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機械学習で産業機器の予知保全ができる「後付け型」センサー&クラウドソリューション「Amazon Monitron」実機展示

こんにちは、ソラコムの松下(ニックネーム: Max)です。

9/13〜9/16 幕張メッセで開催の製造業向け展示会「第2回 スマート工場 EXPO [秋]」で、ソラコムブース内展示の1つ「機械学習で予知保全できる “Amazon Monitron” の実機」についてご紹介します。

安定稼働が求められる産業機器と、その課題

空調のファンやベルトコンベヤーのモーターといった産業機器は、あらゆるところで使われており、安定した稼働が求められます。一般的には、ベアリングやゴム等の摩耗・劣化する部品を定期的に点検・交換して安定稼働を確保しますが、「点検前に故障してしまった」「実はまだ使える状態だった」といった、定期作業ならではの課題があります。

センサーを用いたデジタル化「IoT」が普及したことで、昨今では最初からセンサーによる状態監視が入っている産業機器も登場し、定期点検とは異なる能動的な点検・交換ができるようになってきました。一方で、IoTが盛り込まれていない既存の機器については、さらなる改善の余地があります。

機械学習で予知保全、後付け型センサー&クラウドソリューション「Amazon Monitron」

Amazon Monitronは、振動に関する国際規格 ISO 20816 や機械学習モデルを用いて産業機器の異常な状態を検出し、予知保全を可能にするシステムです。センサー、ゲートウェイ(中継器)、クラウド、およびモバイルアプリが一度に揃います。Amazon Monitron センサーを取り付けることで計測を開始でき、「後付け」で既存の産業機器のIoT化を実現、データに基づいた点検業務の能動化・効率化が可能です。

Amazon Monitron自体は2020年11月末に発表されたサービスで、2023年7月より日本の技術基準に適合したAmazon Monitron センサー及びゲートウェイが購入可能になりました。

参考: IoTに関わるなら押さえておきたい「AWS re:Invent 2020の新サービスと新発表 」

ソラコムブースでAmazon Monitronの実機がご覧いただけます!

9/13〜9/16開催、スマート工場 EXPO [秋] のソラコムブース内では「Amazon Monitronの実機および動作デモ」をご覧いただけます。

動作デモは、導入時に必要となる構成を展示しています。Amazon Monitron センサーを小型ファンに取り付け、Amazon Monitron ゲートウェイ(イーサーネットタイプ)を通じて、スマートフォン/タブレット向け Amazon Monitron アプリにてデータがご覧いただけます。

日本での展示会での「Amazon Monitron」の展示は初となりますので、是非ソラコムブースへお立ち寄りください。私も概ねブースにいますので、お気軽にお声がけください (^^)v

展示会場とソラコムブース

  • 会期: 2023年9月13日(水)~9月15日(金)
  • 会場: 幕張メッセ
  • ソラコムブース: 3ホール 小間番号:10-1 (詳細ページ)

参考: ソラコム プレスリリース「製造・工場でのIoT/AI活用を展示 第2回スマート工場EXPO 秋に出展」

Amazon Monitron による予知保全をより学べるオンラインセミナーのご案内

工場内のネットワークやセキュリティについても対策をしながら、Amazon Monitron で故障を事前に予防する方法を学べるオンラインセミナーを11/8(水)に開催します。アマゾンウェブサービスジャパン株式会社よりゲストをお迎えして、詳細を紹介いただきます。具体的な検討を行うための情報収集として、こちらにも是非ご参加ください!

お申し込みはこちらのページからいただけます。

それでは、スマート工場 EXPO [秋] のソラコムブースでお会いしましょう!

― ソラコム松下 (Max)