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「エッジAIカメラ S+ Camera Basic」 値下げのお知らせ

こんにちは、ソラコム でS+ Cameraのエンジニアを担当している五十嵐(ash)です。

2020年11月17-19日に開催したSORACOM Technology Camp 2020において「エッジAIカメラ S+ Camera Basic」の販売価格の値下げを発表いたしました。
S+ Camera Basic自体の解説や新価格の発表、また、本ブログの後半で紹介しているIoT事例の様子は動画で公開しております。是非ご覧ください。

  • 【改定前】79,800円(税別、送料別)
  • 【改定後】49,800円(税別、送料別)
エッジAIカメラS+ Camera Basic
S+ Camera Basicの概要

多くの方に興味を持っていただいたことに加えて、生産体制の効率化により約37%の値下げを実現できました。お求め安くなったこの機会に是非S+ Camera Basicの導入をご検討ください。

今回初めてS+ Camera Basicを聞いた方のために少し紹介をさせていただきます。S+ Camera Basicはカメラ、コンピュート及びLTEによる通信機能がセットになったエッジAIカメラです。お客様の作成した機械学習などのプログラム(アルゴリズム)をカメラで実行することにより次のようなことを実現することができます。

  • 画像加工によるプライバシー保護
  • 画像 -> 数値変換による通信量削減
  • エッジ処理によるクラウド側のワークロード削減

S+ Camera Basicは電源を入れるとSORACOM Mosaic利用してカメラの映像を確認したり、カメラ内のアルゴリズム(プログラム)の入れ替えなどを遠隔からセキュアに行うことができます。そのため、設置が完了した後には現場に行くことなくカメラの制御が可能です。またカメラのマウントとしてGoPro®マウントを利用することができるため、様々な場所に簡単に設置することができます。

S+ Camera Basicに利用可能なマウント
S+ Camera Basicに利用可能なマウント例

2019年7月にリリースされたS+ Camera Basicはすでに交通量調査や混雑度サービスなどの商用サービスにご利用いただいております。

通行者調査
Intelligence Design様:独自のAIアルゴリズムでオンデマンドの通行者調査を実現
館内混雑情報サービス
JR東日本情報システム様:株式会社アトレ 吉祥寺店様 館内混雑情報サービス(イメージ)

またこちらのサンプルアルゴリズムを利用することで、すぐに機械学習を使ったシステムを構築することが可能です。こちらのレシピではOCRを利用した計測機器のデータを可視化をステップ毎にハンズオン形式で実現することが可能です。合わせてご利用ください。

― S+ Camera エンジニア 五十嵐(ash)