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ChatGPT利用ガイドラインを策定 ― セキュリティと使いやすさの両立を目指す

こんにちは、皆さん!今日は、私たちがChatGPT利用ガイドライン策定にあたって特に重視したポイントについてお話ししようと思います。

先日プレスリリースを出しましたが、ソラコムのメンバーへの福利厚生としてChatGPT 支援制度が導入され、評価が始まりました。これにより、多くのメンバーがそれぞれの用途で利用するにあたり、セキュリティインシデントを防ぐためのガイドラインが必要となりました。同じようにガイドラインを作成している方や検討している方も多いと思いますので、私たちが重視したポイントを共有させていただきます。

ChatGPT 利用ガイドラインに記載した内容

  1. お客様情報や個人情報の利用の禁止

ガイドラインでは、お客様情報や個人情報を含む機密データのChatGPTでの利用を禁止しました。これはプライバシー保護や法規制の観点から重要であり、利用者が安全かつ適切にChatGPTを利用できるようにするためです。

  1. 適切な利用方法の案内

ChatGPTは非常に強力なAI技術であるため、その利用方法によっては意図せず悪用した結果をもたらす可能性があります。そのため、私たちはOpenAIの利用規約を参考にし、禁止事項や適切な使用方法を明確にしました。

3. APIは申請制、データの確認プロセスを導入

ChatGPT plusは各自が申し込みして精算できるようにした一方、APIは従量課金制であるため、利用には申請制を導入、さらに、利用するデータについても確認することにしました。これにより、コスト把握が容易になり、適切なデータ利用が保証されます。

  1. わかりやすい言葉でChatGPTの強み・弱みを記載

ガイドライン作成にあたり、ただルールを提示するだけでなく、専門用語を避け、わかりやすい言葉でChatGPTの強みと弱みを説明しました。これにより、利用者がどのように活用できるか、また注意すべき点が何かを把握しやすくなります。

  1. ユースケースの変化に対応するための情報共有方法

AI技術は日々進化し、ユースケースも変化が激しいため、ガイドラインに具体的なユースケースを含めず、代わりにSlack チャンネルを活用して都度情報を共有する形にしました。これにより、最新のユースケースを素早く共有し、利用者同士の情報交換が円滑になります。

  1. 柔軟な改定への対応

AI技術は日進月歩で進化しており、それに伴って利用規約も変わる可能性があります。私たちは、その変更に柔軟に対応できるよう、ガイドラインを定期的に見直し、必要に応じて改定することを計画しています。

今後について

このガイドラインの作成は、情報セキュリティを担当する私が中心となり、エンジニアや法務・知財、広報など様々な部署からフィードバックをもらって作成しました。運用開始して1ヶ月ほどが経ちますが、実情にあわせ、すでに1回ガイドラインを見直しています。

私たちが提供するガイドラインが、皆さんにとって有益で安全なChatGPTの利用に役立てば幸いです。ガイドライン作成の際には、利用者の立場に立ったアプローチを心掛け、セキュリティと使いやすさを最優先に考慮しました。今後も、最新の情報や変化に柔軟に対応し、さらなる改善を目指してまいります。

最後になりますが、実はこの記事は ChatGPT によって生成されたものをベースにしています。

ソラコム 高橋(mash)