いよいよSORACOM Technology Campの開催まで残り1週間です。もう受けるセッションは決めましたか?
今回は全セッション新作です。セッションにはこれからIoTを始める人におすすめの「ベーシックトラック」と、これから本格稼働するIoTシステムに取り組む人におすすめに「アドバンストラック」があります。1つの時間枠に受けられるセッションは一つですが、それぞれのセッションを行ったり来たりすることも可能です。
ソラコムでは、イベント開催の10日前くらいから各セッション担当は慌ただしくなります。というのは、ソラコムではイベント10日前頃に、セッション担当が全員集まって、それぞれのセッションスライドの目次や流れをレビューするという「読み合わせ」が行われるからです。
先日、この「読み合わせ」が行われました。私も企画担当として同席していたのですが、今年の春実施したSORACOM Technology Campよりも、パワーアップしていると感じました。
その中でも、おすすめのセッションをご紹介します。
おすすめポイント:IoTにおけるネットワークセキュリティを理解
アドバンス−1 13:50-14:35
モバイル回線で作るイントラネット 業務システムにもセキュアに連携
閉域ネットワーク構築は、IoTだけではなく業務システム連携などでも用いられる方法です。本セッションでは閉域ネットワークの構築方法はもちろん、さらにパケットレベルでのモニタリングを実施するセキュリティ強化や、SORACOM Beam, Funnel, Harvest のエンドポイント以外にアクセスできなくすることでインターネットアクセスを遮断する「Private Garden 機能」についても解説します。
おすすめポイント:センサー&可視化を数時間で実現!
ベーシック−3 15:50-17:00
今日から始めるセンサーデータの可視化
「センサーを用いてデータを可視化する」ことはIoTシステムの第一歩です。SORACOMでは、サーバーやストレージの準備なしでSORACOM側で可視化、更にはSIMを指定するだけでダッシュボードを作りデータをグラフ化したり、アラートを送信するようなシステムもすぐに構築できます。SORACOM Lagoonのダッシュボードを使いこなしたい方は、このセッションでそのスピード感を体感してください。
おすすめポイント:高度なシステム「遠隔操作」の実現方法
アドバンス−3 15:50-17:00
デバイス-クラウドの双方向通信デザインパターンと実践
お客様からよく伺うリクエストが「遠隔操作したい」。
ですが、セキュアに遠隔操作を実現するシステムは、大変高度な技術を要します。本当に遠隔操作の機能は必要か?そんな問いかけから始まる本セッションでは、遠隔操作を可能にするいくつかの実装方法をデモでご紹介します。
おすすめポイント:IoTボタンとデバイス設計ベストプラクティス
ベーシック−4 17:15-18:00
SORACOM LTE-M Button の始め方
11月1日の発売後、次々にユーザー様による「使ってみたBLOG」が上がってきている、話題のSORACOM LTE-M Buttonボタン。本セッションでは、その使い方だけではなく、このボタンデバイスのIoTシステムとしてのアーキテクチャについてもご紹介します。なぜボタンを押すとすぐに繋がるのか、ボタンのアクションを後で変更可能なのか、さらにはデバイス設計におけるベストプラクティスもこのセッションで学べます。
まずは4つのセッションをご紹介しましたが、これ以外のセッションも時間オーバーしそうなくらいの内容となっています。SORACOM Technology Camp、セッションスケジュールを熟読いただき、自分のタイムスケジュールを作ってみてくださいね。
ご来場お待ちしています。
ソラコム田渕 / kyon