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IoTデバイスの情報を得る2つの方法 ~ 手軽なウェブと実機を見る展示会

IoTをいざ始めようとすると、最初にぶつかるのがデバイスの課題です。
センサーやゲートウェイ、カメラなどのIoTデバイスを、何を揃えたらいいのか、どこで買ったらいいのか、またどのような違いに注目して選定すればよいのでしょうか?

ソラコムでも、デバイスに関するお問い合わせをよくいただきます。

方法1. ウェブサイトでIoTデバイス情報を得る 《SORACOM の場合》

ソラコムでは、様々な角度からIoTデバイスの情報発信をウェブサイトで行っています。

検証済みIoTデバイス「SORACOM認定デバイス」

ソラコムでは、SPSパートナー企業のみなさまの協力のもと、SORACOMでの検証済みのデバイス「SORACOM認定デバイス」を拡充してきました。現在115個のデバイスの情報をウェブサイトでご覧いただけます。

IoTデバイスと一言にいっても、色々な特徴があります。
SORACOM認定デバイスのウェブサイトでは、よくある特徴や仕様でフィルタリングして選びやすくしています。例えば、わかりやすいところでは、LTEやLTE-Mなどの通信規格など利用したい通信規格、USBドングルやルーター、ゲートウェイといったデバイスの種類、さらには、各国デバイスの認証、組み込みソフトウェアが動くかどうか、電源供給の形式、温度などの耐環境性能などの項目でデバイスを検索することができます。

数ある「SORACOM認定デバイス」を条件で絞り込み

1台から買える、試せる「SORACOM IoT ストア」

また、手軽にIoTをお試しいただけるように、一般的なデバイスを「SORACOM IoT ストア」で提供しています。オンラインで1個から入手可能です。
また、IoTデバイスを用いたIoT開発を学べる手順書「SORACOM IoT DIY レシピ」を公開しています。無料でご覧いただくことができ、IoTデバイスのみならず通信やクラウドまで含めて解説をしています。セルフラーニングにお役立て下さい。

このように、IoTデバイスはウェブサイトでも情報収集から購入までできるようになってきています。

SORACOM IoT ストアで購入いただけるIoTデバイスは、SORACOM ユーザーコンソールでも同様にお求めいただけます。

方法2. 実機を確認したい方は「展示会」

実際にデバイスを見て確認したい、情報を詳しく知りたいというお声もあります。そんな場合は、展示会での情報収集が効果的です。

複数の企業が出展している展示会であれば、一度に複数の情報をまとめて収集できます。実際、ソラコムでは何度も展示会に出展していますが、デバイスコーナーは最も人気があるコンテンツのひとつです。

展示会には、イベント会社が主催する大型展示会と、企業が主催する展示会があります。

大型展示会の特徴

大型展示会は、より多くの企業から一度に情報収集することができます。
複数のテーマの展示がひとつの展示会に集約されていることも多く、最新動向などをキャッチするには最適です。一方、企業主催の展示会は、より具体的なテーマに関して実績や専門性を持っている企業と出会い、情報収集から具体的な案件の相談まで密度の高い情報収集ができると言えるでしょう。

自分が欲しい情報だけを検索するウェブでの情報収集に比較すると、考えてもいなかったアイディアや、新しい解決方法に出会えるのが展示会の魅力です。また、初めての分野で情報収集するケースでは、どんなカテゴリーの情報を収集すれば、プロジェクトに役立つのかということを体系的に学ぶ機会にもなります。欲しい情報やプロジェクトのフェーズにあわせて、展示会にも足を運んでみて下さい。

ソラコム主催の展示会「IoT Solution Day」

2022年7月28日に、東京/大崎にて16社のパートナー企業とともに、展示会「IoT Solution Day」powered by SORACOM Partner Spaceとして開催いたします。

IoTデバイスが見られる・触れられる「デバイスパートナー」エリア

「デバイスパートナー」エリアでは、複数の企業のIoTデバイスも実際に実機をご覧いただけます。企業の担当者もいますので、デバイスのコンセプトや利用シーン、仕様の詳細などもしっかり聞くことができます。

AIカメラの活用を知る「AIカメラコーナー」

今回、お問い合わせが急増しているAIカメラを「AIカメラコーナー」として展示します。昨今のリモートワークの推進で、人の目で見てチェック、判断していたことを代替する方法として、急速にカメラの活用が増加しています。エッジAIカメラと、インストールして使える通行者や通行車両のカウント、商業施設での混雑度の可視化、物体検知などのAIアルゴリズムについて、デモや事例も交えてご紹介します。

IoT自体の導入相談は「導入支援パートナー」エリア

デバイスだけあれば、IoT活用が始められるわけではありません。「導入支援パートナー」エリアでは、特定の業界や、プロトタイピングから量産フェーズまでそれぞれに強みを持つインテグレーションパートナーもブースを出展、具体的な事例やプロジェクトの進め方をご紹介、お客さまのご相談を承ります。

「SORACOMコーナー」では、IoTデバイス販売や体験ワークショップを提供

IoTやデジタル化に取り組みたいが、アイディアを模索している方には、ソラコムのブースにて、IoT活用のヒントにもなる、100以上のIoT活用事例をご紹介するほか、すぐに使って試せるIoTデバイスを販売します。
また、IoTのシステム開発を体験したい方には、パソコンを持参いただければその場で参加申し込みできる「ワークショップ」もご用意しています。

ウェブやカタログではなかなか分からない、実践的なIoTプロジェクトについて、情報収集から技術選定、実践の入り口まで、まとめて情報収集できるチャンスです。ぜひこの機会にお越しください。

  • イベント名:IoT Solution Day powered by SORACOM Partner Space
  • 会期:2022年7月28日(木)10時〜18時半
  • 会場:大崎ブライトコアホール
  • 住所:東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア 3階(地図
  • 主催:株式会社ソラコム
  • ​申込:時間予約制(各回90分)・参加費無料
  • ウェブサイト:https://www.lp.soracom.jp/iot-solution-day-2022
  • ※時間を区切っての入場制限、十分な換気など、感染対策を講じて実施します。

出展企業

株式会社アットマークテクノ
アムニモ株式会社
Intelligence Design株式会社
株式会社AI Dynamics Japan
株式会社​obniz
株式会社KYOSO
旭光電機株式会社
株式会社GUGEN
JENESIS株式会社
株式会社システムフォレスト
センチュリー・システムズ株式会社
株式会社たけびし
パーソルAVCテクノロジー株式会社
Vieureka株式会社
株式会社Fusic
株式会社MAGLAB

各社のIoTデバイス・ソリューションの詳細はウェブサイトをご覧下さい。

― ソラコム田渕