ソースネクスト株式会社の AI 通訳機「POCKETALKⓇ」の新シリーズ「POCKETALK(ポケトーク)S」が 12月6日より新発売されました。ウェブサイトで購入できることはもちろん、店頭でも手に取る機会が増えます。
この新シリーズでは、ボタンを押して音声入力してから翻訳結果が表示・発話されるまでのスピードなどの品質向上に加え、カメラによる画像翻訳(しかも言語は自動検出!)や、英会話学習機能(発音までチェックしてくれる!)などの新しい機能を使うことができます。
「POCKETALK S グローバル通信(2年)付き」には「SORACOM IoT SIM」のチップ型 eSIM が搭載されており、電源を入れればすぐに 133 の国と地域で「POCKETALK S」の翻訳をすぐに使うことができます。
SORACOM IoT SIMの詳細や、ソースネクスト 技術執行役員 川竹様のコメントはこちらのプレスリリースでご覧ください。
POCKETALKは、ちょうど2年前の2017年12月に発売開始されました。手のひらサイズの音声通訳機で、インターネットにつなげることで、1台で複数の言語を双方向に通訳することができることから注目されました。その後2018年9月に2代目となる「POCKETALK W」、そして2019年12月に新シリーズ「POCKETALK S」が、ほぼ1年おきに新製品が、毎年ワクワクする新機能とともに発売されています。ソースネクスト様は、「POCKETALK 」を皮切りにIoT企業になることを打ち出し、位置見守り機「FamilyDot(ファミリードット)」などIoT製品を次々に市場に送り出しています。
POCKETALKは、ソラコム社員にとっても強い思い入れのある製品です。「POCKETALKの通信の仕組みはSORACOMだよ」と家族に説明することで初めて「パパすごいね!」と理解してもらえたと喜ぶパパ社員もいました。(家族にSORACOMを説明するのはなかなか大変なのです。)
通信は普段目に見えませんが、こういった製品を実際に使うと「モノがインターネットにつながる」便利さと楽しさ、それらを支える通信の重要性を実感します。
POCKETALKのように持ち歩いて利用する製品には、スマートフォンと同じセルラー通信が最適です。さらに、セルラー通信で用いられるSIMは国際的にユニークなIDを持っており個別のデバイス管理にも便利なため、量産型のコンシューマー製品の通信にもセルラーが使われ始めています。
このようなコンシューマー製品での利用の増加とともに、SORACOMの通信も進化してきました。カード型からチップ型SIM(通称eSIM)の内蔵へ、グローバルでの3G通信からLTE通信へ、そして2019年7月の通信品質向上への取り組みによって、特に日本と北米での通信速度が早くなりました。
2019.07のニュース:
「SORACOM Air for セルラー」の130カ国で使えるIoT SIMが進化 データ通信料値下げ、マルチキャリア対応、より高速な通信が可能に – IoT プラットフォーム 株式会社ソラコム
今回「POCKETALK S」にはドラえもんコラボモデルがあり、キャラクターのカバーを選ぶことも可能ということです。(中には、ほんやくこんにゃくをイメージしたこんにゃく柄のカバーも!)「あったらいいな、できたらいいな」と思っていたことが、現代のテクノロジーで実現する一例としての 「POCKETALK」。ぜひお手にとって見てください。
広報 kyon