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Air SIM の有効期限の期限切れ時のアクションに「利用中断」が追加されました。

このたび AirSIM の有効期限の期限切れ時のアクションに「利用中断」が追加されましたのでお知らせします!

Air SIM ではこれまでも有効期限を設定することができました。設定した有効期限を過ぎると指定したアクションを実行します。アクションは以下のとおりです。

  • 保留 - 有効期限を過ぎると、新規セッションの接続ができなくなります。
  • セッション切断 – 有効期限を過ぎると、現在接続されているセッションを切断します。
  • 休止 – 有効期限を過ぎると、現在接続されているセッションを切断し、ステータスを休止中に変更します。休止中状態では新しいセッションを接続することができなくなります。
  • 解約 – 有効期限を過ぎると、SIM を解約します。解約された SIM を再び使用することはできませんのでご注意ください。

詳細はAir SIM に有効期限を設定するもあわせてご確認ください。

このアクションに「利用中断」が追加されました。

当機能は、期間を限定して、セルラー通信込みでエンドユーザーにデバイスを提供しているパートナー様からご要望をいただきました。このパートナー様のサービスでは、セルラー通信込みでデバイスを提供されています。ただし、ずっとセルラー通信を提供するのではなく、たとえば1年後に通信はできなくなります。その後、お客様からの申請や支払いによって、再度セルラー通信を使っていただけるようになります。

利用中断中(Suspended)のステータスにすることで、データ通信ができなくなり、基本料金もお得になります。
料金は、日本向けAirSIM、グローバル向けAirSIMによって、少し異なります。

日本向けAirSIMの場合

  • 使用開始後は 1 日 10 円発生する基本料金(データ通信のみのSIMの場合)が、1 日 5 円となります。
  • 「利用中断中」状態への変更 1 回につき、SIM 1 枚あたり 300円の設定変更料金が発生します。

グローバル向けAirSIMの場合

  • 使用開始後は 1 日 0.06 USD 発生する基本料金が無料となります。
  • 「利用開始待ち/利用中断中」から「使用中/休止中」状態への変更 1 回につき、SIM 1 枚あたりアクティベーション料金(1.8 USD) が発生します。

例えば、スキー場のロッカーとリフトは、冬のみ稼働する場合がほとんどです。また、農業モニターと散水システムでは、春や夏のみ稼働します。そういった場合に、コストを抑えることができます。

Air SIM の有効期限の設定は簡単です。

ユーザーコンソールのSIM管理メニューから対象のAir SIMの有効期限の編集マークをクリックします。(有効期限にマウスを合わせると表示されます。)

表示された画面から有効期限とアクションを選択します。

ぜひ、ご利用ください!

ソラコム江木