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カメラを使った遠隔監視で現場をもっと楽に!!ソラカメ事例アップデート!

みなさん、こんにちは!ソラコムでソラカメの事業開発を担当しております高見(ニックネーム:yuu)です。

2022年5月18日サービス開始したクラウドカメラサービス「ソラカメ」ですが、早いものであと1ヶ月ほどでサービスローンチから1周年を迎えようとしています!

おかげさまで本当に多種多様な現場の皆さんにご愛用いただいていますが、特に「現場になるべく行かなくて済むようにする」、「現場に人を張りつけなくても良い」こういった点にメリットを感じて導入するお客様が多いと感じています。

今回はそんな現場のオペレーション改善をソラカメを活用して実現していただいているお客様事例を2つご紹介します!

水族館 x ソラカメ 生き物を遠隔で見守り

常に目が離せない生き物の見守り業務が大きな負担に

兵庫県神戸市中央区にある劇場型アクアリウム「AQUARIUM x ART átoa(アトア)」を運営されている株式会社アクアメント様では、学芸員の皆様が水族館にいる生き物の状態観察を日常的に実施されており、場合によっては夜間も含めて観察をする必要が発生する場合もあり、学芸員の皆様の業務負担は非常に大きいものがあります。

また、担当者引き継ぎや生き物の飼育環境改善のための比較データがなかったため、学芸員の皆様の経験・ノウハウに基づく人によるマニュアル業務で改善を行っており、これがさらに業務負担増加につながってしまうという側面もあったそうです。

初期費用を安く抑え、展示レイアウト変更にも手軽に対応できるカメラが必要に

カメラの導入を検討頂いたのですが、一般的な防犯監視カメラは、初期費用が高額なり様々な場所に設置がしづらく、工事が必要なため展示レイアウト変更の度に工事が発生することも大きな課題でした。また、館内の全ての場所にネットワーク環境があるわけでもないため、通信環境の準備も1つの課題となっていました。

そんな時に、SPS認定済インテグレーションパートナーの「神戸デジタル・ラボ」様からご紹介いただいたのがクラウドカメラサービス「ソラカメ」でした。

導入費用が非常に安価で、手軽に設置できて、設置場所の移動も可能。さらに、録画データをセキュアなクラウド環境に保存できるので、現場に録画レコーダーを設置する必要がなく、現場の管理・メンテナンス業務が増えることはありません。さらに、データ通信無制限SIMとルーターがセットになったソラカメ専用セルラーパックを利用することで通信環境の準備についても解決できました。

学芸員の皆様の業務負担を軽減

ソラカメ専用セルラーパックの利用で、複雑な社内ネットワーク設定変更などの対応が不要になりました。また、操作方法も簡単で、設置した後も簡単にカメラを移動できるので、低コスト・短期間での導入ができました。

導入の結果、水族館の生き物の遠隔からの見守り、録画による生体観察データの記録ができ、業務負担を軽減することに成功しました。

本事例インタビューの詳細は、こちらからご覧いただけます。

スマートファクトリー x ソラカメ ロボットの稼働を遠隔監視

つづいては、スマートファクトリーの施策の1つとして注目を集める「デジタルファブリケーション(※)」の現場でのカメラ活用事例のご紹介です。

※デジタルファブリケーションとは・・・デジタルファブリケーションとは、デジタルデータをもとに創造物を制作する技術のことである。3Dスキャナーや3D CADなどの測定機械により、自分のアイデアや個人の身体データ等をデジタルデータ化した上で、そのようなデジタルデータを3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機械で読み込んで造形すること。(出展:総務省情報通信白書 平成28年度版

製造ラインの自動化後も残る、人手による作業

デジタルファブリケーションの現場では、生産ロボットなどが導入され製造工程の大半が自動化され、稼働時間は無停止で製造ラインが稼働するため、人手による作業は非常に限定されます。しかし、その一方で人手による作業がなくなるわけではありません。材料の充填作業、製造物の取り外し作業、エラー停止時のメンテナンス作業などです。

つまり、「基本的には人が張り付いている必要はないが、何かイレギュラーな事象が発生した場合には人が駆けつけて作業する必要がある」状態であったと言えます。

ここにカメラを活用して遠隔から複数拠点を監視し、人手の作業が必要な場合にのみ現場へ連絡して対応することで業務効率化ができるのではないかと考え、カメラの導入を検討していたのが、ロボット開発やデジタルファブリケーションの活用・導入支援・コンサルティングを手がける「合同会社紺屋」であり、SPS認定済インテグレーションパートナーである「神戸デジタル・ラボ」様がソラカメを紹介してくれました。

多様な現場の要望に応えられるかがポイントに

工場の現場からは多様な要望がありました。複数台カメラの統合監視、過去の記録、暗闇での撮影機能、タイムラプスでの動画の要約などです。また、製造物を映すためセキュアに録画映像を管理できるかという観点も検討時のポイントになりました。

ソラカメでオペレータの定期巡回業務を効率化

上記の要望に満たすことができる下記ポイントをご評価頂きご採用に至りました。

  • 導入コストがお手頃
  • カメラ(ATOM Cam Swing)が防水防塵性能を有し、暗闇での赤外線LED撮影ができる
  • 工事が簡単で、既存設備の変更なく、そのまま後付け設置できる
  • ATOM Cam Swingにマイク、スピーカーがついておりアプリ利用者とカメラの前にいるオペレーターが1対1で会話できる
  • 複数カメラを管理するアプリやWebUIを有している
  • クラウド常時録画ライセンスを購入すればソラカメAPIがを利用できる

導入した結果、短期間で遠隔から複数設備の稼働状況をモニタリングできるようになり、現場のオペレーターが複数箇所を定期巡回する必要がなくなり、省人化を実現されました。

今回はソラカメの活用事例を2つご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

どちらも手軽なソラカメの特徴を活かして「現場になるべく行かなくて済むようにする」というシンプルな効果を追求されることで、現場のオペレーション改善を短期間で実現されていらっしゃいます。

皆さんもぜひまずはシンプルな課題を手軽なソラカメで解決することから現場のDXをはじめてみませんか?

ソラコムでは、ソラカメをはじめとしてIoT導入に関することについては平日・毎日無料でご相談をお受けするIoT導入相談会を開催しています。

数多くのプロジェクトを支援しているプロフェッショナルと、どこからでも直接お話いただけますので、どうぞお気軽にご予約ください。

― ソラコム 高見 (yuu)