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  • IoTデータ通信サービス「SORACOM Air」が300万回線を突破、代表的なIoT活用事例をご紹介

    こんにちは。ソラコム広報の田渕です。
    先日、「グローバル展開強化に向けた、6社とのパートナーシップ締結」を発表時に、データ通信サービス SORACOM AirのIoT総回線数*が、300万を超えたことも発表しました。これは、15,000を超えるユーザーの皆様のおかげと社員一同感謝しています。ありがとうございます。
    *) セルラー、Sigfox、LoRaWANを含むSORACOM Air 総回線数

    300万回線の中には、10万回線単位での大規模なプロジェクトから、10回線未満の小規模なご利用までさまざまなIoT活用事例が含まれています。その中から、2020年下期から2021年上期までの代表的な利用について、事例とともにご紹介します。

    コロナ禍を経て、自動点検、非対面におけるIoT活用が加速

    コロナ禍により、移動を伴う作業や対面での作業はデジタル化は、この1年ニーズが増加している分野です。定期的な点検業務をセンサー等を利用して自動化する、非対面を取り入れながらお客さまとの関係を深める、といった取り組みにおいてもIoTが役立っています。

    空調機器をIoTで遠隔点検し、清掃時期を自動判定:ダイキン工業様

    ダイキン工業様では、空調機器の点検にAIとIoTを活用しています。定期点検は、ビル・テナントの業務に支障のない時間帯での実施が求められるため、土日や早朝、深夜などの限られた時間、特定の時期に作業が集中、近年の人手不足を背景にビル管理会社の負担が増していました。IoTを活用した遠隔点検は、定期点検の省人化、さらには働き方改革につながる取り組みとなっています。

    IoT検針やアプリで営業所をデジタル化:日本瓦斯 浜松営業所様

    日本瓦斯 浜松営業所は、テクノロジーを駆使してまったく新しいビジネスモデルの実装を始めています。今まで人手で行っていたガスメーターの検針、集金などの業務を、IoTやアプリの力を活用して「キャッシュレス」「ペーパーレス」「事務員レス」を実現。事務作業は、体感として従来の4分の1にまで削減されたということです。アプリを通じて提供されるサービスは、非対面でありながら顧客の利便性も向上させています。

    製造業だけではないIoT、コネクテッド社会の到来と新サービス

    IoTというとM2M時代からデータ活用が実践されてきた、製造業をイメージされる方も多いかも知れません。しかし、IoTは私たちの生活をより便利に進化させつつあります。IoTの特性である「離れた場所にあるモノの状態を把握する」仕組みは、普段使うサービスの中にも取り入れられています。

    超高齢化社会の課題に取り組む、IoT電球:ハローライト様

    IoT電球「HelloLight」は、電球の点灯状況を使った高齢者の見守りサービスです。家庭で一般的に使われるLED電球内に通信機能が組み込まれており、トイレや廊下などの既存の電球を交換するだけで容易に導入できます。高齢者のプライバシーを守りつつ自然な見守りを実現できることから、2021年からは、ヤマト運輸が提供する「見守りサービスあんしんハローライトプラン」に採用。設置から異常検知時の対応までを含む地域ぐるみの見守りとして拡がりつつあります。

    新たな生鮮宅配サービス提供にもIoTを活用:クックパッド様

    クックパッドが取り組む生鮮プラットフォーム「クックパッドマート」では、地域の生産者や販売者が直接販売する新鮮でこだわった食材を、地域に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」へ配達しています。この新しい仕組みにおいても、注文を印字するラベルプリンタの管理や、ユーザーが注文した商品の輸送時の温湿度管理、商品を受け取るマートステーションの鍵の開け閉めの管理など、随所にIoTが活用されています。

    IoTシステムを短期間で開発、現場の声を元に改善し実用化

    従来ハードウェアを利用するIoTシステムの導入は、初期コストや開発期間を要するものでした。しかし、通信、デバイス、クラウドなどの周辺技術がよりリーズナブルに使えるようになり、SORACOMのような「迅速なシステム開発をサポート」するプラットフォームを利用すれば、数週間〜数ヶ月でIoTシステムを開発し、スピーディに活用をはじめることができます。

    IoTで館内の混雑状況を見える化:JR東日本情報システム様

    JR東日本情報システム様では、コロナ禍でも、お客さまが安心して買い物できるよう、駅併設の商業施設の館内の混雑状況を、イラストやアイコンに加工してウェブサイトでお知らせできるシステムを開発しました。ソラコムの提供するAIカメラ「S+ Camera Basic」を利用して、わずか2カ月弱で開発を完了し、施設に導入しました。

    燃料の残量検知をIoTとセンサーで自動化、見回りを不要に:相愛様

    高知県の相愛様では、ビニールハウスの冬場の温度を維持するための加温ヒーターを提供。その燃料の残量検知をIoTで自動化して、高知県内約70箇所の加温ヒーター見回りを効率化しました。SORACOM IoTストアで提供しているデバイスや、SORACOMプラットフォームのダッシュボード作成・共有サービスを利用することで、スピーディにプロトタイプを開発し検証、わずか半年で実用化を実現しています。

    ソラコムのIoT活用事例サイトがリニューアル

    この6月に、SORACOMのIoT活用事例サイトがリニューアルしました。IoTの分類として「モノを操作する」「モノの状態を知る」「モノの動きを検知する」に分類したほか、現場作業改善、工程管理、品質管理、事務作業効率化などのIoT活用の目的で各事例を検索できるようになりました。

    本記事でご紹介した事例の詳細が、IoTプロジェクトリーダーへのインタビューとともに掲載されています。ぜひご覧ください。

    SORACOM IoT USECASE https://iot-usecase.com/

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    30社以上のIoT活用企業が登壇するSORACOM Discovery 2021

    2021年7月22日〜24日の3日間にわたって開催される、SORACOM Discovery 2021でも、今年を代表するIoT活用事例について、ゲストをお招きしてお話いただきます。こちらもぜひ、ご参加ください。

    ソラコム 広報 田渕