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  • IoT SELECTION connected with SORACOM 開始

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    「IoTはテクノロジーの総合格闘技」というフレーズをソラコムも講演で使ったことがあります。IoTって複数技術の集結であり、取り組むのは難しいという問題はこれまでも多く語られてきているかと思います。 垂直型に全てを1社で賄うのは限界があるので、ソラコムでは2015年のサービスリリース当初からSPS(SORACOM Partner Space)というパートナーエコシステムを開始し、デバイス、ソリューション、インテグレーション、ネットワークの4カテゴリーでそれぞれ強みをもつパートナーとのアライアンスモデルを作ってきました。またSPSの中でもソラコムとの2社間の関係だけではなく、時に3社、4社と協業で進めるプロジェクトもあり、直近でソラコムの発表する新事例もSPSパートナーによる導入事例が半数を超えてきています。

    SORACOM Partner Space

    さて、今回開始する「IoT SELECTION connected with SORACOM (以下 IoT SELECTION)」はSPSパートナーが導入に携わった実績あるパッケージソリューションであり、ソラコムの公開事例として発表しているものを、サブスクリプション契約により初期費用なしで利用できる、という新しい取り組みとして2/12に正式に発表されました。

    iot-selection2 2/12説明会の様子(左から弊社玉川、東京センチュリー(株) 成瀬様、ビープラッツ(株) 藤田様)

    このブログではなぜIoT SELECTIONの特徴とメリット、ソラコムがソリューション販売を進めていく理由にも触れていきたいと思います。

    IoT SELECTIONの特徴

    詳細はこちらのティザーサイトにもありますが、2/12に3社それぞれよりプレスリリースを出しています。 本取り組みの骨子は以下の通りです。

    • SPSパートナーがSORACOMを利用してパッケージしているソリューション
    • 公開事例で採用されている導入実績がある
    • 初期費用のないサブスクリプション契約
    • デバイス、アプリケーション、通信全ての費用が含まれたシンプル価格
    • Webサイトからの申し込みで契約が完結
    • 柔軟に設定可能な契約期間

    iot-selection3 サービス開始時にリリース予定のソリューション

    お客様にとってのメリットは「利用」できること

    一番のメリットは自社で作る必要がなく、すぐに利用できることです。 センサーもデバイスも通信もクラウドもアプリケーションも全て分解する必要はありません。一元化され、多数の導入実績を誇る事例ソリューションが、初期費用なしのサブスクリプション契約によりすぐに利用できます。 これはIoTの技術を使い、まずは始めてみる、という行動に移すハードルは限りなく低くなると考えています。 また、全て入ってパッケージされたソリューションをサービス利用として契約することで、事前に費用面もクリアにした上で検討を進めることが可能となります。

    ソラコムのプレゼンテーションでは多くの事例をご紹介していますが、どこの会社/団体でどのように使われ、どんな効果が出ているのか、実績のあるパッケージソリューションを今後もラインナップとして増やしていくのでご期待ください。

    なお、ソラコムの事例の中で個別SIが必要になるプロジェクトも当然ありますが、今まで通りに事例に携わったSPSパートナーをご紹介するので、IoT SELECTIONに掲載有無にかかわらず、ご興味ある事例についてはお気軽にお問い合わせください。

    SPSパートナーとの協業も促進

    もう一つの側面として、SPSパートナーにとっての参画メリットもあります。 IoT SELECTIONでは初期費用なしの定額・サブスクリプション提供が大きな特徴です。

    IoTはセンサー/デバイスのH/Wから、S/W、通信、構築にかかる費用まで、その範囲が広いためにかかる費用の項目も多岐に渡ります。そのため、どうしてもプロジェクト毎の個別見積りにならざるを得ない状況があり、お客様にとっては「いったいいくらかかるのか?」と費用が不安要素でもありました。 また、ソリューション提供会社が自社でサブスクリプション提供モデルを作ろうにも、H/Wの初期費用回収をどうするかなど、そこに踏み切るにも幾重にも検討と判断が必要でした。

    IoT SELECTIONではソリューション提供者にとってもサブスクリプション提供という新たなビジネスモデルでの協業が可能となります。

    また、IoT SELECTIONは契約が簡略化されたWeb販売サイト上に、事例とソリューション内容紹介がされるため、プロモーションサイトとしての意味があります。 つまり、事例になるソリューションセットを作ることに長けているIoTプレーヤーがその開発に集中しながら、さらに横展開を進めるためのプロモーション兼販売チャネルがIoT SELECTION になります。

    なぜこの取り組みを開始したのか?

    IoT SELECTIONを始めるそもそものきっかけはなんだったのか?ですが、「IoT難しい」「どこから始めれば良いかわからない」「事例を教えて欲しい」などは問い合わせフォームでも展示会でもお客様から頻繁にいただくご相談です。目的はあっても方法がわからない。 ソラコムはスターターキットの提供やハンズオンセミナーの開催により、気軽に始められる機会を作ってきていますが、全てのお客様がエンジニアなわけでも電子工作が得意なわけでもなく、ビジネス層のお客様にとってはこの総合格闘技をそのまま楽しめるわけではないことも認識していました。 その一方で、前述の通りソラコムがご紹介する事例の中でSPSパートナーが携わる事例件数が増えており、さらにその中で、パッケージ化されたサービスとして提供しているものが出てきました。

    東京センチュリーとの協業

    お客様へどうしたらよりIoTの魅力が伝わり、始めるハードルを下げることができるのか?ちょうどそんなことを考えていた今から5ヶ月ほど前の2018年9月に東京センチュリーさんとの打合せが設定されました。これは、元々サブスクリプションプラットフォームを展開するビープラッツがSPS認定済ソリューションパートナーであり、前年より東京センチュリー社と資本業務提携をしていたこともあっての縁でした。

    両社協業のあり方を議論している中で、デバイスなどの「モノ」の提供やリースだけでは購入形態の違いでしかないが、IoTなのだから「コト」の視点とし、完成された事例ソリューションを一緒に展開する協業スキームが組めるであれば、お客様にとってよりわかりやすいIoT体験の場を作れるのではないか?という話になっていったのです。

    これまでソラコムでは、お客様事例をSPSパートナーと一緒に作り、事例の紹介と興味を持たれた方にパートナーをご紹介することまではやってきていましたが、さらにその先のソリューションの「提供」までは踏み出せていませんでした。 一方、東京センチュリーもサブスクリプションビジネスに可能性を感じている中で、IoTでのビジネス展開方法とそこで扱う商材を検討されていたのでした。

    iot-selection4 (2019/2/12 東京センチュリー株式会社 成瀬様講演資料より抜粋)

    2018年10月後半には東京センチュリー、ビープラッツ、ソラコムの3社で「IoT SELECTION」を進めることで合意し、2/12に登壇した各社責任者を交えてのキックオフを開催しました。ここまでが最初の打ち合わせから45日のことでした。

    これからもソリューションは追加されます

    サービス開始は3/20を予定しており、パッケージ詳細と提供価格も公開されます。 今回リリースされるのは6社7ソリューションを予定していますが、今後も公開事例になっているソリューションが追加していきます。

    今後の展開にもご注目ください。

    ソラコム 二神