少し早いですが、今年もソラコムサンタがやってきました!
これまで、#ソラコムサンタをはじめ、たくさんのご要望をいただきました。ありがとうございます。
では、ソラコムサンタからのクリスマスプレゼントをお届けします!
製造番号検索
Air SIM に記載された製造番号で Air SIM を部分一致検索できるようになりました!
これまでも、ソラコムのサポートを通じて、多くのお客様からご要望をいただいておりましたが、このたびお届けすることができました。
名前で前方一致検索
SIMの名前を前方一致で検索できるようになりました。
ユーザーコンソールから「セッション切断」イベントを呼べるようになりました。
グループの変更やカスタム DNS を設定しても即時には反映されず、確立中のセッションが切断され、再接続の際に反映されます。このため、デバイス側でセッションを切断するか、APIかsoraom-cliを使用して、DeleteSubscriberSessionイベントする必要がありました。
このたび、ユーザーコンソールから「セッション切断」イベントをお届けしました!
注:遠隔でセッション切断の操作を行う場合、デバイス側にセッション再接続の仕組みがあることを事前に確認してください。この仕組みがないと、現地に行くはめに…
SORACOM Beam のUDP、TCP エントリポイントでステータスコードを返さないオプション
SORACOM Beam のUDP、TCP エントリポイントの設定で、ステータスコードを返さないオプションをお届けしました!
これはオプションとして設定できます。
OFFにしている場合、いままでと同様に以下のようにステータスコードが返ってきます。
$ nc -u beam.soracom.io 23080
{"message":"Hello SORACOM Beam via UDP!"} [Enter]
200
当オプションをONとした場合は、以下のようにステータスコードが返りません。
$ nc -u beam.soracom.io 23080
{"message":"Hello SORACOM Beam via UDP!"} [Enter]
例えば Input プロトコルに UDP を利用した場合で、いわゆる Fire-and-Forget のユースケースを実現する場合、サーバ側からの応答を完全になしにできます。
また、サーバからのレスポンスでデバイスにメッセージを送りたい場合など、ステータスコード部分を外すパース処理をしなくて良くなります。
イベントハンドラーのアクションで「SIMの状態」を変更できるようになりました。
これまで、イベントハンドラーでは、メール通知、SIMの速度クラスの変更、AWS Lambdaの呼び出し、Webhookがありましたが、このたび SIM の状態変更をお届けました!
たとえば、「通信量が1日のデータ通信量が一定量を超えると休止状態にする」といったことがイベントハンドラーで設定できるようになりました。
SORACOM Harvest が TCP/UDP で送信したデータもグラフ化できるようになりました
先日リリースされた SORACOM Harvest にもプレゼントを届けました!
これまで、TCP/UDP を使った場合、送信内容が Base64 エンコードされた上で JSON に組み込まれているので、コンソール上でグラフ表示できないという状態でした。
このたび、SORACOM Harvest が TCP/UDP で送信したデータもグラフ化できるようになりました。
詳しくは、以下をご確認ください。
SORACOM Harvest が TCP/UDP で送信したデータもグラフ化できるようになりました
メタデータ クエリ機能
SORACOM Air のオプション機能であるメタデータ機能を進化させ、メタデータ クエリ機能をお届けしました!
メタデータ機能では、HTTPリクエストにより、Air SIM を使用するデバイス自身から、Air SIM の情報を HTTP 経由で取得することができます。Air SIM の ISMI、名前、タグ、速度クラスなど、Air SIM の情報がJSON形式で表示されました。
このたびのメタデータ クエリ機能では、メタデータの中で必要な部分だけ読み出すことができます。
$ curl -s http://metadata.soracom.io/v1/subscriber.imsi
440101234567890
$ telnet metadata.soracom.io 80
Trying 100.127.100.127...
Connected to metadata.soracom.io.
Escape character is '^]'.
GET /v1/subscriber.imsi
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/plain
Date: Thu, 15 Dec 2016 08:19:57 GMT
Connection: close
440101234567890
Connection closed by foreign host.
HTTPクライアントがなくても、また、JSONのパースが難しいようなデバイスであっても、メタデータを使うことができます!
Public Gate
そして、この Public Gate です。
これまで、@yukisama00 さんはじめ、SORACOM Gate を使用するには、VPG(Virtual Private Gateway) が前提であるため手軽に試せないという声をいただいておりました。
このたび、本来はお客様ごとに立ち上げる VPGをソラコムサンタがご用意し、どなたでもご利用いただけるようにご提供しました!
詳しくは、新機能: 手軽にデバイス間通信を試せる Public Gate 機能をリリースしましたを参照してください。
また、以下の皆様に#ソラコムサンタのご要望をいただきました。ありがとうございました。
@uchimanajet7さん、@monamu2011さん、@nekoruriさん、@SnowHideJPさん、@DiscoveryCoachさん、@leonhard_jpさん、@TxRacingさん、@yukisama00さん、
今回お届けできなかったご要望は、ソラコムサンタからソラコムのエンジニアに伝えておきます。
ソラコムサンタより愛をこめて、メリークリスマス!!よいクリスマスを!
ソラコムサンタより