こんにちは、Customer Reliability Engineer (CRE) の三國です。
IoT データの可視化サービス SORACOM Lagoon の機能がアップデートしましたので紹介します。
可視化の種類に円グラフが追加
たとえば 1 つの拠点に複数の CO2 センサーを設置するような場合に、どのくらいの割合で濃度が高いかを可視化したいという要望がありました。Table パネルや Stat パネルを用いて各センサーの値は可視化できますが、割合では見づらいという問題がありました。
円グラフ (Pie Chart) を用いることで、割合での可視化が可能になります。
利用方法の詳細はユーザーガイドをご参照ください。
Expression機能に平均値などの計算を可能にするReduce変換が追加
Expression 機能は可視化前に演算や再サンプリングができる、SORACOM Lagoon でも人気の機能です。
たとえばデバイスから送信されたそれぞれのデータについて過去 24 時間の平均からどれだけ外れているのかを可視化したい、という要望がありました。このような場合、過去 24 時間の平均との演算が必要になります。
Expression 機能の “Reduce” を用いることで、平均・最大・最小・合計・個数を計算できます。さらに Expression 機能の “Math” を用いることで、各データと平均値の差なども演算できます。
利用方法の詳細はユーザーガイドをご参照ください。
おわりに
2021 年 4 月に大幅なアップデートがありました SORACOM Lagoon は今後も機能改善を継続します。次のアップデートにもご期待ください。