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SORACOM Beam で付与できるHTTPヘッダにMSISDN、SIM IDヘッダが追加されました!

みなさま、こんにちは。
データ転送支援サービス「SORACOM Beam」で付与できるヘッダ情報にMSISDN、SIM IDが追加されましたのでお知らせします。

SORACOM Beamとは

SORACOM Beamは2015年にSORACOM Airとともにリリースしたサービスで、とても多くのお客様にご利用いただいておりソラコムを代表するサービスの一つです。

SORACOM Beamはデバイスから送信されたデータの送信先の設定や暗号化といったプロトコル変換を行います。デバイスからはTCPなどシンプルなプロトコルを使用して、平文を送信すればよく、ソラコムプラットフォームで暗号化やHTTPSに変換して指定された送信先にデータを送ります。

嬉しいところを以下のようにまとめてました。

データの送信先の設定
IoT デバイスのデータの送信先をソラコムのエンドポイントに固定できます(UnifiedEndpointといいます)。テスト環境と本番環境やサーバーの変更時など送信先を変えたい場合にもデバイスに手を入れることなくソラコムのユーザーコンソールもしくは API を利用して、宛先を設定できます。

プロトコル変換、暗号化処理
IoTデバイスによっては非力なデバイスも多くあります。また、電力消費を抑えたい、データ通信量を可能な限り削減したい場合もあります。このような場合にもIoTデバイスに変わって暗号化を行います。また、TCPからHTTPSに変換するなど、HTTPで送信できない IoT デバイスの通信をクラウドサービスにあったプロコトルに変換します。

また、プロトコルの変換は以下に対応しています。

HTTPヘッダーの付与

変換後のプロトコルがHTTP、HTTPSの場合、HTTPヘッダーをソラコムで付与することができます。これまで、以下を付与することができました。

  • IMSIヘッダ付与
  • IMEIヘッダ付与
  • 署名ヘッダ付与

IMSIをソラコムで付与できるのはIoTシステムにとって有用で、IoTデバイスをシンプルにできます。デバイスはデバイス自身の識別子を送る必要がありません。IoTでは膨大な量をデバイスを様々な場所に配置することが多くありますが、SORACOM Beamを使用することでデバイスはすべて同じ設定でよく、その一方でサーバー側では付与されたIMSIによりどのデバイスから送信されたデータなのかを判別することができます。

このたび、IMSIではなく、MSISDNでデバイスの管理をされているお客様からMSISDNを付与して欲しいというご要望をいただき、MSISDNおよびSIM IDを追加しました。

  • MSISDN: 転送先へのリクエストに x-soracom-msisdn: ${MSISDN} を追加します
  • SIM ID: 転送先へのリクエストに x-soracom-sim-id: ${SIM_ID} を追加します

MSISDNは、Mobile Station International Subscriber Directory Numberの略で SIM に割り当てられた電話番号です。またSIMIDとはソラコムが管理するSIM1枚ごとに割り振られた番号となります。詳細はSIM IDをご覧ください。

設定方法

設定方法はコンソールのSORACOM Beamの設定から有効化してください。

詳細は、SORACOM Beam開発者ガイド「SORACOM Beam : Beamを使用したデータの送信」をあわせてご確認ください!

当機能はお客様からいただいた要望からリリースさせていただきました。ぜひソラコムをご利用いただきフィードバックをいただけますと幸いです。

ソラコム江木(nori)