こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
秋の澄んだ空気が気持ちいい季節になりましたが、急に寒くなってきましたね。体を温めながら、ゆっくり過ごすのが楽しみな季節でもあります。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 10/16(水)
- SORACOM Flux に SORACOM API アクションが追加されました
- SORACOM Flux に新たなアクションとして「SORACOM API アクション」が追加されました。
- IoT デバイスからの入力データやタイマーをトリガーに Flux アプリを起動し、その Flux アプリのアクションとして SORACOM API を実行できます。その結果、SORACOM の各種サービスの操作も自動化した Flux アプリを作成できるようになりました。
- SORACOM Flux に SORACOM API アクションが追加されました
- 10/17(木)
- ソラカメにタグ設定機能が追加されました
- ソラコムクラウドカメラサービス (略称: ソラカメ) において、新たにタグ設定機能が追加されました。SORACOM ユーザーコンソールで、ソラカメ対応カメラに名前とは異なる任意の文字列を タグ として設定して、ソラカメ対応カメラをより柔軟に管理できます。たとえば、ソラカメ対応カメラの設置場所やその目的、管理者の名前など、さまざまな情報をタグに含めることが考えられます。
- SORACOM ユーザーコンソールのデバイス管理画面では、タグを使ってソラカメ対応カメラを場所別などでフィルタリングできるため、大量のカメラの効率的な管理を実現します。
- eSIM プロファイル発行サービスの運用方針変更について
- ソラカメにタグ設定機能が追加されました
- 10/25(金)
- ソラカメが動画と静止画の SORACOM Harvest Files へのエクスポートをサポートしました
- Soracom Cloud Camera Services (ソラカメ) に、クラウド常時録画で保存された動画を、動画や静止画として SORACOM Harvest Files (以下、Harvest Files) に保存できる機能が追加されました。
- ソラカメが動画と静止画の SORACOM Harvest Files へのエクスポートをサポートしました
- 10/28(月)
- ソラカメ対応カメラのライブ視聴見放題 Limited Preview の設定項目にサウンド検出を追加しました
- Soracom Cloud Camera Services (略称: ソラカメ) において、ライブ視聴見放題 Limited Preview の [ライブ視聴] タブの設定項目に [サウンド検出] を追加しました。
- 以下の操作が SORACOM ユーザーコンソールで行えるようになります。
- ソラカメ対応カメラのサウンド検出の有効 / 無効を切り替える。
- サウンド検出の感度を変更する。
- ソラカメ対応カメラのライブ視聴見放題 Limited Preview の設定項目にサウンド検出を追加しました
- 10/30(水)
- iSIM を搭載した通信モジュールおよび評価キットの販売を開始しました
- 次世代 SIM テクノロジーである「iSIM (Integrated SIM)」を搭載した通信モジュール、および評価キットの取り扱いを、SORACOM ユーザーコンソールで開始しました。
- iSIM (Integrated SIM) は、従来は別々に存在していた通信モジュールと SIM の機能を、1 枚のチップ (SoC:System-on-Chip) に統合する技術です。IoT デバイスの設計が簡素化され、小型・軽量化、省電力化が実現します。また、通信モジュールと SIM がワンストップになることで、デバイスの製造から販売のライフサイクルにおいて、部品調達や物流、保管コストを削減、環境負荷の低減も期待されます。
- SORACOM Flux に Incoming Webhook が追加されました
- SORACOM Flux は、高度な自動化を目的としたローコード IoT アプリケーションビルダーです。Flux で構築したアプリケーションを Flux アプリと呼びます。Flux アプリを構築すると、さまざまな入力に対して、ルールとアクションを組み合わせた処理を行い、処理結果に応じて任意のサービスに Webhook を送信したり、担当者に Slack やメールで通知したりできます。
- このたび、SORACOM Flux のチャネル (*) ごとに Incoming Webhook の URL が発行できるようになりました。発行された URL はランダムで予測困難な文字列を含み、その URL に認証情報 (API キーと API トークン) を付与せずに HTTP リクエストを送信するだけで、チャネルにデータを送信でき、Flux アプリを起動できます。
- iSIM を搭載した通信モジュールおよび評価キットの販売を開始しました
- 10/31(木)
- SORACOM Flux の AI アクションの Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet をアップグレードしました
- Amazon Bedrock の Claude 3.5 Sonnet のアップグレード に伴い、SORACOM Flux から実行できる AI アクションで「Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet」を選択したときに利用される AI モデルを、「Claude 3.5 Sonnet」から「Claude 3.5 Sonnet v2」にアップグレードしました。
- このアップグレードでお客様の対応は不要です。 SORACOM Flux の AI アクションで「Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet」を利用されている場合は、自動的に「Claude 3.5 Sonnet v2」を利用できます。
- SORACOM Air for セルラーが利用できる国と地域を変更しました
- SORACOM Flux の AI アクションの Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Sonnet をアップグレードしました
- 11/01(金)
- VPG Type-F2 の提供を正式リリースに変更しました
- これまで Public Beta として提供してきた新型 Virtual Private Gateway (以下、VPG) Type-F2 を、正式リリース (General Availability、GA) に変更しました。 VPG Type-F2 は、デバイスとクラウド間での IP ベースの双方向通信を簡便に実現するために設計されている VPG です。
- Public Beta 期間中にお寄せいただいたフィードバックをもとに、通信の安定性や接続品質の最適化を図る改善を実施しました。これで、VPG Type-F2 をより安心して利用できるようになりました。
- VPG Type-F2 の提供を正式リリースに変更しました
Blog記事
- 10/18(金)
- 10/21(月)
- 10/25(金)
- 10/30(水)
- 11/01(金)
プレスリリース
- 10/21(月)
- Automotive Edge Computing Consortium(AECC)の国際会議で、ソラコムが協力したコネクテッドカーに関する概念実証を展示
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、Automotive Edge Computing Consortium (以下、AECC)が2024年10月に開催する国際会議で、トヨタ自動車株式会社と進めているコネクテッドカー向けの次世代ネットワークアーキテクチャーの概念実証が展示で紹介されることをお知らせします。
- AECCは、車両、コンピューティング、およびネットワーク技術の融合に向けたベストプラクティスを推進するために活動する、業界横断型の非営利コンソーシアムです。2024年10月22日から24日まで、コンソーシアムの国際会議「AECC All-Member Meeting, Driving Connectivity, Advancing Mobility」がベルリンで開催されます。
- ソラコムは、2024年5月にAECCに加入し、コンソーシアムのメンバーとして、MNO(携帯通信事業者)、自動車メーカー、通信やクラウドの事業者、その他関連技術標準団体および技術コミュニティと協力し、将来のコネクテッドカーのニーズを満たす新技術や標準の確立にむけて活動しています。
- AECCメンバーであるトヨタ自動車株式会社とは、コネクテッドカー向けの認証および安全に保護されたネットワークの将来的な採用に向け段階的に検証を進めており、国際会議ではPoC(Proof of Concept)が展示、紹介されます。
- Automotive Edge Computing Consortium(AECC)の国際会議で、ソラコムが協力したコネクテッドカーに関する概念実証を展示
- 10/30(水)
- SIMカード、eSIMに次ぐ第3の形状のSIMである 次世代SIMテクノロジー「iSIM」を商用化、搭載モジュールを提供開始
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、次世代SIMテクノロジーである「iSIM」を、データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」に対応するカード型SIM(*1)、チップ型SIM(Embedded SIM、eSIM)に次ぐ第3の形状のSIMとして商用提供を開始します。あわせて、2種類のiSIM搭載セルラー通信モジュールを2024年10月30日から提供します。
- iSIM(Integrated SIM)は、従来は別々に存在していた通信モジュールとSIMの機能を、1枚のチップ(SoC:System-on-Chip)に統合した技術です。IoTデバイスの設計が簡素化され、小型・軽量化、省電力化が実現します。また、通信モジュールとSIMがワンストップになることで、デバイスの製造から販売のライフサイクルにおいて、部品調達や物流、保管コストを削減、環境負荷の低減も期待されます。
- SIMカード、eSIMに次ぐ第3の形状のSIMである 次世代SIMテクノロジー「iSIM」を商用化、搭載モジュールを提供開始
- 11/01(金)
- IoTプラットフォームSORACOMの契約回線数が700万を突破
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、データ通信サービス
- 「SORACOM Air」の契約回線数(*1)が、700万を突破したことをお知らせします。
- IoTプラットフォームSORACOMは製造、エネルギー、金融などの産業DXから、イノベーティブなスタートアップ、農業や防災など持続可能な地域社会を支える取り組みに至るまで、幅広い業界で利用されています。
- 主要サービスのひとつである「SORACOM Air for セルラー」は、企業がIoT通信を効率よく活用できる環境を提供しており、185の国と地域、428の通信キャリアを通じて世界中のIoTビジネスをサポートしています。
- IoTプラットフォームSORACOMの契約回線数が700万を突破
スライド公開
- 10/12(土)
- AWS Lambda と Amazon SQS で「わかった気になれる」FreeRTOS 入門
- Technology Evangelist: max
今後のイベント
他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Post いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!
それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315