ボタンと kintone の相性の良さを再確認した、ソラコム “Max” 松下です。
今回は 7/26(金)に開催された kintone devCamp 2019 東京 のレポートをお送りいたします。
ソラコムはこちらのイベントで「SORACOM x kintone でお手軽 IoT 連携!」というハンズオンセッションを担当させていただきましたので、そちらの様子もお送りいたします。
「kintone devCamp 2019 東京」とは?
kintone は「業務改善プラットフォーム」と称される、ブラウザさえあれば様々な業務のカイゼンを加速させる、いわゆる SaaS なのですが、kintone はカイゼンしたい業務に合わせてカスタマイズや API を利用した連携が可能ということもあり、多くの開発者がいらっしゃいます。kintone devCamp 2019 東京は、その開発者向けのイベントです。
朝から列をなす人気っぷり
開催場所は kintone の開発元であるサイボウズさんの東京/日本橋のオフィスでした。
梅雨明け前の曇り空が続いていた中の晴れ間から東京スカイツリーを見ることができ、テンションも上がります。
セッションルームは「オオカミ部屋」「ひつじ部屋」といったファンシーな名前付けがされており、親しみやすかったです。
平日の開催にも関わらず 10:30の第1セッションから待機列ができあがっており、kintone開発者の意気込みを感じました。
来場者に楽しんでもらう工夫がいっぱい!
来場者の目的はもちろん kintone の最新情報や開発スキルを磨くためだとは思いますが、「せっかく来ていただいた方に楽しんでもらいたい!」というサイボウズさんの心意気を感じる内容がちりばめられていました!
サイボウズ商店ではTシャツ、パーカー、そして同人誌(!?)も販売されており、ここならでは!というアイテムが揃っていました。(よく見ると「ダイエット術」って本がありますね (^^
ステッカーやうちわといったノベルティも充実しており、地方から来たんだけど友人へのお土産として持っていく方も見受けられました。
「kintone Quest」略して “キンクエ” のコーナーでは、クイズ形式で kintone が学べました(とはいえ、難易度によってはディープなQがあるんだけど)
なんと、このキンクエ、kintoneの機能をフルに活用して構築されており、kintoneの奥深さも体験できる内容でした。
ちなみに私は普通(下から2つめ)の難易度で、正答率 3/10 と大爆死。ほんとうに申し訳ありません、がんばります!
展示コーナーもありました。そこには、あの「錬kin術」が使えるようになるグローブセットが!! (詳しくは SORACOMひげボタンで錬kin術! を!)
Nao が術を発動して、無事 kintone アプリの錬成に成功していました (^^
ランチセッションは「kintone 開発ロードマップ」
朝から晩までのイベントということもあり、ランチが用意されていました。ありがたい!しかも食べながら聞けるセッションは kintone の開発ロードマップのお話。
これまでの開発のお話や、近々改善した(しかも超大幅)モバイル版の考え方を聞いてる。スプリントだったり、ユーザーさんの声を基にした開発とか、ソラコムの開発との共通点が多いと感じました。
お弁当もおいしかった!
「SORACOM x kintone でお手軽 IoT 連携」ハンズオンセッション
私が担当したハンズオンセッションは15:20~の90分間。20名近くの方に参加いただき、ほぼ満員状態でした。ありがとうございます!
セミナーセッションもあったため、作業時間は実質60分くらいではありましたが、そこはさすが kintone 開発者の方々。ハンズオン受講慣れしているのか、サクサクと作業を終わらせて、少しカスタマイズされている方もいらっしゃいました。
SORACOM Harvest Data というIoTデータの収集・蓄積サービスへのデータ収集は100%、SORACOM Beam というデータ転送サービスを用いた kintone 連携もほとんど全員の方が達成しており、「kintone 連携って簡単なんですね」というお声をいただけたのが嬉しかったですー。
ちなみに、当日利用したテキストは公開しています。SORACOM と kintone を連携させてみたい方は是非ご覧になってください!
最後はビアバッシュ&LTで〆
朝10:30から続いた宴イベントの最後は、ビアバッシュ&ライトニングトーク大会となりました。
大勢の方が次から次へと kintone 愛が詰まった発表を聞いていて、愛されているプロダクトなんだなーとビールを飲みながら感じておりました。
LT には IoT に取り組んでいる方のお話が飛び出したりと、「モノのデジタル化」としての IoT の存在感が大きくなっていることも認識できて良かったです。
ビアバッシュで振舞われたビールですが、SWANLAKE Pub Edo さんの出張ビアサーバーで、6種類から選んで飲めるという素敵なご提供。
また、軽食はスペイン料理のお店 スペインクラブ銀座さん のケータリングで、なんと生ハム原木が持ち込まれていました。生ハム好きの私としては大満足でした!!
おわりに
丸1日、イベントを堪能させていただきましたが、ご来場いただいた方に共通して言えそうなのが「プロダクトへの愛」だったと感じています。これはサービス提供側の努力(すなわち Give)が先にあって、そこにユーザーが応えるということで成り立つ関係性という事を改めて感じる、学びの多いイベントでした。
また行きたいです!
ソラコム “Max” 松下