こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
9月に入り、少しずつ空気が秋めいてきましたね。朝晩は涼しさを感じる日も増えてきて、季節の変わり目を実感しています🍂とはいえ、日中はまだ夏の暑さが残ることもあるので、体調管理には引き続きお気をつけください!それでは今週もアップデートを見ていきましょう。
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 08/27(火)
- ソラカメの新しい Web クライアント「ソラカメビューワー」をリリースしました
- Soracom Cloud Camera Services (略称: ソラカメ) に、映像を視聴するための新しい Web クライアント「ソラカメビューワー」(Early Access) が追加されました。
- ソラカメの映像はこれまでも SORACOM ユーザーコンソール上で視聴できましたが、今回リリースしたソラカメビューワーを使うと、より直感的な操作で映像を視聴できます。
- なお、ソラカメビューワーは日常的な映像視聴に特化しており、カメラの登録や管理には引き続き SORACOM ユーザーコンソールが必要です。
- より効率的に映像が確認できる新しい Web クライアント「ソラカメビューワー」をぜひお試しください。
- ソラカメの新しい Web クライアント「ソラカメビューワー」をリリースしました
- 08/28(水)
- Remote Command に UDP と TCP を追加しました
- Remote Command 機能が UDP と TCP に対応しました。デバイスの特性や用途に応じて最適な通信プロトコルを選択できます。
- Remote Command は SORACOM API を呼び出すことで、IoT SIM を利用するデバイスに対して SSH コマンドや HTTP/S リクエスト、そして今回追加された UDP/TCP パケットを送信できる機能です。
- デバイスからのレスポンスも、SORACOM API のレスポンスとして取得できます (ただし、UDP を除く)。
- 詳しくは、Remote Command を参照してください。
- Remote Command に UDP と TCP を追加しました
- 08/29(木)
- 09/01(月)
- ソラカメのクラウド常時録画ライセンスに長期プラン (60 日、90 日) が追加されました
- Soracom Cloud Camera Services (略称: ソラカメ) のクラウド常時録画ライセンスに、新たに長期間の映像保存が可能な「60 日」「90 日」プランが追加されました。
- 従来の「7 日」「14 日」「30 日」プランよりも長期間の映像を保存できる新プランを選択することで、1 か月以上前に発生した問題に関する映像を確認できます。たとえば、工事現場や建設現場など、数か月にわたるプロジェクトの記録と管理で活用できます。
- ソラカメのクラウド常時録画ライセンスに長期プラン (60 日、90 日) が追加されました
- 09/03(水)
- SORACOM Flux のソラカメ画像取得アクションがライブ画像取得に対応しました
- SORACOM Flux の ソラカメ画像取得アクション が、ソラカメのライブ画像 (静止画) の取得に対応しました。
- ソラカメ画像取得アクションは、これまでクラウド録画機能を利用して静止画を取得していましたが、今回のアップデートで、ソラカメ対応カメラで撮影したライブ画像をリアルタイムで取得できるようになりました。
- 新しい機能を利用するには、ソラカメ対応カメラの リアルタイムアクセス を有効化してください。なお、リアルタイムアクセスを有効化し、リアルタイムアクセスの機能を利用すると、ソラカメ対応カメラごとに 990 円/月の料金が発生します。詳しくは、料金について の (B)リアルタイムアクセス を参照してください。
- SORACOM Flux のソラカメ画像取得アクションがライブ画像取得に対応しました
- 09/04(木)
- 【要対応】SORACOM API に SORACOM Napter のポートマッピングを作成する新しい API を追加しました
- SORACOM API に、SORACOM Napter のポートマッピングを作成する新しい API を追加しました。この API では URL パスに SIM ID を指定できるため、SAM ユーザーの権限設定において、特定の IoT SIM に対してのみポートマッピングを作成する権限を付与できます。
- 【対応内容】SAM ユーザーの権限を設定してください
- 2025 年 10 月 9 日に SORACOM ユーザーコンソール の SIM 管理画面でオンデマンドリモートアクセスを作成する際の API を PortMapping:createPortMapping API (旧 API) から PortMapping:createPortMappingForSim API (新 API) に変更します。
- なお、PortMapping:createPortMapping API (旧 API) は削除されず、引き続き利用できます。
- そのため、PortMapping:createPortMapping を指定して SAM ユーザーの権限 (許可 / 禁止) を設定している場合は、PortMapping:createPortMappingForSim に対しても同様の設定 (許可 / 禁止) を行ってください。
- なお、SAM ユーザーの権限の変更は、SORACOM ユーザーコンソールの変更を待つことなく、あらかじめ行うことを推奨します。
- Remote Command が RTSP 対応デバイスをサポートしました
- Remote Command が RTSP 対応デバイスをサポートし、ネットワークカメラやその他の RTSP 互換デバイスと SORACOM プラットフォームから直接シームレスに連携できるようになりました。
- 【要対応】SORACOM API に SORACOM Napter のポートマッピングを作成する新しい API を追加しました
- 09/05(金)
Blog記事
- 08/25(月)
- 08/26(火)
- 08/28(木)
- 09/01(月)
外部メディア
- 08/26(火)
- 09/01(月)
- 09/04(木)
プレスリリース
- 08/27(水)
- SORACOM、バンダイの新製品「Tamagotchi Paradise」の店頭端末に導入
- 株式会社ソラコムは、株式会社バンダイ(本社:東京都台東区、代表取締役社長 竹中一博)が展開する携帯型デジタルペット「たまごっち」シリーズの最新作「Tamagotchi Paradise(たまごっちパラダイス)」に連動する店頭端末「Lab Tama(ラボたま)」に、IoT通信プラットフォームSORACOMが採用されたことをお知らせします。SORACOMのIoT通信とサービスにより、世界中の店舗に設置された「Lab Tama」へ、新コンテンツの自動配信や端末の稼働状況の一元管理を実現しています。
- 「Lab Tama」にSORACOMのIoT通信を搭載しています。SORACOM IoT SIMは、日本を含むグローバルで活用実績があることが決め手となりました。
- SORACOMのユーザーコンソールを活用し、店舗端末の通信状況や稼働履歴を一括管理しています。また、コンテンツをオンラインで自動配信する仕組みにもSORACOMのサービスを組み合わせて利用しています。「Lab Tama」は、1日1回更新ファイルの有無を確認し、必要に応じてSORACOM上に配置された動画やファームウェアを自動でダウンロードします。これにより、地域、キャンペーンに応じたコンテンツの効率的なオンライン配信が実現しました。
- SORACOM、バンダイの新製品「Tamagotchi Paradise」の店頭端末に導入
- 09/01(月)
- ソラカメ、クラウド常時録画ライセンス 「60日・90日プラン」を新たに提供開始
- 株式会社ソラコムは、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」のクラウド常時録画ライセンスに、新たに60日・90日間の長期保存プランを追加し、2025年9月1日より提供開始します。
- 「ソラカメ」は、Wi-Fiにつなぐだけで、クラウド録画を始められる手軽なカメラサービスです。リーズナブルな価格と設置のしやすさから、製造業、建設、物流、小売など幅広い業界で導入が広がっており、現場主導でのデジタル化を支援しています。
- ソラカメの大きな特徴のひとつである「クラウド常時録画」機能では、これまでクラウド常時録画ライセンスとして7日間、14日間、30日間のプランを提供してきました。
- 近年、食品や消費材等の製造現場では、流通後に不良が見つかった際にクラウド録画データを活用する事例が増えています。「ソラカメ」はすべての映像をフルHDの高画質で保存できるため、製造や流通などの現場で不良や不具合が発生した場合や事故やトラブルが起きた場合にも、工程を細部まで確認でき、原因究明と再発防止に役立てていただけます。ご利用が増える中で、製品が製造してから在庫期間を経て、市場に流通してから品質不良やトラブルが発覚した場合でも製造時の映像を振り返ることができる様に、録画データを長期に保存したいという要望を多くいただいていました。
- このたび新たに提供する、60日・90日間の長期保存プランは、長期間の映像保存を必要とするお客様のニーズに対応します。さらに、より長期の保存期間が必要な場合には、個別にご相談下さい。
- ソラカメ、クラウド常時録画ライセンス 「60日・90日プラン」を新たに提供開始
- 09/05(金)
- 「SORACOM Flux」、ソラカメとの連携を強化 カメラを活用した業務自動化とAI分析を支援
- IoTアプリケーションをローコードで開発できる「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、当社が提供するクラウド型カメラサービス「ソラカメ」との連携を強化し、新たに「ライブ画像取得」に対応したことをお知らせします。
- SORACOM Fluxは、IoTシステムの自動化を目的とした「IoTオートメーター」として、センサーやカメラから得られるデータを入力として、通知システムや生成AIモデルによる分析を組み合わせアプリケーション構築できることから、現場主導のデジタル化を支援する仕組みとして、製造業や物流業、小売業など幅広い業界で活用が進んでいます。
- 一方、ソラカメは、Wi-Fiにつなぐだけでクラウド録画を始められる手軽さとリーズナブルな価格を特長とするカメラサービスです。ソラカメでは、クラウド常時録画やモーション検知録画が利用できます。さらに、SORACOM Fluxと組み合わせることで、「カメラの画像を定期的に取得する」、「AIを活用して取得した画像を分析し状況を記録する」、「特定の状況が発生した際に通知する」といった業務の自動化を実現します。
- 今回のアップデートにより、リアルタイムアクセス機能を用いてオンデマンドでライブ画像をカメラから取得できるようになります。これまではクラウド常時録画を利用することが前提でしたが、必要なときだけライブ画像のみ取得することでネットワーク負荷を抑えつつ、定期的な静止画の取得やAI分析、通知連携といった新しい利用方法が可能になります。
- たとえば、小売店舗に複数台のカメラを設置し、棚の在庫状況を定点観測するといったユースケースでは、ネットワーク負荷を抑えながらカメラを活用した自動化システムの導入がより容易になります。
- 「SORACOM Flux」、ソラカメとの連携を強化 カメラを活用した業務自動化とAI分析を支援
今後のイベント
- 09/11(木), 12(金), 16(火)
- 09/16(火)
- 09/17(水)-19(金)
- 09/20(土)
- 09/25(木), 26(金), 29(月)
- 11/12(水)
他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Tweet いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!
それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315