金、データ通信量、SORACOM Beam などのサービス料金の支払いに利用できる SORACOM プラットフォームクーポン について、2026 年 3 月 31 日をもって個人のお客様への提供を終了します。
- SORACOM Lagoon 3 にデフォルト Variable を追加して Query 機能を更新しました
- SORACOM Lagoon 3 で、Dashboard を作成するときの手作業を軽減し、データの可視化と管理をより効率的に行うために、デフォルト Variables (変数) を導入し、Query 機能を更新しました。
- SORACOM プラットフォームクーポンの個人のお客様への提供を終了します
Blog記事
- 02/13(木)
- 02/19(水)
- 02/26(水)
- 02/27(木)
- 02/28(金)
外部メディア
- 2/18(火)
- 02/24(月)
- 02/26(水)
プレスリリース
- 02/10(水)
- ソラコム、Frost & Sullivanの「2025年テクノロジー・イノベーション・リーダーシップ賞」を受賞
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、Frost & Sullivanが実施した「生成AI×IoT(GenAIoT)」業界の最新調査において、「2025年テクノロジー・イノベーション・リーダーシップ賞」を受賞したことを発表します。
- Frost & Sullivanによると、SORACOMはクラウドネイティブなPaaSモデルを活用し、従来のIoTコネクティビティの概念を変革していると評価されました。今回の受賞は、イノベーションへの取り組み、商業化の成功、財務パフォーマンス、成長の可能性といった複数の基準に基づき、ベストプラクティスとして認定されたものです。
- Frost & Sullivanは、SORACOMが生成AIの研究開発(R&D)に投資し、グローバルIoTプラットフォームに深く統合された生成AI機能を提供していることに注目しました。2024年に提供開始した「SORACOM Flux」は、ユーザーがAI、デバイス、クラウド間のデータフローを定義することで、高度なIoTアプリケーションを構築できるようにするサービスで、Microsoft Azure AI、OpenAI、Google Gemini、Amazon Bedrockを活用できます。また、2024年に発表した「SORACOM Query Intelligence」では、ユーザーがIoT回線の接続状況を自然言語で問い合わせると、テキストやデータの可視化の形で分析結果を受け取ることを可能にしています。
- ソラコム、Frost & Sullivanの「2025年テクノロジー・イノベーション・リーダーシップ賞」を受賞
- 02/12(金)
- ソラコムが丸紅と海外市場におけるIoT分野の協業を検討開始
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 柿木真澄)と、海外市場におけるIoT分野での協業に向けた合意書を締結しました。
- ソラコムは、グローバルIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しており、これまでに通信、クラウド、デバイスを一体化したサービスで、世界中のIoT企業の開発・運用を支援してきました。一方、丸紅は総合商社としての国内外のネットワークと市場知見を有し、グループ傘下でMVNO事業やIoTサービスを展開しています。
- この協業は、ソラコムの提供するIoTプラットフォーム「SORACOM」とそのコア技術を活用し、グローバル企業や海外市場に進出する日本企業、さらに丸紅グループ企業のビジネス変革を加速・支援することを目的としています。
- 今後、ソラコムは丸紅と、それぞれの強みを活かし、IoT分野のグローバル協業モデルの構築について検討、協議を進めます。
- ソラコムとスズキが、「電動モビリティベースユニット」の事業化に向けてIoTを活用した実証実験を開始
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長 鈴木俊宏)とともに、電動車いすの技術を応用し、様々なロボットの足回りを提供する「電動モビリティベースユニット」の事業化に向けてIoTを活用した実証実験に取り組みます。
- 電動モビリティベースユニットは、スズキが長年電動車いすの開発で培ってきた走破性や安定性といった移動の技術を活用し、多様なロボットの足回りとなることを目指し開発しています。このロボットの足回りに、パートナーが自律走行やAIなど様々な技術を組み合わせることで、ロボットによる物流や除雪、土木建設、計測・監視など様々な分野の課題解決をパートナーとともに目指します。
- 今回の実証実験では、電動モビリティベースユニットに通信モジュールとIoTプラットフォームSORACOMを活用し、リアルタイムで車両の稼働状況やGPSによる位置情報などをクラウドに連携します。様々な分野における電動モビリティベースユニットの使われ方を可視化し、今後の製品開発への活用を目指します。また、サポートやメンテナンスなどお客様の立場になったサービスの検討に取り組みます。
- ソラコムが丸紅と海外市場におけるIoT分野の協業を検討開始
- 02/17(月)
- 02/27(木)
- ウェザーニューズが、法人向け気象サービスに 「ソラカメ」を採用
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉川憲)は、クラウド型カメラサービス「ソラカメ」が、株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋知博)の法人向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」に採用されたことをお知らせします。
- 近年、局地的な豪雨や台風、落雷などの自然災害が増加する中、企業や自治体における気象データの活用が重要視されるようになってきています。河川管理などの公共分野では、事前のリスク管理や迅速な対応が求められています。また、気象条件がビジネスに与える影響も大きく、物流拠点の状況把握、農業や建設現場の作業計画の最適化、商業施設・レジャー施設の管理など、さまざまな業界で気象データの活用が進んでいます。
- 「ソラカメ」は、すでに同社のお天気アプリ「ウェザーニュース」において採用され、全国各地で、2000台以上のユーザーが設置したライブカメラを通じて、リアルタイムの気象データの提供に貢献しています。今回、新たに法人向けサービスでも採用されることで、企業や自治体はカメラの映像による気象の監視や、拠点の状況把握に活用できるようになります。
- 春のIoTデバイス特価キャンペーンを実施
- ウェザーニューズが、法人向け気象サービスに 「ソラカメ」を採用
- 03/03(月)
- MWC2025のGSMA Open Gateway AECCコーナーにて、次世代コネクテッドカー向けデモを展示
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、2025年3月3日から開催される「Mobile World Congress 2025(以下、MWC 2025)」のGSMA Open Gateway「Demonstration Area」内のAECC(Automotive Edge Computing Consortium)コーナーに展示することをお知らせします。
- AECCは、業界横断型のコンソーシアムとして、コネクテッドカーのデータ通信に関する新たなネットワーク要件を策定し、次世代モビリティに求められる技術革新を推進しています。MWC 2025では、GSMA Open Gatewayのデモエリアにおいて、4つの自動車向けユースケースを展示します。
- その中で、ソラコムがトヨタ自動車株式会社と共同で取り組んでいるコネクテッドカー向けの次世代ネットワークアーキテクチャに関する概念実証のデモが展示されます。
- MWC2025のGSMA Open Gateway AECCコーナーにて、次世代コネクテッドカー向けデモを展示
- 03/06(木)
スライド公開
- 02/05(水)
- APIファーストで実現する運用性の高い IoT プラットフォーム: SORACOMのアプローチ
- Solutions Architect: masa
- APIファーストで実現する運用性の高い IoT プラットフォーム: SORACOMのアプローチ