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2019年11月・12月のIoT記事まとめ

あけましておめでとうございます!ソリューションアーキテクトのshunこと横田です。

本記事でSORAZINEデビューとなりました。今後も登場するかと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします!

今回のIoTまとめ記事は11月と12月のIoT記事まとめをお送りいたします。12月は非常に記事が多いのでいくつかピックアップしてお届けいたします。

また12月はAdventCalendarも行われましたので、そちらもぜひ御覧くださいませ。

では、早速行ってみましょう〜。

2019年11月1日(金)に開催されたクラスメソッドさん主催の技術カンファレンス「Developers.IO 2019 TOKYO」の中の『ボタンデバイスとAWSで始めるサーバーレスな IoT』のセッションレポートです。

弊社エバンジェリストの松下が行ったLTE-M Buttonを使ったハンズオンについて書いていただきました。SORACOMにはサーバーの準備なくデータを蓄積できるSORACOM Harvest、データ送信時にAWS LambdaのようなFaaSを簡単に起動できるSORACOM Funkといったサービスを展開しており、LTE-M Buttonは非常に簡単にHarvestやFunkと連携できますので、ぜひこの記事を読んでお試しいただけばと思います!

こちらはid:keropiyo3さんによるLTE-M Button powered by AWSをユーザーコンソールから登録する手順をまとめた記事です。こちらボタンは購入時に1 年間の基本料金と 1500 回分のクリック時の通信費を含まれているのですが、コンソールに登録することで契約の更新が可能になります。逆に登録しないと1年もしくは1500回クリックで解約となってしまいますのでご注意ください!

こちらも「Developers.IO 2019 TOKYO」の中で行われたランチセッションの記事です。クラスメソッドさんたくさんの記事ありがとうございます。

IoTを進める上で「いかに早く価値を実感していただくか」をテーマとしたセッションです。1から開発をするには非常に沢山の時間がかかるため、すでにあるデバイスやSORACOMサービスを組み合わせて、なるべく早くユーザーに価値を提供するための方法について熱く語っています。

こちらは@yukataokaさんによるM5Stack+3G拡張ボードでkintoneへの計測情報連携についての記事です。

M5Stack+3G拡張ボードで通信を行い、データはSORACOM Beamを使ってkintoneへ送信する構成ですね。記事にあるようにSORACOM Beamを使うと簡単に任意のサービスにデータを簡単に送信することができちゃいます!

また、M5Stackを使うときの細かいハマりどころなども解説されているのでM5Stackのご利用を考えられている方はぜひ目を通していただければと思います。

@nvtomo1029さんによるDevelopers Festa Sapporo 2019の聴講記事となります。

こちらも弊社松下によるセッションまとめ記事ですが、事例紹介に加え、60分で行ったライブデモ5発について臨場感たっぷりにレポートしてくださっています。ありがとうございます!60分で5発はもはや名人芸です。(綱から落ちかけていたようですが笑)

しかし、札幌はアツいですねー!これからも札幌のみなさまぜひよろしくお願いいたします!

京都で行われたCTO Night & Dayのダイジェスト記事です。

Keynoteセッションの3人目に弊社CTOの安川が登壇しており、その様子をご紹介いただいています。ソラコムがグローバルに成長していくための工夫やKDDIグループへの参画についてお話させていただきました。

また、Gremlin Incさん、Snyk Ltdさん、Sansan株式会社さんのCTO登壇についてもレポートされておりますので、ぜひ勢いのあるスタートアップのCTOがどんなことを大切にしているかを見ていいただければと思います!

来ました!SeeedJPさんによるSORACOM UG Explorer 2019のレポートです!

2019年のExplorerはあいにくの雨であったにも関わらず100名を超える参加者の方にお越しいただき、非常に盛り上がった会となりました。

Seeedさんには会社紹介LTをしていただいたり、中級編のハンズオンにご協力いただいたりと一緒にExplorerを盛り上げていただいて大変に感謝しております!

2020のExplorerもより良いものとなるようソラコムも頑張っていきますのでよろしくお願いいたします!

2019年のDiscoveryで発表したS+ Camera Basic(以下S+)に関するのブログをアクロクエストテクノロジーさんに記事にしていただきました。ありがとうございます!

S+はソラコムのSIMが内蔵されているカメラモジュールで電源をつなげるだけで簡単に画像データを送信できるだけでなく、S+上で機械学習による画像処理を行うことが可能です。その画像処理アルゴリズムはSORACOMコンソールで設定し、デプロイすることができるという非常に便利にお使いいただけるカメラデバイスです。

アクロクエストテクノロジーさんでは社内の販売コーナーのパンの在庫状況をモニタリングし、売り切れたら通知をするという使い方をしていただいています。

非常に面白いレポートとなっておりますので、IoTにおける画像処理に興味がある方はぜひ読んでみてください。

speakerdeck.com11月最後は@tacckさんによるLTE−M Buttonを使った郵便受けの利用通知システムのスライドです!

UG 札幌でご紹介いただいた内容を鋳造IoTLTでもお話してくださったとのことでありがとうございます!郵便受けに投函されているかが事前に分かるので無駄に確認しなくて済むという便利ハックです。

こうした生活の中にちょっと取り入れると快適になるというのはとてもいいですね〜。こちら目を通していただけると、こういったちょっとした改善もソラコムのLTE−M Buttonを使えば簡単にできちゃうことが伝わるかと思いますので、ぜひ!

ここからは12月の記事を紹介していきます〜。

今しばらくお付き合いくださいませ。

masato-ka.hatenablog.commasato-kaさんの「ソラコムのイベントでLTしたらSORACOM Lagoonがパワーアップした話」です。SORACOM Lagoonというダッシュボード作成/共有サービスを提供したいるのですが、このLagoonにこんな機能が欲しい!とLTでお話したらなんと半年後に実装されましたとのこと。

ソラコムでは「Customer Centric」を行動原則のひとつとしており、常にユーザーさんの声を開発に取り入れています。毎年クリスマス前にはソラコムサンタという、#ソラコムサンタのハッシュタグをつけて欲しい機能を発信していただき、その中からいくつかの機能を実装してお届けするというキャンペーンも行っています。

多くのユーザーさんから熱望いただいている要望はソラコムとしても積極的にリリースしていきたいと考えておりますので、どんどん発信していただければと思います!

qiita.com@m-shimaoさんによるmockmockSORACOM Funnel(特定のクラウドサービスに簡単にデータ送信できるサービス)にデータを送るプロジェクト作成に関する記事です。

mockmockはクラウド上に仮想デバイスを作ることができるサービスです。IoTプロジェクトにおいてデバイス開発が終わっていなくてもデータ送信を試すことができる非常に便利なサービスです。

本記事はそのmockmockからSORACOM Funnelにデータを送るためのプロジェクト作成方法をご紹介いただいています。実デバイスがなくとも負荷テストなどが可能になるため非常に開発に役立つのではないかと思います。

実デバイスを待たずに開発をどんどん進めたい方は必見です!

iot.kyotoIoT.kyotoさんのブログから、SORACOM Beam経由からSORACOM Funk経由に切り替えた話です。

ソラコムにはSORACOM BeamSORACOM FunnelSORACOM Funkなどクラウドと連携するためのサービスが複数あり、どれを使えばいいの?という質問はよくいただきます。お客様のやりたいことやバックエンドの構成、データ処理のフローなどで最適なサービスは異なってきます。

今回はもともとAWSのLambdaをAPI Gatewayを介してSORACOM Beamで呼んでいたので、SORACOM Funkを利用して直接Lambdaを呼べる構成にしたというケースです。構成がシンプルになったことで障害時の切り分けが簡単になったり、タイムアウト処理の柔軟性が上がったりとメリットを享受できています。

qiita.com@kajukabaさんによるSORACOM Kryptonに関する記事です。

SORACOM KryptonはSORACOMが持つSIM認証基盤をベースにしてデバイス個別の認証情報などをセキュアに設定することができるいぶし銀なサービスです。パッと聞いただけだとどんなとき使うの?とイメージがわかなかったりしますが、実は本記事のようにラズパイからS3に画像をアップロードするための認証情報設定などを簡単に設定する、といった使い方ができたりします。

なぜ他のサービスではなくSORACOM Kryptonを使ったのかもまとめられていますので、ぜひ目を通していただければと思います!

 
 

qiita.com@hayate_hさんによるモテモテスイッチの記事です。こちらはSORACOM UG Explorer 2019でLTしていただいたのですが、非常に勢いがあって盛り上がっていましたね!

できあがったモテモテスイッチ自体もとても面白いのですが、技術的な構成も非常に興味深く、ブログ内でも丁寧に説明されていますのでとても役立つブログとなっております。

ぜひ今年ももっとモテモテになっていただきたいなと思います笑

qiita.com@1stshipさんからSORACOM Napter(オンデマンドリモートアクセスサービス)でFTP接続してみたという非常に興味深い記事です。

え!?NapterでFTPできるの?と思われるかもしれませんが、もちろんNapter自体がFTPをサポートしているわけではないのでそのままだとできません。そこであの手この手でFTPやってしまおうというのがこのブログの趣旨となります(あの手この手の内容はぜひブログにて)

非常に面白いtipsがつまったブログになっておりますので、一度は読んでいただくことをおすすめしたいブログです!

matoyomi.hatenablog.com局長 (id:kyokucho1989)さんの「え? 月額45円でIoT!?   できらぁ!」です。

非常にパワーのあるタイトルが素晴らしいですね。SORACOM IoT SIMでご用意しているplan01s-LDVというプランを使っていただくと月額基本料0.4USD(およそ45円)でIoTを始めていただくことができます!

実際に始めていただく際の手順やデバイスの設定について詳しく解説されております。また素敵なオチも用意されておりますので、ぜひ見ていただきたいと思っております笑

qiita.comいよいよ最後のご紹介となります!@1stshipさんによるSORACOM Beamによる通信量の削減効果を検証いただいたブログです。こちらはもう必見です!

SORACOM Beamを使うとプロトコル変換や暗号化処理をクラウドへオフロードすることで通信量を削減できます!という謳い文句はありますがじゃあ具体的にどのくらい減るのよ?というところを事細かに検証いただいております。

正直ソラコムの社員も「おお〜」と舌を巻くような具体的な検証をしていただいており感謝感激でございます。

みなさんも必ず読んでみてください。損はさせませんよ!締めとしてふさわしいブログをご紹介させていただきました。

いかがでしたか?

SORACOMはセルラー通信を提供するだけでなく様々なアプリケーションやネットワークと便利に接続できるサービスを提供し、お客様がIoTプロジェクトを推進するお手伝いをしています。

2020年も「Customer Centric」を胸にどんどん便利なサービスを出していきたいと考えておりますので、引き続きウォッチし続けていただければと思います。

今年もどうそよろしくお願いいたします!

shun