7月4日 ANA インターコンチネンタルホテル東京で開催された SORACOM Conference “Discovery” 2018 にお越しいただいた皆様、ゲストスピーカーの皆様、パートナーの皆様、展示企業の皆様、誠にありがとうございました。
当日は、2000名を超える皆様にご来場いただき、大変盛況のうちに終了いたしました。
2016年7月に始まったDiscoveryは、3年めを迎え、規模を拡大してお届けしました。セッションは7トラック 27セッション、2種類のハンズオンが試せる自習コーナー、37社のパートナー様展示、ソラコム社員が作った電子工作デモコーナー、皆様からのご要望を聞くリクエストボード、IoT製品を体感いただける IoT Touch and Tryをご用意し、聞いて学び、実際に触って試していただく場をご用意しました。
本ブログでは、ソラコムの新発表・新機能のご紹介に加え、当日のイベントの様子をおしらせします。当日参加できなかった方も、少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。
<新発表>セキュアプロビジョニングサービス SORACOM Krypton
SORACOM Kryptonは、IoT デバイスに対してさまざまなクラウドサービスに接続するための初期設定をセキュアに実現するセキュア・プロビジョニングサービスです。
<新発表>ダッシュボード作成/共有サービス SORACOM Lagoon
SORACOM Lagoonは、SORACOM Harvestで蓄積したデータをソースとし、グラフや表、地図などを描写するダッシュボードを作成、他者にダッシュボードを共有することが可能なサービスです。現在多くの方にご利用いただいている SORACOM Harvest をご利用のお客様から頂いたフィードバックを元に開発を進めてきました。
<新発表>LTE-M 内蔵ボタンデバイス「SORACOM LTE-M Button Powered by AWS」
SORACOM の LTE-M セルラー通信内蔵、日本で初となる AWS IoT 1-click 対応のボタンデバイスです。
その他にも、Air のCHAP認証、Inventoryを利用したSORACOM Harvestの利用、Beam のmulti credentials per group 機能、SORACOM Global SIMを使ったUSSDデータ送信のサポート、アイコンセットの追加、販売デバイスの追加、SORACOM コミュニティ拡大と盛りだくさんな新発表が続きました。
- 新機能:SORACOM Air が CHAP認証 に対応しました
- SORACOM Air for セルラー plan-KM1 (LTE-M) とデバイス群を発表
- plan-D と plan-K 対応 USB ドングルと plan-K SIM の Micro サイズ販売開始
- インターネット経由でSORACOM Harvestにデータが入れられるようになりました。
- SORACOM Beam / Funnel / Harvest が USSD からの入力をサポート
- SORACOM Beam の Multi Credentials Per Group 機能をリリースしました
- SORACOM アイコンセットに工場装置・建物が追加!
キーノートスライドはこちら
午後からは、7箇所の会場で27のセッションが行われました。こちらのレポートページより、各セッションの登壇資料をご覧いただけます。
SORACOM Conference “Discovery” 2018 レポートサイト
ホワイエでは、37社の展示ブースが立ち並び、大変多くの方がパートナーブースにお立ち寄りいただきました。初の試みとなった、一部屋丸っとハンズオン会場として利用した自習コーナーは、初めてSORACOMを試す方から、Wio LTEをせっかくの機会なので試してみたいという方など多数の方にご参加いただきました。
第一回目のDiscoveryから開催している IoT 製品に触れられる IoT Touch and Tryコーナーは、合計23社の製品を展示し、今年も大盛況となりました。
IoT Touch and Try 展示製品一覧
今回、グローバルメンバーがアメリカ、フランス、オーストラリア、モーリシャスと様々なエリアから日本に集まり、SORACOM を使った電子工作デモを展示する Try! SORACOM コーナーに持ち寄った電子工作展示を飾ってくれました。実際にデモを作ったエンジニアがブースを対応し、こちらも多くの方にご覧いただけました。
SORACOM Conference “Discovery” に参加した方やパートナーの皆様からも参加レポートを書いてくださってます😉