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ソースネクスト社 POCKETALKにSORACOM採用

こんにちは、ソラコム 広報マーケティングの田渕です。

スマートスピーカーが各社から発売され、いよいよ家庭など身近なところでもどんどんIoT機器が増えていきそうな雰囲気になってきました。今日は、SORACOM搭載の身近で便利なIoT機器をひとつご紹介します。

手のひらサイズの超小型通訳機「POCKETALK」

SORACOM Icon

先日発売され、テレビなどでも話題になっていたのでご覧になった方も多いかもしれません。

このソースネクスト様が開発したこの通訳機は、ボタンを押しながら話しかけると、世界中の50以上の言語で1台で英語から日本語、日本語から英語といった双方向の通訳で、音声コミュニケーションができます。

この通訳機は、音声データを通信でクラウドに上げてクラウド側で翻訳し、また音声データを端末に送信して再生すると言う仕組みになっています。つまりモノとインターネットをつなぐ最先鋭のIoTデバイスなのです。

「POCKETALK」という名前の通り、どこにでも持ち運べるポケットサイズです。そして、このデバイス、日本国内だけではなく、海外にも持っていってそのまますぐに使うことができます。

世界中に持っていってすぐ使える仕組みを支えいているのが、SORACOMのセルラー通信です。「POCKETALK」に「SORACOM Air for セルラー」グローバル向け を採用いただきました。

プレスリリース
ソースネクスト様の新製品「POCKETALK™」の通信に「SORACOM」が採用されました.

ちょうど先日、私は、中国深センのMaker Faire Shenzhenへの出展のため出張に行ってきました。展示用に「POCKETALK」をお借りして持っていったのですが、大活躍。

中国語は漢字は知っていても多彩な発音を持つため会話が難しい言語です。深セン市内は繁華街でも飲食店ではまだ英語が通じないお店も多いのですが、「POCKETALK」を使って「スイカジュースはありますか?」「お会計お願いします」など様々な会話を通じて美味しい食事を楽しむことができました。お店の店員さんも興味津津でした。

クラウド側で通訳するから、長い文章での翻訳にも対応していますし、通訳に最適化された専門機器なので、騒がしい店内でもスマホに比べてノイズを拾いにくく、音が聞こえやすいといった良さも感じました。

SORACOM Icon

旅行はもちろん、学習用にも良さそうです。
対応言語も英語や中国語などよく使いそうなものから、アラビア語、アルメニア語など様々な言語に対応しています。

ちなみに12月の発売に向けて予約受付が開始されています。大人気のようで、すでに黒色は1月以降、白色は3月以降のお届けになっているようなので、ご利用をご検討の方は早めにご予約ください。

言葉の壁をなくす、翻訳機「POCKETALK(ポケトーク)」|ソースネクスト

10月には、ソラコムはチップ型SIMへの対応も発表しました。このチップ型SIMはapple watchなどのウエアラブル製品や車載などのコンシューマー製品で多く使われている技術で、ますますコンシューマー製品へのSIMの利用が進んでいきそうです。

気がついたらひとり10台くらいのIoT機器を身に着けていた、といった未来もありそうですね。さまざまなIoT機器を使いこなして、便利な生活をぜひ試してみてください。

田渕