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シニアライフをIoTがサポート。やさしく見守るIoTグッズをご紹介

先月(9月)の敬老の日は秋の大型連休にもなりました。あらためてご家族でお会いになったり、お電話された方も多かったのではないでしょうか?

遠くに離れたモノやコトの状態をリモートから分かるようにする IoTの技術は、シニアライフをより暮らしやすくサポートしてくれる製品・サービスにも使われています。ここでは導入が簡単で、プレゼントにも最適なIoTグッズをいくつかご紹介します。

電球を交換するだけ、日常生活を見守る「ハローライト」

ヤマト運輸が提供する「クロネコ見守りサービスハローライト訪問プラン」は、離れて暮らすご家族を見守るサービスです。利用方法は簡単で、トイレや廊下など、毎日使用する電球を「ハローライト電球」に交換するにするだけ。点灯状況に異常を検知すると、通知が届き、通知先の方からの依頼があれば、ヤマト運輸のスタッフが代わりに訪問してくれます。

この電球にはIoT技術が内蔵されていて、その日に電球が点灯されたかどうかをスマホに知らせてくれます。電球を交換するだけなので導入も簡単、見守られる側にとってもカメラと異なり「いつも見られている」ような気持ちも軽減でき、電灯をつけるという日常の生活を続けるだけで良いので負担がないことが特徴です。

何があった際には、ヤマト運輸のスタッフがサポートしてくれるのも嬉しいサービスですね。

このプランで使われている「ハローライト電球」についての詳細は以下でお読みいただけます。

自宅のテレビでオンライン帰省「まごチャンネル」

まごチャンネルは、撮影したばかりのお孫さんの動画や写真をスマホから実家のテレビへ送れるサービスです。使い方は簡単で、家の形をしたボックスをテレビにつなぐだけで、テレビの大画面でご家族の動画や写真を見ることができるようになります。

この数年は、手軽にオンライン帰省できるということで需要も増えているという話題の製品です。その使いやすさからホームセキュリティのセコムと協業しており、高齢者向け見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」として、家の中の温度などのスマートホーム情報との連携も始まっています。

このボックスにはIoTの技術が搭載されているので、インターネット環境や Wi-Fi がなくても動画や写真を届けることが可能になっています。実家にインターネット環境が整備されていなくてもこれなら使えるので便利、という声もユーザーから寄せられているそうです。

万が一の時に知らせてくれる、スマートお守り「omamolink」

grigryの「omamolink (オマモリンク)は、大切な人の毎日をそっと見守るスマートお守りです。普段はお守りや大事な思い出を入れて持ち歩き、万が一の体調が急変したり身の危険が差し迫った時には、omamolinkの入ったカバンを振るなどの簡単な操作でブザーや録音、SOS発信などの護身機能を利用できます。普段はプライバシーに配慮して位置情報は通知しないので、アクティブなシニアも気兼ねなく使えます。

鞄にいれるだけ、万が一の時は鞄を振るだけという使いやすさはもちろん、可愛らしい柄布の専用ケースなどのオプションアイテムは特に女性に好評で、子どもからお母様へのプレゼントとしても選ばれる人も多いそうです。

SIM内蔵タイプなら手軽に導入できる

上にご紹介した製品は、ソラコムがIoT向けに提供しているSORACOM IoT SIMが内蔵されています。いずれもサービス利用料金に通信料金も含まれているのでスマホのように個別の契約などは不要で、Wi-FiやBLE(Bluetooth)のように使い始める際の設定もほとんどありません。

最近では、体温や心拍数など体調を管理するスマートウォッチや、毎日の服薬をサポートしてくれる製品、睡眠時無呼吸症候群の症状を把握してくれる製品など、日常生活をサポートしてくれるグッズにもIoTの技術が使われ始めています。

IoTというと難しい技術のように感じる方もいるかもしれませんが、メーカーやサービス提供企業が、ユーザーに気軽に使っていただけるよういろいろな工夫をしています。気になった製品から使ってみる、プレゼントしてみるのはいかがでしょうか。

― ソラコム 田渕