こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
気づけば1月も後半。今年の目標や新しい挑戦に向けて、少しずつ動き始めた方も多いのではないでしょうか。私自身、今年はこれまで以上にさまざまな場所に出かけてみたいと考えています。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 01/08(水)
- ソラカメのデバイス管理画面に新たな列を追加しました
- Soracom Cloud Camera Services (ソラコムクラウドカメラサービス。略称: ソラカメ) のデバイス管理画面に、新たに「直近のイベント画像」と「アクション」の列を追加しました。
- 直近のイベント画像
- [直近のイベント画像] には、直近 7 日以内で最も新しく検知されたイベントのサムネイル画像が表示されます。気になるイベントが表示されたときは、クリックするとイベント映像画面が表示され、イベントを確認できます。また、タグを利用してフィルタリングする方法 と組み合わせると、特定のソラカメ対応カメラの直近のイベント画像だけを一覧表示できます。
- アクション
- [アクション] には、以下のボタンが表示されます。ボタンをクリックすると、デバイス詳細画面に遷移することなく、デバイス管理画面で各アクションを実行できます。
- (録画を見る): クラウド録画を再生できます。 [直近のイベント画像] 以外の映像を確認するにはこのボタンを使います。
- (イベント一覧を見る): すべてのイベントを確認できます。
- (エクスポートしたファイルを見る): 動画や静止画をダウンロードできます。
- (名前やタグを編集する): ソラカメ対応カメラの名前やタグを編集できます。
- 直近のイベント画像
- Soracom Cloud Camera Services (ソラコムクラウドカメラサービス。略称: ソラカメ) のデバイス管理画面に、新たに「直近のイベント画像」と「アクション」の列を追加しました。
- 日本で販売するデバイスの一部について価格を改訂しました
- ソラカメのデバイス管理画面に新たな列を追加しました
- 01/16(木)
- 01/17(金)
- 01/24(金)
- SORACOM Flux の Webhook アクションで認証情報ストアに登録した認証情報を利用できるようになりました
- SORACOM Flux は、高度な自動化を目的としたローコード IoT アプリケーションビルダーです。SORACOM Flux を利用すると、さまざまな入力に対して、ルールとアクションを組み合わせた処理を行い、処理結果に応じて任意のサービスに Webhook を送信したり、担当者に Slack やメールで通知したりできます。
- このたび、SORACOM Flux の Webhook アクション で、認証情報ストア に登録した認証情報をもとに Authorization ヘッダーを追加できるようになりました。Authorization ヘッダーは、お客様のサーバーやクラウドサービスの認証に利用するヘッダーです。
- これまでも Webhook アクションで Authorization ヘッダーを追加できましたが、トークンが固定された認証方式にのみ対応していることや、SORACOM ユーザーコンソールで認証情報を確認できてしまうことが課題になっていました。今回のアップデート以降は、AWS Signature V4 のようにリクエストのたびに認証トークンが変わるサービスに対しても、Webhook を送信できるようになりました。また、認証情報ストアに登録した認証情報を利用すると、SORACOM ユーザーコンソールで認証情報が確認できないため、認証情報が漏洩するリスクを低減できます。
- SORACOM Flux の Webhook アクションで認証情報ストアに登録した認証情報を利用できるようになりました
SORACOM Users
- 01/07(火)
- Microsoft Power Automate を使用して Microsoft Teams のチャネルにメッセージを通知する
- SORACOM Flux から Microsoft Power Automate を使用して Microsoft Teams のチャネルにメッセージを通知する手順を公開しました
- Microsoft Power Automate を使用して Microsoft Teams のチャネルにメッセージを通知する
SORACOM IoT DIY レシピ
- GPS マルチユニット SORACOM Edition で作る「位置情報トラッキングシステム」
- 4種のセンサーとバッテリーを内蔵した LTE-M 通信 IoT デバイス「GPS マルチユニット SORACOM Edition」(以下、GPS マルチユニット)を活用して、位置情報をモニタリングして地図上に表示するレシピを公開しました
Blog記事
- 01/07(火)
- 01/08(水)
- 01/09(木)
- 01/16(木)
- 01/20(月)
- 01/24(金)
外部メディア
- 01/21(火)
- 01/23(木)
プレスリリース
- 01/09(木)
- 日経CNBC「トップに聞く」出演動画公開のお知らせ
- 2025年1月6日に、マーケット・経済専門のTVチャンネルである日経CNBCの番組「朝エクスプレス」内のトークコーナー「トップに聞く」に、代表取締役社長の玉川憲が出演いたしました。
- 「トップに聞く」は、旬の上場企業や団体のトップをゲストに迎え、成長戦略や競争環境について深く掘り下げるロングインタビューのコーナーです。
- 番組の模様は、期間限定で下記からご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。
- 出演概要
- 番組名:日経CNBC「朝エクスプレス」内「トップに聞く」(CS放送)
- ウェブサイト:https://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/1807_topinterview
- 放送日時:2025年1月6日(月) 9:45〜10:03(18分)
- 出演者:株式会社ソラコム 代表取締役社長 玉川 憲
- 公開期間:2025年1月9日から2026年1月9日まで
- 日経CNBC「トップに聞く」出演動画公開のお知らせ
- 01/24(金)
- ローコードでIoTアプリケーションが開発できる「SORACOM Flux」が、クラウドやSaaSに安全に連携可能に
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoTアプリケーションをローコードで開発できる「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、2025年1月24日よりWebhookアクションが認証ヘッダーに対応することをお知らせします。これにより、作成したIoTアプリケーションを自社システム、AWSの各サービス、SaaSなどにスムーズかつ安全に連携可能になり、活用の用途が広がります。
- SORACOM Fluxは、IoTシステムの高度な自動化を目的としたローコードIoTアプリケーションビルダーです。センサーやカメラなどのIoTデータを元にした通知システム、生成AIモデルによる分析を組み合わせた検知システムなどのIoTアプリケーションの構築が可能です。ソフトウェア開発の専門知識がなくとも、AIを活用したIoTアプリケーションを速やかに構築できることから、2024年7月よりサービス開始してから、様々な業界で利用が始まっています。
- このたび、SORACOM FluxのWebhookアクションでSORACOMの認証情報ストア上の認証情報をもとに、認証ヘッダーを作成できるようになりました。サポートする認証タイプは、AWS Signature V4(AWS SigV4)、Basic認証、Bearerトークン、Bearerトークン(JWT)の4種類です。
- これらの認証は、AWSを含む多くのSaaSのAPIで利用されており、SORACOM Flux上で加工されたIoTデータをAPIを通じてAWSやSaaSと容易に連携できます。たとえば、設備の監視・メンテナンスシステムにおいて、センサーから得た電圧や稼働データ、カメラ映像などをSORACOM Fluxで生成AIを用いて状況を分析、その結果を既存の管理システムやSaaSに自動で入力できます。これにより記録作業の省力化や異常時の通知、さらには機器の制御など、次のアクションへの迅速な連携が可能です。こうした機能により、既存のシステムやSaaSにAI機能を持たない場合でも、生成AIが処理した結果を連携することでスムーズにAI導入が進みます。
- ローコードでIoTアプリケーションが開発できる「SORACOM Flux」が、クラウドやSaaSに安全に連携可能に
今後のイベント
- 01/29(水)
- 02/01(土)
- 02/12(水)-02/14(金)
- 02/13(木)-02/14(金)
他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Post いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!
それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315