投稿日 2020-03-05

半田ごて不要!SORACOM LTE-M Button Plus とセンサーを繋げてみよう

こんにちは、エンジニアのkazです。

皆さん SORACOM LTE-M Button はご存知でしょうか。これは、どこにいてもボタンを押すとデータが送信でき、独自のアプリケーションと容易に連携できるというデバイスです。ボタンの種類は3つあるのですが、そのうちの一つである SORACOM LTE-M Button Plus (以下、Plus ボタン)は、通称#ひげボタンとも呼ばれており、ボタンデバイスから2本のケーブルが伸びています。

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SORACOM LTE-M Button Plus

詳しくはこちらのページに情報があるのですが、一言で言うと2本のケーブルの先端がくっつけば、ボタンを押した時と同じようにデータを送信できるようになっています。

電子工作難しそう、、

私がこのデバイスを最初に見た時、何か半田ごてを使って電子工作をバリバリやるような人向けのデバイスだろうという認識があったため、こちらではなくボタンを押してすぐに試せる SORACOM LTE-M Button for Enterprise でばかり遊んでいました。しかしある時、同僚が水位センサーというものを使って「ウーロン茶を飲みほすと LINE に通知される」というデモをしたという話しを聞き、面白そうかもと興味を持ち始めました。ちなみにその時のセンサーは、このブログの「フロートスイッチ」でした。

秋葉原に行ってみよう

センサーと言えば秋葉原ということで、秋葉原に行って色々お店を回ったところ、Plus ボタンに繋げられそうなセンサーを見つけましたので、いくつかご紹介します。これらを見ていると、きっといろいろアイデアが湧いてくると思います。

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マイクロスイッチ

マイクロスイッチは上の部分が押されると検知します。何か物が載せられた時に通知するといった使い方ができそうです。このスイッチは下に端子が3つあって何やら難しそうに見えますが、これは「スイッチが押された時に ON にするか」、それとも「スイッチが離れた時に ON にするか」を選択するためにあります。Plus ボタンのケーブルのうち、1本は必ず図の C (Commonの略)に繋げ、もう1本を N.O. (Normally Openの略)に繋げるとスイッチが押された時にデータを送信し、N.C. (Normally Closeの略)に繋げるとスイッチが離れた時にデータを送信します。

 

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傾斜スイッチ

傾斜スイッチは傾きを検知します。付属のマニュアルを見ると、「筒の中にボールが入っていて、そのボールが端子と接触すると ON になる」という記載があってなるほど!と思いました。確かに上下に振ると中のボールが動いているのが分かります。意外とシンプルな作りなんですね。

 

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キーロックスイッチ

これを見つけた時が一番テンションあがりました。見ての通り、キーを開けると ON になります。ただし画像のものは実際に鍵が付いているわけではなく、単にスイッチが鍵の形をしているだけなので、実用するのは難しそうでした。

 

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磁気スイッチ

こちらは秋葉原ではなくネット上で見つけた磁気スイッチです。磁気スイッチは、上の2つがくっついたり離れたりした時にスイッチが ON になるセンサーで、例えばドアの開閉を検知してメールで通知するといった使い方ができます。

どうやって繋げるの?

Plus ボタンのケーブルとこれらのセンサーを繋げる方法についても触れたいと思います。上で紹介した磁気スイッチ以外は、そのままではケーブルを繋げられないのですが、このようなミノムシクリップを使うと簡単に繋げられます。

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ミノムシクリップ

実際に Plus ボタンとマイクロスイッチを繋げると、このような感じになります。それぞれをミノムシクリップで挟むだけなので簡単ですね。

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ミノムシクリップでマイクロスイッチと繋げたところ

以上、特に半田ごてがなくても Plus ボタンが使えるということが伝わりましたら幸いです。SORACOM LTE-M Button for Enterprise の魅力は、「ボタンを押すと任意のプログラムが実行できること」でしたが、Plus ボタンの魅力は「任意のセンサーを使って任意のプログラムが実行できること」であり、できることの可能性が広がる点が魅力です。秋葉原へ行って電子パーツのお店へ行くと、きっと新たな発見があると思います。

うまく繋がっていることを確認したい

SORACOM LTE-M Button Plus とセンサーを繋げることができたら、今度はきちんと動いているか確認したくなるのではないでしょうか。SORACOM では、SORACOM のアカウントがあればクラウドのセットアップをしなくてもデータの収集・蓄積ができる SORACOM Harvest や、表現力豊かなグラフを作り、自分だけでなく他の方とダッシュボードとして共有できる SORACOM Lagoon といったサービスがあります。 SORACOM Harvest Data へのデータ送信の手順は Getting Started に掲載されていますので、これに沿って設定すれば可視化ができます。

実際に自分で試してみたい!

今回紹介したセンサーの一つである磁気スイッチを使った工作については、3月19日に発売予定の「公式ワークブック SORACOM 実装ガイド」で具体的な手順を紹介しています。ご興味を持たれた方は、Amazonで予約受付中ですのでぜひ読んでみてください!

そして、SORACOM LTE-M Button Plusは、期間限定の割引キャンペーンが開催中です。この機会にぜひお求めください。

キャンペーン期間: 2020/3/1 ~ 3/29 (ご注文分まで)
SORACOM LTE-M Button Plus: 通常 7,380 円 → 6,580 円 (約 11% OFF)
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SORACOM ユーザーコンソール の「発注」からご購入いただけます。期間中は自動的に特別価格となっておりますが、お求めの際にはご確認いただきますよう、お願いいたします。

公式ワークブック SORACOM実装ガイド

 

公式ワークブック SORACOM実装ガイド

  • 作者:ソラコム
  • 発売日: 2020/03/19
  • メディア: 単行本