こんにちは。ソラコム田渕です。
毎回大きなソラコム主催イベント毎に、少しずつバリエーションを増やしてきた「SORACOM アイコンセット」。Discovery2018に合わせて、今回もアップデートしました。
SORACOM アイコンセットとは
SORACOMが提供する、IoTに特化したアイコンセットです。無料で、に関連するシステム構成図などの図を書くときにご利用いただけます。
https://dev.soracom.io/jp/docs/sis/
SORACOM 新サービスアイコン
毎回新サービスが増える度に、アイコンも増えています。毎回ソラコムの社員は、新サービスの名前をみんなでアイディアを出し、投票して決めています。アイコンのイメージは、プロダクトオーナーが主導して、伝えたいメッセージなどを考え、デザイナーさんに作ってもらっています。
セキュアプロビジョニングサービス「SORACOM Krypton」は、宝箱のアイコンです。セキュアに認証情報をやりとりするというところから、RPGにでてくる、最後の鍵を得るための”鍵”が入っている宝箱をイメージしています。
ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」は、「SORACOM Harvest」が蓄積したデータをグラフなどわかりやすい可視化を実現します。Lagoonをイメージして、入江、データを囲い込んでグラフにして共有するという、機能そのものがわかりやすく表現サれています。
追加アイコン「工場におけるIoT活用」
今回のDiscovery2018のセッションにもあるのですが、今年に入って製造業の現場のIoT活用のお話が増えてきています。その中でもお客様からよく伺う、現場にある既存の装置、例えばデータを取り出すことのできないようなレガシー装置、さらにはデータは蓄積サれているけれどインターネットには接続されていないPLC、さらには発電機などの電力ログといった装置のデータを、クラウドに集約することで新しいデータ活用・分析が始まっています。
そこで今回は、工場でSORACOMによって繋がり始めている装置類から、PLC、7セグパネル、アナログメーター、発電機、信号灯、ベルトコンベアーや、ロボットアームなど、工場装置ののアイコンをご用意しました。
追加アイコン「街中のIoT活用」
街中の設備にもIoTが活用されています。今回は、踏切、自販機、スマートメーター、店舗、POSやハンディターミナルなどのアイコンをご用意しました。これに車などのアイコンを組み合わせると街中でのIoTも表現できます。
セキュリティ強化につかえる「不届き者」アイコン
また、本番稼働フェーズが増えていく中で、話題になるキーワードの一つ「セキュリティ」。システム構成図を書く際も、この部分のセキュリティにリスクがある、その対処をするには・・・という表現が必要になることがあります。このリスクを、わかりやすく、かつユーモアも織り交ぜながら表現しているアイコンが「不届き者」です。余談ですが、世界的なセキュリティコンテストのアイコンも帽子をかぶっているそうです。
見える化アイコンは前回アップデート済み
今回SORACOM Lagoonが発表となり、見える化の選択肢が一気にひろがりました。前回のアップデートのときには、まだ新しいサービスがどうなるか決まっていませんでしたが、データ分析のニーズが増えてきていることを受け、見える化のアイコンを大幅アップデートしています。ぜひ、SORACOM Lagoonとともに使ってみてください。
SORACOMアイコンセットを使いこなして、IoTシステム図を書こう
ぜひ、アイコンセットを使って、いろいろなIoTシステムを書いてみて下さい。
広報マーケティング
田渕