みなさんこんにちは、メガネの色はソラコム色のソラコム松下(ニックネーム: Max)です。
6月22日から3日間に渡ってお送りしたIoT カンファレンス「SORACOM Discovery 2020 ONLINE」を盛り上げる Twitter 上のキャンペーンイベント「#ソラコム色 キャンペーン」の大賞が決まりましたのでご報告です!
「#ソラコム色 キャンペーン」とは?
「ソラコム色」の解説や大賞発表の前に、少しだけ本キャンペーンの背景を皆さんと共有したいと思います。
昨今の事情から働き方やイベントのオンライン化が一気に進んだことは、皆さんもご承知の通りです。IoTカンファレンス「SORACOM Discovery」も昨年に引き続きオンラインでの開催となり、多くの方にご参加いただきました。大感謝です!
オンライン化で学びやすくなった一方、「出会いや交流の場としてのオンライン」はチャレンジが続いています。
“世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ” というビジョンを掲げているソラコムとしては、オンラインを交流の場として「皆様をつなぐことはできないか?」と考えた結果、生まれたキャンペーンが「#ソラコム色 キャンペーン」です。
IoTプラットフォーム「SORACOM」のロゴやウェブサイトの基調色に使っている、青色に少し緑がかかった色 “チェレステ” を、私たちは親しみを込めて「ソラコム色」と呼んでおり、この色を通じて多くの方とのつながりを感じていただきたいという想いをこのキャンペーンに込めています。
昨年(2020年)にも「#ソラコム色 キャンペーン」を行ったところ、大変多くの方に作品を投稿いただき、ソラコム色を通じたつながりができたことから、今年も開催した次第です。(昨年の様子はこちらをご覧ください)
キャンペーンの概要と選考について
期間は6/15 ~ 6/24 18:00 の間で、Twitter へソラコム色(とご本人が思えば可としました!)の写真と #ソラコム色 というハッシュタグをつけて投稿いただくというルールです。投稿回数の制限無しということもあり、とても多くの作品が集まりました。ありがとうございます!
選考はソラコム社内の選考メンバーにてノミネートを行い、最終的には投票にて決定いたしました。
ノミネート作品のご紹介
まずはノミネートされた作品のご紹介です。選考メンバーからのコメントも一緒にご覧ください。
これからの暑い季節を迎えるにあたり、健康や食品管理の面から気になるのが温度や湿度です。そこで役立つのが「クーラーボックス」ということで、投稿いただいた作品です。ツイートにも「さいきょうの組み合わせ!」とありますが、ソラコム色のクーラーボックスの中に見えるのは「GPSマルチユニット SORACOM Edition」ですね!位置情報(GPS)や加速度に加え、温度と湿度もセンシング可能な、このIoTデバイスがあればキャンプに持っていく食材の温度管理も安全に行えそうです。もちろんGPSマルチユニット SORACOM Editionもソラコム色ということで、合わせ技の作品となりました。
SORACOMを使ったIoT活用の第一歩として、こうした身近な用途で実際に運用をしてみると、IoTプロジェクトにも経験値が活かされるのではないでしょうか。今年の夏こそはキャンプに行きたいですね!
シルクロードの「青」は人々を惹き付けるものがありますね。私も大好きな色です!中でもトルコ石、いわゆる「ターコイズブルー」はカラーコード(色の指定方法)が #00B7CE でして、ターコイズブルー と ソラコム色 を並べてみると似ています。
作品では真ん中のソーサー(かな?)が一番近い色になりますが、普段からご利用されているのでしょうか?見るたびにSORACOMの事を思い出していただければ嬉しいです!ちなみにソラコム色のカラーコードは #34CDD7 です!
手芸もいわば「モノづくり」。まずは作ってみて、そこから直しつつ理想の形に仕上げていく様は、IoTも同様です。特に道具は作業効率を上げるために不可欠ですから良いもの、そして愛着のあるものを選びたいものです。糸切バサミと目薬を投稿いただきましたが、これは(IoTの現場を)良く見て、(IoTの未来を)切り開くといったところでしょうか!?きっとかなりお探しいただいたのでは?という選考メンバーからのコメントもありました。ありがとうございます!
これからもソラコム色で、手芸もIoTも作り上げていきましょう!
ちなみにですが、 SORACOM Discovery 2021 は、多くの方の熱い要望をいただきアーカイブ配信を8/6 0:00まで行っています!詳しくは SORACOM Discovery 2021 のページから「アーカイブ配信視聴」へお進みください。
動画で投稿いただいたのは、”LOVE” を育む家庭用ロボット…もとい「あたらしい生物」 LOVOT (らぼっと)です。
まずは動画再生をしてみてください。この愛くるしさを、これでもかと振りまくその様子は誰もが心を奪われますね。しかも着せ替えOKなんです!ソラコム色のTシャツを着たLOVOTが作品となりました。ソラコム社内にも「そらまめ」というLOVOTがいるのですが、こちらの子のお名前が気になります。
ちなみにLOVOTは通信を内蔵しているのですが、その通信にSORACOMが使われているのはご存じでしょうか?皆さんの身近にSORACOM、入り始めています! (^^)v
こちらはSORACOM Discovery の3日目 (6/24) の投稿の作品という事もあり、もしかすると前日(6/23)の基調講演で発表となった新サービス「セキュアリンクサービス ― SORACOM Arc」を知っていただいた後に、同サービスのアイコンをオマージュしたソラコム色作品なのでは!?と一部の選考メンバーが少しザワつきました。
い、いかがでしょうか?枝の様子が似てなくも無い?
Wi-Fiや有線LANからでもSORACOMプラットフォームのサービスが利用いただけるのがSORACOM Arcでして、もし植木鉢にWi-Fiが備わっていればSORACOM Arcでつながるのにな、と想いを馳せる作品としてご紹介しました。
(もちろん植木鉢にIoTデータ通信サービス「SORACOM Air」でもバッチリです!)
上で紹介したSORACOM ArcのアイコンはSORACOMアイコンセットよりダウンロードいただくことができます。SORACOMを使用したアーキテクチャ図といった資料作成にお使いください!
ノミネート作品の最後は「番外編」です。
IoT.kyotoという、製造業や農業、オフィスなど、現場の省力化やリモート化をIoTで支援するサービスがあります。検証から本番まで一貫したIoTのプロサービスを提供しており、数多くのIoTの事例をお持ちです。そのIoT.kyotoの公式キャラクターが「いおたん」です。
「#ソラコム色 キャンペーン」は “ソラコム色の身の回りのモノ“でつながろう!という内容へ「キャラクターの背景色」で応募いただきました。今回の規定上では、残念ながら選考外となってしまったのですが、「モノにこだわらないスタイル」が、これからの #ソラコム色 キャンペーンの方向性やイノベーションを感じた作品として、番外編ですがご紹介しました。ご応募ありがとうございました!
ここまでお読みいただきありがとうございます。ついに大賞の発表です!
#ソラコム色 大賞の発表!
数多くいただいた作品の中から大賞となったのは、こちらの作品です!
@KPmilk3 さん、おめでとうございます!
はんだ付けの作業机にあるソラコム色ということですが、IoTのハードウェア寄りエンジニアの方でしょうか?
私も小さいながら作業台を持っておりますが、殺風景になりがちなんですよね。そんな作業台にソラコム色があることで世界がガラリと変わり、「手元で作業しているデバイスと、遠くにあるはずのクラウドが “ソラコム(色)” でつながって、社会や世界を変えていく」そんな想いが出てきそうな作品でした!
これからも「ソラコム色がある作業机」から、社会を、そして世界を変えられるような作品(デバイスかな?)が生まれてきて欲しいと願うばかりです!
大賞となりました @KPmilk3 さんには、ソラコムより #ソラコム色の自転車 をお贈りします!
さいごに
キャンペーンの解説でも書きましたが、元々は「オンラインって、新たな “つながり作り” が難しいよね…」という声がきっかけでした。そのような中、今回ご紹介したノミネート作品以外にも数多くの #ソラコム色 作品を投稿いただきまして、ありがとうございました!
皆さんが身の回りで #ソラコム色 を探している時、他の誰かも #ソラコム色 を探しているかもしれません。そのようなつながりを感じていただけたら幸いに思います。
ちなみに昨年は、キャンペーン最後のご挨拶でCEOの玉川(Ken)がこう話しておりました。
ソラコム色 SIMが無くとも つながれる!
“SIMが無くともつながる” …まさか SORACOM Arc の伏線だったのでしょうか…?!
では、今回はこの言葉にて「#ソラコム色 キャンペーン」とお別れです!
二度あることは三度ある (きっと)
― ソラコム 松下 (ニックネーム: Max)