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ソラコム山とNode-RED

みなさまこんにちは。ソラコムでエンジニア(試用期間中)をやってます江木です。
ソラコムリリース記念ブログも、当初の目標であった1ヶ月を迎えました。一度も欠くことなく記事が公開されており、ありがたく思っています!
かなり好評ですので、このまま延長するという話もあるとかないとか・・

試用期間中というのも、私は9月から SORACOM の一員となりました。この2ヶ月間は、前職をやめる→ソラコムに入る→ソラコムのリリース で、かなり激動でした。9月30日のリリースでは思っていた以上に注目していただき、通称 ソラコム山が出現した頃は、流れるタイムラインを追うことが、それはもう楽しくて仕方ありませんでした。

通称 ソラコム山 (Tweet の件数/日にち)

SORACOM-YAMA

こんな渦中にいられたことはとても幸運でした。
IoTの分野で日本から新しいサービスがどんどん生まれて欲しいと心から思っています。どんどん SORACOM を使い倒してください!

さて、先週以下の Tweet を見かけました。@joeartseaさんがNode-REDにSORACOMのNodeを作ったと!

https://twitter.com/joeartsea/status/657054321675259904

tweet-joeartseaさん

Node-RED はちょくちょく触っていましたが、久しぶりに見てみると、Slack連携やらAWS連携やらいろいろ増えていたので、試してみました。

Node−REDとは? Nodeの追加方法は? は、以下などを見るといいと思います。

BluemixのNode-REDパレットにノードを追加する
http://qiita.com/KenichiSekine/items/b2877c90f59774a27827

個人的には非機能要求をあまり考えずにプロトタイプを作って動かしてみるというのには向いていると思います。

Node-RED に SORACOM の Node を追加してみました。
Air 、Beam の使用状況の確認、速度クラスの変更、アクティベート、ディアクティベートなどができるようです。

SORACOM-Node

試しに期間を1日間にして、Air State をデバッグに出してみると、、

debug

早速、一日の使用量がでてきました。

というわけで、Slack に毎日一日の使用量を出してみます。(これがやりたかった)
Slack では Incoming WebHooks を定義します。Node-RED では Slack の Node を追加します。
Slack の Node の設定は以下のようにしました。

slacknode

Cron 的に、指定した間隔で呼びだせるので、データ通信使用量を Slack で確認できます。

slack

この SORACOM Node だと、速度クラスの変更や休止もできるので、利用量に応じて速度を落としたり、休止させたり、また、毎日夜だけ速度クラスを上げるということも、Node-RED の UI と少しの javascript をつかうだけでできそうです。

以前のこのブログシリーズでも、ジャストインケース 松井さんが イベントハンドラーと AWS Lambda を連携して、Slackに流し込んでいました。
好きなプラットホームを使って、APIでコントロールできることが面白さの一つだと思います。

最後になりますが、@joeartseaさん、SORACOM Nodeの作成ありがとうございました。
Node-REDのユーザーグループもあるようです。
Node-RED User Group Japan
https://www.facebook.com/groups/noderedjp/

江木 典之 (Twitter: NoriyukiEgi)