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  • SORACOM Lagoon 新機能紹介 – 可視化編

    こんにちは、Customer Reliability Engineer (CRE) の三國です。
    先日ブログにて発表された 2021 年 4 月 27 日に予定される SORACOM Lagoon のアップデートについて、新機能を紹介します。発表のブログについてまだご覧になっていない方は、是非ご一読ください。

    お客様から頂いた要望に合わせた新機能の紹介

    SORACOM Lagoon はこれまでもお客様からのご要望に合わせて機能を拡充してまいりました。今回のアップデートでも同じく、お客様からのご要望に対応する新機能がございますので、特に要望が多かったものにフォーカスして紹介します。

    前回のブログでは「操作性」にフォーカスした新機能を紹介しました。

    当ブログでは特に「可視化」にフォーカスし、いただいたご要望でも特に多かった以下 4 つについて、どのような新機能で対応されるかを紹介します。

    1. 系列名を変更したい
    2. 可視化前に演算したい
    3. 指定の範囲ごとの平均を見たい
    4. 端末に最適化した表示をしたい

    SORACOM Lagoon の可視化の特長

    新機能の紹介をする前に、あらためて SORACOM Lagoon の可視化について特長を確認します。

    10 以上の可視化の種類

    SORACOM Lagoon ではベースにしているオープンソースソフトウェア (OSS) の Grafana が提供する可視化の種類に加え、SORACOM 独自の可視化の種類を提供しています。これにより、お客様の用途に合わせた多彩な可視化ができます。たとえば GPS マルチユニット SORACOM Edition のサンプルダッシュボードでは 6 種類の可視化を利用しています。

    Map や Dynamic Image を組み合わせた GPS マルチユニット SORACOM Edition のサンプルダッシュボード

    柔軟な可視化の設定

    たとえばただ数字で “4” と送られたデータであっても、「電波強度」を示すフォーマットへ変換するための柔軟な工夫ができます。下の動画では、Single Stat パネルを用いて色付きのゲージ形式へ変換している様子がわかります。

    柔軟な可視化の設定

    スマートフォン・サイネージなどの端末での表示

    SORACOM Lagoon では閲覧用のユーザーを作成することで、作成したダッシュボードを第三者へ共有できます。共有されたダッシュボードはスマートフォンやタブレット、またはサイネージといった端末でも表示できます。

    スマートフォン上のブラウザで閲覧している様子

    可視化に関する要望とそれに応える新機能

    そんな SORACOM Lagoon の可視化について、よくいただいたご要望をベースに新機能を紹介します。

    系列名を変更したい: Override 機能

    複数の現場から送信される温度データを一括表示したい、という使われ方はよくございます。そんな時、各デバイスから送信されるデータの区別は必須となりますが、今までの SORACOM Lagoon では系列名を変更できず、パネル名などでの工夫が必要でした。

    新しい SORACOM Lagoon では Override 機能を用いて系列名をクエリ毎に設定できるようになります。

    Override 機能のデモ

    可視化前に演算したい: Expression 機能による演算

    たとえば温度・湿度をもとに不快指数を計算するなど、簡単な演算をしたいという要望は多くのお客様から頂いていました。SORACOM Orbit を用いることで柔軟な演算ができますが、プログラムを書くことなく実装したいという要望がありました。

    新しい SORACOM Lagoon では Expression 機能を用いて四則演算や累乗といった簡単な演算を SORACOM Lagoon 上でできるようになります。

    Expression 機能による演算のデモ

    指定の範囲ごとの平均を見たい: Expression 機能による再サンプリング

    たとえば、30 秒間隔で送信されたデータについて 30 分ごとの平均を確認したいご要望を多く頂いていました。

    新しい SORACOM Lagoon の Expression 機能では演算だけでなく再サンプリングも可能です。

    Expression 機能による再サンプリングのデモ

    端末に最適化した表示をしたい: Data View mode

    Kiosk 端末 (タブレット等の小型情報端末) などで表示する際、左側のサイドバーや上側のヘッダを非表示にしたいという要望がありました。

    新しい SORACOM Lagoon では、Data View Mode により表示を切り替えられます。

    Data View Mode の切り替えのデモ

    まとめ + イベントのご案内

    新しい SORACOM Lagoon の可視化について、以下 4 つのアップデートを紹介しました。

    • 系列名を変更したい: Override 機能
    • 可視化前に演算したい: Expression 機能による演算
    • 指定の範囲ごとの平均を見たい: Expression 機能による再サンプリング
    • 端末に最適化した表示をしたい: Data View mode

    次回のブログでは「アラート」にフォーカスした新機能の情報をお届けします。新しいバージョンの SORACOM Lagoon に、是非ご期待ください。

    最後にイベントのご案内です。IoT データの可視化にこれから挑戦してみたいという方、取り組みを本格化したいと考えている方に向けた勉強会イベントを 5 月に企画しています。

    ここでは Lagoon の活用はもちろん、その他ツールの活用も含めた可視化への取り組み事例を共有いただきます。ぜひお申し込みください。

    SORACOM IoT Meetup

    イベント名:SORACOM IoT Meetup ~ 現場のデータを集めたその先へ ~
    開催日時:​​​2021年5月13日(木)19:00~21:00
    開催方法:Zoomウェビナー(オンラインセミナー)
    対象:IoTのデータ活用や可視化に関する事例を知りたい方、これからIoTプロジェクトを検討されている方、IoTデバイスから得られたデータ活用を考えている方
    事前申し込み制・参加費無料 / こちらのページからお申込みいただけます