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テクノロジーで困難に打ち勝つ「The COVID-19 Detect & Protect Challenge」にソラコムが協賛

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広報の田渕です。新型コロナウイルスの世界的な影響に対し、3Dプリンタを用いた医療機器の製造、遠隔医療、SNSを利用した大規模アンケート、ウィルスの解析、濃厚接触者の管理等の予防方法の研究など、テクノロジーを用いた取り組みをニュースで見かける機会が増えてきました。

今日はテクノロジー業界に従事している人々の新たな挑戦についてご紹介します。

UNDP(国連開発計画)と、Hackster.ioが共同で実施する「The COVID-19 Detect & Protect Challenge」というイノベーション創出のためのプログラムが4月14日から始まりました。

Hackster.ioとは・・・
オリジナルのハードウェア開発やプログラミングを学ぶ開発者が参加する、グローバルなウェブサイトです。さまざまな電子工作プロジェクトの製作手順や、コンテストなどが随時更新されています。

「The COVID-19 Detect & Protect Challenge」は、国連開発計画の技術センターとHackster.ioが、世界で最も優秀なテクノロジー企業と力を合わせて、新型コロナウイルスとの戦いがもたらすだろう、健康や医療、雇用、そして貧困や不平等などの世界的な課題に対し、技術革新と創意工夫で乗り越えようとするプログラムです。

「Detect」分野では、市民や医療従事者をサポートする、コロナウイルスの診断や将来の発生を予知するようなアプリケーションやアルゴリズム、オープンソースのハードウェアなどが例として記載されています。

「Protect」分野では、病気の蔓延を遅らせるような装置、例えば3Dプリント可能な保護具や、簡単に組み立て可能な手指消毒ディスペンサー、汚染モニタリングなどが例として記載されています。

既に、アマゾンウェブサービス、アーム、グーグルやマイクロソフトなど15社の企業がこのプログラムの協賛企業として名前を連ねています。ソラコムも協力する1社として参加が決まりました。

応募プロジェクトの中から、特に優れた10プロジェクトに、「グローバルUNDPイノベーター賞」が授与されます。既に申し込み受付が開始されており、6月末に申し込みは締め切り、7月10日には受賞プロジェクトが発表されます。

本プログラムへのプロジェクトとしての応募はもちろん、このプロジェクトと挑戦を共有したり、進捗を見守ることにも意味があります。Twitter等のソーシャルメディアでは #COVID19DetectProtect というハッシュタグでこのプロジェクトの活動を見ることができます。ぜひ、一緒にこのプロジェクトを応援しましょう。

www.hackster.io

広報 田渕/kyon