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IoT活用支援の優秀企業を表彰する 「SPSアワード 2023」発表

こんにちは、ソラコムでパートナーアライアンスを担当している、細川(ニックネーム:daisuke)です。

IoT活用を支援するソラコムのビジネスパートナープログラム「SORACOMパートナースペース(以下、SPS)」では、その年にご活躍されたパートナー企業を表彰しています。3月7日(木)SPSパートナー会で、2023年度の受賞企業を発表し、6月6日(木)に各社の登壇と授賞式を開催しましたので、レポートをお届けします。

SPS (SORACOM パートナースペース)とは?

IoTシステムにおいてはセンサーやデバイス、通信、セキュリティ、クラウド、アプリケーションと複数の専門領域にまたがったシステム構築が必要となります。ソラコムはIoTのエコシステムとして「SORACOMパートナースペース」(略称、SPS)というIoTパートナープログラムを提供し、デバイス、テクノロジー、ソリューション、インテグレーションとそれぞれの分野で技術と知見をお持ちの企業との協業を進め、市場を拡げてお客様の課題を解決、新たな活用法の創出を目指しています。

SPSパートナー会で2023年度のSPSアワードを発表

SPSパートナー会は、SORACOMやSPSの最新情報の共有、事例やCfP(Call for Paper; 公募発表)などユーザーやパートナー企業の登壇を盛り込んだ、SPSパートナーを対象にした定期開催のオンラインイベントです。

2024年3月7日のSPSパートナー会では、2023年度のSPSアワードを発表しました!

SPSパートナーの活動や得意分野が多岐に渡ることから、昨年度からSPSアワードの受賞項目を一新しました。対象期間は、2023年3月1日〜2024年2月末日として、パートナー企業の活動内容を集計し、厳正な審査を経て決定しています。

SPSアワードのプレスリリースはこちら

SPSアワード授賞式の様子

SPSアワードの発表から3ヶ月後の2024年6月6日、SPSパートナー会では、受賞したパートナー各社に5分間のライトニングトークで受賞の喜びやIoTの取り組みについて登壇いただきました。

SPSパートナー会の終了後のビジネスマッチング会(懇親会)で授賞式を行いましたが、今回は2024年3月の上場について、これまでソラコムを支えてくださったSPSパートナーの皆様への感謝祭を兼ねた会となりました。

2015年当時からSPSに参加してくれているパートナー企業から、新しく認定済パートナーに参加いただいた企業まで総勢150名以上の方にお集まりいただきました。

乾杯の後、代表の玉川が登壇し、これまでのSPSの成長や変化を振り返りながら、2015年当時のエピソードを交えて、パートナーの皆様に感謝の意を伝えることができました。

その後、SPSアワードの授賞式が行われ、参加者全員で受賞された皆様を祝う、特別な1日となりました。

2023年度SPSアワード 受賞企業

最優秀賞 <ビジネス・オブ・ザ・イヤー>

株式会社フレクト

デバイスから SaaS までを一気通貫で提供するコネクテッド・カーアプリケーション「Cariot」にSORACOM IoT SIMを活用。年間での事業の成長実績及びサービスの先進性、SORACOMの導入実績が受賞につながりました。

<ルーキー ・オブ・ザ・イヤー> 

株式会社ハウディ

2023年6月に認定済ソリューションパートナーに参加直後から、SORACOMプラットフォームの積極的な活用で新規事例も作成。またパートナー会やビジネスマッチング会への積極的に参加いただきパートナーネットワークの活用などが受賞の背景です。

<SPSエバンジェリスト・オブ・ザ・イヤー>

株式会社 神戸デジタル・ラボ

10件以上の新規事例作成やソラカメを活用したソリューション提案など、対外的にSORACOMの紹介、普及活動をいただきました。

アステリア株式会社

2023年9月に認定済テクノロジーパートナーに参加後、多数のイベント協賛で展示会を盛り上げていただき、400件以上のリードを獲得、30件以上の商談を新規創出されました。

<SPSイノベーター・オブ・ザ・イヤー>

株式会社 AID

ソラカメを活用したAIソリューションの構築や提案を数多く実施。お客様の課題解決に対するソリューションをタイムリーに提供されたことが受賞に結びつきました。

株式会社GUGEN

PLCの遠隔監視を簡単に実現できる「PUSHLOG」にSORACOMを活用いただき、オールインワンで提供。簡単に導入できるサービス設計が、受賞に至りました。

<SPSエキスパート・オブ・ザ・イヤー>

株式会社Fusic / 技術本部 先進技術部⾨ 先端技術チーム チームリーダー / プリンシパルエンジニア

毛利 啓太 氏

豊富なエンジニア経験に加えて、SORACOMの新サービスやソラカメなども積極的に活用、技術的な提案活動が受賞の一因となりました。

株式会社AID / CTO

赤松 幹生 氏

AIとソラカメを活用したソリューションを数多く提案、実案件を通してAIの技術や、SORACOMの普及に貢献いただいていることが、受賞の根拠になりました

おわりに

SPSアワードを受賞された皆様、おめでとうございます!

今後もSPSを通じて、パートナー同士のビジネスマッチングや、各社の強みをご紹介する機会を作っていきたいと思います。

― ソラコム 細川 (daisuke)