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SORACOM Beam MQTTエントリポイントにクライアントクレデンシャルのパススルーが追加されました。

皆さま、こんにちは。ソラコムの江木です。
本日、SORACOM Beam MQTTエントリポイントにおいて、クライアントから送信されるクレデンシャル(MQTTのusername/password)のパススルー機能を追加しましたのでお知らせします。

これまで、Beam MQTTエントリポイントで転送先に送信するusername/passwordは、Beamで設定したusername/passwordが送信されていました。(プレイスホルダー #{imsi}, #{imei} を指定して、デバイスの IMSI や IEMI をusername/passwordに含めることも可能です。)

この機能はSORACOM BeamのMQTTエントリポイントへのCONNECT時にクライアントデバイスから送信されるusername/passwordをそのまま転送先へのCONNECTへパススルーする機能となります。

設定方法は簡単です!
以下のようにBeamのMQTTエンドポイントの設定から「パススルー」をONにするだけです。

console

例えば、以下のようなコマンドをクライアントから送信すると、

$ mosquitto_pub -h beam.soracom.io -p 1883 -u sora -P sora-pw -t test -m '{"sample":1}'

転送先には、usernameに sora 、passwordに sora-pw がそのまま送られます。

当機能は、転送先のクラウドサービスによっては、username フィールドでクライアントを認証するサービスがあり、お客様のフィードバックから提供させていただきました。

ソラコムではみなさまからのフィードバックをお待ちしております。是非、ソラコムを使って頂き、フィードバックを頂けると幸いです。

ソラコム 江木