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ソラコム合宿レポート

みなさまこんにちは。ソラコムバックオフィス担当の asako です。今回はつい先日ソラコムで久々に行われた合宿について同じくバックオフィスメンバーの shuko と共同でレポートしたいと思います。

ソラコムではサービスローンチ前に一度合宿を実施をしたことがあるのですが、この時はまだメンバーも10名程度と少なく、とてもこじんまりしたものでした。
参加メンバーによると、この時はまだ世に出ていなかったサービスの価格などについてどうしようか、と皆で額を寄せ合って考えたそうです。振り返ると隔世の感がありますが、実は月日でいうとわずか2年半前の話だということに改めて驚かされます。

今回の合宿は総勢30名超。もはや自家用車での分乗などでは済まされず、ホテルが用意してくれた送迎バスにすし詰めになって仲良く出発です。

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向かった先は千葉の館山のWEST PENINSULA HOTELです。出発した時は曇天でしたが、館山に着いた頃には晴れ間がのぞきすっかり好天に!幸先の良いスタートです。

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笑顔のスタッフさんに迎えられ合宿先のホテルに入ると目の前は青い海!まるで外国にいるかの様です。ホテルのオーナーがソラコム代表の玉川(ken)の知り合いのため、特別条件で利用させていただくことができました。本当にありがとうございました。

美しい海をバックにこだわりの美味しい食事に舌鼓を打ったのち、早速セッションスタートです。
ソラコムでは四半期に一度QBR(Quarterly Business Review)という全体会議を行なっており、四半期の振り返りと今後についての議論の他、ソラコムのビジョン・ミッションの再確認と、リーダーシップステートメントの徹底的な共有を行いますが、今回は普段と異なる環境ということも手伝って、より新鮮な気持ちで向き合えた気がします。

QBR以外にも、初の試みとしてアンカンファレンス(Unconference:事前に議題が決まっておらず、参加メンバーが議題を決めて結論を導く討論形式)というものを数本行ったのですが、とても実りが多く結果的に今回の合宿の一番のハイライトとなりました。

アンカンファレンスのやり方はいろいろあるようですが、今回の合宿ではメンバーそれぞれが思いつくままにお題をポストイットに書き出し張り付けて行くところから始まり、お題のグルーピング、投票による議題の選抜、グループに別れて議論という流れで行ないました。経営陣はバタフライと呼ばれるロールで各グループを回り議論を促したり、時には議論に参加したりしていたようですが、個人的にはグループ内での議論が白熱しすぎていて途中まで全く気づきませんでしたw。(でも、写真で振り返るとどのチームも同じ状況だった様子が残っており、みんなきっとそうだったに違いない..)とにかくあっという間のひと時でした。

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1つのセッションが終わるたびに発表を行い、3つ終わる頃には今のソラコムを切り取る大きな絵がぼんやりと見えてきました。メンバーからは、普段個々人が思っていた問題意識が結果的に多くのメンバーが考えていることと同じだったという発見の声や、短時間で具体的な解決策までを導き出すやり方がハッカソンみたいだ、という驚きの声、会社の存在意義について考えることになり今後も続けるべきだという協賛の声などが次々と上がり、早速今後のイベントとして定着していくことが決まりました。
議題はどれも最終的に実務に結びつくアクションアイテムとすることが必須で、アンカンファレンスでの議論を引き継ぎ、それぞれのタスクフォースチームが実際のアクションに向けて今も動いています。

さて、ここでshukoにバトンタッチして、裏方のちょっとした苦労話を披露してもらいたいと思います!

はじめまして、バックオフィスメンバーのshukoです。ここでは合宿の成果や白熱した議論から離れて、裏方目線の舞台裏を少し語らせてください。
ご存知の通りソラコムはエンジニアドリブンで自由な社風が特徴の会社です。普段の働き方もすこぶる自由なため、なにしろ全員が出発時間にオフィスに集まってくれるか心配。私は「とにかく行きも帰りも対象者全員をバスに乗せる」をひそかに自分のミッションにしていました(笑)

企画中は社内でプロジェクトチームを作り、合宿のプログラムや時間配分を決め、レクリエーションも知恵を出し合って決めました。普段は大阪からリモート勤務しているメンバーもプロジェクトチームに入り、更にチームの一体感が増しました。

そんなこんなで当日を迎えましたが、肝心のプログラムは面白いほど時間配分の通りに進んでくれません!到着後のランチも美しい景観を楽しみながら誰一人焦ることなくゆっくり楽しんでしまい、セッションも白熱して時間が押しまくります。とりわけリーダーシップステートメントの再確認、具体的にはこの四半期で実際にリーダーシップステートメント体現していたメンバーを讃えるソラコムを象徴する儀式ですが、これが盛り上がって延々終わる気配がありません。裏方としてはだいぶハラハラしながら、レストランのスタッフさんに「夕飯の時間を遅らせてください!」とお願いに行ったりと終始バタバタでしたが、ホテル内を小走りしながら「でもこれがソラコムのいいところだよなー」と感動したりもしていたのでした。

2日目のレクリエーションはランチを兼ねたBBQでした。ホテルには全天候対応型のBBQスペースがあり食材の調達から火起こしまで準備してもらえる至れり尽くせりのBBQでした。ホテルの設備は本当に素晴らしく、BBQスペース以外にもカラオケルームやビリヤードなどもありましたが、事前に予約していなかったので楽しみは次回にとっておくことになりました。カラオケルームを見つけたカラオケ大好きメンバーがその日は歌えないと知って、今まで見たことがないほどションボリとしていたそうなので、次回のレクリエーションはカラオケにしてあげようと思います(館山じゃなくても出来るじゃん!というのはさておき。笑)

レクリエーションも終わり、いよいよ全員をバスに乗せ東京へ向けて走り出したとたん、緊張が解けたのか、単にお腹がいっぱいだったからなのか、急に眠気に襲われ寝落ちしてしまいその姿を激写される始末。でも「とにかく行きも帰りも対象者全員をバスに乗せる」というミッションを完遂できただけで個人的には大満足です。

1日目の夜、ソラコムのサポートエンジニア兼専属カメラマンのtomoと有志のメンバーでライトペインティングにチャレンジしました。冷たい海風が吹き荒ぶ中、誰も離脱せずに成功するまで頑張って最高の1枚が撮れました!
以上、裏方も参加メンバーも大満足の合宿でしたが、この良さを海外のチームメンバーにも伝えようとしたところ、すでにslack(社員のコミュニケーションツール)にある#photoチャンネルにて熱気溢れる様子がtomoからシェアされており、言葉以上のものを感じ取っていたようでした。みなさんにも少しではありますが、ソラコム第2回目の合宿の様子が伝わっていれば幸いです。

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ソラコム 平 / 山田