私生活の ON/OFF は苦手のソラコム松下(max)です
皆さんは「接点」をご存知ですか?
聞きなれない方が多いと思います。電灯の ON/OFF につかう、あの「スイッチ」が 接点 です。
この ON/OFF 情報を手軽にクラウドに送ることができるのが、ドライコンタクトコンバーター (ODC-01) です。
この製品は接点からの ON/OFF 情報を Sigfox を通じてクラウドに送信できるほか、「IP65 (防塵、防水)」「最長5年稼働なバッテリーを内蔵」と、屋内だけでなく屋外でも利用可能なゲートウェイ機器です。
今回は ドライコンタクトコンバーター (ODC-01) を、Sigfox データ通信料込1年間分も含めて これまでのお値段の半額以下 14,980 円 と、よりお求めやすい価格に改定しました。
※迷わず購入される方は 購入の仕方 をご覧ください
そもそも「接点」とは
接点については スイッチ入門 – スイッチとは / パナソニック や 初歩からのスイッチ | スイッチの基礎知識 / オムロン電子部品情報サイト に詳しい解説が載っておりますので、ご参考になさってください。
一言でまとめるならば「スイッチ」です。
「接点」とドライコンタクトコンバーターの接続
一番手軽なボタンとドライコンタクトコンバーターを接続してみたのが、こちらの例です。
ボタンから直結ですね。実は、ドライコンタクトコンバーターのバッテリーは、動作用の電源だけでなく、相手機器(この場合はボタン)からの信号を受け取るための電圧としても利用されているため、相手機器側に電源や複雑な回路が不要なのです。
(仕組みは「ドライ接点」で検索してみてください)
そのため、非常に手軽に接点機器を IoT 化できるのが特徴です。
「接点」でできること
接点は極めてシンプルな仕組みです。そのため、多くの機器で使われています。
- ボタン、マグネットスイッチ
- 呼び鈴 (押された時に ON)、ドアの開閉 (開閉に ON/OFF)
- 防犯センサー
- 人感、通過検知、ガラス破壊
- 防災センサー
- 熱、けむり、ガス漏れ、水位
- PLC
- マイコンによる 0/1 出力判定
これらの機器を、簡単に Sigfox ネットワークで IoT 化できるというのが、ドライコンタクトコンバーターの最大の利点です。
購入の仕方
ドライコンタクトコンバーターは SORACOM から直接ご購入いただけます。
まずは SORACOM Air for Sigfox の利用方法 に沿ってアカウント作成などの手続きを完了してください。
その後 SORACOM コンソール上から「発注」→「Sigfox」とすすめると、購入することができます。
※スクリーンショットは価格改定前でございます。今は新価格になっておりますので、ご安心ください!
おわりに
IoT を成功させるポイントは「作らず、利用する」です。ドライコンタクトコンバーターは完成されている製品であり、利用するにはうってつけです。今回の価格改定で、試作の段階から利用できる製品として、みなさんの IoT プロジェクトの成功のお役に立てれば幸いです。
ソラコム “MAX” 松下