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2020年7月のIoT記事まとめ

ども、ソリューションアーキテクトのtakiponeこと大瀧です。ソラコムでは月1回のペースで「先月公開された IoT 関連のブログや記事の紹介」を通じて、IoT や SORACOM の活用ノウハウをお届けしています。今回は 2020年7月に公開されたブログ記事をご紹介します、今月は連作が多く情報濃い目です!

@tsua-rugaさんによるごみステーションのIoT化

身近な課題をIoTで解決する事例/ノウハウとして、地区のゴミステーションにしている物置の扉の開閉をSORACOM LTE-M Button Plusとマグネットセンサーで検知する仕組みを作られた様子が紹介されています。

経緯から設定方法まで網羅的にすごく丁寧に解説されていて、初めて挑戦する方にも参考になる内容だと思います。

こちらはその続編として、Excelによるデータ分析を解説されています。SORACOM LTE-M Button Plusは様々なクラウドサービスとの連携ができる一方で、クラウドやツールに明るくない方にはそれらを使いこなすのが難しいこともあると思います。ボタンのデータ保存先として利用できるSORACOM HarvestからデータをダウンロードしExcelでの読み込みかグラフの描画まで、こちらも丁寧に解説されていて素晴らしいですね。

@keni_wさんによるSORACOM Orbit試してみた

続いてはリリースされて間もないSORACOM Orbitの試用レポートです。SORACOM Orbit開発者ガイドのサンプルコードを用いて開発環境の構築から実際の動作までの手順を解説いただいています。こちらの記事ではGPSマルチユニット SORACOM EditionからSlackに通知する構成をあらかじめ用意し、Orbitでそのデータを操作してデバイスに関する情報としてSIMの名前(Nameタグ)などを追加している様子が見えますね。

こちらの記事では、SORACOM LTE-M Button for Enterpriseを利用したIoTシステムを題材に、データを加工する手法をSORACOM Orbit登場以前と以後で比較いただいています。SIMに関するメタ情報をデータに追加する処理をOrbitに置き換えることでシステム連携先(AWS Lambda)での処理のシンプル化と運用面での利点が示されていますね。

id:ar_tamaさんによる「混雑ランプボタン」サービスの裏側

こちらもボタンの活用記事です。IoTサービスを開発・展開するにあたり、SORACOMが販売しているLTE-M Buttonシリーズの2つのモデルをAWS Lambdaとの連携を前提として詳細に比較・検討いただいた様子が紹介されているので、同じようにボタンデバイスを検討されている方に参考になりそうです。

SORACOM Discovery 2020 ONLINEとユーザーグループイベント

7/14にSORACOMの年次イベントSORACOM Discovery 2020 ONLINEを開催しました。本イベントと連動して、SORACOMユーザーグループ主催イベントがなんと2つ開催されました。それぞれ運営メンバーのレポートブログが公開されています。

どちらも発表者の熱量がすごく、盛況でした!

また、Discoveryのセッションについてのレポートブログは、Developers.IOさんがなんと4本も公開いたいだいています。

ではまた来月をお楽しみに。