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  • IoT体験を自分の手で!2021年1月/2月の新掲載「IoT DIY レシピ」7件のご紹介

    みなさんこんにちは、ソラコムのテクノロジー・エバンジェリスト 松下 (ニックネーム: Max) です。

    今回は2021年1月と2月に追加されたIoT DIY レシピ 7つをご紹介します。

    SORACOM IoT DIYレシピとは?

    ソラコムでは、IoTで解決したいことや実現したいことを「SORACOM IoT DIY レシピ」として無償公開しており、IoTの活用やシステム構築を体験いただくことができます。

    • やりたいことから選べる
    • 必要器材一式とステップ毎の手順を解説
    • 難易度や所要時間を記載

    SORACOM IoT DIY レシピは、ソラコムからの提供に加えて、”SORACOM Makers” という SORACOMユーザーの方によるレシピも紹介しており、日々新たなレシピを追加しています。

    新掲載「IoT DIY レシピ」7件のご紹介

    冷蔵庫・冷凍庫の温度監視 (主なデバイス: ビーコン対応GPSトラッカーGW)

    2021年1月に販売を開始したビーコン対応GPSトラッカーGWと、BLE温湿度センサーを組み合わせて作る冷蔵庫・冷凍庫の温湿度管理レシピです。

    ビーコン対応GPSトラッカーGWはGPSトラッカー機能の他に、省電力のBluetooth通信である「BLE」の信号をクラウドに中継する “BLEゲートウェイ機能” もあり、このレシピではその機能を用いて冷蔵庫内のBLE温湿度センサーのデータを、 SORACOM のダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」で可視化・管理するところまでを紹介しています。

    レシピでは、ビーコン対応GPSトラッカーGW本体にBLEセンサー3個が添付されたセット品を利用しています。このセットだけで実用的なIoTシステムの構築と活用が可能となります。

    本レシピの想定製作時間は約90分、費用は約50,000円となります。

    AIカメラで行う、人物検知 (主なデバイス: S+ Camera Basic)

    ソラコムでは通信搭載型AIカメラ「S+ Camera Basic (サープラス カメラベーシック)」を提供しています。
    スマートフォンと同じLTE通信(セルラー通信)を内蔵しているため、設置先のネットワーク環境を気にすることなくAIカメラの活用とクラウド連携ができるとあって、既に多くのお客様にご利用いただいています。

    このレシピでは、S+ Camera Basicにて特定の恰好をした人物を、機械学習(ML)にて検知できるようにしています。MLモデル作成にはMicrosoftのMLモデル作成アプリケーション「Lobe」を利用してTensorFlow形式のMLモデルファイルをS+ Camera Basicにインストールして検知(推論)する仕組みです。

    S+ Camera Basicは2020年11月に大幅な価格改定が行われており、お求めやすくなっております。詳しくは 「エッジAIカメラ S+ Camera Basic」 値下げのお知らせ をご覧ください。

    本レシピの想定製作時間は約120分、費用は約51,000円です。

    【2/17 開催セミナー】S+ Camera Basic が分かる、体験できる! “Hello SORACOM Online”

    S+ Camera Basic にご興味があれば、是非お薦めしたいのが 2/17 開催の Hello SORACOM Online です。

    「はじめよう、AIカメラの第一歩」と題して、通信搭載型AIカメラ S+ Camera Basic の概要や活用事例といったセミナーセッションの他、遠隔から本機を操作して試すことができるワークショップもご用意しています。
    オンライン開催、参加無料となっています。この機会にAIカメラを体感ください!

    日時:2021年2月17日(水)14:00~16:30
    Hello SORACOM Online
    S+Camera Basic編 はじめよう、 AIカメラの第一歩
    ウェブサイト: https://hello.soracom.jp/20210217

    ICカードで、作業を記録したい (主なデバイス: Raspberry Pi)

    Raspberry Piはセンサー接続が手軽に行えることもあり、IoTでも良く用いられるデバイスです。このレシピでは、USB接続型のICカードリーダー “PaSoRi” を Raspberry Pi に接続して、ICカードに紐づいた作業記録システムを作っています。

    ビジュアルプログラミング環境の “Node-RED” を Raspberry Pi にインストールすることで、黒い画面でプログラムを書かずに実現しています。作業記録に利用する IC カード自体は、レシピの中ではSuicaを利用しています。身近なものが活用できるのは便利で手軽です。

    本レシピの想定製作時間は約90分、費用は約15,000円です。

    ハンズフリーで行う照明制御 (主なデバイス: Raspberry Pi)

    こちらもRaspberry Pi、そしてNode-REDを利用したIoT DIY レシピです。ハンズフリーとなっていますが、仕組みは超音波による距離センサーを利用することで、手をかざした状態を検知するといったアイデアレシピです。

    このレシピではクリスマスツリーのLED照明を制御していましたが、手を触れることなく何かをON/OFFする仕組みは応用ができそうです。

    本レシピの想定製作時間は約150分、費用は約17,000円です。(クリスマスツリーやLED照明は除く)

    HCCAP対応!温度管理システム (主なデバイス: Raspberry Pi)

    Raspberry Pi を活用したIoT DIY レシピの3つ目です。
    2020年6月からHACCPに沿った衛生管理の制度化がされているのはご存知でしょうか。食に対する安心を「制度として見える化」することが主な目的で、飲食店においてはその対応が急務となっています。管理項目としては、特に温度が求められることが多いようです。その温度管理を Raspberry Pi を使ったIoTシステムで実現しようというのが本レシピになります。

    こちらのレシピでもNode-REDが利用されています。ブロックをつなげていけばセンサーとクラウドがつながるというのは、IoTシステムを迅速に作る面でも有利ではないでしょうか。

    本レシピの想定製作時間は約120分、費用は約25,000円です。

    LINEでグラフが見える!便利なスマート温度計 (主なデバイス: GPSマルチユニット SORACOM Edition)

    日本人口の約67%が利用していると言われている「LINE」で、温度センサーのデータが見えるようにしています。
    センサーには温度を含めた4つのセンサーとLTE-M通信を内蔵している GPSマルチユニットSORACOM Editionを用いて、LINEへの通知はAWS Lambda 等のAWSサービスを組み合わせた内容となっています。

    普段使い慣れているツールでIoTデータが管理できるのは、利用者にとって優しい仕組みです。温度以外にも利用可能ではないでしょうか。

    本レシピの想定制作時間は150分、費用は約13,000円です。(LINEを見るためのスマートフォンは除く)

    画像認識を利用した自動受付システム (主なデバイス: SIMフリースマートフォン)

    画像認識というと難しそうに感じますが、クラウドを活用する事で誰でも試せるようになってきました。このレシピでは、スマートフォンのカメラを利用して顔を撮影し、クラウド上の画像認識サービスと連携することで無人の自動受付システムを作っています。

    本レシピの想定制作時間は180分、費用は約1,300円です。(画像撮影用のスマートフォンは除く)

    おわりに

    SORACOM IoT DIY レシピの新規掲載の内容についてご紹介しました。

    ソラコムでは「SORACOM IoT DIY レシピ」だけでなく、IoT デバイスが1つから購入可能な「SORACOM IoT ストア」を通じて、「自分でIoTを体験したい、挑戦したい!」を支援していきます。 今後も、新たなレシピやデバイス追加もブログでお知らせしていきますので、ご注目ください!
    また、皆さまが作成されたIoTレシピがあれば、私までTwitterFacebookで是非お知らせください。お待ちしております!

    ― ソラコム “Max” 松下 / Twitterやってます、フォローはお気軽に!