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カメラ設置の自由度が増す「ソラカメ用4.5m USB電源ケーブル」取り扱い開始


こんにちは、ソラコムの松下 (ニックネーム: Max) です。

先日(5/18)提供を開始したIoT時代のクラウド常時録画サービス「ソラカメ」は、非常に多くの反響をいただいています。ありがとうございます!
このブログでは「[ソラカメ] ATOM Cam 2 用 USB 電源ケーブル 4.5m」の取り扱い開始をお知らせします。

[ソラカメ] ATOM Cam 2 用 USB 電源ケーブル 4.5m

「ソラカメ」とATOM Cam 2

「ソラカメ」(Soracom Cloud Camera Services)は、IoTカメラの映像を常時録画、いつでもどこでも再生できるSaaSで、利用には対応するIoTカメラが必要です。そのカメラがアトムテック社の「ATOM Cam 2」になります。

IoTデバイスが1つから買える通販サイト「SORACOM IoT ストア」では、「ソラカメ」のライセンスとATOM Cam 2をセットにして提供しています。お手元に届いたら、すぐに撮影と常時録画が開始できるわけです。

「ソラカメ」の登場背景やこのサービスで解決できること、具体的な使い方などは【新発表】IoT時代のクラウド常時録画サービス「ソラカメ」で、CEOの玉川(ken)が熱く語っております。是非こちらの記事もご覧ください!

お客様のフィードバック “屋外へケーブルを引きたい!”

ATOM Cam 2は、フルHDや赤外線ナイトビジョンと撮影品質が高い上に、「防水・防塵 (IP67)」対応で屋外利用も見込めます。一方で電源部分(UBS-ACアダプタ)は非防水なので、屋内や防水加工済みコンセントから引くことになります。このような利用も想定し、ケーブルはドアの隙間に通しやすい「フラットケーブル」が採用されています。

ATOM Cam 2には、1.8mのUSB電源ケーブルが標準添付されています。窓際にコンセントがある場合はこの長さでも十分ですが、お客様からいただいたフィードバックの1つに「屋外へ引き回せる、長いケーブルが欲しい!」というものがありました。

そこでソラコムではご要望にお応えする形で[ソラカメ] ATOM Cam 2 用 USB 電源ケーブル 4.5mの取り扱いを開始しました。屋外への引き回しはもちろん、屋内でも例えば天井といった高所への取り回しも可能となるので、設置の自由度が格段に増すケーブルです。

4.5m ケーブルの仕様

4.5m ケーブルのコネクタやケーブル形状は、標準添付の1.8mと同等です。長さが2倍以上になったということですね。ちなみに本商品は、アトムテック社の「ATOM Cam初代/ATOM Cam 2 USBケーブル」と同一です。最初から長いケーブルが必要だとわかっている場合は、SORACOM IoT ストアでカメラ本体+ライセンスと共に一緒に手配できるので、手間も減らせるかと思います。

専用ケーブルをご提供している背景ですが、ATOM Cam 2の防水・防塵性を実現するためです。インターフェース形状はmicroUSBですが、コネクタの厚みで電源部に「フタ」をしています。そのため専用ケーブルを必ずお使いください。

ATOM Cam 2 の背面とケーブル

引き回しの長さを見積もるには…?

1.8mケーブルでいいのか、それとも4.5mケーブルが必要なのか…?なかなか切実な疑問です。
コンセントからカメラの設置予定場所までの距離は、メジャーがあれば確実に計測できますが、スマートフォンでもある程度の見積もりができます。具体的には、iPhone/iPadなら「計測」アプリ、Androidでも「AR(拡張現実)メジャー」アプリ (Google Play: “ARメジャー” 検索結果)が使えます。以下はiPhone/iPadの計測アプリの様子です。

iPhone/iPad(iOS)の計測アプリの様子

このように、おおよその長さを知ることができます。参考程度の精度ではありますが、目安として使えるのではないでしょうか。

おわりに ~ セミナーのご案内

冒頭でもご紹介しましたが「ソラカメ」への反響がとても多く、ソラコムメンバーの想像力を超えた活用シーンのお話も数多くいただいています。今回の4.5mケーブルの取り扱いに至ったのも、お客様からの声がきっかけでした。

始まったばかりのサービスではありますが、このように皆様の声を大切に、より良いものへアップデートしていきたいと思っておりますので、是非ともお声をお寄せください!お問い合わせはこちらのフォームをご利用ください。

【5/26セミナー】オンラインセミナー「AI Camera NOW」

5/26(木) 13:30より「ソラカメ」も登場する無料のオンラインセミナー「AI Camera NOW」を開催します。

今回のセミナーは「ソラカメ」について、いち早く皆さんにご紹介する場となりました。その他、AIカメラ S+ Cameraの設置ノウハウやインストールするだけで使える各種AIアルゴリズムを活用事例と共に解説します。奮ってご参加ください。

― ソラコム松下 (Max / @ma2shita)