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“企画して終わり”ではない。グローバル成長を実行まで担う、ソラコムの経営企画

経営企画という仕事に対して、「経営に近い場所で戦略を考える仕事」というイメージを持つ方は多いかもしれません。

ソラコムの経営企画は、そこからさらに一歩踏み込みます。グローバル成長戦略を描き、M&Aや事業投資を推進し、買収後のPMIまで自ら関わりながら、次の成長を実行していくポジションです。

今回は、経営企画をリードするZackyに、ソラコムの経営企画の役割、仕事の面白さ、そしてこのポジションで得られる成長について聞きました。

ソラコムでは社員同士をニックネームで呼び合う文化があり、本記事でもニックネームで紹介します。

プロフィール

山崎 紘彰 “Zacky” — 株式会社ソラコム 執行役員 VP of Strategy / Chief of Staff。前職では投資銀行にて資金調達やIPOアドバイザリーに従事。ソラコム入社後は、経営企画、M&A、PMI、全社横断プロジェクトなどを担当。現在はグローバル成長戦略の推進や、CEO直轄プロジェクトにも携わる。趣味は週末のパーソナルトレーニングに行って思い切り自分を追い込むことと、3歳の子供と外出すること。

経営企画の役割は、全社横断プロジェクト、M&A、そしてPMI

──まず、Zackyの現在の役割について教えてください。

Zacky:ソラコムの経営企画は、社長直下の戦略を推進する部門で、私が入社した2024年に新設された部署です。現在は社員は私のみ、外部パートナーや社内外の関係者と連携して業務を推進しています。大きく3つの領域を中心に担当しており、1つ目が全社横断型のプロジェクト、2つ目がインオーガニック(M&A)戦略の立案とエグゼキューション、そして3つ目がM&A後のPMI(Post Merger Integration)です。

全社横断型のプロジェクトでは、たとえば直近では「ビジョン・ミッションの刷新」を担当しました。創業時から使ってきたビジョンを、海外メンバーも一体感を持って取り組めるように進化させるべく、日本・グローバルのチームへのヒアリングと議論を重ねて刷新、新しい「Making Things Happen for a world that works together」というビジョンを発表しました。

M&Aについては、ソラコムが今後さらに戦略的成長をしていく中で、どのようなパートナーやM&A候補先があり得るのかというソーシングから、実際の実行フェーズまでトータルに関わっています。

加えて、PMIも重要な役割です。M&Aは買収して終わりではありません。買収後にどのように組織をバリューアップしていくのか、既存のソラコムメンバーとどのように連携しながら新しい成長を作っていくのか。そこまで関わるのが、ソラコムの経営企画の特徴だと思います。

単に戦略立案・分析するだけではなく、計画を実行し、次の持続的な成長を作っていく仕事です。

投資銀行から事業会社へ。専門性を、事業成長に直接活かしたかった

──前職では投資銀行で資金調達やIPOアドバイザリーに携わっていた中で、事業会社、それもソラコムを選んだ理由は何ですか。

Zacky:投資銀行での仕事は、金融の観点から自らの専門性を高めていくという意味で非常に面白いものでした。一方で、専門性をアドバイザーとして高めるだけではなく、その専門性をどう事業に反映させ、事業成長を自分自身で作っていくのかという点に関心が強くなっていきました。

アドバイザーの立場では、どうしても事業の成長に対して外側からプロジェクトベースで関わることになります。自分自身が主体となって連続的な事業成長を作るには、事業会社に身を置く必要があると考えるようになりました。

ソラコムを選んだ理由は、大きく2つあります。

1つ目は、非常にテクノロジードリブンな会社であることです。ソラコムはクラウド上にモバイルコア(携帯電話システムの核となるシステム)を構築しており、関連する特許も100以上保有しています。こうしたテクノロジーを強みに、日本発のグローバルプラットフォームとして、事業を拡張していけるポテンシャルを強く感じました。

2つ目は、ミッション・ビジョンやリーダーシップステートメントを含めたカルチャーです。入社前にマネジメントや社員と話す中で、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして自立しつつ、チームとして新しい挑戦に積極的に取り組む企業文化が根付いていると感じました。その結果、自分自身が気持ちよく働けるだけでなく、この組織の一員として価値を創出できる確信を持てたことが決め手となりました

入社してみて、その感覚は間違っていなかったと思っています。

ソラコムの面白さは、カルチャーとビジネスの拡張性にある

──実際に入社してみて感じた、ソラコムならではの面白さを教えてください。

Zacky:大きく2つあります。

1つ目は、カルチャーを非常に大事にしている会社だということです。ソラコムには15個のリーダーシップステートメントがありますが、それが社員にしっかり浸透しています。

日々の業務の中でも、リーダーシップステートメントがコミュニケーションや行動に自然と根づいています。議論の場でも、「これは”Customer Centric”だろうか?」「”Think Without Boundaries”でもう一度考えよう」といった形で、実際の仕事の中で活かされている。このカルチャーの軸がぶれないからこそ、グローバルチームとも深い議論ができる。それは日々のコミュニケーションの中で特に強みだと感じています。

2つ目は、ビジネスの拡張性です。ソラコムはIoT領域でCMP(Connectivity Management Platform)を提供しており、すでに海外のリサーチ掲載やアワード受賞の実績があります。当社のプラットフォームは業界特化型ではなく、AWSのようにあらゆる業種・部門で利用できるホリゾンタル型です。さらに、AI/IoTの付加価値サービス、海外展開、新規事業など、成長領域が広がっています。

そして、創業10年のサービス運用実績と、それらを支える技術的な優位性やソフトウェアのアセットがある。だからこそ、これからの成長を自分自身の手で創り出せる実感があります。そこが、ソラコムならではの面白さですね。

ソラコムの経営企画は「実行までやる経営企画」

──「経営企画」と聞くと、会社によって役割がかなり違うと思います。ソラコムの経営企画にはどんな特徴がありますか。

Zacky:一言で言うと、ソラコムの経営企画は「実行までやる経営企画」です。

M&Aであれば、企画から実行、そしてPMIまで担います。単に戦略を描いて終わりではなく、チームやグループ会社の重要なメンバーを巻き込みながら、ソラコムグループとしての成長を担います。経営企画が司令塔としての役割に限定される会社も多いと思います。ソラコムでは、司令塔として自分自身が主体的に動きながら、周囲を本当の意味で巻き込んで、変革を主導するキーパーソンになっていくことが求められます。

グローバル成長を最重要戦略としてで考え、M&AやPMIまで形にする

──Zackyが感じる、このポジションの一番の面白さは何ですか。

Zacky:いくつかありますが、一番のやりがいは「グローバルに活躍できること」です。

ソラコムのグローバル展開、グローバルでの成長を最重要戦略として考え、実行していくポジションです。日本市場だけではなく、グローバルでどう事業を伸ばしていくのか。そのテーマに真正面から向き合えるのは、非常に面白いと思います。

さらに、M&Aを活用しながら成長を形作っていける点も魅力です。

M&Aは、担当業務として買収した瞬間に終わってしまうことも少なくありません。しかしソラコムでは、PMIまで関わることができます。M&Aの検討中やエグゼキューション中に考えたことを、買収後に自分自身で実行し、周囲を巻き込みながら新しいものを一緒に作っていく。

その手触り感がありますし、経営的な視座も一段階高くなるポジションだと思います。

CEOとも近い距離で、アジェンダを自ら設定する

──実際の業務では、M&A・提携・投資・全社横断プロジェクトなど、どのようなテーマにどう関わっているのでしょうか。

Zacky:全社横断プロジェクトでは、CEOの玉川やCEO of Americas/CTOの安川を含め、役員、他の社員とも連携しながら、必要に応じてタスクフォースチームを組成して進めています。

M&A・提携・投資の領域では、外部アドバイザーを活用することもありますが、あくまで主体的に推進するのは社内の私たちです。単にファイナンシャル上の数字を見るだけではなく、ソラコムのビジネスやカルチャーを踏まえたときに、どのように取り込み、どのようにバリューアップすることが適切なのかを考えます。

特に買収後は、グループ会社の役員や中核メンバーと日々会話しながら、どのように変革を進めるかをチューニングしていきます。実際の会議にも入り、現場の状況を見ながら進めていくので、非常にリアルな経営の現場に関わることになります。

意思決定のスピードと裁量は、日々感じる

──意思決定のスピード感や裁量の大きさを感じるのはどんな場面ですか。

Zacky:日々感じています。

経営企画は、CEOの玉川と非常に近い距離で仕事をします。重要な意思決定があれば、Slackなどでクイックにコミュニケーションを取りながら、機動的に動いていきます。

裁量という意味でも、それぞれのプロジェクトで自らアジェンダを設定し、タイムラインを決めながら進めていきます。これは大きな裁量がないとできないことです。

もちろん責任も大きいですが、その分、自分が事業や組織の成長に直接関わっている実感があります。

身につくのは、経営的な視座とやり抜く力

──このポジションで働くことで、どんな視座やスキルが身につくと思いますか。

Zacky:1つは、経営的な視座です。

M&Aで会社を迎え入れるだけではなく、迎え入れた後にどう経営していくのか、グループとして売上や利益をどう伸ばしていくのかを考える必要があります。ソラコムにとって、今後のグローバル展開において何がベストなのか。M&Aも含めて考えていくので、経営的な視座は非常に高まると思います。

もう1つは、やり抜く力です。

ソラコムのリーダーシップステートメントの中に「Deliver Results」があります。結果を出すことを大事にするカルチャーがあるので、単に考えるだけではなく、最後までやり抜き、成果につなげる力が身につきます。

経営企画というと、戦略や分析のイメージが強いかもしれません。ただ、ソラコムではそれに加えて、結果を出すところまで求められます。そこが成長の機会だと思います。

何かしらの強みを持ち、それを起点に成長したい人に来てほしい

──金融、コンサル、事業会社の経営企画など、どんなバックグラウンドの方が特にフィットしやすいと感じますか。

Zacky:何かしら自分自身の強みを持っていて、それをレバレッジしながら異なる分野にも成長していきたいと考える方であれば、「投資銀行でM&Aアドバイザリーの経験」「コンサルでデューデリジェンスの経験」「事業会社で予算策定や財務経理の経験」がある方など幅広いバックグラウンドの方が フィットする可能性があると思います。

M&Aが業務の一部に含まれるため、財務諸表が読めることは望ましいですが、金融、コンサルティング、事業会社の経営企画、経理財務などのご経験も活かせます。

ただ、それ以上に大切なのは、何か1つの領域で強みを持ち、その強みを活かしながら幅広い経営企画の業務に挑戦していく積極的な姿勢です。

まずは自分の強みを活かして1つの領域をやり抜き、そこから横に広げていく。そういう成長意欲のある方には、とても面白いポジションだと思います。

経営企画ポジションに興味を持っている方へ

──最後に、経営企画ポジションに興味を持っている方へメッセージをお願いします。

Zacky:ソラコムの経営企画は、グローバル成長の最前線で、戦略から実行まで関わることができるポジションです。

M&AやPMI、全社横断プロジェクトなど、経営に近いテーマを扱いながら、自分自身が主体となって事業の成長を作っていくことができます。考えるだけではなく、周囲を巻き込み、実行し、結果につなげていく。そこに面白さがあります。

金融やコンサルティングで培った専門性を事業会社で活かしたい方、事業会社での経験をさらに経営に近い場所で広げたい方、グローバルな成長を自ら推進していきたい方にとって、ソラコムは大きな挑戦ができる環境だと思います。

経営企画では、2人目のメンバーを募集しています。グローバル企業を一緒に作っていくことに興味がある方に、ぜひ仲間になっていただきたいです 。


ソラコムでは、経営企画ポジションを募集しています。

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