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12月の IoT 記事まとめ

みなさんこんにちは!
新しくインターンシップとしてソラコムに参加することになったshokiです!今後、ブログ記事やイベントレポート、つくってみた系の記事などを担当すると思いますので、何卒よろしくお願いいたします!

さて、昨年末はSORACOM Advent Calendarが2セットとも埋まるほどの多くの方に記事を書いていただきました。身近なネタから本格的な改善まで種々様々な記事を読むことが出来て大変うれしい限りです!今月のまとめ記事は、このAdvent Calendarの中からハイライトとしていくつか気になった記事をピックアップします!

SORACOM LTE-M Button powered by AWS Advent Calendar 2018

昨年11月に販売が始まった「LTE-M Button」に特化したAdvent Calendarです。シンプルな「ボタンを押す」という動作が何につながっていくのか、見ていきましょう。Qiitaのリンクはこちら

1日目 あのボタンをピタゴラ風に使ってみた

LTE-Mボタンが押してからの「裏でなんやかんやあって」結果が帰ってくるまでの待ち時間を楽しむために一工夫凝らしたという記事です。LTE-Mボタンが押されてからキレイな映像がプロジェクションされるまでヨイショヨイショと頑張るビー玉が健気です。

3日目 AWS IoT Enterprise Button を利用した小学校向けサービス Smart Class Room の技術部分の紹介と SORACOM LTE-M Button powered by AWS 対応について

授業中のわからない!を明言するのは恥ずかしいものです。ボタンを使うことで、匿名で先生などに「いまのわからない!」を届けることが出来たら・・・ そんな授業が早く実現されることを祈っています。システムアーキテクチャや簡単なデモ説明もされているので、気になる方は必見です!

8日目 SORACOM LTE-M Buttonで家庭内PoCをやってみた話

家庭の課題をLTE-Mボタンでハック的に解決しようと、問題提起から解決方の検証まで深い考察を行った上で実践するという行動力にあふれる記事です。オチが素晴らしい(そして考えされられる・・・・)ので、ぜひ御覧ください。

10日目 SORACOM LTE-M Button powered by AWSが使えた場所を取得してみた

「LTE-Mボタンだって電波入らなければ使えないでしょう?」という疑問に対して、実際にボタンとGPSロガーを持ち歩いて検証するという、こちらもフィールドワーク的な記事になっています。「ボタンを押して実際に電波が届いていればスマフォから位置が記録される」という構成は必見ですね。

12日目 SORACOM LTE-M Buttonを使って俺呼び出しボタンを作ってみた

頻繁に他の人から居場所を聞かれる立場である人には非常に役立つのではないでしょうか。筆者もこれで呼び出したい人物に心当たりがあったりなかったり・・・。ボタンのデコレーションシールのセンスがとても好きです。なんとデコレーション用のテンプレートの配布もされています。ありがとうございます!

15日目 Day15. SORACOMボタンを工場に導入し、スマートファクトリー化する

工場内の環境や意識に沿う形で以前より導入されていたAWS IoTボタンを、より使いやすいLTE-Mボタンに置き換えていただきました!いかに作業者の気を散らさないか? に着目した構成に気を配っている様子が伝わってきます。余談ですが、この記事を書かれ方はIoTチュートリアルとして、なんと一人でアドベントカレンダーを走りきっていらっしゃいます。これからIoTの勉強したいという方はこちらも必見です。→ひとりでIoTまるっとチュートリアル Advent Calendar 2018
こちらのカレンダーではSORACOMの凄さを褒めていただく記事も書いてくださっています。ありがとうございます!

18日目 「IoTピタゴ○スイッチ作ってみた」

なんとスイッチネタで2記事目です。こちらは物理的なからくりではなく、ボタンの他にWioLTEやセンサ、MESHタグなどを組み合わせるなど、Things同士の連携がからくりなIoT記事になっています。記事の末尾で述べられている『デジタルとアナログを組み合わせると問題解決が非常に難しくなることを実感しました。』という感想が胸に刺さります。

SORACOM Advent Calendar 2018

こちらは、ボタンに限らずSORACOMのサービスを使っているなど関係があればOK!なAdvent Calendarです。「ボタンを押す」以上の複雑な入力が処理出来るので、どんなデータをどう処理していくのかが気になりますね。Qiitaのリンクはこちら

1日目 ポスト投函通知システム – 2018年版

ポストに投函があったことを通知するというものです。なんとはがき程の重さでも検知できるという仕組みを作成されています!以前はWioLTEで作成し、今回LTE-Mボタンで作り直したということです。ボタンはパッケージ化されていて扱いやすくなっているので、同じ仕組みを作成したい方は必見です!

2日目 Wio LTE/3Gシリーズで使えるライブラリMjGroveの紹介

WioLTEで使えるGROVEセンサには実は限りがありました。なんと、Seeed K.K. (WioLTEのメーカーさんです)の中の方が、事業とは関係なくプライベートで使えるセンサを増やしていきますと宣言されています!リポジトリはこちら。使えなかったあのセンサが使えるようになっているかも。あるいは、作成したコードを提供してライブラリを増強していきましょう!

4日目 WIo LTE ケースのLTに出していない話

WioLTEのケースを開発するにあたってどういうことを考えたか、何を優先したか、はたまたどう製造するか・・・・IoTの総合格闘技感が強く伝わってくる記事です。基板むき出しからのワンステップも奥が深いということを改めて認識させらられますね。

9日目 SORACOM UG 信州を通じてWebエンジニアが農業と関わってます!

SORACOM User Groupは、SORACOM のユーザーやこれから使いたいと思う人が集まるコミュニティです。特に信州ではイベントが定期的に開催されており、特に最近では12/8には「SORACOM UG 農業活用コミュニティ #1]が開催されました。こういったイベントで活躍されている方が、農業IoTに対してどういうきっかけがあったか、どう関わってきたかを書いてくださりました。また、農業IoTを実現するにあたってどういうアーキテクチャで挑んでいるのかを詳細に紹介されています。UGからはじまるIoTの輪ということで、非常に嬉しく思います。

13日目 煙感知器をIoT化して有事の際に通知が来るようにする

自作のソーラー発電システムの非常時に備えて、煙感知器をハック&WioLTEからクラウド経由で通知という記事です。煙感知器をハックして基板上の信号を取り込むのはWioLTEならではの使い方ですね。なにか既存のものをハックしようと考えている方はぜひご覧ください。設備が燃えている通知を受け取るのはこころに来そう・・・。

18日目 SORACOM Lagoonと AndroidThingsでIoT X AIをやってみた。

いわゆるエッジコンピューティングと呼ばれてるもので、温度センサと物体認識を組み合わせることで特定物体の温度をピンポイントで測定しデータを蓄積するという記事です。処理後のデータを可視化するためにLagoonをお使い頂いています。単純にセンサを置くだけでは難しいセンシングに興味ある方は必見です。

22日目 多要素認証のキーとして、LTE-Mボタンを使ってみた

LTE-Mボタンの唯一無二性をログイン時などの認証方式に使ってしまおう!という記事です。パスワード方式の限界が囁かれている今日このごろ、どこでもクラウドとつながるハードウエアトークンというのは実は非常に相性がいいのかもしれません。ボタンの新たな利用用途から目が離せませんね。


以上、Advent Calendarのハイライトでした。現場で困っている人、家庭で困っている人、サービスの考案から小ネタまで非常にバリエーションに富んだ記事にあふれるひと月でした。ここでは紹介しきれなかった記事も、SORACOMではすべて目を通しています!あらためて、書いてくださった皆様ありがとうございました!

Advent Calendarは(気が早いですが)今年もやります!今年もまた新しいサービスをリリースし、IoTの現場にフィットするよう使いやすい環境を提供していきますので、皆様どうぞご期待ください!!

if-up 2019

if-up 2019

https://if-up2019.soracom.jp/
2/14はバレンタインデーですが、それに負けらずとも劣らない(?)イベントが「西新宿」で開催されます!
それが「if-up 2019」です。

コネクテッドテクノロジーが融合したこれからのプロダクトづくりをテーマに、最先端を走るスピーカーの方にお話いただきます。アイディアとテクノロジーを形にし、未来の新サービスを作り出すエンジニア、企画者に是非きていただきたいイベントになってます。
参加無料のチケットが残り少なくなってきました。ぜひともご来場ください!

過去の IoT 記事まとめリンク

ソラコム shoki