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グローバルDXもワンストップで支援|KDDI【SORACOM Discovery 2023】

2023年7月5、6日の2日間にわたって開催する日本最大級のIoTカンファレンスSORACOM Discovery 2023。会場には、IoTプロジェクトをサポートする30以上の企業がブース出展します。なかでも、豊富な実績をもつ企業をご紹介していきます。

今回フォーカスするのは、KDDI株式会社です。

KDDIは、M2M(Machine to Machine)の時代から20年以上にわたってIoT事業にも取り組んでおり、IoTを活用したビジネスソリューションも手がけています。

グローバルなビジネスプラットフォーム、KDDI 「IoT世界基盤」では、ニーズに最適なグローバル通信環境やデータソリューション、各国の法規制調査や認証取得体制、デバイス管理サービスまで一貫して提供します。2000万以上の法人IoT回線契約数と、世界約100拠点以上の現地事情に精通したスタッフを擁するKDDIだからこそ実現できたサービスです。

導入実績

IoT世界基盤は、新たなグローバルビジネスの推進や付加価値の提供にも寄与しています。

IoTを活用した遠隔監視システムを海外展開した産業設備メーカーでは、より精度の高い故障予知を目指すために、収集した設備データを見える化しました。収集データはメンテナンスサービスの拡張のほか、国内外でのスマートファクトリー化への導線にも活用できるため、さらなる成長機会の創出につながりました。

EV充電器メーカーでは、充電器の遠隔監視ソリューションを構築しました。稼働状況をリアルタイムに可視化し、遠隔で監視しつつ収集データから予兆を検知できるように。故障の発生を事前に抑止したり、迅速に保守対応ができたりするようになりました。また、蓄積した収集データを分析することで付加価値を提供し、新たなビジネス展開も生まれました。

KDDIの展示内容

SORACOM Discovery 2023のKDDI展示ブースでは、先述のKDDI 「IoT世界基盤」や、IoTデータ活用によるDXビジネスの立ち上げをパッケージで支援する「IoTサービスプラットフォーム」。カメラから取得した映像データをクラウド上に管理し、閲覧・AI解析できる「KDDI Video Management Service(KVMS)」、IoTワイヤレスルーター「AMT5500」など、法人のIoT化やDXをかなえる各種サービスを展示予定です。

IoTサービスプラットフォーム(引用:KDDI)

グローバルでキャリアリレーションの強いKDDIローミングとソラコムのIoTプラットフォームを融合したグローバルIoT通信「IoT世界基盤 グローバルIoTアクセス」では、200カ国を超える国と地域で利用できる通信と、グローバルで利用可能な通信デバイスを提供しています。

また、IoTワイヤレスルーター「AMT5500」は、世界44対地の電波関連法認証を取得しており、IoT化を検討される際に、すぐにご利用いただけるグローバルデバイスです。デバイス初期設定・監視・保守支援サービス「KDDI IoTクラウド デバイス管理」と組み合わせることで、お客さまの導入時の負担を軽減するほか、通信とデバイスの国内外利用における運用保守体制を構築し、キッティングから運用保守支援まで一気通貫でサポートします。

IoTサービスプラットフォーム(引用:KDDI)

KDDIサービスによる付加価値を伝えたい

KDDI DXプロジェクト推進部の田仲 順一氏は、「KDDIが通信事業者であるということは広く認知されていると思います。一方で、KDDI Digital Gateを活用した事業開発や、その構想をアジャイルに開発してDXを実現に導く、さまざまなケーパビリティを有している会社であるということはあまり知られていません。

KDDIには、20年以上にわたりIoTを手がけてきた経験から培ったノウハウと、最新の技術を組み合わせてお客さまの課題を解決するソリューション力があります。

今回の出展で、SORACOMとKDDIとのコラボレーションが、グローバルでできる提供価値をお伝えしたいです。ぜひブースにお立ち寄りいただき、我々にさまざまなお悩みをぶつけてください。複雑な課題を一緒に解決してビジネスを拡大していきましょう」と、語ります。

KDDIのサービスにご興味のある方は、ぜひ、7月6日のSORACOM Discovery2023の会場でお話を聞いてみてはいかがでしょうか。

SORACOM Discovery 2023への参加お申し込みは、SORACOM Dicovery 2023 のページをご覧ください。

ーソラコム 北川(martha)