“Discovery” 2018 ではセッションを2つお届けします、ソラコム 松下(max) です。
先日より「スタートアップトラックを新設 〜“Discovery”2018〜」「“Discovery” 2018 興味別!セッションの歩き方」と、立て続けに “Discovery” 2018 の情報をお送りしております。
今回は エンジニア向け の “Discovery” 2018 おすすめセッションをご紹介します。
エンジニアと言いましても。
ひとまとめに「エンジニア」と言っても、~~エンジニアと様々なカテゴリがあります。
一方、IoT は モノ(ハードウェア) 、 ネットワーク 、 クラウド/アプリケーション と3つの要素をカバーする必要があり、求められる範囲が広いことも IoT における特徴です。(なんとかしたいのですが)
そこで、今回は4つのカテゴリーで “Discovery” 2018 のセッション選択の方法です。
- ハードウェア・エンジニア向け「IoT 時代のハードウェアと、クラウドの理解」
- ネットワーク&セキュリティ・エンジニア向け「IoT セキュリティを確保する様々な手法」
- クラウド&アプリ・エンジニア向け「超高速な IoT システム構築」
- IoT アーキテクト向け「IoT 最新動向と技術」
ハードウェア・エンジニア向け おすすめセッション
IoT 時代のデバイスは クラウドにつながっている前提のシステム構成 という点が、今までのモノづくりとは異なる点です。
多くのデバイスがクラウドにつながる IoT において自動化は必須です。そして、人がいない場所でも安定的な運用とセキュリティの確保は必須となります。そして、ハードウェア・エンジニアだからこそクラウド連携手法を学ぶことで、他とは違う価値を創り出すことができます!
そこで、以下のようなセッションはいかがでしょうか?
- F-1 SORACOMで自動化するデバイスのキッティング、配備、運用
- B-2 IoTシステムにおけるデバイス管理とセキュリティ
- B-3 IoT活用のはじめ方 〜IoTシステムを迅速に構築する手法〜
- F-4 IoT システム 最新アーキテクチャ・リファレンス ~デバイスからクラウドまでの最適解を求めて~
会場内の IoT Touch and Try コーナーでは、実際に稼働している IoT 製品が数多く展示されています。展示員もいますので、実際のハードウェア製作についても聞いてみるチャンスです!
ネットワーク&セキュリティ・エンジニア向け おすすめセッション
IoT のネットワーク構築において 閉域網とデバイス通信の監視 は必須の要件と言えるでしょう。
閉域網は IoT 時代のイントラネット として、そして、デバイスの通信監視は人がいない場所でも動き続けるデバイスのセキュリティ確保の手段として必要なのです。
それらを学べるセッションがこちらです。
- B-2 IoTシステムにおけるデバイス管理とセキュリティ
- F-3 SORACOMで実現する “Intranet” Of Things バックエンドシステム / IoTデバイスから社内システムまでセキュアにつなぐプライベートネットワーク構築法
また、セッションの他にも展示会場では、パートナーによるセキュリティ製品が展示されています。空き時間にぜひご覧ください!
クラウド&アプリ・エンジニア向け おすすめセッション
IoT は実現速度がとても大切になります。
特にクラウド・エンジニアの方々は デバイス開発もクラウド開発の速度で行えないか? と感じることが多いと思います。そんな課題に対して解決策のヒントとなるセッションがこちらです。
- E-1 Wioで始めるIoTプロトタイプ開発 〜実践事例のご紹介〜
- F-2 SORACOMサービスを利用したIoTアプリケーションのクラウド連携
- E-3 コンシューマー向けハードウェア開発 〜設計・量産でおさえるべきポイント〜
- F-3 SORACOMで実現する “Intranet” Of Things バックエンドシステム / IoTデバイスから社内システムまでセキュアにつなぐプライベートネットワーク構築法
- F-4 IoT システム 最新アーキテクチャ・リファレンス ~デバイスからクラウドまでの最適解を求めて~
おすすめセッション E-3 と F-3 が同じ時間となります。複数名でご来場いただき、あとで内容を共有するというのはいかがでしょうか。
IoT アーキテクト向け おすすめセッション
アーキテクト職をエンジニアとして考えるか否かは悩ましいところですが、「絵に描いた餅」のような構成を作らないようにするためにも、技術は知っておく必要があるでしょう。
最新の技術を知っていることは当然のことながら、 何ができるのか・何ができないのか といった使いどころや、国内外における通信の最新動向を理解しておくことも必須です。
全てのエンジニアの方に!
“Discovery” で恒例となったナイトイベント SORACOM UG が開催されます。
UG とは User Group の略ですが、 SORACOM を使っていなくても参加できます! 業種・業態を問わず IoT に関わっている方々が個人レベルで交流を行っているコミュニティ・イベントです。
お申し込みは “Discovery” 2018 とは別のページからになりますので、こちらもお忘れなく!
SORACOM UG Tokyo #11 / Discovery 夜の部!
おわりに。
昨年(2016年)の 4月のエンジニア向けイベント “if-up 2017” で IoT は 複数の専門分野をまたがる、総合格闘技 と言われています。
IoT に関係する皆さんには「わたしは~~エンジニアだけど、ほかの分野も見てみよう」という積極的な形で関わっていただきたいと願っております!
“Disovery” 2018 の全容とお申込みはこちらからからご覧いただけます。
ちなみに私は E-2 IoTにおけるPoC成功の秘訣 と F-4 IoT システム 最新アーキテクチャ・リファレンス ~デバイスからクラウドまでの最適解を求めて~ が担当です (^^)
是非とも会場でお会いできることを楽しみにしております!
ソラコム “MAX” 松下