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SORACOM UG Explorer 2018 参加レポート

みなさんこんにちは、ソラコムnaoです。
先日9月17日、SORCOM User Groupの全国規模のイベントである SORACOM UG Explorer 2018が永田町のGRIDで開催されました!

今回は、日本各地のUser Groupのメンバーが集まり、IoTに関わる技術から企画担当者を巻き込んだ1Dayイベントには関東に限らず、東海、関西、九州のエリアから多数の方が3連休の祝日最終日に永田町に集合しました。KYOSO様、テプコシステムズ様、Fusic様にスポンサーいただき、熱量の高くそれでいてアットホームな会となってました☺️
Twitter のまとめ記事はこちら

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今回のセッションは、IoTの新規事業への取り組み方や、どのように周りを巻き込んできたかと言ったセッションから、IoTデバイスやバックエンドに取り組むお話し、エンタープライズ企業でIoTを推し進めいてるパネルディスカッション、と様々な層に届くセッションが用意されていました。さらに、隣の会場ではハンズオンやミニシアター、Ask the Engineerのコーナーなど、休憩時間も楽しめる要素が盛り込まれてました。

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実際にIoTに取り組んでいるからこその、現場感あふれる内容に溢れていました。

製造現場を既存のスマートウォッチやグラスを使いこれまで紙やストップウォッチで計測していたものを自動化させたAGC高橋さんのお話しでは、パッションを持って新規事業を社内で伝えていたらフォロワーが生まれビジネスとして生まれてきた。その中で「面白い」のかどうかはとても重要。

大阪から参戦されたトーア紡コーポレーションの中井さんのお話は、ある展示会でIoT.Kyotoを提供するKYOSOさんに展示会で会ったことをきっかけに想像していたよりリーズナブルな価格で課題が解決出来るシステムがあるということを知り、実現まで進んでいったとのこと。消費電力が可視化されることで、製造現場にいるメンバーの「自分ごと化」が生まれ、自発的に気をつけるようになり節電にも寄与した。中井さんのスライドは既に公開されてるので、ぜひこちらもご覧ください。

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テクノロジーセッションの最初は、電機計測機器を提供している日置電機の舩原さんが、ユーザーのセキュリティポリシーや、スキルを考えることなく設置して電源をさしたらすぐに使える計測機器のために、SORACOM を使ってくれています。SIMに認証機能をもたせているため、デバイスが壊れても新しいデバイスにSIMを入れ替えるだけで誰でも復旧が可能!最後は「SORACOM 刺しときゃなんとかなる!」いただきました。

テプコシステムズ 本郷さんからは、社内の会議室の稼働率を可視化するためにRaspberry Piを利用したりOpenBlocksデバイスへ変更したり、システムを作る上での様々な試行錯誤をお話しいただきました。身近な課題を解決し、それをサービスとして提供するテプコシステムズさんのお話し、とても学びになりました。

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テクノロジーバックエンド側では、ウェブ上で Javascript を使って IoT が実現できるデバイスを提供するObnizサービスのお話をCambrianRobotics 木戸さんがしてくださいました。簡単にIoTが始められる世界が広がり、Webディベロッパーの方にとってハードルが下がってきてると思います。

続いては、abejaの大田黒さんが IoT x AI を活用し店舗の解析サービスを作る上で、実際にぶつかった課題を具体的な事象とともにお届けしてくださいました。参加者の方からは、知見の塊、現場で必ず役立つ話が満載でしたのお言葉いただきました。大田黒さんのスライドは既にアップされてるので、ご覧ください。

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フジテック友岡さん、ニチガス松田さん、MAGLAB武市さん、モデレーターにKYOSO辻さんと豪華なメンバーでの開催となった「エンタープライズIoTプロジェクト成功の秘訣」パネルディスカッションでは、巻き込み力・巻き込まれ力、何か動くものを示す影響力、IoTをグローバルで展開していく上でのローミングの問題、社内・社外に任せることの境界線はどこかなど、IoTに限らずどのように事業を前に推し進めていくかのエッセンスが詰まってました。

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先ほど紹介したまとめ記事からもお話いただいた内容を垣間見ることができますので、ぜひご覧ください。

ソラコムメンバーは、今回社員7名でリレー形式で登壇し、SORACOMのユニークな点と、みんなが知らない便利な機能5つをpickupしてご紹介しました。エンジニアは、この日に合わせて便利な機能をさらに便利にするための機能アップデートもいくつかご用意してました!当日利用したスライドがあるので是非ご覧ください。

ちなみに1~5位はこちら

新発表

この日に「soracom-cli の Sandbox 対応版、近日リリース予定です」とお伝えしましたが、10月1日にリリースしました!
リリースの発表ブログはこちらです。soracom-cli が API Sandbox に対応しました

最後は、懇親会!サントリー様とラ・カンティネッタ多摩川様にドリンクスポンサーをしていただき、参加者同士の交流も進み、お酒も進み、話が絶えない時間となりました。

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運営メンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした〜!是非来年もこういった会を楽しみにしてます^^

参加いただいた皆様、東京以外でもユーザーグループの活動が進んでいます。SORACOM User Group の Facebookconnpass のページをご確認ください。
ユーザーグループを立ち上げてみたいという方は、是非ソラコムにコンタクトをいただければと思います。

ソラコム nao