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会議室 満空の可視化、屋外でも出来る勤怠記録、パソコンの遠隔制御 – 最新IoTレシピ

ソラコムでは、皆さまのIoTプロジェクト開始を支援する目的で、IoTで解決できることをベースに、必要な機器類と具体的な手順を料理のレシピになぞらえて「IoT DIYレシピ」と呼び、広く公開しています。

ソラコム自身が作成したものを「公式レシピ」、またユーザーやパートナーの皆さまからご提供いただいたものを「SORACOM Makers レシピ」としてご紹介しています。SORACOM Makers レシピは、随時募集しております。掲載希望の方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問合せください。

各レシピで紹介される機器や通信に必要となるIoT SIMは、当社サイトからどなたでも1つからオンラインで購入いただけます。合わせてご活用ください。

それでは早速、最近追加されたレシピについてご紹介します。

IoTで、複数の会議室の空きを可視化

会議室の予約が入っていないのに別の人が使っていて、出直した経験はありませんか?本レシピでは、「ビーコン対応GPSトラッカーGW」と光センサーで、室内灯の点灯状態から会議室の空き状況の見える化を行います。
難易度は、Web上から操作するだけの簡単な設定で済むことから、5段階中一番簡単な星1の内容です。制作想定時間は90分です。

このシステムを作ると、以下のことが可能になります

  • 会議室の利用状況がリアルタイムで確認できる
  • 利用の履歴を記録に残すことができる

本レシピは、京セラ様にご提供いただきました。
レシピはこちらからご覧ください。

IoTボタンで、出退勤の記録と通知

毎日行う出退勤記録を簡易化することは管理者だけでなく従業員の負担も軽くなり、社内全体の効率向上につながります。様々な勤怠ソフトは既に世の中にありますが、オフィス出社ではなく、リモート勤務・在宅勤務の場合には、カードリーダーにタッチすることができません。また例えば屋外の現場で作業を行う業務の場合、そこにWi-Fi等のネットワーク環境が敷設されているとも限りません。期間が限られている場合や、勤怠管理のためだけにネットワーク環境を準備することも現実的ではないでしょう。

そんな時に役立つのが今回のレシピです。SORACOM LTE-M Button for Enterprise は、3種類のクリックに応じたアクションをクラウド側で設定できる、自分だけのIoTボタンが作れるデバイスです。ボタンの押し方によって送る信号を変える機能がありますが、この機能を用いて従業員の出退勤を管理者にメールで通知するシステムを作ります。

難易度は、プログラムが不要ですぐに始められることから、5段階中一番簡単な星1の内容です。制作想定時間は45分です。
レシピはこちらからご覧ください。

IoTで、海外に設置したパソコンを遠隔制御

現場で稼働している機器の状況確認や設定変更は、安定運用に不可欠です。特に稼働直後では頻繁に発生することが多いため、いち早く解決するために数日は現場に張り付くこともあり得ます。

本レシピでは様々な現場の機器制御に使われるパソコンに対して、IoT通信を利用して遠隔制御をできるようにする方法をご紹介します。2022年5月から、当社IoTストアでも1台からの提供を開始したセンチュリー・システムズ株式会社の「FutureNet MA-S120/GLA」と、SORACOM IoT SIM、そしてオンデマンドリモートアクセスサービス「SORACOM Napter」を組み合わせることで日本国内はもちろん、海外拠点の制御も可能です。

リモートアクセスや通信はSORACOMで全て揃います。最後にMA-S120/GLAの設定を少し行うため、難易度は5段階中でデバイス設定が必要とされる星2の内容です。制作想定時間は45分です。
本レシピは、センチュリー・システムズ様にご提供いただきました。レシピはこちらからご覧ください。

最後に

ソラコムでは平日毎日、IoT導入に関するご相談を無料でお受けする「IoT導入相談会」を開いています。
以下のような、IoTのお悩みをお持ちの方に最適です。

  • IoTプロジェクトの始め方がわからない
  • 通信プラン、デバイス、センサーの選び方を相談したい
  • IoTシステムのアーキテクチャ(全体構成)を相談したい

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皆さまのIoTプロジェクトを一緒に前進させましょう!

ーソラコム 藤林(miyuki)