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  • 10月22日開催 『Hello SORACOM Online ビジネス編』 当日のご質問と回答

    10月22日に開催した『Hello SORACOM Online ビジネス編』の質問会にて、お寄せいただいたご質問と回答についてご紹介します。ご参加いただけなかった方にも参考となる内容ですので、是非ご参照ください。

    Hello SORACOM とは?

    IoTを自社ビジネスに取り入れたい、SORACOM のサービスについて知りたい、IoTシステムの構築をしたいとお考えの皆様向けに、SORACOMを知る入口としてご紹介するイベントです。

    当日は、東急スポーツオアシス 川添様をゲストにお招きして、フィットネスクラブの設備の点検、具体的には機械室や水道ポンプの漏水検知、ボイラーの異常検知、プールの浄水に利用する塩素タンクの補充時期の通知、水道やガスのメーターの自動検針といった業務のIoT化の取り組みをご紹介いただきました。質問会でも、お客様からのご質問に回答いただきました。
    詳しい様子は、こちらのレポートからご覧ください。

    東急スポーツオアシス様への質問

    Q. スポーツジム内の混雑可視化もしているとのことでしたが、センサーは何を使ってどう実現されておりますでしょうか?
    A. 施設によって一部異なりますが、当社は会員制のスポーツジム施設という特性もあり、入館手続きを通した入館人数が正確に把握できます。そのため入館人数とフロア設置のカメラによる組み合わせで混雑度の情報をご提供するようにしています。

    Q. 塩素タンクの内容量を検知して、補充時期の通知をされているということですが、1日1回送信されるデータの粒度に関して教えてください。満タン・半分・1/3・・・など、複数段階で検知されているのでしょうか?
    A. 残量半分を検知して人に通知する運用としています。すでにIoTでデジタル化されているため、自動発注を行うことも一度は検討しましたが、実は現場のスタッフが気を利かせて在庫化してあるといった事が判明し、自動化すると過剰に在庫を抱えることになりそうだとわかりました。こういった現場の事は実際にIoT化を進めてみて分かった事です。そこで、補充タイミングを知るというシンプルな課題を解決する事に集中したことで、複雑な開発も無く、短期間で実現できました。

    Q. バルブ関係のエラーが、事務所でブザー発報という感じでわかるという例は多いと思います。センサ・Sigfoxで、置き換えられるという例と思いましたが、以前のブザーなりを廃止はしていないでしょうか?
    A. 既存設備の機能は特に廃止しておりません。これまでは設備が持つ機能で不足する部分を人の行動で補う形でしたが、そこをIoTで補うという考え方で改善を続けております。

    東急スポーツオアシス様は、自社運用で培ったIoTのノウハウや技術を幅広い業種へ提供されています。こちらも是非ご覧ください。
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    SORACOMへの質問

    Q. SORACOMのSIMの定額のプランでも、大きなファイルサイズの映像ファイルを送受信することは可能ですか?大きなファイルを送ると高額な料金になったりしますか?
    A. SORACOMではカメラ映像といった大容量のアップロード用に向いているSIM「plan-DU」をご用意しております。料金プラン内にデータ通信量やアプリケーション利用料が含まれているため、定額プランのようにお使いいただくことも可能です。これに加えて、SORACOMの「データ通信量の監視機能」で使用状況を把握でき、使い過ぎをいち早く察知することができるので、組み合わせてのご利用の検討をください。

    Q. BIダッシュボードの構築も含めたサービスはありますでしょうか?
    A. SORACOMでは、ダッシュボード作成・共有サービスとして「SORACOM Lagoon」がございます。こちらは皆さま自身でダッシュボードをお作りいただけるサービスです。マニュアルIoTデバイスと組み合わせたレシピを無償で公開していますので、構築の参考にお使いください。
    また、SORACOM Lagoonも含めた構築のご相談については、SORACOMのパートナーを通じてご提供可能です。「SORACOM パートナースペース(略称: SPS)」では、SORACOMを利用してIoTを実現をサポートするパートナーが数多く登録しています。最適なパートナー選びもご支援いたしますので、是非お問い合わせフォームよりご連絡ください。

    Q. データを転送する場合、インターネット経由せず専用VPN網で問題ないでしょうか?
    A. 送信されるデータの保護には大きく2つの考え方があります。1つ目がデータそのものの暗号化、2つ目はネットワーク的に外部からの侵入を防ぐ、いわゆる閉じたネットワークという方法です。
    1つ目の暗号化は、私たちがネット通販などでもよく利用している「鍵のマークの通信(SSLもしくはTLS)」をIoTのデータ送受信に利用するといったものです。IoT機器上で暗号化する方法が一般的ですが、SORACOMを利用する場合は「SORACOM Beam」といったデータ変換サービスが活用可能となるため、暗号化が難しい機器でも暗号化通信が可能となり、より多くの環境で安全にデータを送ることが見込めます。
    2つ目の閉じたネットワークについてもSORACOMが用意しているネットワークサービス “VPG” で、安価に実現できます。ご質問にあった専用VPNを閉じたネットワークとするならば、VPG上でSORACOM Doorを設定いただくことで、IoT機器とクラウドやオンプレミスを閉じたネットワークを構築いただくことができるため、VPNのように利用可能だと考えられます。
    このようにSORACOMでは様々な手段でIoTのデータを保護する仕組みを準備しておりますので、具体的な構成や要望に合った仕組みをご検討の際はお気軽にご相談ください。

    今後のイベントのご案内

    IoTテクノロジーやシステム構成、技術要素やSORACOMサービスについて学べる3日間のイベントです。オンライン開催ですので、テーマに合わせてお好きなセッションだけご視聴いただくことも出来ます。是非ご参加ください。

    SORACOM Technology Camp 2020

    日時:2020年11月17日(火)~19日(木)
    配信方法:オンラインイベント・ライブ配信
    参加費:無料
    詳細・お申し込みはこちら