これまで SORACOM Funnel (以下 Funnel )は、主要なクラウドサービスベンダー(いわゆる目がクラウド)の各サービスのみならず、SORACOM Partner Spaces の認定ソリューションパートナー様のサービスにデータを直接送信出来る Partner Adaptor に対応しておりました。
本日、新たに Acroquest Technology 社様の Torrentio に Funnel が対応した事で、デバイスからのデータ送信が容易となり、より手軽にリアルタイムストリームデータ処理を行って頂けるようになりました。
Torrentio とは
ストリームデータ処理を行うサービスをプログラミングレスで構築し、センサーデータや動態データをリアルタイムで解析する、IoT向けのデータ分析プラットフォームです。
IoTアプリケーションプラットフォームの「Torrentio」は 、
・RESTや MQTT、 Amazon Kinesis等、 IoTに最適なインタフェースとの多彩な接続性
・複雑な設定が不要な機械学習エンジンによる、異常検知や予兆保全
・サービスのスタートアップや、サービスの拡張・変更に素早く対応
といったことを実現し、テレマティクス分野、電力・エネルギー分野、生産・オートメーション分野、セキュリティなど、あらゆる分野で、IoTサービスの展開をしたいと考える事業担当者、開発担当者の皆様のニーズを満たします。
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構成イメージ
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カスタマイズ可能なモニタリングダッシュボードで可視化
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複雑な設定やモデル構築などの作業は不要で、自動で正常時の動作パターンを分析することで、「いつもと違う」異常状態を簡単に検知できます
利用するには
Torrentio側では、Funnel Endpoint を追加します。
SORACOM 側では、SORACOM Funnel の設定画面で Acroquest Technology Torrentio を選択し、テナントIDとエンドポイントIDを入力、認証情報(APIキー)を登録するだけで、設定は完了です。
実際にデバイスからデータを送信するには、JSON形式のデータを HTTP エントリポイントに対して POST や TCPソケット/UDPパケット でデータを送信するだけとなります。