SORACOM Beam, SORACOM Funnel に関連した機能追加のお知らせです。
SORACOM Beam / SORACOM Funnel はどちらも、いままでデバイスに設定していた情報をクラウド側に保存することで、デバイス側の設定変更を意識しなくて済んだり、データの転送先を事後に変更できるようにするためのサービスです。
詳しくは、サービス概要(Beam、Funnel)をご確認ください。
しかし、設定不足や、転送先で発生したエラーを調べにくいというフィードバックをいただいていました。
- 設定に不備があったときのデバッグがしづらい
- エラーがクライアントにレスポンスとして返却されるので、デバイスにアクセスできないとエラー内容が確認できない
そこで、これらの情報をコンソールやAPIから確認できる機能を開発しました。
現在確認できるログの内容は以下の通りです。
- Beam / Funnel 設定が存在していない、もしくは無効になっている場合
- 転送先サーバーが見つからない場合 (TCP/UDP/HTTP)
- 転送先サーバーからエラーが返却された場合 (HTTPのみ)
SORACOM Air をご利用の方であれば、追加の設定をせずに、無料でご利用いただけます。
ログは直近2週間分のみ参照可能で、それより古いログは閲覧できませんので、ご注意ください。
以下のガイドも合わせてご確認ください。
SORACOM Beam を使用して安全にデータを送信する
SORACOM Funnel の Kinesis Firehose アダプターを使用してクラウドにデータを収集する(コンソール版)
順次、通知できる内容を充実させたり、Beam / Funnel 以外のサービスに対応したりする予定です。 今後も、ユーザーの皆様の声を取り入れた機能開発を進めてまいりますので、ご期待ください。