こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
11月も半ばに入り、紅葉がきれいな季節になってきました。先週、奥多摩へツーリングに行ってきたのですが、丹波山周辺の色づきが最高でした。今週〜来週あたりが見頃のようなので、ツーリングやドライブの予定がある人にはぜひ行ってほしいスポットです。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 11/11(火)
- ソラカメ AI(Early Access)をリリースしました
- クラウド型カメラサービス「ソラカメ」に、新機能「ソラカメ AI (Early Access)」を追加しました。 ソラカメ AI (Early Access) は、ソラカメで撮影した静止画を切り出して生成 AI で解析し、結果をメールで通知できる機能です。
- プログラミングや複雑な設定は不要です。SORACOM ユーザーコンソールでカメラの映像を確認しながら、実現する内容を自然言語で指示すると、AI による解析とメール通知を実行します。たとえば次のようなプロンプトを入力できます。
- 「オフィスにいる人数をカウントして、件名に人数を記載してメールしてください」
- 「駐車場の車両台数を数えて通知してください」
- 「制服以外を着用した人物がいたら検知し、その人の特徴を本文に記述してください」
- 「カメラ映像に人が写っていたら通知してください。通知の件名にはカメラ名を使用し、本文で人物の特徴を記述してください」
- 画像解析のトリガーは、定期間隔またはソラカメモーション/サウンド検知イベントから選択できます。
- プログラミングは不要なため、パソコンを操作できる方ならすぐに利用を開始できます。
- ソラカメ AI (Early Access) ご利用申請 からお申し込みください。
- 承諾事項に同意の上で申請いただくと、当社で有効化設定を行い、メールでご連絡します。その後、SORACOM ユーザーコンソールで利用できます。
- ソラカメ AI(Early Access)をリリースしました
SORACOM Users
- 11/11(火)
Blog記事
- 11/06(木)
- 11/07(金)
- 11/11(火)
- 11/13(木)
プレスリリース
- 11/06(木)
- ソラコム、Intelisysの 「2025 Top New Supplier」を受賞
- 株式会社ソラコムは、通信とクラウドサービスにおける大手テクノロジーサービスディストリビューターであるIntelisysの「2025 Top New Supplier」を受賞したことをお知らせします。本賞は、Intelisysの販売パートナーに対して高い品質、支援、価値を継続的に提供し、さらにパートナーエコシステムにおいて卓越した成長と協力を実現したサプライヤーを表彰するものです。
- ソラコムは、早期の成功と急速な売上成長により、2025年の新規サプライヤーの中で際立った存在となりました。Intelisysの取扱企業の一社として参画して間もなく、ソラコムは大企業からの大型受注を獲得し、これを機に販売チャネル拡大を加速させました。その結果、通常であれば長い期間を要するような成長を短期間で実現しました。
- ソラコムのIoT分野における専門知識は、大手リテールテクノロジー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支え、米国の主要小売企業向けに提供する広告、デジタルサイネージ、POSソリューションの刷新を実現しました。
- その後も、製造業、ヘルスケア、位置情報追跡、車両管理など、さまざまな産業分野へと展開が広がっており、ソラコムはIntelisysパートナーおよびグローバルIoTプラットフォームの主要プレイヤーとしての地位を確立しています。
- ソラコム、Intelisysの 「2025 Top New Supplier」を受賞
- 11/11(火)
- ソラカメ、生成AIによる画像分析機能 「ソラカメAI」を発表
- 株式会社ソラコムは、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」において、専門知識不要で生成AIを活用した画像分析と結果通知の自動化を簡単に始められる新機能「ソラカメAI」を発表し、2025年11月11日より利用希望者への先行提供を開始します。ソラカメAIは、ソラカメをご利用中の方であれば、1台あたり月額550円(税込)のオプション料金で利用できます。
- 「ソラカメAI」は、ソラカメで撮影した映像(静止画)を生成AIが自動で分析し、その結果を通知する新機能です。ユーザーは管理画面上で、確認したいカメラを選択し、たとえば「画像に写っている車両は何台ですか」、「装置の赤いランプが点灯していますか」といった平易な日本語のテキストでAIへ指示を入力、実際のカメラの画像を見ながらその場で実行し、結果を確認しながら調整できます。これまでAIによる画像分析には、専用のカメラや画像分析ソフトウェアの導入やシステム構築が必要でした。「ソラカメAI」では、IT専任者がいない現場でも、カメラの設置とブラウザ上の簡単な操作だけで、AIによる画像分析を日々の業務で活用できる点が特長です。
- 「ソラカメ」は、Wi-Fiにつなぐだけでクラウド録画を始められる手軽なクラウド型カメラサービスとして、製造、建設、物流、小売など幅広い業界で導入が進んでいます。設置のしやすさと手頃な価格、さらにセキュリティ面での安心感が評価され、IT専任者がいない現場でも多く利用されています。一方で、映像データが増えるにつれ、人が全てを確認して判断することは難しく、AIを活用した自動分析へのニーズが高まっていました。
- 今回の新機能「ソラカメAI」は、こうした現場の声に応え、カメラの映像に対して、日本語でAI分析の指示、分析のタイミングやメールの通知先を設定するだけで、結果を自動的にメールで受け取ることができます。
- 活用シーンとしては、製造業では計測器・メーターの読み取りや設備のランプの色の確認、建設業では安全装具(ヘルメットなど)の未着用検出や危険エリアへの立ち入りアラート、小売業ではレジの混雑検知や棚の在庫推定、さらに一般的な業務として、駐車場の車両カウントや、転倒検知など、幅広い現場での活用が期待されます。
- ソラカメは、“映像を記録して見守るクラウド型カメラ”としての価値を提供しながら、ソラカメAIにより“目で見て判断する作業”をAIが支援します。定型業務を自動化し、人手では見落としがちな変化やリスクを早期に捉えることで、「現場作業をラクにする」ツールとして、活用の幅をさらに広げていきます。
- ソラカメ、生成AIによる画像分析機能 「ソラカメAI」を発表
スライド公開
- 11/08(土)
- 【SORACOM UG Okayama】IoTとSORACOMとAI
- Technology Evangelist: max
今後のイベント
- 11/18(火), 19(水), 20(木)
- 11/19(水)
- 11/19(水)〜21(金)
- 11/26(水)
- 2026/01/24(土)
他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Post いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!
それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315
