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新サービス SORACOM Interstellar を発表しました

本日(4月1日)、新サービス SORACOM Interstellar を発表しました。
Public Previewとして、本日よりサービスを開始しています。

SORACOM Interstellar

SORACOM Interstellar は、地球から他の惑星に対して高速かつセキュアに通信を行えるサービスです。
SORACOM が提供する惑星間通信プロトコル「APRIL(Atomic Protocol for Redundant Interstellar Line)」を使用することで、地球上で一般的に使われる TCP/IP などをトンネルすることが可能で、従来のソフトウェア資産の多くを惑星間でそのまま利用することができます。

当惑星間通信によりお客様は、「より遠くのIoT機器とクラウドを接続したい」、「人類の飽くなき探究心をサポートしたい」といった従来の課題を解決できます。

なお、当サービス提供のため、ソラコムは惑星間通信のためのプロトコル「APRIL(Atomic Protocol for Redundant Interstellar Line)」を独自で開発しました。このプロトコルは、宇宙空間でのハッキングの防止、宇宙線での通信損失をカバーするための冗長性、そして亜空間 UDP をベースにした低レイテンシーの通信を実現しており、また広大な宇宙をカバーするため、アドレス体系として「IPv42」をサポートしています。これにより、亜空間通信におけるすべてを解決します。

このたび、容易に当サービスを利用していただくため、ソラコムでは、Interstellar Gate を用意しました。お客様は、従来よりソラコムが提供している「Public Gate」の設定を行い、Interstellar Gate へログインするだけで、容易に亜空間通信をご利用頂くことが可能です。

コマンド「tracepath42」を実行した様子
(このあと惑星を選択すれば、亜空間の通信経路を確認できます!)

コマンド「tracepath42」を実行するための詳細な手順は、SORACOM Interstellar を使用して惑星間通信を行うをご確認ください。なお、「Public Gate」を利用いただくには、1SIMあたり1日5円が課金されますので、ご注意ください。

参考情報

  • SORACOM Interstellar ご紹介資料

ソラコムは、宇宙中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へというビジョンのもと、今後もお客様の要望をもとに、IoT の未来への誘いを進めていきます!

ソラコム 江木 (Twitter: @NoriyukiEgi)