こんにちは。ソラコム広報のkyonです。今年のゴールデンウィークは長め、普段みないような映画や小説も読んでみたいなと思い、サイエンスフィクション(SF、Sci-Fi)を見てみようと思い立ちました。
SFは前提知識が必要だったり、海外ものも多いので翻訳の文体が読みにくいなど、ややハードルが高いコンテンツでもあります。
そこで、IoT、モノがインターネットに簡単につながるためのプラットフォームを提供していて、テクノロジー高い関心を持つソラコムの社員に、SF初心者にもおすすめのSF映画・小説・アニメを聞いてみましたのでまとめておきます。
これは外せない、王道コンテンツ
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
テクノロジー業界では必須科目でしょうか。漫画やアニメ、映画までいろいろありますが、ここではソラコムCTO安川がよく引用するこのセリフがでてくる「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」5話のAmazon Prime Videoのリンクを貼っておきます。
我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。
あるとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。
スタートレックネクストジェネレーション
新スター・トレック | Netflix (ネットフリックス)
Netflixで見ることができ、Netflixのオリジナルで最新作「スター・トレック ディスカバリー」も放映されています。ソラコムの年次カンファレンスの名前も「Discovery」なのでなんだか親近感がわきます。ゴールデンウィークだけでは足りなそうです。
Netflixでお探しください!
「宇宙」という壮大な舞台で働く!
ソラコム社員は宇宙が好きなのか、宇宙に関するコンテンツのおすすめが多めでした。私個人としては、宇宙というと未知との遭遇なイメージですが、おすすめは概要を読む限り身近に感じる設定です。おすすめしてくれた社員の一言コメントともに紹介します。
火星の人
- 作者: アンディウィアー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/09/30
- メディア: Kindle版
基本的には、火星でじゃがいもを育てる話です。オデッセイというタイトルで映画化もされています。/kunio/ sales manager
エンジニア的創意工夫でなんとか生き延びていくのがおもしろい /moto / principal engineer
星を創る者たち
月で土木工事してトンネルを掘る男の話です。/moz/ software engineer
プラテネス
宇宙ゴミ(スペースデブリ)の回収業者のお話です。/moto / principal engineer
彼方のアストラ
今年のマンガ大賞を受賞。高校生たちが宇宙でサバイバルする話です。5巻完結なので、サクッと読めます。/kunio/ sales manager
いろいろなテクノロジーが関わる未来の生活
IoTやAI、様々なテクノロジーデバイス、さらには全く新しい思想。個人的に、これからの未来のテクノロジー活用をイメージできそうだなと感じ、これは見ようと思ったコンテンツを列記しておきます。
クロストーク
脳外科手術で人同士がダイレクトに繋がったらどうなるかという話です。コニーウィリスらしく長い話で一気読みした方が面白いのでゴールデンウィークにおすすめです。/ kaoru/ support engineer
ブラックミラー
ブラック・ミラー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
SF版世にも奇妙な物語のような感じの、少しブラックなオムニバスストーリー。1話完結なので空いた時間で見ることができます。Netflixオリジナルコンテンツ。/moto / principal engineer
あなたの人生の物語
メッセージというタイトルで映画化もされています。異星人と言葉を通じあわせる言語学者の話で、少しずつ未知の言語の体系が分かってくる感じが、エンジニア的にはブラックボックスなものの仕組みが少しずつ明らかになっていく感じで、面白かったです。 /moto / principal engineer
SIMを使ったワイヤレス通信の未来
SORACOMといえばSIMと通信プラットフォーム。広報担当としては、今後SIMがでてくる小説が増えると嬉しいなと思います。グローバル通信ネットワークとしてはもちろん、SIMを使った個体認証や、SIMを使った空間転送とかも未来的にはアリなのではないかと思っています。
手前味噌ですが、毎年年末にソラコムエンジニアのyamanが個人的に執筆している小説「SIM CITY」をご紹介します。そんなSIMを巡る未来を切り取った作品です。
SIM CITY2015 SIM CITY2017 SIM CITY2018
IoTの事例を伺っていると「もっとこんな未来にしたい」「便利にしたい」というイマジネーションが取り組みの始まりだと強く感じます。私はこのGW、SFコンテンツでイマジネーションを拡張してみたいと思います。みなさまにとっても、新しいSFコンテンツとの出会いのお役に立てば幸いです。